ONI異界伝 はるけぎにあの双子鬼神   作:ローレンシウ

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第八話 教育

 

 トリステイン魔法学院の本塔最上階にある学院長室では、学院長オールド・オスマンと教師のコルベールが昼食後のお茶をいただきながら、のんびりと雑談を楽しんでいた。

 二人は食事を早めに切り上げてここへ来たので、その後食堂で起こった決闘騒ぎのことはまだ知らないのだった。

 

 コルベールの研究の進展に関する説明だの、図書館で見つけた面白い本の紹介だの。

 オスマンが最近通っている街の酒場の話だの、たるんだ貴族たちから学費を徴収するうまい手に関する議論だの……。

 そんなとりとめのない話を経た後、話題は昨日召喚されたばかりのルイズの使い魔たちのことに移った。

 

「コルベール君は、昨日はなかなか大変な一日だったようじゃな」

「いえ、何のお役にも立てませんで。それに引き換え、学院長の見事な采配にはおそれいります」

「ほっほ、お世辞を言っても何も出んよ。……そういえば、あの二人は何者なのかのう?」

 

 どうもただの平民とは思えんが、というオスマンの言葉に同意して、コルベールは自分の意見を述べた。

 

「そうですな。おそらくは、ロバ・アル・カリイエかどこか、遠くの文化圏からやってきたものと思いますが……」

「ふむ。なぜ、そう思うのかね?」

「それは、あまりにもこのあたりの習慣について無知なようでしたし……。それにあの二人の服にせよや武器にせよ、ここらでは見慣れぬものでしたからな」

「ああ。そういえば、二人とも何やら変わった武器を背負っておったのう」

「ええ。詳しく見たわけではありませんが、なかなか上等な作りのように思えましたし。兄妹揃って武器を所持していることからすると、いずこかの地の戦士の家系かもしれません。昨日のあの気迫といい、お飾りで持っているだけとは思えませんでした」

 

 あの二人に詰め寄られて、不覚にも気圧されてしまったことを思い出しながら、コルベールが神妙な顔でそう言った。

 

 彼は今でこそ押しの弱い、冴えない中年教師といった風情であるが、こう見えて昔は『炎蛇』の二つ名で恐れられた腕利きの武闘派メイジだったのである。

 一見すると気弱そうに見えても、滅多なことでは本当に恐怖を感じたりはしない。

 そんな彼が少し恐れを抱いたくらいに、昨日のあの二人からはなにか、名状しがたい威圧感を感じたのだ。

 それは、十五、六の尋常な少年少女が発するものとは思えなかった。

 

 その時自分の感じたものが正確になんだったのかは、コルベール自身にもわからない。

 が、とにかく、単にお互いのことを思う兄妹愛から生じた激情というだけではない、そういったものとはまるで種類の違う何かがあの二人にはあるのではないか、とは思っていた。

 

「ふむ、そうか。『炎蛇』にそれだけ評価される者たちが使い魔となれば、ミス・ヴァリエールにとっては頼もしい話じゃな」

 

 オスマンは、そう言って満足げに頷いた。

 

 昨日は思いもかけぬところへ召喚されたせいかかなり興奮していたようだったが、本来は話の分かる理知的な子らであろうと見えた。

 ならば、強いというのは使い魔としてそれだけ頼もしいということでもあるし、結構な話である。

 

「まあ、そうですな。しかし、実際どんなものかは……」

 

 コルベールがそう言いかけたちょうどその時、学院長室のドアがノックされた。

 

「誰じゃな?」

「私です、オールド・オスマン」

 

 扉の向こうから、学院長秘書であるミス・ロングビルの声が聞こえてきた。

 彼女は二人がお茶を頂いている間、席を外していたのである。

 

「おや、ミス・ロングビル。何かあったのかね?」

「はい。ヴェストリの広場で、決闘をしている生徒がいるそうです。騒ぎが大きく、教師も生徒たちに邪魔されて止められないそうで」

「なんとまあ、春先から早くも始まったか。まったく、悪ガキと暇をもてあました貴族の組み合わせは最悪じゃな」

 

