閉ざされた蒼空の下に咲く白薔薇 作:ENDLICHERI
突発性難聴は、自分で多くのサイトを調べたり、あけしゃんや堂〇剛さんの話を参考にして書いてますので、本当にご了承ください。
それでは、第三者視点から始まるシリアス満載な第54話をどうぞ。
蒼「
その言葉が静かな病室をさらに沈黙へと引きずり込む。そして、その沈黙を破ったのは、燐子だった。
燐「・・・・・・え?なん、で・・・?」
蒼「・・・・・・俺のことをきれいさっぱり忘れればそんな感情も消えるだろ?」
燐「・・・・・・。」
蒼「今の俺はお前や他のみんなに迷惑をかける。だから」
燐「・・・です・・・・・・。」
蒼「え・・・?」
蒼空が理由を述べていると、燐子が小声ながらも遮る。
燐「そんなの、嫌です・・・・・・。」
蒼「・・・・・・燐子?」
燐「私は蒼空君を支えてたいんです。ずっと隣にいたいんです。」
蒼「・・・・・・。」
さらに燐子が言葉を綴る。
燐「たとえ蒼空君が私から離れようとしても、既成事実作ったり、睡眠薬飲ませて婚姻届にサインさせるから!」
蒼「え!?ちょ、燐子さん!?」
燐子の言葉に蒼空は動揺してしまう。
蒼「あの、声がちょっと・・・。」
燐「あ!ごめんなさい・・・・・・。」
蒼「それと、今のは本気?それとも、ネタ?」
燐「え?何のことですか?」
蒼「いや、だって今『前』の中の人ネタを」
燐「そ、そういうメタ発言は止めてください!」
蒼「いやいや、Youがそれ言っちゃうから!」
蒼・燐「・・・・・・。」
そして、しばらくの沈黙。
蒼・燐「ぷっ、ハハハ・・・!」
蒼「はぁ・・・。全く、燐子に罪悪感を持ってほしくないからあんなこと言ったのに、ムードが台無し。」
燐「ごめんなさい。でも、罪悪感を無くすことは出来ないかもしれませんけど、それでも蒼空君とずっと一緒にいたいんです!」
蒼「・・・・・・そっか・・・。」
蒼空はベッドに横になる。
蒼「最悪だ・・・。俺はもう、『白金燐子』っていう最恐の魔法から抜け出せないみたいだな?」
言葉とは裏腹に笑顔を浮かべる。
燐「私、こう見えても
蒼「?・・・・・・そっか。」
この2人の関係は変わることは無かった。
蒼空が退院した後、蒼空は自分の家の現像部屋に来ていた。
?「そろそろ、感想を聞かせてもらえないか?」
蒼「・・・・・・。」
蒼空が振り返ると、そこには黒コートで身を包む『黒』がいた。
蒼「・・・・・・水の中に潜った感じだ。『体感する』という面では。『心』としては閉ざされた感じだけど。」
黒「・・・・・・。」
蒼「でも、こんな閉ざされた場所でも・・・・・・薔薇は咲くんだなってことも知った。」
黒「白金燐子、か・・・・・・。」
蒼「・・・・・・俺は逃げようとした。この目を、この耳を使って・・・・・・仲間から、恋人から。でも、もう逃げない。向き合っていく。そうすれば、きっと・・・・・・。」
黒「新しい世界が見える、か?」
蒼空はコクリと頷く。
黒「・・・・・・なるほど。感想が聞けて良かったよ。」
蒼「え・・・?」
黒「俺の目的は達成された。」
蒼「俺がこうなることを知っていたのか?」
黒「さぁな。」
蒼「なら、アンタの望みは叶った。次は俺の望みを叶えてもらおうか?」
黒「・・・・・・良いだろう。それで、何が望みだ?金か?目か?耳か?」
蒼「・・・・・・・・・・・・アンタの正体を知りたい。」
黒「!?・・・・・・。」
蒼「・・・・・・。」
黒「・・・・・・分かった。俺は・・・・・・、」
黒はずっと被っていたフードを外し、仮面を外し、自身の顔を蒼空に見せた。
全てシリアスだったでしょ?(圧)
そろそろこの作品、終わりを迎えます。後・・・・・・2話位かな?頭の中では。ってことなので、変更があると思います!!