閉ざされた蒼空の下に咲く白薔薇   作:ENDLICHERI

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蒼「ENDRECHERIのボーカル 朝倉蒼空は日々バンド生活を送りつつ、燐子と恋人関係になる。年末年始恒例のライブも始まり、順調に事は進み・・・・・・。」
リ「ちょっと蒼空!」
蒼「はい、厄介なのが来た。なんでしょう?」
リ「前回大声で蒼空呼んだのに、何あの返し!?」
蒼「あっ、あれリサだったんだ。ゴメン。」
リ「感情がこもってない!!」
蒼「ライブじゃいつものことだし。では、第48話どうぞ!」


第48話

和「うぅ・・・、蒼空・・・。なんで・・・、」(涙)

 

 

唐突に始まる和美の泣きセリフ。なんで泣いてるんでしょうか?

 

 

和「なんで髪切ったのーーー!?」(涙)

 

 

はい、正解は『俺が髪を切ったから』でした!胸辺りまで伸びてたけど、思いきって肩にかかるかかからないか位までの長さにした。

第1話で髪を弄っていた和美からすると悲しい出来事だと思う。分からんけど。・・・・・・正直に言うなら、他人の髪で遊ぶなよ!

ただ、ここでちょっとした問題が・・・・・・。

 

 

燐「蒼空君・・・・・・。」(涙)

蒼「・・・・・・なんでお前も悲しんでる訳?」

 

 

ってことです。

 

 

燐「蒼空君の髪、長いから色々な髪型にしようと楽しみにしてたのに・・・・・・。」(涙)

 

 

この人怖ーい!あたし『男』よ!そんな趣味無いのよ!

 

 

紗「それでも、左目は隠せる長さなんですね。」

蒼「あぁ。・・・・・・まだちょっと抵抗があってな。」

紗「そう、なんですね・・・。すみません。」

蒼「気にするな。今気にしないといけないのは、あの2人だ。」

 

 

紗夜と向き合って話してたけど、最後に今なんとかしないといけない人物として、和美と燐子に視線を向けた。

 

 

紗「そう、ですね・・・。」(呆れ)

 

 

そもそもだけど、初詣を午前中に終えて、今はライブ会場の控え室にいる。では、何故『白金燐子』と『氷川紗夜』が出てきたのか?・・・・・・一応他のRoseliaメンバーもいるんだけどね。

正解は、『巧さんがここに連れて来た』でした!あのヤロー・・・!

そして、俺はそのライブが始まるまでの間、散髪してたって訳よ。

 

 

燐「蒼空君!『ウィッグ』に興味ある?」

蒼「興味もなければ付ける気にもならん!付けてるのはお前の中の人だ!!」

海「さらっとメタ発言するな!」

 

 

 

 

 

そんなこんなで、ライブシーンどうぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

セットリストは昨日と同じです。でも、ちょっとおかしなこともありました。それは5曲目の『やめないで、PURE』の時です。ラスサビで蒼空君と海璃さんが踊っていて、立ち位置を交代する場所があるのですが、その時に2人の立ち位置が被りました。蒼空君が移動しなかったのです。

 

そんなことが無かったかのように、新曲を披露します。曲名は『陽炎 ~Kagiroi』。蒼空君が作詞作曲で振り付けを和美さんと紫音さん、照明などの演出を美剣さんと万丈さんと、5人で作り上げた曲です。

歌うパートの振り分けが凄く特徴的で、サビでは蒼空君と他4人で別々の歌詞を歌う特別な歌でした。蒼空君が歌詞が多い方を、他4人が歌詞は少ないけど伸ばしが多い方を歌いました。立ち位置は前から1列目に蒼空君と左右に女性ダンサー、リフトで上げた2列目に海璃さん、左右に男性ダンサー、そしてもう1列後ろにあるリフトに左から紫音さん、和美さん、万丈さんと並んで演奏していました。

 

そして、先程の『やめないで、PURE』について、MCで話始めました。

 

 

海「だからさっきの『やめピュア(やめないで、PURE)』の時もね、」

蒼「そう!昨日カウントダウンでも歌って、その時はラスサビのところは『移動しなくていい』って言われてたの。」

海「そうなの。本当なら移動しないといけないんだけどね。」

蒼「それで、どうしても昨日のカウントダウンが頭の中に残っていて」

海「ああなったんだよね。だって移動したら『うわっ、眩しい壁!』」

 

 

先程の再現中です。

 

 