 オスマンは溜息を吐いて、紅茶のカップを下に置いた。

 もう一方の手で口に運ぼうかとしていたお茶請けのナッツを、テーブルの下にいる使い魔のハツカネズミ、モートソグニルに投げてやりながら。

 

「……で、誰が暴れておるんだね?」

「一人は、ギーシュ・ド・グラモンという、二年生の男子生徒です」

「ああ、知っておる。あのグラモンのところのバカ息子じゃな。息子も父親に輪をかけて女好きらしいからの、おおかた女の子の取り合いじゃろう。相手は誰じゃ?」

「いえ、それが、メイジではありません。ミス・ヴァリエールの使い魔になった二人のうち、少年のほうだそうです」

 

 オスマンは一瞬きょとんとして、コルベールと互いに顔を見合わせた。

 思わず苦笑が漏れる。

 

「……それはまた、なんとも。噂をすれば影、というやつじゃな」

「噂?」

「ああ、いや。なあに、こちらの話じゃよ」

「はあ……」

「それよりも、一体なんでまた、その少年がグラモンのバカ息子と決闘などをすることになったのかね?」

 

 ミス・ロングビルは、あくまでも又聞きした噂ですがと断ったうえで、ギーシュが自分の女性関係での失態の責任を押し付けようとしたことに彼とその妹が反発して、それで体面を傷つけられたと怒ったギーシュが言い出した決闘を拒まず受けて立ったらしいというようなことを説明する。

 オスマンはその話に、真顔でじっと耳を傾けていた。

 

「それで、教師たちは決闘を止めるために『眠りの鐘』を使用したいと言っておりますが」

「そうじゃな。……いや、強引に止めさせても遺恨が残ろう。納得のいくようにやらせておきなさい、念のため見守りだけはしておくように」

「わかりました。では、そのように伝えます」

 

 ミス・ロングビルはそう言って、扉の前から去っていった。

 足音が遠ざかっていったのを確認すると、コルベールはオスマンの方を見て、怪訝そうに顔をしかめた。

 

「いいのですか、オールド・オスマン。あんなことを言って」

「いいも何も、先ほどの君の見立てによると、あの少年は腕利きの戦士なのじゃろう? それに、分別もある。やり過ぎてしまうというようなことは、まずあるまいよ」

「それは、あくまでも雰囲気からそうではないかと思ったというだけで。さすがに戦っているところを見たわけでもないのに、ドットとは言えメイジに勝てるほどかなどという保証はありませんし、もしもギーシュの方が勝った場合……」

「なればこそ、確認しておくよい機会ではないかね」

 

 オスマンがそう言って、壁にかかった大きな『遠見の鏡』に向かって杖を振ると、そこにヴェストリの広場の様子が映し出される。

 そんな確認などは無理にすることでも、と異議を唱えようとするコルベールを、オスマンは手で制した。

 

「のう、コルベール君。彼の主人であるミス・ヴァリエールは、優秀なメイジなのかね?」

「……いえ。というか、むしろ、無能というか……、少なくとも、周囲からはそのように扱われているようで」

「それがようやく、こうして頼もしい使い魔を呼び出せたのではないか」

 

 オスマンは鏡に映し出された音鬼丸とギーシュの姿を交互に見つめながら、話を続ける。

 

「このグラモンのバカ息子が『炎蛇』を少しでも恐れさせるなど、少なくとも今の時点では絶対にありえんよ。対して、こちらの少年は堂々たるもの、貴族を恐れておらぬ。よしんば仮に負けたとしても、その態度だけでも十分すぎるほどに立派ではないか」

「……その雄姿を、主のミス・ヴァリエールに最後まで見せてやるべきだということですか?」

「ミス・ヴァリエールのためだけではない。この少年や、その妹のためにも。そして、グラモンのバカ息子や、野次馬をしておるその他の生徒らのためにもじゃ」

「ギーシュ・ド・グラモンの?」

「さよう。教師の叱責や女子の平手よりも、その方が彼には効くのではないかな。子供の安全を第一とするならすぐに止めるべきという君の意見は正しい。だが『炎蛇』よ、ただ生徒らの身の安全を保障することだけではなく、彼らの成長する機会をみだりに摘み取らぬこともまた、大切な教師の責務だとは思わんかね?」

