閉ざされた蒼空の下に咲く白薔薇 作:ENDLICHERI
紗「見事にフルボッコでしたとさ。」
蒼「おいコラ。そんなセリフ台本に書いてないんだけど。ってか、風紀委員がそんなセリフ言うなよ!」
紗「私たちは本当にドキドキでしたよ。あんなに言うとは思っていませんでしたし。」
蒼「・・・・・・それは、すんません。じゃ、第35話どーぞー!」
俺が焼き肉太郎たちを追い払った後、ギャルと天才を風紀委員に押し付け、燐子と2人で午後を過ごすことにした。・・・・・・元々そんな予定だったし。
蒼「それでなんだけど、燐子はこの後予定あるか?勉強とか。」
燐「特には・・・・・・無いですよ。」
蒼「じゃあ、ちょっと付き合ってくれるか?」
燐「え!?・・・・・・つ、付き合・・・!」///
え?何?俺なんか変なこと言った!?
蒼「り、燐子・・・、大丈夫か?」
燐「は、はい・・・。大丈夫、です・・・。」(変な意味で言わないですもんね、この人は。)
まぁ何考えてるか分かんねぇけど、とりあえず燐子と一緒にちょっとオシャレなカフェに入る。前にCiRCLEで練習した帰りに偶然見つけたんだ。名前は『nascita』。・・・・・・カフェのnascitaって改めて考えるとどっかで聞いたことあるような・・・?ま、いっか。
「いらっしゃいませ。お好きな席へどうぞ。」
そんなことを言われたから、とりあえず窓際の端の席に座る。
燐「雰囲気は良いお店ですね。」
蒼「あぁ。ただ、客が少ないんだけどな。」
燐「た、確かに・・・。」
すると、俺たちが座った席に店員さんがやって来た。
「いらっしゃいませ。ご注文は決まりましたか?」
蒼「俺はコーヒーで。燐子は?」
燐「私は・・・・・・アイスティーで・・・・・・。」
「かしこまりました。」
・・・・・・なんか、見たことある気がする。『前に来たからだろ!?』って思ってんだろ?読者たちは。前に来た時から思ってたんだ。
マスターっぽい人は黒髪ロングで着物が似合いそうな女性。
さっき注文で来た人はスタイルが良く、お嫁さんになってもおかしくなさそうな女性。・・・・・・どこか海璃に似てるような・・・・・・。
「お待たせしました。」
・・・・・・注文したものを持ってきてくれた人は、腰まで伸びた黒髪に女性っぽい顔つきの・・・・・・男性らしいけど。
なんか見た記憶がある気がするんだけどなぁ・・・・・・。
燐「美味しい。あっ、蒼空君。」
蒼「ん?」
燐「ここに来た理由って何?」
蒼「え?・・・・・・理由は、ある・・・。」
燐「どんな理由?」
蒼「まぁ・・・ちょっとしたことなんだけど、燐子って、」
燐「うん?」
蒼「好きな人っているの?」
燐「・・・・・・え!?」
蒼「え!?あっ、いや、別に深い意味は無いよ!ただ・・・・・・、」
燐「う、うん・・・・・・。」ゴクゴク
蒼「初めて会ってから、俺といることが多かったし、燐子も年頃の女子高生なんだから、そういう人とかいるのかな・・・って。」
燐「・・・・・・。」
・・・・・・黙ってしまった。仕方ないよな。こんな質問しちまった俺が悪いんだから。
蒼「ゴメン、今の質問は無しで。とりあえず、音楽のことなんだけど、」
燐「え!?・・・・・・う、うん。」
蒼「次の1月1日に俺たちライブするんだ。」
燐「うん。・・・・・・うん!?」
蒼「うん。それで、Roseliaには世話になってるから、良かったらと思って。」
俺はポケットからそのライブチケットを出して、燐子に渡した。
蒼「無理に都合合わせなくていいから。無理してまで来て欲しくはないからさ。」
燐「う、うん・・・・・・。」
それから、少し気まずいまま、店を後にした。・・・・・・俺が料金全部払おうと思ったら、燐子に止められて、それぞれの注文したものの料金を支払いました。
燐「蒼空君。」
蒼「ん?」
燐「あと1ヶ所、行きたいところがあるんだけど、いい?」
蒼「?・・・・・・構わないけど。」
俺は燐子が行きたいという場所に行くため、燐子についていった。・・・・・・だって燐子、場所教えてくれないんだもん。
Returns聞く度にラスサビ辺りでうるっと来てます。そんなReturnsをリピートしまくりよ!
ちょっとアンケートします。期限は18日の午後21時です。