平日の昼下がり。
わたしは仮想世界にあるロビールームで、積み上げた問題集の山を徐々に切り崩していた。
こうしているとSAO時代に散々やっていた書類関係の仕事を思い出す。
治安維持部隊の本部で使っていたのはこれとは違いダークブラウンに染め上げたデスクだった。壁にはアインクラッドの地図やALFの紋章が掲げられ、ボードにはいつも予定がびっしりと書き込まれていたはず。
壁紙や装飾品は変更が容易なため気分転換がてらよく模様替えをしており、この場のような22層のコテージに似た、木目の柔らかい印象がするものを使った事もあったっけか……。
採点ついでにコーヒーを一口。
ユイの淹れてくれたものだ。
「………………」
その彼女はというと、隣に座ってじっとわたしを凝視している。
「……ありがとう。美味しいっすよ」
ユイは嬉しさを全面に出した。
けれど彼女が味を気にして、わたしを見つめていたのではないことくらい理解していた。
なにせコーヒーを淹れる前も、淹れた後も、合わせてかれこれ3時間はこうしていたのだから。
「そんなに見つめられると、その、気になっちゃうんすけど……」
「あ。ごめんなさい」
顔だけは逸らしてくれたが、目線はわたしに向いたまま。
わたしが記憶を取り戻してからすっと、彼女はこの調子だった。
「そろそろお昼にしませんか?」
「もうそんな時間っすか」
不要な動作ではあるのだけれども、彼女はキッチンに立って昼食の準備を始めた。
今頃、アスナやリズベットは学校でお弁当を食べているのだろうか……。
わたしが本日学校へ行っていないのは、身体の不調が再発してしまったたためだった。
以前使っていた医療用オーグマーは返却してしまったので、現在は歩くことさえできない状態に戻っている。
現実の身体は病院のベッドで横たわったっている。
――もっとも、ユイが1カ月以内に新しいオーグマーを完成させて再び歩けるようにしてしてみせると言っていたので心配はなかった。
1カ月という時間の根拠は、部品の製作や組み立てにかかる時間で、設計はすでに完成しているのだとか。
件のオーグマーはオーダーメイド品ということもあって相当な値段がするのだが、その辺りはユイの財布から苦も無く支払われてしまった……。
その資金の出所は彼女が開発したAR用の五感再生エンジンの特許使用料だ。
元々は医療用プログラムの開発過程で作られたものだったが、オーグマーの普及もあってその価値は莫大なものになっている。
わたしの自宅の隣に、同規模の家を即金で買うこともできるという話を聞いたときは、流石に肝が冷えた。
「お姉ちゃん」
待っている間、ネットサーフィンをしているとユイの声がキッチンから投げかけられる。
「なにを調べてるんですか」
「………………」
疑問というにはあまりにも確信に満ちた口調。
わたしが開いていたのはユナのVRライブのチケット購入画面。
彼女の立っている位置からは、決して見えないはずだった。
「……モニタリング機能、入れ直したんすか?」
「いいえ。お姉ちゃんに要らないって言われましたから、入れてません。それともやっぱりあった方がいいですか?」
「………………」
「おすすめサイトの表示機能ってありますよね」
「………………」
閲覧傾向を機械学習させて、入力せずとも先に並べておく機能のことだ。
つまり閲覧履歴を見られているのだろう。それもリアルタイムで。
「ユイはメールの通知やフィルタリングもしてくれてたっすよね?」
「はい。そうですけど」
「あれって、メールの内容まで見えるんすか?」