 

 机上の学問や魔法の演習だけが教育のすべてではあるまいというオスマンに、コルベールは完全に納得し切ってはいないような複雑そうな顔をしたが、結局黙って頭を下げた。

 それから彼と並んで、鏡の中の光景をじっと見守る……。

 

 

 金属製のゴーレムがあっけなく斬り倒されるという、あまりにも予想外な展開に、それまで騒がしかった観客たちがしいんと静まり返った。

 

 しかし、それも一瞬のこと。

 すぐに、ひときわ大きな歓声が、あたりに響き渡る。

 

「お……、おいおい! あの平民、ゴーレムを斬り倒したぞ!」

「あの子、実は剣の達人だったのね!」

 

 

 

「な、なんだ……。あんなに簡単に壊れるなんて、ギーシュのゴーレムは案外見掛け倒しだったみたいね!」

「……お兄さまが強いんです」

 

 いささか拍子抜けした様子ながらもほっとしたようにそう言うルイズに対して、御琴は若干顔をしかめて反論した。

 

 彼女としても、ギーシュや彼の『ごぉれむ』とやらが大したことないというのに、特に異論はない。

 だが、たとえそうであるにしても、ルイズにいつまでも兄の実力を過小評価されたままでいるというのはあまりいい気分ではなかった。

 

 

 

「……な、なかなかやるようじゃないか。ま、まあ、貴族に歯向かえるほどではないがね!」

 

 ギーシュは、努めて平静を装いながらそう言った。

 が、音鬼丸が倒れた敵がもう起き上がってこないことを確認したうえで自分の方へ向き直ったのを見ると、あわててまた杖を振る。

 

 花びらが周囲に散らばり、六体のワルキューレが同時に姿を現した。

 全部で七体のワルキューレが、彼の武器なのである。

 先ほど破壊された一体とは違って、今度は各々が手に短槍や盾などの武具を携えていた。

 

 それを見て、観客たちがざわめく。

 

「ギーシュのやつ、本気を出したぞ!」

「ちょっと、あんまりやりすぎなんじゃないの?」

 

 いくらあの平民が強いとしても、剣では一度に一体の相手としか斬り合えないのだから、これでは勝負になるまい。

 それどころか、本当に殺してしまいかねないのではないか。

 なにせ六対一の上に、手には殺傷力のある武器を持たせているのだ。

 久し振りの決闘、それも貴族と平民の勝負だというので刺激的な見世物を期待していた観客たちも、さすがに虐殺ショーが見たいなどとは思っていなかった。

 

 それはギーシュも同様で、数の優位を得て余裕を取り戻すと、勿体ぶって薔薇の花を弄る。

 

「さて、ここからが本番だ。君はよくがんばった、降伏するなら今のうちだよ?」

 

 しかし、当の音鬼丸自身には特に動じた様子もない。

 ただ、一旦足を止めて周囲の敵にさっと目を走らせると、刀を鞘に納めてひとつ深呼吸をした。

 

 それを見て、ギーシュは安堵半分、得意半分といった心持ちで目を細める。

 

「剣を収めたということは、降参するわけだね? ならば、一言詫びを入れて頭を下げたまえ。それで……」

「……誰が、そんなことをするもんか!」

 

 しばし目を閉じて精神を集中させていた音鬼丸は、一声そう叫ぶと目を見開き、刀を抜き放って、手近のワルキューレに飛びかかった。

 

「う、うわっ!?」

 

 すっかり油断しきっていて不意を食らったギーシュは、あわててそのワルキューレに何か命令を出そうとした。

 だが手遅れで、そいつは動く間もなく袈裟懸けに斬り捨てられる。

 

