閉ざされた蒼空の下に咲く白薔薇   作:ENDLICHERI

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どうも、ENDRECHERIです。・・・・・・久しぶりにこの挨拶したなぁ。

さてさて、番外編のアンケート結果として、アンケートを出した翌日に書けてしまったこちらをお送りします!(結果がなんとなく分かったからだよ。)


では、どうぞ!


番外編集
番外編:1


第55話(別名最終回)から時は経ち、本日は5月21日。俺の今の恰好は凄く見慣れないものだった。

 

 

蒼「・・・・・・白いなぁ・・・。」

 

 

全身白いスーツ。普段からラフな格好している俺からすると違和感が仕事をしまくっていた。

 

 

和「蒼空兄~?入るよ~?」

蒼「どうぞ~。」

 

 

和美が部屋に入ってきた。『僕っ子』の割には女性らしい黄色いドレスに身を包んでいた。若干子供っぽいような・・・?

 

 

和「子供っぽくて悪かったね!」プン!

 

 

ヤベッ、考えてることバレてた・・・。

 

 

和「・・・・・・うん。似合ってるじゃん!」

蒼「誰目線だよ?」

和「妹目線です!」エッヘン

海「カズミ~ン、そろそろ蒼空を・・・、」

蒼・和「うん?・・・・・・あ!」

 

 

まさかのコイツに見られるとは・・・!・・・・・・でも、どうせ後で見られるからいっか。海璃は『海』だけに青色のドレスだ。

 

 

海「・・・・・・。」

 

 

・・・・・・ん?

 

 

蒼「海璃?」

和「海姉?」

海「・・・・・・・・・・・・。」

蒼・和「き、気絶してる・・・・・・。」

 

 

コイツ、どうするんだ?

 

 

和「あ、蒼空兄。燐子さんの方の準備が出来たって。行って来たら?」

蒼「あぁ、そうだな。・・・・・・それと、海璃(これ)は・・・どうすんだ?」

和「な、なんとかするよ・・・。」

蒼「じゃあ・・・、よろしく、な?」

 

 

海璃は和美に任せて、俺は燐子のいる部屋に向かった。

 

 

蒼「すぅ・・・、はぁ・・・。・・・・・・よし。」

 

 

何故深呼吸をするのか。それは、

 

 

蒼「燐子、入るぞ。」

燐「ど、どうぞ・・・。」

 

 

部屋の中には、純白のドレスを身に纏った燐子がいるからだ。別の言い方をすれば、ウェディングドレスとも言う。

 

 

リ「お!ようやく王子様が来たよ~!」

あ「遅いよ~!」

友「燐子を待たせるなんて、いい度胸ね。」

蒼「・・・・・・なんでいんの?」

 

 

・・・・・・普通はさぁ、いたとしても親がいるもんじゃない?なんで親じゃなくて同じバンドのメンバーがいる訳!?

 

 

紗「白金・・・・・・では無いんでしたね。り、燐子さんに挨拶に来たんですよ。」

 

 

あ、まだ名前呼びに慣れてないな、コイツ。だけど・・・、

 

 

蒼「・・・・・・悪いけど、今さっきまでの緊張返してくれる?」

友・紗・リ・あ「・・・・・・え?緊張してたの?」

蒼「う、うっさい!」

リ「まぁまぁ、後はお2人でイチャイチャしちゃって♪式に支障が出ない程度にね♪じゃあね~!」

 

 

そして4人は出て行く。・・・・・・後であのギャル泣かしてやる!感動って意味じゃない方で。

 

 

蒼「え、えっと・・・、」

燐「蒼空君、カッコイイよ。」

蒼「あ、先に感想言われた・・・・・・。」

燐「ふふっ、緊張してるんですか?」

蒼「残念ながらめちゃめちゃしてるよ。」

燐「そうなんですね。」

 

 

・・・・・・なんか負けた気がする。

 

 

燐「あ、お父さんには会ったの?」

蒼「あぁ。会場入りしたらすぐに会ったよ。ちょっと長話した(された)けど。」

燐「あ、あはは・・・。」

 

 

まぁでも、まだ18歳の娘が結婚ってなれば親もビックリだよな~。実際されたし。問いただされたし・・・・・・。

 

 

燐「でも・・・・・・遂に、だね?」

蒼「あぁ。」

燐「遂に私もあの家に住めるんですね!」キラキラ

 

 

あ、そっちっすか・・・。別に落ち込んでないよ!