「………………」
少し考えればわかることだった。
「閲覧履歴を見るのも、メールチェックも、もうしなくていいっすよ」
「ええ!? 皆やってることですよ!」
「都合の良いときだけAIって主張しても駄目なものは駄目っす」
「はーい」
望んでいただろう言葉に、弾む返答がされる。
そんなところで人間らしさを発揮しないでほしかった。
「それで、ユナさんのライブをどうして調べてたんですか」
……誤魔化しは通用しなかったようである。
「ちょっと聴きに行こうかと思っただけっすよ」
「1人でですか?」
「……わたしが前からユナのファンなの、知ってるっすよね?」
そんな回答でユイを追い返そうとする。
「わたしも行きます」
だが失敗。
記憶が戻ってからというもの、ユイがわたしの傍を離れることは片時もなかった。
離れる理由がないというのはある。
ALOにログインするときは勿論、ロビールームにいるときや、寝るときも一緒にいるのは以前からのことでおかしくなことではない。……おかしなことではない。
なのだが、プライベートな時間が一切ないのは、いくら妹が相手でも気疲れしていたのだ……。
「お姉ちゃん」
キッチンの奥では、甘くとろけていそうな、蜂蜜色の眼球が妖しい輝きを放っている。
「思い出さない方が良かっただなんて、言いませんよね」
わたしは息を呑む。
「そんなわけないじゃないっすか」
ロビールームにそこまでの表現機能はないはずなのに、握りしめた手に汗が滲んでいるかのように感じていた。
彼女がキッチンから運んできたのは半熟卵を乗せたトマトソースのパスタ。赤く染まったスパゲティの上で、彼女の瞳のような色をした黄身がドロリと崩れている。
「お姉ちゃん」
椅子に腰かけていたため、普段と違ってユイがわたしを見下ろしていた。
彼女の顔は照明の影になり曇って見えた。
「………………」
「………………」
ユイがなにかを言おうとしたが、躊躇い気味に口を閉ざす。
わたしはなにも言えなくなって、ただそれを黙って見ていることしかできなかった。
「……冷めないうちに食べましょう」
そう言ってユイは腰を落ち着かせる。
「……そうっすね」
口に運んだパスタは、酸味が利いていた。
▽▲▽▲▽▲▽▲
「チケットまで買ってもらっちゃって、ありがとね」
「用意したのはわたしじゃないっすから、お礼ならユイに」
感謝の方は正当な持ち主に返しておく。
「ありがとう。ボク、こういうところ来るのは初めてだから、ドキドキしちゃった」
「わたしもです!」
ユウキの感想にユイが同意を示す。
わたしがユナのライブへ1人で行くことの許可はユイから下りなかった。
さらには彼女だけが一緒に行くという方法も不安が残ったようで、最終的にはスリーピング・ナイツの面々を誘う流れとなったのだ。
ライブは相変わらずの大盛況。1万人以上の人が集まる会場は圧巻であり、ノーチラスの姿を探すどころではなかった。
それだけ人気であっても、チケットを直前に購入できたのは会場を拡張できるVRならではの恩恵だろう。
ライブを聴き終えたわたしたちは会場で高まった熱気を吐き出すように、すっかり集合場所となったユウキのロビールームで談笑を繰り広げているところであった。
「皆はライブとか、聴きに行ったことってあるの?」
「アタシはたまに行ってたね」
「ワタクシも少々」
答えたのはノリとタルケン。
「なんだい。あんたとだけ同じってのはちょっと癪だね」
「そ、そんなこと言われましても……」
