レベルが高くても勝てるわけじゃない   作:バッドフラッグ

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60話 眠れる者のための二重奏(10)

「――あ、あああああああ!?」

 

 地面が迫る。

 ボスの巨体は失われ、俺は物理エンジンに従って上空数十メートルの高さから一直線に落下した。

 鈍い衝撃。ペインアブソーバは有効に働いているため痛みはない。

 恐る恐る目を開けるも、俺のHPは最大値になっていた。

 そういえば、ヒースクリフを倒した時もこんな感じだったか。確かログアウトまでの間HPが最大値で固定されるとかなんとか……。

 

「お互い死にそびれちまったな」

 

 隣には同じように転がったPoHがいた。

 上空の足場はゆっくりと地上に降下しており、手を振る仲間たちの姿が見える。

 その中心には『Congratulation!』の文字。

 懐かしいファンファーレがどこからか聞こえてくる。

 

「俺はまだまだ死ぬつもりなんてないぞ」

「そうかよ。ま、俺が殺すまでせいぜい死ぬんじゃねえぞ」

 

 その言葉は、まるで激励のようだった。

 俺たちは手を貸し合うことなく自らの力で立ち上がる。

 もう、拳を突き合わせて勝利を分かち合うこともない……。

 

「キリトさん」

 

 地上に降りて来たユイが声をかけてくる。

 彼女は両手を掲げるとそこに砕けて降り注ぐボスの結晶が集まった。

 それは大振りな剣の形を取って彼女の両手に収まる。

 二股に別れた形状の剣は、武器というよりかは儀礼用の祭具に見える。

 

「これはアインクラッドの崩壊プロセスをオブジェクト化したものです。これを向こうで使えばオーディナルスケールは終了します」

 

 ユイはPoHを一瞬だけ見るも、彼には言葉をかけず俺へ剣を渡した。

 

「さてと。俺は先に帰らせてもらうぜ。テメエとの決着は必ず着ける。だが今日じゃねえ」

「PoH……」

 

 PoHの身体は光に包まれ、消えた。ログアウトしたのだろう。

 

「ああ! 待ってくれよボス! 俺も俺も!」

 

 ジョニーもそれに続いて消える。

 

「なんだったのよ、あいつら……」

「さあな。わかるかよ、そんなこと」

「考えるのは後回しだ。今は先にするべきことがあるだろ?」

 

 リズ、クライン、エギルがそう言うなり他のプレイヤーたちも次々にログアウト処理が始まった。

 

 

▽▲▽▲▽▲▽▲

 

 

 アインクラッド第100層からログアウトした俺の手には、ユイから手渡された剣が握られていた。無論それはARのオブジェクトだ。

 実際の重量はスティックコントローラー分しかないはずだが、まるでアインクラッドの日々がすべて乗せられているかのように重く感じる。

 俺は慣れた片手直剣のスタイルで一閃。

 目の前にいたボスの1体を斬りつけると、HPなど関係ないと言わんばかりに七色の光となって弾けて消える。さらには剣の延長線上にいた他のボスまでもが同様の処理を行われた。

 尺玉が破裂するような重低音が立て続けに響く。

 視界を埋め尽くすボスたちへ再び横薙ぎに剣を振るえば、それらはたちまち輝きに変わった。

 パレードさながらの煌びやかな幕引きだ。

 すべてのボスが消失するまで、時間はそうかからなかった。

 

「黒猫の剣士さん。皆を救ってくれてありがとう」

 

 すぐ傍にいた、白いパーカーを着たユナが俺へ声をかける。

 

「こっちこそ、お礼を言わないとな」

 

 彼女はお礼とばかりに笑顔を返してくれた。

 

「ユイちゃん!」

「はい。――えっ!?」

 

 ユナが突然ユイの手を引いてステージへと上る。

 消えていた会場の照明が再び点灯して2人の立つ場所だけを静かに照らす。

 そこはまるで暗闇に浮かぶ光の花園のようだった。

 悲しくも優しい旋律がスピーカーより奏でられ、彼女の口からそれに乗せて歌声が響き渡る。

 俺は残念ながら歌の技巧の良し悪しを論じられるほど高い感性は持ち合わせていないが、それでもこれが素晴らしい歌なのだということはわかる。

 彼女がこうも持て囃されていたのはオーディナルスケールの宣伝効果や、その美貌故ではない。この素晴らしい歌声のおかげだった。

 会場の誰もがその声に耳を傾け、聞き惚れている。

 

 だけど……。この歌は俺たちのために紡がれたものではない。

 

