閉ざされた蒼空の下に咲く白薔薇 作:ENDLICHERI
燐子との恋愛小説なのに、未だにそんな気配が全くないこの作品・・・・・・。
では、第5話どうぞ!
スタジオの片付けをして、CiRCLEを出た俺たち。この後はRoseliaとファミレスに行くことになっている。だが、
蒼「ったく、バイクどうするんだよ・・・・・・。」
和「押していけば?」
蒼「マジで言ってんのか?」
?「蒼空・・・?」
蒼「ん?・・・・・・っ!」
俺の目の前に現れたのは、かつてのバンドメンバーだった。『ENDRECHERI』リードギターの『美剣海璃』、ドラムの『万丈龍哉』、キーボードの『鳥羽紫音』。
和「みんな・・・・・・。」
リ「お待たせ~!・・・・・・どうしたの?」
次の練習の予約をしてきたRoseliaが来てしまった。
蒼「・・・・・・悪い。先に行っててくれ。すぐに追いつくから。」
リ「?・・・・・・分かった。」
今井リサの呼びかけで、5人は先にファミレスに向かった。その時に友希那は俺の前にいる3人が誰なのか理解したような顔をして、燐子は心配そうにこっちを見ていた。
海「・・・・・・今のは?」
蒼「Roselia。実力は相当なもんだ。」
海「じゃあ、なんでそんな人たちといたの?」
蒼「・・・・・・。」
龍「まさか、またバンドに!?」
蒼「勘違いするな。俺はもう、ライブは出来ない。」
俺は、海璃たちを見ずにその場を離れる。
紫「和美。」
和「分かってる。蒼空兄には、僕がついてるから。」
紫「・・・・・・頼むよ。」
和「うん!」
和美も俺についてくるようにその場を離れた。
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蒼空は、私たちと同じバンドを組んでいた。・・・・・・あっ、ちなみに私は美剣海璃。リードギターをやっているの。
蒼空がこのCiRCLEから出てきた時、少し嬉しかった。まだ音楽を続けてくれていたことに対して。私たちのせいで音楽を嫌いになってしまったかとずっと不安で心配だった。
でも、蒼空の後ろから出てきた女子たちが蒼空と一緒にいたって知った時、胸が痛くなった。理由は・・・・・・分からないけど。
龍「良かったな。まだ音楽を続けていて。」
海「・・・・・・うん・・・。」
紫「・・・・・・海璃。今は、そっとしときましょう。アイツなりの関わり方だってあるだろうからさ。」
海「・・・うん・・・・・・。」
出来ることなら、また蒼空と・・・・・・ENDRECHERIとして、また『5人』でステージに立ちたいな・・・・・・。
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ファミレスでRoseliaと合流した俺たち。ちなみにバイクに乗って来ました。
それぞれがメニューを決めた後、
蒼「そういや、白金さん。」
燐「はい・・・・・・。」
蒼「昨日のことは目のこと以外話したのか?」
燐「はい・・・。隠した方が良いと思って・・・・・・。」
蒼「そっか・・・。まぁ、いずれバレるから別に良かったけどな。」
そんな話をしていると、約一ヶ所から殺気が漂ってきた。
和「そーらーにーぃー?」
蒼「ひぃ!?・・・・・・あっ、いや~、その・・・、実は・・・・・・。」
和「家に帰ったら、覚えといてね?」(圧)
蒼「は、はい・・・・・・。」
この光景をRoselia5人が呆れるように見ていた。
蒼「それはそうと、Roseliaは俺の目を見てなんか思わなかったのか?」
全員「・・・・・・。」
黙りやがった。
燐「あ、あの・・・、教えて、ください・・・・・・。何が、あったのか・・・・・・、また、あの状態に・・・・・・したく、ないので・・・・・・。」
蒼「白金さん・・・・・・。」
友「・・・・・・受け止める覚悟は出来たわ。聞かせてくれる?あなたの・・・・・・いえ、あなたと、『ENDRECHERI』のことを。」
やっぱりそう来るよな・・・。でも、俺の過去を話せば、コイツらは・・・・・・『きっと俺から離れてくれるにちがいない』。
蒼「・・・・・・分かった。教えるよ、俺の・・・・・・
『朝倉蒼空』の印象が変わる、最悪な過去を・・・・・・。」
ここまで読んでいただきありがとうございます。
次回、ようやく蒼空の過去回となります。最初に言っておく。内容はシリアスだ。
感想やお気に入り登録してくださった方々、ありがとうございます。
では、また次回。