「冗談だよ。それで、タルケンはどんなの聴くんだい? 今度一緒に行こうじゃないか」
「ええっと。ノリさんの趣味には合わないと思いますよ?」
「アタシがどんな曲聴くと思ってるんだよ……」
「ロック、とか?」
「そういうのも嫌いじゃないけどさ。ポップスなんかも好きだよ」
ノリは姉後肌なイメージではあるけれど、趣味は意外と大人しい。
「むしろシウネーとかロック好きそうだよね」
「なんでですか!?」
「凄い声援だったじゃんかよ」
「そ、そんなことないですよ。私も初めての経験で緊張してましたもん!」
「………………」
ジュンの言葉に猛抗議をするシウネー。
ノリとは対照的に普段はお淑やかな彼女は熱せられるとすぐ燃える。
他7人の声を足しても敵わない声量を出しながら、彼女が力の限りサイリウムを振り回していたのは視界の端で目撃していた。その勢いたるやALOでは前衛を務めるジュンが前列でボコボコにされていたほどだ……。
「まあまあ。それだけ素晴らしい歌でしたものね」
「ですよねっ!」
そんな彼女を宥めるのはテッチの仕事。
つまりスリーピング・ナイツは平常運転ということだった。
「エリはああいうところにはよく行ってるの?」
「ユナのライブなら何回かってところっすね……」
今回のようなしっかりした会場でのものではなく、あくまでSAOでのエピソードだが。
「ふうん……。でも急だったね」
「迷惑だったっすか?」
「あ、そういうことじゃないよ! 凄く綺麗な歌声だったし。それにほら、ボクはだいたい暇してるからね」
「なら良かったっす」
けれど不思議そうに首を傾げてるユウキ。
「あー……。最初は1人で行こうと思ってたんすけど、折角なんで誘ったんすよ」
「なるほど……。そっかあ」
周りに聞こえないよう小声で打ち明けると、彼女はユイを一瞥した後、察したように頷いた。
「ユイ」
「はい、どうしました?」
「ちょっとエリを借りてくね」
「ちょっと借りられてくるっす」
「え、今からですか? だったらわたしも――」
「ユイはこっちな。シウネー、そっち持って」
「任せてください。ユイも一緒にイモムシになりましょう」
「ええーっ!?」
「シウネー、意外とクソゲー好きだよね……」
スリーピング・ナイツの女性陣に捕まるユイ。流石の連携。流石の早業だ。
彼女はこれからあのインセクサイトで理解の埒外な戦いに身を投じることになるのだろう……。
「ボクたちはALOでいいよね?」
「いいっすよ。――アリの大群には気をつけるんすよー」
「待って!? お姉ちゃんー!!」
2人に担がれつつも身体をくねらせて抵抗を続けるユイ。彼女にはイモムシの才能があるかもしれない。……そんな才能はいらないだろうが。
必死な叫びは聞かなかったことにして、ALOを起動するとユイの叫び声はすぐに聞こえなくなった。
▽▲▽▲▽▲▽▲
「ぷふっ!」
「あははははっ!」
前回ログアウトした場所はどちらも新生アインクラッドの22層。
月明かりの差し込む家主のいないにコテージに現れたわたしたちは、互いの顔を見るなり同時に笑いだしてしまった。
「ユイには悪いけど、助かったっす」
「ここのところベッタリだったもんねー」
「ユウキからもやっぱりそう見えるっすか……」
どうやらわたしの気のせいではなかったようだ。
このままだとオーグマーが完成して出歩けるようになっても状況は改善しないだろう。なにせ装着中はネットワークに接続しているわけだから、彼女の目が常にあると考えた方がいい……。
なんとかしたいが打開策は思い当たらない。時間が解決してくれるだろうか?