 それさえも伝わってしまうほどに彼女の歌唱力は卓越しており、同時にその想いの、愛情の深さを知ることができる。

 聞いてるか、エイジ。

 これはお前のためだけにある歌だ。

 溢れんばかりの愛情には、残された彼の幸せを一身に願う祈りが込められていた。

 それは同時に彼女の最期を暗示していた。この歌が終わればきっとユナは消滅するのだろう。

 だからこそ、これを止められる者などいるはずがない。

 ファンが詰めかけているはずの会場からは歓声などひとつも上がらず、全員がただ息を潜めて耳を傾けるのみだ。

 

 ユナの視線が動く。

 ああ、きっとエイジがその先にいるのだ。

 彼女の歌は届いた。それが自分のことのように嬉しかった。

 この騒動で俺に後悔があるとすれば、それは彼を倒したことだ。

 本当にこれで良かったのかはわからない。もちろん会場のプレイヤーの命は犠牲にしてはならない。だが他にもっと手がなかったのか? 誰もが救われる結末はなかったのか? それだけが、心残りだった。

 

 ユナの視線が一端外れて、隣で立ち尽くすユイに向けられた。

 それに導かれるようにユイの口からも歌声が響く。

 最初は不安気に、しかしすぐにそれはユナに負けないほどの美しい音色へと変わった。

 彼女が口遊むのは愛だった。身を焦がすほどの愛だ。燃え上がるような激しい愛情ではなく、苦しくて身を引き裂かれそうな愛である。その中から一握りの希望を探し出して、それを分かち合おうと必死に叫んでいる。

 ユイの声そのものは穏やかなのに、そう感じてしまう。

 これはきっと、エリに向けられた彼女の想いの形だ。

 

「あれ……、なんで……」

 

 途中でユナはエリに歌を向けた。

 一瞬だけ困った表情をするもそれはすぐになくなり、ユナは傷ついた彼女のためにこれから先の幸せを願った声で歌う。

 その歌声を受けて、エリは大粒の涙を流していた。

 2人はきっとSAOで友達だったのだろう……。

 ユナの言葉を邪魔しないように、ユイの歌声がエリから外される。

 そして俺は――手に持っていた剣を落としていた。

 

「……サチ」

 

 ユイは、幼いサチの顔で俺に向けて歌いかけてくる。

 

「私のことは忘れて、キリトは幸せになって」

 

 サチの姿がユイに重なって、俺にそう告げていた。

 

「駄目だ、サチ……。君を忘れるなんて、俺にはできない……。そんなこと……、そんなこと、許されるわけないじゃないか……」

 

 サチは首を振る。

 

「そうじゃない……。俺は忘れたくないんだ……。君を……」

 

 膝をついて首を垂れる。

 サチはそんな俺の頬を優しく撫でた。

 

「サチ……。サチ……。サチッ…………!」

 

 手を伸ばせば届きそうなほどに近くに感じるのに、触れることのできない距離。

 それでも俺はサチに触れようとしてしまい――この手は彼女の指先に触れることはなく、その姿は霞みに消えた。

 ユイは「困った人ですね」と言いたげな表情で、ステージの上から俺を見て微笑んでいた。

 

 ユナとユイ。

 2人の歌姫はクライマックスになってようやく想いを合わせる。

 今度は会場の全員へ向けて。感謝を届け、それから皆の幸せを願っていた。

 その歌声はまるでステージには花が咲き誇っているかのようで……。

 俺がかつて見た、47層のフラワーガーデンを思い出すような美しい光景だった。

 花吹雪がステージから溢れ、それぞれの元に渡るような……。そんな温かな幸せを届けようとする歌声だ。

 花びらの最後の1枚がエイジに、そしてエリに届けられ、歌は終わりを迎える。

 

「ありがとう」

 

 ユナはそう言うと、忽然と姿を消した。

 盛大な拍手が沸き起こる。

 ステージにただ一人残されたユイは、涙をこらえてその歓声を浴びた……。

 

 

▽▲▽▲▽▲▽▲

 

 

 あの後、会場に菊岡たち政府の職員が駆けつけ事態の収拾が図られた。

 ボスモンスターが出現した件に関してはサプライズ演出だったという公式発表がニュースでは放送されている。

 不幸中の幸いとして、高出力スキャニングは全員のエモーティブカウンターが一定値を超えてから一斉に行われる設定だったらしく、死傷者は出ないで済んだ。

 

 重村教授はその後オーグマーの運営をしているカムラ社の開発責任者から退任。

 エイジが起訴されることはなかった。

 黒いアイドル衣装を着たユナは、ユイの言ではあの白い服装のユナから記憶の一部を受け取ったらしいが、映像越しで見る限り彼女に大きな変化はない。

 オーディナルスケールは数日間サービスを停止していたものの、バックアップデータから復旧が成され依然としてサービス続いている。

 オーグマーに関しては設計が見直され、スキャニング機能を取り除いた物が作られた。製品不良として初期生産品の回収が今でも進められているようだ。

 もちろんのことだが、俺たちのオーグマーはすでにその再生産品に差し替えてある。

 

