閉ざされた蒼空の下に咲く白薔薇   作:ENDLICHERI

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蒼「ENDRECHERIのボーカル 朝倉蒼空は日々のバンド生活を送りつつ、燐子と恋人関係になった。クリスマスを燐子と過ごし、今日ついにENDRECHERI定番の年末年始のライブが始まる・・・・・・。」
紫「良いクリスマスを過ごしたようで。」
蒼「・・・・・・なんで和美の奴がお前の家に泊まりに行ったんだよ?」
紫「和美、アンタが結婚したらあの家渡すって。あっ、でも貯金は3分の2は貰うって。」
蒼「突然だな!?ってか3分の2!?」
紫「そ。で、いずれはアタシと2人で生活するんだと。」
蒼「何故そうなる!?・・・・・・とりあえず第47話どーぞ!」


第47話

リ「みんな~、早く~!」

友「リサ、あこも・・・。そんなに急がなくても・・・。」

あ「グッズとかも売ってるんですから、急いで行かないと買えなくなりますよ!」

紗「はぁ・・・。」

 

 

今日は12月31日。ENDRECHERIのライブの日です。実は蒼空君からは明日1月1日の分しか貰っていなくて、紫音さんに話して今日の分も手に入れました。ついでに、この後あるカウントダウンライブの分も。

 

 

紗「白金さん、無理を言ってしまい申し訳ありませんでした。」

燐「いえ・・・・・・私も、ライブには行きたかったので・・・・・・。」

 

 

あこちゃんたちはもうグッズ販売の列に並んでいました。さらっと友希那さんまで並んでいるんですけど。

あこちゃんたちはタオルをそれぞれ1枚ずつとペンライトを1人2本分買って来ました。もちろん、私と氷川さんはそれぞれお金を渡しました。

 

 

 

 

 

そして、会場が開いた瞬間にあこちゃんたちがすぐに会場に入ったのは言うまでもありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

ライブが始まるまでの間、5人並んでいるので話しにくいのですが、あこちゃんと今井さんが興奮して「どんな演出するかな?」とか、色々話していました。すると、急に照明が落ちて、演奏が始まりました。

 

 

あ「始まったーーー!!」

紗「まだ皆さん出て来てませんよ!」

 

 

氷川さん、声が大きいですよ。

 

ステージの構造は、メインステージに真ん中に一本の花道。先には少し大きめなセンターステージがあります。メインステージのモニターには蒼空君から順番にENDRECHERIのメンバーが映し出されました。そして、最後に『ENDRECHERI』と大きくモニターに映し出されると、センターステージに蒼空君と美剣さん、メインステージには和美さんと万丈さん、メインステージの上にバックバンドが左右にいて、その中心に紫音さんが照らし出されました。

 

突然アカペラで歌い始め、最後のフレーズを言い終わると、バックバンドが演奏を始めました。曲は『Cool Beauty』で5人が踊る曲です。・・・・・・バンドとは?

途中、サビの振り付けで蒼空君が美剣さんと向き合ったり、蒼空君が美剣さんの胸元(の前)に手を出したりと、ファンの方が喜びそうね振り付けが多い歌でした。

 

そして、5人とダンサーがセンターステージに集合して踊る『3-2-1』。特徴はサビのところで指を『3、2、1』と数えるような振り付けだったり、全員が肩を並べて息を合わせて踊るところ、ですね。

 

そして終わると同時にメインステージに戻り、バンド演奏を準備して演奏し始めた曲は『シャルル』。このタイミングでカバー曲を披露するとは誰も想像出来なかったと思います。

 

それから、何曲か演奏したり、5人が衣装を着替える時間を作るためにバックバンドが演奏したりと本格的なアーティスト感溢れるライブを続けてきて、観客の心が傷だらけになるMCが来ました。

 

 

蒼「ね、こんだけ大きな会場にこれだけのお客様が来てくださって・・・・・・。」

 

\キャー!/\ワー!/

 

蒼「大丈夫ですよ。()()()()()()()()は見えてますから!」

海「見えてますよ~!」

蒼「ね、ステージの端の方まで」

和「ちょっと見づらいよね?端の方。」

蒼「ね?見づらいよね?でもね、ここの一番前の人と同じ料金なの。」

 

\(笑い声)/

 

紫「そうなのよね~。」

蒼「それでもね、僕たちのファンは凄いんですよ。クレームが一切ないの。」

 

\(拍手)/

 

蒼「なんて、素敵なファンなんだろう!」

紫「ホントにね~、ありがとうございます。」

蒼「この辺の方たちもさ、(カメラの)クレーンで見にくいよね?」

 

 

最前列でも、ステージの端の方々のことを話してます。

 

 

蒼「チケット見た時さ、『あ!?一番前かも!?ここ、ここ一番前かも!!?』ってね。クレーンで全然見えねぇ!」

 

\(笑い声)/

 

蒼「一律、同じ料金やらせていただいております~。どうもすいませ~ん。よろしくお願いしま~す!」

海「何ソレ?・・・・・・アンタ毎回そういうのやるけど、ネタ張でもあるの?」

蒼「まぁ自分の中のね。」

海「あるよね、やっぱり!」

和「もう僕それを自室で練習してると思うと泣けてくるよ~。」

蒼「www・・・するか(笑)!しませんよ。」

 

 

リ「蒼空ーーー!!」

 

蒼「あ~はいはい。見てないから大丈夫ですよ~。」

リ「うぅ・・・。」(涙)

 

 

今井さん・・・・・・、その、ドンマイです。(涙)

 

 

 

 

 

この後、こんな緩く酷いMCをしていた人たちは素敵なパフォーマンスや演奏でお客さんを魅力しました。




どうでした?最初の2曲分はキンキの『Lコン』を見ていただければ、なんとなくこの作品でのライブシーンが分かるかと。ただ、アタシの中ではこのライブ、2、3時間コースなので、ライブの一部をお送りしました。

次回はカウントダウンライブ・・・・・・ではなく、その後の1月1日のライブをお送りします。
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