「愛されてるのは嬉しいんすけどね」
冗談めかして愚痴を言う。
「――ボクも好き、だよ」
わたしの視線はユウキの綺麗な赤紫色をした瞳に吸い寄せられていた。
なぜなら彼女の声色が、友達に言うような軽い調子のものではなく、艶やかで含みのあるものだったから。
「………………」
「………………」
二の句を継げられず、無言が満たされていく。
ユウキの表情にいつも通りの快活な笑顔はない。
ともすれば自然と真剣なものに見えてしまい、少しだけ怖かった。
彼女が強い足音で一歩前に出ると、わたしは弱腰に一歩後ろへ下がる。二歩三歩と続ければあっという間に追い詰められ、背が壁にぶつかった。
「エリ」
「ひゃいっ?!」
ユウキが壁を突い音に鼓動が跳ね上がる。
「エリはさ……。ボクのこと、好き?」
今度は不安気に紡がれる言葉。
吐息が聞こえるほどの距離に彼女の唇があった。
「ああ、えと、そのっ……好き? ですよ……」
「それはどの好き? 友達としての好き? それとも……」
「――――んんっ!?」
目を合わせていられず瞼を固く閉じてしまう。
思考力は奪い尽され、とっくに混乱の状態異常。
今のわたしはまな板の上の鯉だった。
「………………」
……しばらく、待った。
なにも、起きない。
「ふふっ……。あはははは!」
笑い声にそっと目を開けると、いつの間にかユウキは眼前から離れていた。
「ユウキー!」
「ごめんごめん。でもエリの表情が……あははははっ」
「笑いすぎっす!」
お腹を抱えて笑うユウキに、ほっと一息。
まだ心臓は早鐘を打っている気がする……。
「流石に性質悪いっすよ、もう!」
「だからごめんってば」
悪びれもせずに謝るユウキ。
「ちょっと熱くなっちゃった。散歩しない?」
「いいっすけど」
背を向けたままの彼女に続いて外へと出る。
ALOはSAOと違って現実時間と完全な同期はしていないが、運よくこちらも夜だった。
アインクラッド内であるため満点の星空とはいかないが、上層の底で光を反射する石が星々の代わりと言えるかもしれない。
ユウキの後に続いてしばらく飛行していると、夜風は火照った身体をほどよく冷ましてくれた。
「………………」
「………………」
わたしたちは無言で夜闇を進んでいく。
目的地があるわけでもなし。気の向くままに飛び立った結果、何処に辿りつくわけもなく、22層の上空をただただ旋回していった。
この階層はフィールドにエネミーが沸かないため、戦闘も起こらない。
他にプレイヤーがいる様子もなく、この狭い箱庭が2人だけの物になったかのような気がした。
眼下には夜の闇を映した巨大な湖。
森の小道にはかつてアスナと和解した場所もあるだろう。
だけど、それを話題にするのはなんだか2人だけの時間を壊してしまいそうで、わたしはずっと口を噤んでいた。
「エリはさあ!」
風切り音に負けないよう、ユウキは声を張り上げる。
「デュエルトーナメントの出場申請はもうした?」
「どうだったっすかね……」
正式名称は『第三回、アルヴヘイム統一デュエル・トーナメント』。
公式が運営する個人戦のデュエル大会だ。新生ALOになってからは初の大会で、準決勝からはネット放送局『MMOストリーム』で生中継がされるんだったか。
メールボックスを開くと、運営からのお知らせメールで時間などの詳細な連絡事項が記載されたものが送られていた。
そういえば25層の攻略前にアスナと一緒に申請をしたんだった。
「してたっすよ。Fブロックっす」
「ボクはDブロック!」
ブロック表を見る限り、ユウキと当たるのは決勝戦まで勝ち進まないといけないらしい。
「お願いがあるんだけど聞いてくれる?」
「いいっすよ」
羽を傾け、湖畔の浮島に降り立つユウキ。
彼女の様子がどこかおかしいことを薄々感じていたわたしは、嫌な予感がしていた。
「お願いっていうのはね……。ボクに勝ってほしいんだ」
「トーナメントで?」
「うん」
「それは……」
確約しかねる願いだった。
先日までなら客観的に考えれば可能だったと思う。
