閉ざされた蒼空の下に咲く白薔薇   作:ENDLICHERI

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海「ENDRECHERIのボーカル 朝倉蒼空は日々バンド生活を送りつつ、燐子と恋人関係になる。Roseliaとの合同ライブを成功させるが、蒼空の身には異変が・・・・・・。」
紫「実は、地球外生命体が蒼空の身体を」
海「違うって!!」
紫「いや、流れ的にそうなのかと・・・。」
海「この小説にそんな奴はいません!詳しいことは第53話で確認しよ?」


第53話

合同ライブから数日。私たちは今、病院にいます。理由は、朝倉さんが()()しているからです。症状の名前は『突発性難聴』。朝倉さんが医者に話したこととしては、白金さんに『変な音が聞こえないか?』と聞いてきた時から左耳の聞こえが悪かったそうです。

 

 

海「なんで蒼空が・・・・・・。」

紫「毎度のごとく、無理してたってことか・・・・・・。」

龍「アイツの方がよっぽどバカじゃねぇか!」

 

 

突発性難聴になる原因は、ストレスや過労、睡眠不足などだと言いますが、実際に原因は不明、完治するのも困難と言われています。

 

 

海「ねぇ、燐子。」

燐「っ・・・・・・。」

 

 

美剣さんが白金さんの名前を呼ぶ。

 

 

海「あなた、蒼空のそばにいるって言ってたよね?」

燐「・・・・・・。」

海「なのに・・・・・・、なんで蒼空の異変に気付かなかったの!?あなたが一番蒼空の近くにいたんだよ!?」

リ「ちょっと海璃!」

和「海姉、落ち着いて!」

龍「ここ病院だぞ!」

海「落ち着ける訳ないでしょ!?はぁ・・・、はぁ・・・、ちゃんと蒼空のこと見てたの?ねぇ!!」

燐「・・・なさい・・・・・・。」

海「・・・・・・え?」

燐「ごめんなさい・・・・・・、ごめんなさい・・・・・・、」

海「っ!・・・・・・。」

リ「燐子・・・・・・。」

あ「りんりん・・・・・・。」

 

 

白金さんは、ただ俯いて、謝っていた。

 

 

紫「今回は、誰も責めることはできない。」

友「・・・・・・帰るわよ。」

リ「ちょっと友希那?」

友「紗夜とあこは、燐子のそばにいて。」

紗「・・・・・・分かりました。」

あ「任せてください!」

 

 

私と宇田川さんは白金さんのそばにいるために残り、他の方は帰りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

蒼「・・・・・・静かだな。」

 

 

ほとんど音が無い病室。耳を思ってのことだろう。だけど、今は音があったとしても、左耳からはほとんど聞こえない。医者に聞いたら、あの工事の音はこの難聴の症状の一つらしい。

 

 

?「どうだ?聞こえなくなった感想は?」

蒼「・・・・・・アンタか・・・。」

 

 

医者以外の声を久しぶりに聞いたなと思ったが、その人物はあまり聞きたくなかった声だった。

 

 

蒼「何のようだ、黒?」

黒「感想を聞きに来たんだけど?」

蒼「『嘲笑いに来た』の間違いじゃなくて?」

黒「まさか。・・・・・・まだ気持ちが整理出来てないか?」

蒼「・・・・・・。」

黒「・・・・・・分かった。また今度、聞かせてくれ。Ciao!」

 

 

黒は病室を出ていった。しばらくすると、また病室の扉が開く。

 

 

「朝倉さん、面会したい方がいるそうですが、」

 

 

医者の言葉に俺は縦に首を振った。そして、白金燐子が入ってきた。

 

 

蒼「・・・・・・燐子。」

燐「蒼空君。・・・・・・ごめんなさい。」

蒼「え?・・・・・・なんで燐子が謝るんだよ?」

燐「蒼空君のこと、近くにいたのに気付けなかった。蒼空君がこうなってしまったのは私のせい・・・・・・。」

 

 

そういや言ってたな。『白金燐子やRoseliaと出会うことで、俺の感じる世界は変わる』って。

 

 

蒼「・・・・・・燐子、お前は悪くない。」

 

 

俺は燐子に手招きをした。燐子は涙で濡れた顔を下に向けながらこっちに来た。

 

 

燐「・・・・・・。」

蒼「・・・・・・燐子、悪いけど、はっきりと言うぞ。」

燐「う、うん・・・・・・。」

蒼「燐子が罪悪感を抱くのは勝手だ。でも、お前のその気持ちを消す方法は1つある。」

 

 

俺は燐子に向かって言い放った。

 

 

 

 

 

自分でも言いたくなかった言葉を。

 

 

 

 

 

入院してから考えていた言葉を。

 

 

 

 

 

燐子を傷つける刃となる言葉を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蒼「()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




さて、次回のガルパイベント、走らないと!(使命感)

ちなみに、蒼空の最後の方の言葉は、『万丈論』を参考にしました!←遊ぶなよ


突発性難聴は聞いた話でしか知らないので、『ちょっと違うんじゃない?』ってことがあると思います。ご了承ください。
そして、その症状になっている方でこの作品を読まれている方、不快に思わせてしまったのなら謝罪します。
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