 音鬼丸はさらに横に飛び、続けて近くにいた別のワルキューレにも斬りかかった。

 今度はかろうじてギーシュの防御の指示が間に合ったが、彼のゴーレムは一対一では到底音鬼丸の相手にならない。

 音鬼丸は初太刀の軌道を変えて守られていない脚を薙ぎ払うと、たまらず倒れたところにとどめの一撃を叩き込んで、そのワルキューレも難なく仕留めた。

 

 しかし、ギーシュとて曲がりなりにも軍人の家系の出であり、いつまでも戸惑ってばかりではない。

 その二体がやられている間に残る四体を動かして、音鬼丸を素早く取り囲ませた。

 

「行け、ワルキューレ!」

 

 もはや勿体ぶる余裕もなくなってきたギーシュは、包囲網が完成するや即座に指示を出して、ワルキューレを一斉に躍りかからせる。

 

 しかし、複数体を同時に操作したために一体一体の動きは雑になっており、ただ真っ直ぐ突っ込んでくるだけだ。

 自分から近づいてきてくれることも併せて、音鬼丸にとってはむしろ斬り捨てやすくなっただけである。

 囲みの中の音鬼丸にワルキューレが殺到したと見えた次の瞬間には、鋭い光の軌跡が縦横に走って、あっという間もなく三体がバラバラに斬り裂かれた。

 

 そうして崩れ落ちていく人形群の向こうに、ギーシュと観客たちは、最後の一体のワルキューレの突き出した短槍を刀を持っていない方の腕で難なく掴んで食い止めている音鬼丸の姿を見た。

 

 ギーシュはあわててそいつに自分の元へ戻るよう命令を出したが、武器をがっちりと押さえられていて動かせなかった。

 鬼熊の剛腕やだいだら法師の巨体から繰り出される強烈な一撃にも対抗できる音鬼丸にとって、普通の人間よりは少々強いという程度の青銅人形の膂力など大したものではない。

 

「やあっ!」

 

 ぐっと力を込めて短槍をその持ち主ごと引き寄せてやると、ワルキューレは体勢を崩して倒れ込んだ。

 それを飛び越えるようにして、もはや遮るもののなくなったギーシュへ向かっていく。

 人形を作り出したり動かしたりする際に常に振っているあの造花の杖さえ奪ってしまえば彼を無力化することができるだろうと踏んだのであり、事実、それは正しい。

 

 しかし、ギーシュが音鬼丸の力を見くびっていたのと同様に、音鬼丸の方もメイジの力をいささか甘く見ていたようだった。

 

「ぅ……、うわあぁぁっ!」

 

 ギーシュが目前に迫った音鬼丸に対して、無我夢中で杖を振る。

 

 音鬼丸はそれに構わず、彼の振るうその薔薇の杖に向けて刀で斬りつけた。

 また人形が出現して邪魔をされる前に片を付けようと考えたのである。

 仮に何か攻撃が飛んできたとしても、音鬼丸には術に対する抵抗力もそれなりにある。

 人形たちの強さから見てもギーシュにそれほど強力な術が使えるとは思えないし、十分に耐えられるだろうと踏んでいた。

 

 ところが、変化はその斬りつけた刀に対して起こった。

 

「……え?」

 

 突然、刀身の一部が発光したかと思うと、その部分が土くれのような物質に変化してボロッと崩れた。

 刀の中ほどから先の部分が折れて地面に落ち、からんからんと乾いた音を立てる。

 長さの足りなくなった刃は薔薇の杖にまで届かず、虚しく宙を斬った。

 

 ギーシュが迫ってくる音鬼丸から身を守ろうと、咄嗟に彼の武器に対して『錬金』を用いたのである。

 

「こ、これは……」

 

 予想もしていなかった事態に、音鬼丸も、後ろの方で見ていた御琴も、目を丸くした。

 店売りの量産品とはいえ、強固な肉体をもつ妖怪との戦いにも耐えられるように丈夫に作られているはずのこの刀が、こうも容易く壊されてしまうなんて……。

 

「は……、はははは! 惜しかったね。だが、これで形勢逆転というわけだよ」

 