だが25層でわたしたちが暴れ過ぎたせいもあって、全プレイヤーにはアバターの限界速度が課せられることになったのだ。軽量級種族を重量級種族が速度で圧倒するのは流石に駄目だったらしい。これにはカーディナルシステムもお怒りで、上位数名のプレイヤーがこれに引っかかり弱体修正を受けた。
知る限りではキリト、アスナ、クライン、ユウキ、わたしの5名が修正済み。
種族差を加味して、わたしやクラインは軽量級種族の他3人よりも遅くなっている。
「頑張ってみるっすけど、あんまり期待しないでほしいっす」
「勝てたらマザーズ・ロザリオを――ううん。ボクに勝って、マザーズ・ロザリオを受け取ってほしいんだ」
「………………」
SAOでは剣こそがそのプレイヤーの魂ともいえる物だった。
この新生ALOでならそれはOSSにあたるのだと思う。
特にユウキがマザーズ・ロザリオに込める思いの丈は人一倍大きい。あれは彼女の人生の軌跡ともいえる技だ。
どうして……。
わたしはその言葉を語らない。
口に出せば答えを知ってしまうから。
「これが、きっと最後のチャンスなんだ」
けれど察しの良いユウキは、わたしの胸の内を読めたのか続けてしまう。
「もう、ほとんど時間がないんだ……」
「そんなっ! だって1年って……」
「余命宣告はあくまで予想だもん。伸びることもあれば縮まることだってあるよ」
「………………」
あたりまえのことだ。そんなことは知っている。
そしてこのタイミングで言うということは、本当にギリギリなのだろう。
「だから、最後に誰かにボクの生きてきた証を残したいんだ」
「スリーピング・ナイツにいる片手剣使いは確かにわたしだけっすけど……。でも、わたしじゃなくたって――」
「そういうんじゃない!」
声を荒げて彼女は叫んだ。
「エリじゃなきゃ嫌なんだ! 君だけに、受け取ってほしいんだ!」
「………………」
止めてほしかった。
わたしはそんな重いものを背負えるような、背負っていいような人間じゃないから。
彼女の輝かんばかりの剣技も、わたしの手にかかればたちまち陰るだろう。
思い出を穢すような、そんな真似はしたくない。
「……前にした約束、憶えてる?」
「約束?」
「オーグマーのときのアレ。恩返ししてくれるんだったよね?」
「それは……。確かに言ったっすけど、わたしにできることしか無理っすよ」
「ボクはエリならできるって信じてる」
「期待が重いっす」
「ごめん」
それでも取り消すつもりはないのだろう。
彼女はわたしを真っ直ぐに見つめ続けていた。
「それとも、ボクの技なんていらない?」
「その言い方は卑怯っすよ……」
全部、わかっててやってるんだろう。
「わかった。ここで答えを聞くのは止めておくよ。でもボクの気持ちは変わらないから。エリが受け取ってくれないなら、誰にも渡さない」
「……どうしてわたしなんすか」
「ボクに勝ったら教えてあげる」
彼女の決意は梃子でも動かなさそうだった。
動かせないなら、きっと死ぬまでそのままだ。
「そろそろ遅いし、もう落ちよっか」
「……そうっすね」
そう提案するものの、彼女が諦めたわけではなさそうだった。
フィールドだとログアウトしてからもしばらくアバターがその場に残ってしまうので、いくらエネミーが出ないといっても、ALOで培った常識がコテージに戻るよう促した。
「今日はありがとう。ユナのライブ凄く楽しかったよ。……もしエリに出会ってなければ、ボクはスリーピング・ナイツの皆とだけ冒険して、そこで終わりだった。このALOで沢山の友達ができたのはエリのおかげだね」
「ユウキが頑張ったからっすよ」
にこりと笑うユウキに、わたしの否定はまるで届いていない。
「おやすみ、エリ」
「……おやすみなさいっす」
コンソールを開いてログアウト処理をしていく。
こんなふうに、彼女と一緒にいられる時間はあとどのくらい残っているのだろうか……。2人きりともなれば、もしかするとこれで最後かもしれない。
拭い去れない不安の影がわたしの指を絡め取り、彼女を見送ることを選択させた。
「あ、そうだ! この台詞、一度でいいから言ってみたかったんだ」
ログアウトする直前。
ユウキは置き土産とばかりに言葉を紡いだ。
「――決勝で待ってるよ」