「PoHのやつ。今度会ったらただじゃおかないわ!」

 

 揺れる電車。休日ではあるが、都心から離れるように向かう車内は空いている。

 広告映像にはユナのCM。そのせいであいつを思い出したのか、リズは息巻いていた。

 ユナが姿を消してから俺は急いで会場を探し回ったのだが、ウサグーの姿はどこにも見当たらなかった。

 オーディナルスケールのイベントバトルでも探しているが、見かけていない。

 エリはログインする姿を見ていたようだが、彼が真っ先にログアウトした後、隣にいた青年と一緒に何処かへと走り去ったらしい。その青年というのはおそらくジョニー・ブラックなのだろう。

 

「けどあいつが来て助かったのは事実だろ?」

「それはそれ、これはこれよ。なによ。あんたあいつの肩を持つの!?」

「そうじゃないけどさ……」

 

 あいつとの関係に、俺は未だ心の中で決着をつけられていない。

 仮にあの後会場であいつを見つけることができたとしても、どう話しかけていいかさえわからなかったはずだ。

 それは当然、あの場にいた仲間たちも同じで……。

 彼らがPoHについて俺に聞いてくるようなことはなかった。おそらく聞かれても、俺は上手く説明することはできないだろう。

 ウサグーと共に戦った日々は俺に言いようのないなにかを残していった。

 

「――ん。次の駅で降りるぞ」

 

 何度か来ているためオーグマーのナビゲーションもいらない。

 冷房の利いた電車から降りると、茹だるような熱気の洗礼を浴びて額から汗が噴き出た。夏の匂いが鼻をつき、360度どこからでも耳鳴りのようなセミの声が響いてくる。

 

「う、うぐ……」

 

 駅のホームを出ると呻き声が思わず零れる。

 空は入道雲の伸びる快晴。さんさんと照り付ける太陽に線路どころかアスファルトさえも陽炎に揺らめき、街路樹に停まる鳥たちは力なく羽を休めている。

 直射日光もきついが、地面の照り返しで両面焼きにされてしまいそうだ……。

 

「だから日傘くらい持って来ればって言ったのよ」

「いらん……」

「意地張って倒れても助けてやんないわよ」

 

 そう言ってリズは自分だけ黒い日傘を広げてしまう。

 着ている学校付属の制服が汗を吸っていくがここは我慢だ。

 ……次来るときは日差し対策をしておこう。

 

「自販機で飲み物でも買ってきなさい。肌に当ててれば少しはマシになるでしょ」

 

 リズに言われるがまま近くの自販機で飲み物を購入。

 俺はスポーツドリンクを、リズはお茶を選び、両方俺が買わされた。

 

「ほら」

 

 リズがハンドバッグから取り出した無地のタオルを投げ渡してくる。

 

「いいのか?」

「あんたの分よ。私のもあるから気にせず使いなさい」

「すまん……」

 

 お茶の代わりに俺はタオルを受け取ると、それを頭に乗せながら前来た道を先導していく。

 近くに大きな商業施設や観光名所などないため、道行く人はこの辺りに住む者だけ。セミの鳴き声以外は生活音しかなく、いたってのどかなものだ。

 

「ねえ、キリト。前から言おうと思ってたんだけどさ。あんたいつもそんな顔で来てるわけ?」

「そんな顔ってどんな顔だよ……」

「辛気臭い顔してるわよ」

「そうか? まあ、しょうがないだろ」

「そんなんじゃ来られる方も迷惑でしょ。お前のせいで俺は不幸だーって言ってるようなもんよ。私だったら追い返したくなるわ」

「でも、ケイタは俺のこと恨んでるだろうし……。幸せそうにしてるのもあれだろ」

 

 俺に恨み言を残してから自殺したケイタに、そんな顔を合わせるのもどうかと思うわけで。

 

「そんなやつのことはどうでもいいのよ」

「いや、どうでもよくは……はい……」

 

 すまんケイタ。お前の命日は明日だから許してくれ。

 

「はぁ。しょうがないわね。サチのことで、なんか楽しかったこと話しなさいよ」

「楽しかったことか……。11層にカジノエリアがあったろ? あの辺り、物価がやけに高いんだけど雰囲気の良い店も多くってさ」

「――私が悪かったわ。その話は止めなさい」

「まだなにも話してないぞ。そもそもリズから振った話だろ」

「サチから散々聞いたのよ! ていうか惚気話聞くとか私は馬鹿か!?」

 

 ちなみにこれはカジノで大当てした俺がサチをディナーに誘ったときの話だ。

 SAOではアルコールアイテムが豊富だったが、別に酔うようなことはない――はずなのだがサチはだいぶ酔っていた。場酔いというやつだ。あの日は、たぶん俺も酔っていた。

 彼女は普段より甘えて頼むものだから、その後に一緒に外縁部まで行って星を見た。外縁部からなら上層の底に遮られずに空を見ることができる。あのとき見た美しい星空と、サチの横顔を俺は生涯忘れないだろう。今度天体観測にでも行くか。自宅付近には観測所もあるし。

