閉ざされた蒼空の下に咲く白薔薇 作:ENDLICHERI
紫「そろそろ大事なことを発表するのか・・・・・・。」
蒼「あぁ。覚悟したから大丈夫だけど。」
紫「心して聞かないとね。蒼空が初めてライブした時のひどいMCを」
蒼「そっちじゃねぇよ!そんなの絶対喋らねぇし。俺が覚悟した内容は第41話を見て!」
喫茶店に来たRoseliaとENDRECHERI。・・・・・・今時10人で普通に入れる喫茶店ってあるのか?
蒼「それで、話なんだけど・・・・・・。」
7人「・・・・・・。」ジー
見すぎじゃない?目、乾燥するよ?
蒼「実は、俺は燐子と・・・・・・付き合うことにしたんだ。」
Roselia「・・・ やっとかぁ~。」
おいコラ、どういうことだ?
リ「ってか燐子!なんで嘘ついたの!?」
燐「え!?そ、それは・・・・・・。」
紫「隠しておきたかったんだって。」
なんでアンタが言っちゃうの!?
蒼「まぁ、大半の理由は
リ「だ、誰のこと~?」(汗)
海「・・・・・・。」
さて、問題は・・・・・・。
海「ま、しょうがないか。」
蒼「え?」
海「私は、蒼空のそばにずっといれなかった。蒼空を傷つけたくないし、自分も傷つきたくなかったから。」
蒼「・・・・・・海璃。」
海璃は燐子の方を向く。
海「燐子さん。・・・・・・いえ、燐子。蒼空のそばにずっといなさいよ。」
燐「・・・!・・・・・・はい。」
思ったよりゴチャゴチャせずに済んだな。平和が一番だ。
海「でも、私が燐子のことを『蒼空のそばにいるのに相応しくない!』って思ったら、蒼空を奪うから!」
燐「え!?・・・・・・は、はい・・・!」
海「言い方変えると『NTR』ってやつだけど。」
はい、平和に済まなかった!コイツ、こんなキャラだったか!?
あ「?・・・・・・紗夜さん、どーゆー意味?」
紗「宇田川さん、少し外に行きましょうか?」
友「私も一緒していいかしら?」
蒼「和美、万丈、お前らも行け。」
和・龍「「強制!?」」
ちょっと話についていきそうにないメンツを全員逃がした。・・・・・・俺も逃げたい。だけど、この
燐「み、美剣さん・・・・・・、今のって・・・・・・?」
その発言はアウトだぞ!
海「ん?・・・・・・あぁ!文字じゃあ伝わりにくいよね?」
このサイトにいる人間なんてほぼ全員知ってるよ!!
海「じゃあ説明しよう!『NTR』ってのは」
蒼・紫「「黙れ小娘!!」」
海「ぎゃん!?」
紫音と同じ考えだったのか、揃って海璃の頭を掴み、顔を机に叩きつけた。もちろん、コップとかは無事だ。
リ「それでさ、それでさ!2人はどこまでいったの!?」
そういやコイツまだいたな・・・・・・。
リ「キスはしたの?それとも、その先までいったの!?」
・・・・・・リサってピュアな設定じゃなかったっけ?これじゃあただのギャル・・・・・・いや、ただのおばちゃんだぞ?
燐「えっと・・・・・・、キ」
蒼「手を繋ぐところまでだ。」
リ「え!?そうなの!?」
紫「ビックリでしょ?未だにキスもしてないんだって!」
紫音、ナイスフォロー!
燐「そ、蒼空く」
蒼「いいか燐子。マジメに答えたらアイツにどんだけ弄られるか分からん。上手く誤魔化せよ。」
燐「う、うん。」
その後、『双方のバンド以外の人には話さないように』と念を入れて話し、ひとまず解散となった。
燐「蒼空君。」
蒼「ん?」
燐「美剣さん、蒼空君のこと好きだったの知ってたの?」
蒼「・・・・・・昨日、紫音に言われるまで分からなかった。」
燐「だよね・・・・・・。」
何、その言い方?まるで俺が唐変木みたいじゃん!←正解!
燐「そうだ。明後日、空いてる?」
蒼「お前学校だろ?それに、俺その日ギター教える約束してるんだよ。」
燐「オンナノコナンダネ・・・・・・。」
はいまたヤンデレ化した!!
蒼「最後まで話聞いて!?・・・・・・教える相手はクロエなんだよ。」
燐「え?クロエちゃん、なの?」
蒼「どこに『え?』って意味を込めた?」
燐「えっと・・・、クロエちゃんってギターするんだって思って・・・・・・。」
確か、クロエと仲良いんだっけ?
燐「私も、一緒に行っていい?」
蒼「あぁ、構わないけど・・・、クロエも学校終わってからだから・・・・・・ってほぼ同じ時間か?」
燐「そう、だと思う。」
蒼「分かった。じゃあ明後日、迎えに行くよ。クロエに教える場所も分かんないだろうし。」
燐「うん。」
こうして、恋人関係を隠すのは、少し緩和され、燐子のヤンデレ化を心配するようになったのだった。
よーーーく考えて、この回必要だったのか?・・・・・・自分でも分からん。
今日、『ふたつ星のアンサンブル』の星4紗夜が当たった。それだけ。