 

 

燐「冗談ですよ♪」

蒼「はぁ・・・。こんなに()()()()()()()花嫁にからかわれるとその姿に魅了されてなんでも許してしまいそうなんだよな~。」

燐「っ!うぅ・・・!」///

 

 

照れた・・・。・・・・・・勝った!!!

 

 

燐「・・・・・・あ!蒼空君。」

蒼「うん?」

燐「耳、大丈夫なの?」

 

 

燐子が俺の左耳に手を伸ばすけど、俺はその手を掴みつつ、燐子に、

 

 

燐「え?蒼空く」

蒼「・・・。」チュッ

 

 

キスをした。

 

 

燐「・・・・・・。はっ!そそそ蒼空君!?いきなり、ななな何を!?」

蒼「耳なら大丈夫。それに・・・・・・か、確認するなら、こっち・・・じゃないのか・・・・・・?」

燐「・・・ふふふっ、目を逸らしてるから、決まってないよ?」

蒼「うっさいな・・・。でも、こっちだって心配してんだよ。その、体調とか・・・。」

燐「体調なら、大丈夫だよ。昨日から明日まで休みを貰ったから。()()()()()()()()()のおかげで、ね?」

蒼「っ!・・・なら良いけど。」

 

 

ここらで今言う必要が無いことをあえて言おう。Roseliaはあこ以外が高校卒業したら、誰かの妹が所属してる事務所からアーティストデビューした。あこは学校優先で、だけど。それに、今でいう去年に『FUTURE WORLD FES.』にも出場し、頂点を勝ち取った。今は、自分たちの作り出す最高の音楽を作り続けてるんだと。あと、フェスの連覇とか。

 

俺は・・・・・・こんな時に言うことじゃないから言わないでおこう。

 

 

蒼「さて、そろそろ時間だな。」

燐「そうですね。」

 

 

俺たちは互いに見合った。周りを気にすることなく。

 

 

 

 

 

この先、何が起きるか分からない。だって、俺は既に左目を失い、左耳は難聴となった。10代の時に、だ。

 

 

 

 

 

そのせいで、海璃たちから離れたこともあった。恋人になってくれた燐子と別れようとした。

 

 

 

 

 

でも、俺はもう1人じゃない。横には彼女がいてくれる。大人しくて、人見知りで、だけど自分の意思を曲げない強さを持っている彼女が。

 

 

 

 

 

俺は、この閉ざされた朝倉蒼空(世界)に咲く綺麗な白金燐子(白薔薇)と共に、未来へ進んでいく。2人で、ずっと・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リ「ひゅーひゅー!熱いね~!お2人さん!」ニヤニヤ

海「この~!アンタたちの幸せ、私たちに分けろ~!」ニヤニヤ

 

 

その前に、まずはアイツらへの説教から始めようかな!?(怒&圧)




ということで、票が多かった『高校卒業後すぐ』は結婚式でしたー!・・・・・・18歳で結婚式挙げる人ってそうそういないよね?
そして、上手く締まらないもんだね~。(←他人事みたいに言うな!)良いじゃん!楽しいんだし!(←開き直るな!)
ちなみにですが、5月21日にしたの理由は、去年の5月21日、ガルパイベント『Neo-Aspect』が配信された日だからです!・・・・・・後は特に無いです。


さて、アンケートの件ですが、もう片方のストーリーが見たかった方、ごめんなさい。今はこっちで我慢してください。でも、要望とかあれば、書きますよ♪活動報告のとこに『リクエストボックス』あるから。(宣伝)それと、『書かなくていい』を選ばれた方、不快にさせてしまったのなら謝ります。申し訳ございません。

そして、また懲りずに新しく別のガルパメンバーがヒロインの作品を書きます!活動報告に書きましたけど。・・・・・・誰にするかはまだ未定だけど。それに、ヌルッとさらっと投稿してるかも。Twitterに投稿したらツイートするので、チェックしてね!(宣伝)


長々と後書きに書いてすみません。それでは、またいつか。

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