海「『眩しい壁だな~。』って。」

蒼「あの・・・、俺もね、『今日ダンサー近ぇな!』って。」

龍「お、おう!(笑)」

蒼「しかも、『ピン(ライト)の数今日多くね!?』って思って。『誕生日だし、』って思ったのよ。」

海「あれはドキッとしたよね。パァーって行ったら『いるし!?』」

紫「裏から見てて面白かったよ(笑)。」

和「だってここ(本来蒼空君がいる位置)空き家だよ?」

海「だから、可哀想なのは私じゃないよね?そっちの後ろで踊ってたダンサーの人だよね!?」

 

 

そう言って、その立ち位置に行き踊る美剣さん。

 

 

海「『うわっ、いないよ!あっちに2人いる!?PUREすぎるでしょ!?』ってね。」

 

 

終始笑い声が客席から聞こえてくるENDRECHERIのMC。これ、打ち合わせとか台本一切無いんですって。

そして、1月1日ってことで、

 

 

海「さぁそれでは始めましょうか!朝倉蒼空さんの~、17歳の~、HAPPY BIRTHDAY PARTY!!」

 

 

蒼空君の誕生日をステージ上で祝い始めました。ステージの右側に蒼空君、左側に他の4人が並んでいる形になりました。・・・・・・何故4人の頭に誕生日の時に使うパーティーセットの帽子が!?美剣さんに至ってはケーキのフレームの眼鏡まで着けてますけど!?

 

 

海「それでですね、私、独自のルートを使って・・・彼が最近髪の手入れをしているって情報を入手しまして」

蒼「それどうせスタイリストさんに聞いたんでしょ?」

海「いえいえ、そんなことは・・・・・・。それでね、そんな情報を入手したのでね、『ヘアーケアセット』をですね、」

蒼「おお~!」

海「今度渡しますね。」

蒼「こ、今度!?」

 

 

間に合わなかったんですね・・・・・・。

 

 

海「それでね、それじゃ申し訳ないので、私、書初めをしまして。」

蒼「お前、それいらん奴じゃね~の?」

海「いえいえ。それでは、蒼空のことを、未来を思って書きましたので、ちょっとカズミンマイク持って。

 

 

和美さんが美剣さんのマイクを持ちまして、色紙を見せ始めました。

 

 

海「それでは1枚目。『植えないで、ヘアー』。未来を、未来を願ってます!」

蒼「・・・・・・なんか、曲のタイトルっぽいね。」

和「そうだね。」

龍「そうだな。」

海「そうです?」

 

 

美剣さんの1言で他の3人が一気に手のひら返しをしました。

 

 

蒼「あの・・・、『やめないで、PURE』的な」

海「いや、違いますよ。」

蒼「じゃあもう一回言ってみ、それ。」

海「だから、『植えないで、ヘアー』ですよ。」

蒼「ほら!言い方が!」

海「違いますよ!じゃあ、次のを、・・・・・・次のですね。『被るより生やしたい』。」

 

 

多分『愛されるより愛したい』のことですね・・・・・・。

 さらに『毛、みんな元気かい?』(Hey!みんな元気かい?)に、『僕の頭には髪がある?』(僕の背中には羽がある)など、髪を気にし始めたってことで髪ネタ(ハゲネタ)を書いた色紙をプレゼントしてました。最後に大きなケーキを用意してみんなでお祝いしました。

 

 

蒼「え~、続いての曲ですが、バンド休止中に僕と和美がお世話になったバンドがいまして、そのバンドの楽曲のカバーをしようと思います。」

 

 

そして演奏し始めた曲は、Poppin'Partyの『B.O.F』でした。メインを和美さんが歌いますが、Bメロとサビの部分、花園さんのパートを美剣さんが、戸山さんのパートを蒼空君が歌うという特殊な感じで歌いました。Poppin'Partyの歌で曲調のアレンジもしてないのに、ENDRECHERIの色が出ていました。さらに連続して演奏した曲は、『Determination Symphony』。私たちの曲でした。氷川さんのちょっとした出来事があった時に完成した曲、でも、蒼空君のことだからこの曲を選んだ理由はきっとある。・・・・・・そう信じています。

 

 

 

 

 

 その後は昨日と同じように、でも、楽しそうにライブをして、新年最初のライブが無事、問題なく終了しました。Wアンコールもして。私たちも楽しむことが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ENDRECHERI&Roselia 合同ライブ開催決定!!』

 

 

紗・リ・あ・燐「え?えーーー!?」

 

 

最後にモニターに映し出されたこの文字を見るまでは。




ってことで、ライブ描写書くの苦手って言ってる奴がまたライブ回を書くことになります!

ちなみにですが、今回書いた『やめないで、PURE』のシーンと誕生日の色紙のシーンは、アタシのTwitterの『いいね』のとこにあります。(違法なのは分かってるけど、黙っててね。仕事の合間の楽しみなの!)
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