 音鬼丸の刀が壊れたのを見て落ち着き取り戻したギーシュが、彼がまだ驚いているうちにさっと距離を離すと、生き残ったワルキューレを動かして自分と敵の間に割り込ませた上でそう言って勝ち誇った。

 

 実のところ、計算しての行動というよりは無我夢中で自分の身を守ろうと咄嗟にやったことが功を奏しただけだったのだが、とにかくこれで敵の武器はなくなったわけだ。

 いくら剣の腕前があろうが動きが早かろうが馬鹿力だろうが、素手で金属製のワルキューレを倒せはすまい。

 

「さあ、これで君にもわかっただろう。大人しく、無謀で無礼な振る舞いを詫びれば、……!?」

 

 ギーシュがまだ陶酔げな口上を言い終わらないうちに、音鬼丸は問答無用でワルキューレを体ごとぶつかるようにして地面に打ち倒すと、そのまま彼の方に突っ込んでいった。

 

 ワルキューレは既に残り一体だし、膂力でも音鬼丸のほうが勝っている。

 迂回するなり押し退けるなりして術者に迫るのはそう難しいことではないのだから、ギーシュは余裕ぶっていられるような状況ではなかったのである。

 

 あわてて杖を向けようとするが、それよりも早く。

 

「……ぶゲッ!?」

 

 音鬼丸が刀の柄を、素早く二回連続でギーシュの鳩尾のあたりにめり込ませた。

 

 当然ながら、元より音鬼丸にはギーシュを斬り捨てる気などなく、杖の破壊なり刀の峰か平で打つなりして勝負をつけようと考えていた。

 しかるに刀を破壊されてしまったので、それが柄打ちに変わっただけのことである。

 別に拳打なり蹴りなりでもよかったのだが、先ほど「この刀で戦う」と宣言した手前、それ以外の攻撃手段を使っては反則負けになるかもしれないと思って、律儀に柄打ちにしたのだった。

 

「が、は……」

 

 ギーシュは小さく呻くと、あっけなく白目を剥いて地面に崩れ落ちた。

 意識を失う寸前に、はたして無謀で無礼なのはどちらのほうだったのだろうかと、かすかにそう考えながら。

 

 その様子を見て、むしろ攻撃した音鬼丸の方が驚いた。

 

「えっ……? だ、大丈夫ですか、ぎーしゅさん!?」

 

 あたふたと声をかけ、頬を軽くはたいてみるが、完全に意識が飛んでいた。

 一撃で頑丈な刀を壊すほど強力な術を使う鬼族が、この程度の攻撃で完全に昏倒するなんて、音鬼丸は思ってもいなかったのである。

 彼の知る限りでは、強力な術者は身体的にもかなり強いものだ。

 

 しばらくうろたえた後、音鬼丸と御琴がとにかく法術で彼を治療しようかとしたあたりで、先ほどギーシュの頭にワインをぶっかけた金髪の巻き毛の少女が大騒ぎしている観客たちを押し分けて真っ先に駆け寄ってきた……。

 





はやぶさぎり:
 ONI4で音鬼丸が習得できる剣術のひとつで、おけやまじょうの道場で「けんざん」という名の師範を倒すと教わることができる。
その効果は、使用するとその後7ターンの間、毎ターン通常攻撃を3回連続で繰り出すようになるというもの。
作中で彼がワルキューレを立て続けに何体も斬り捨てているのは、この技の効果によるものです。

音鬼丸の刀:
 本作で音鬼丸が所持していたのは、店売りの「ぎんのかたな」です。
ONI4では「くさなぎのけん」や「びしゃもんのほこ」といった強力な装備も所有していたはずの彼ですが、ONI5で味方に加入する際の初期装備はそれでした。
なお、ゲーム中の説明文では単に「ぎんいろにひかるかたな」と書かれているだけなので正確にどういった武器なのかはよくわかりませんが、本作では分厚く頑丈な鋼鉄の刀身の一部に特殊な製法で破魔の金属である銀を混ぜた対妖怪用の刀であるとしています。
一般的な店売りの武器としてはそれなりに高品質ではありますが、『錬金』の呪文に対する耐性はありません。
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