閉ざされた蒼空の下に咲く白薔薇 作:ENDLICHERI
お気に入りが増えていてビックリしています。前書いてた作品を超えましたからね、お気に入り登録数が。嬉しいけど、『恋愛作品』ってだけでこんなになるんですね。初知りですよ!ただ・・・まだ『恋愛』っぽいことはありません!(威張ってすみません)
では、第4話どうぞ!
白金さんと友達になった後、CiRCLEから4人の女子がやって来た。俺は自己紹介をして、彼女たちも自己紹介をした。
蒼「えっと・・・、左からRoseliaのギター、氷川紗夜さん。なんか風紀委員っぽいなぁ、雰囲気が。」
紗「風紀委員ですが。」
蒼「ワーオ(棒)。で、ドラムの宇田川あこさん。白金さんの友達でいいんだっけ?」
あ「うん。りんりんとはNFOで会ったんだ!」
蒼「あら、そう(?)。そして白金さんがキーボード。で、ボーカルの湊友希那さん。歌姫って呼ばれてるんだっけ?」
友「そうみたいね。よろしく。」
蒼「で、最後がベースの今井リサ。ギャル。」
リ「あはは・・・。『ギャル』って・・・。まぁ、よろしく!」
蒼「この5人でRoselia、と。」
若干個性が強そうな人物が多いなぁ。
和「蒼空兄~、まだ~?・・・・・・この人たち、誰!?」
このタイミングで来てほしくない人来ちゃったよ~。面倒くさいから和美への紹介シーンはカット!(作者の意見です。)
和「なるほどー。僕、朝倉和美です!蒼空兄の妹です!」
紗「・・・っ」
あ「蒼空さんも妹いたんですね!」
和「頼れる妹です!」
蒼「自分で言うなよ・・・・・・。」
そんなしょーもない事言ってると、
友「ところで、何故左目を隠しているの?」
蒼「!?」
和「!?」
やっぱり言われるよな・・・・・・。この4人が来た時から覚悟は決めてたさ。さて、きちんと話そうか、誤魔化そうか・・・・・・?
燐「あ、あの・・・・・・、友希那さん、実は・・・・・・、」
誤魔化そうとしてるな・・・・・・。しゃーねー。
蒼「・・・・・・実は、左目見えないんだ。」
全員「え!?」
和「ちょっと、蒼空兄!?」
蒼「どうせいつかバレるんだ。今話しても問題ないだろ?」
リ「ちょ、ちょっと!?どういう事!?」
俺は左目を見せる。この白く濁った左目を。白金さんは知っているから驚かない・・・・・・ってかこの状況に驚いているんだ、白金さんは・・・・・・。
蒼「俺は1年前に左目の視力を失った。それから、今日まで右目だけで生活してきたってハナシ。・・・・・・分かったろ?俺のこと。」
全員「・・・・・・・・・・・・。」
おっ、皆黙った。こんな目見せられたらそうなるよな・・・・・・。
友「・・・・・・あなた、音楽は出来る?」
蒼「え?・・・・・・出来るけど・・・・・・。」
友「・・・・・・休憩は終わりにしましょう。朝倉さん、私たちの演奏を聞いてもらうわ。」
蒼「なるほど・・・・・・。・・・・・・え?」
友「私の記憶が間違ってなければ、あなたは現在活動休止中のバンド 『ENDRECHERI』のギターボーカルでしょ?」
蒼「まぁ、そうだけど。」
友「決まりね。」
蒼「ってか、なんで俺がそのバンドのギターボーカルだって知ってるんだよ?」
友「さ、スタジオに戻るわよ。」
蒼「聞け!人の話を!」
そんなこんなで、俺はRoseliaの演奏を聞いて、感想を言うことになった。和美も一緒に聞くらしい。そして、カフェスペースからスタジオに行く最中、扉の前で謎の言葉が聞こえてきた。
――君はこの先にある過酷な運命を受け止める覚悟があるのか?――
蒼「え?」
周りを見ると、カフェスペースの階段下辺りに、全身黒いコートにフードを深くかぶっている、夏に相応しくない恰好の人物を見つけた。
蒼「・・・・・・あの・・・。」
和「蒼空兄ー!早くー!」
蒼「分かった!・・・・・・!?」
和美の声のする方を向いて返事をした後、黒コートの方を見ると、ソイツはいなかった。
蒼「誰だったんだ?」
とにかく、今はそんな事を後回しにしてRoseliaの演奏を聞くことに集中した。曲は『Neo-Aspect』だ。この前、Roseliaでちょっとした出来事があって、その時に生まれた楽曲らしい。
友「ふぅ・・・、どうかしら?」
感想っていうか、アドバイス待ちですか、これは?
蒼「そうだな・・・・・・。とりあえず、ギターは2番のAメロ部分が怪しかったかな・・・・・・。ほんの少しだけ音程がズレていた。ドラムはAメロに入った時に、間奏の勢いのまま走ってるところがあったから、そこを気を付けること。キーボードは逆に少し遅れていた部分が何ヶ所かあったけど、そこは後で教えるよ。ベースはコードチェンジがほんの少し追い付いていない箇所があったから、それも後で教える。ボーカルはBメロの英語部分のボリュームを少し下げ過ぎだな。若干聞き取りずらかった。」
Roselia「・・・・・・。」
蒼「こんな感じで合ってますか?」
友「・・・・・・合格よ。」
合格って何がだよ・・・・・・。初めて聞いたけど、ほんの少しの違和感なら感じることが出来たからそれを言っただけで、・・・・・・めっちゃ皆楽譜見てやがる・・・・・・。
あ「蒼空さん!あこのアドバイスの部分って、どれくらい落とした方がいい?」
リ「ねぇ、蒼空。アタシの中でいっぱい追い付いてないって思う場所があるんだけど、蒼空はどこが遅いって感じた?」
紗「朝倉さん。音程のことですが・・・・・・。」
燐「あ、あの・・・・・・、遅れていた部分って・・・・・・。」
と色々聞かれて、結構疲れた。もういい。帰りたい・・・・・・。
友「そろそろ終わりにしましょう。」
ヤッター!これで帰れる・・・・・・。
リ「あ、蒼空~。この後、暇?」
蒼「・・・・・・暇って言ったら?」
リ「皆でファミレス行こー!」
あ「あこも行きたーい!」
俺、帰りたーい!
和「まぁまぁ、蒼空兄。諦めて一緒に行こうよ!」
蒼「人の心を読むな。それから、目をキラキラさせて言うな!」
結局、女性陣に押されてファミレスに行くことになりました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
また、過去について書かないといけないことが増えました。友希那が何故、蒼空のバンドのことを知っているか、ということですけど。蒼空の過去の出来事は考えが纏まっています。ただ、いつ出そうか悩んでます!(威張って言うことではない)
それから、音楽のアドバイスシーンですが、作者はほぼ楽器素人です。ご了承ください。ただ、こんなシーンはほぼ無いので、タグにはこの事は追加しません。
では、また次回。