 ――それから途中で寝ていまったサチを俺が背負って11層の宿まで帰ることになった。ギルドのメンバーに気がつかれないよう神経を研ぎ澄ませたわけだが、その辺りも含めていい思い出だ。

 ……あれ? 翌日サチはなにも覚えてないって言ってたはずだぞ。

 

「………………」

 

 まあいいか。

 俺たちは焼けるような日差しの中を淡々と歩いた。

 たまにリズが話題を振り、俺がそれに答える。会話はせいぜいその程度。今日は何時にも増して暑かった。流石のリズも徐々に声のトーンが落ちていく。

 しばらくすると霊園の付随する寺にたどり着く。寺にはひときわ大きな大木が植えられており、その木陰に入ると風が吹きすさんで身体を冷ましてくれた。

 もっとも、それがどこまでも続いているはずもなく、すぐに居心地の良い場所から出なければならない。

 置かれていた桶に水を汲みつつ、俺もリズも流水で手を冷やす。

 それから向かったのは当然――サチの墓だ。

 

「もう2年になるのね」

「そうだな……」

 

 リズが買ってきたケーキを供えつつ、俺は線香や花を供えていく。

 帰りには回収しなければならないが無駄とは思わない。仏教徒になったわけでもないのにこうして手を合わせるのは日本人特有の感性なのだろうか。

 それから俺は線香に普段通りの手順で火を灯して、それを消さないよ慎重に墓石へ水をかける。

 

「あんたはいつもなんにも買っていかない客だったわね……」

「悪かったな」

「あんたじゃなくてサチに言ったのよ」

 

 サチはギルドでフィールドに出ないときはだいたいリズの店に通っていた。

 俺はそれに少しやきもちも焼いたが、帰ってくると楽しそうにその日あったことを教えてくれて、温かな気持ちになったのを憶えている。

 だいたいがエリに揶揄われた話で、それ以外だとどの店の料理が美味しかっただとか、可愛い小物を見かけて買ってもらったのだとか、そういう話だった。

 サチは2人よりも年長者だったが、大抵可愛がられる側で、そういう部分もまた彼女の魅力の一部だ。

 

「サチ……」

 

 エリはサチに戦いから離れる選択肢も提示していた。

 あの後サチは自分の考えを語り一緒に戦うことを選んだが、無理にでも止めるべきだったんじゃないだろうか。そうすればせめてサチだけでも……。

 それならケイタも自殺までしないで済んだんじゃないか。

 あるいは俺がもっと強ければ。例えばあの場にいたのが俺じゃなくてエリだったら、生き残れたんじゃないか。

 後悔は降り積もり、俺の中で崩すことのできない山となっていた。

 どれだけ願っても死んだ人間は蘇らなかった。

 ユナも決してそうならなかったように。

 ユイが決してサチにならないように。

 過ぎ去った過去は戻らず、永遠に変化しない。

 あるいは彼女も、もしかしたら……。

 

「来年はあいつに首輪をつけてでも3人で来るわ」

 

 今日ここに来れたのは俺とリズの2人だけ。

 

「さあ、頑張らないとね! まずはエリの記憶を戻すわよ!」

 

 リズの横顔は苦しそうだが決意が秘められており、彼女は力強く拳を天に掲げる。それから振り返り、俺に笑いかけてくれた。

 

「俺も約束する。絶対に、エリを連れて来るよ」

 

 それが今できる精一杯の強がりで、サチに聞かせられる報告の限りだ。

 ユナのファーストライブ、アインクラッドのラスボスを倒してからもう1カ月が経つ。

 

 

 

 ――エリの記憶は、未だ回復していない。




ウサグー……『精霊の職務の書』で登場する悪魔の名。『ゴエティア』ではヴァサゴと呼ばれる。PoHの本名はヴァサゴ・カザルフ。PoHとはPrince of Hellの頭文字である。


 オーディナル・スケール編、ついに完結!
 『眠れる者のための二重奏』ではエリの出番は少なかったですが、いかがだったでしょうか?
 必要な情報が多くて所々ゆったりとした展開だったかもしれませんが、いくつかの場面で心情の変化があったりと、読み返すと新たな発見のある作りを今回は意識しました。

 記憶障害の原因が原作では『死の恐怖』とのことだったので、エリに関しては続投です。
 相変わらずですが、彼女はラストバトルに参戦しなかったので……。

 この作品もだいぶ長くなってきましたがここまでお付き合い頂き、ありがとうございます。
 どうかこれからも、読んでいただけると幸いです。

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