魔法科高校の劣等生~元双星の陰陽師~   作:アレハレ無双

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1話書き上げるのにかなり時間がかかってしまうためやはり書き終わったら直ぐに投稿することにします。


入学編
1話


~第一高校~

 

???「納得できません!何故お兄様が補欠なのですか?入試の成績はお兄様がトップだったじゃありませんか!本来なら私ではなく、お兄様が・・・」

 

???「深雪、お前がどこから入試の成績を知ったのかはこの際置いておくとして・・・ここは魔法科高校なんだ。実技が優先されるのは当然のことだろう?」

 

第一高校の制服を身にまとった少女と青年が言い争っている・・・と言うよりもただを捏ねる妹を兄が宥めている。

第一高校の制服ではあるものの、この2人の着ている制服には男女の差ではない明確な差が存在している。

それは、第一高校のエンブレムが入る部分。少女の方は八枚の花弁のマークがあるが、青年の方にはない。

これが、少女の熱弁にさらに油を注ぐ原因となっている。

 

兄をかなり尊敬しているのか兄の成績が1番だと言う主張に熱が入る『深雪』と呼ばれた少女の話を遮り『お兄様』と呼ばれた青年、『司波達也』が諦めたように深雪を宥めようとする。

 

深雪「そんな覇気のないことでどうしますか!勉学も体術もお兄様に叶うものなどいるはずがないではありませんか!それに本当なら魔法だって・・・」

達也「深雪!」

 

達也は深雪の言った『本当なら魔法だって』と言うのセリフを聞いて少しばかり声を荒らげて続く言葉を遮る。

 

達也「・・・それは口にしても仕方の無いことだ。」

 

深雪「も、申し訳ございません・・・」

 

そう言って落ち込む深雪を見て達也は深雪の頭を撫でながら励ましの言葉をかける。

 

達也「・・・深雪、お前の言葉は嬉しいよ。俺は怒ることが出来ない代わりに、お前がこうして怒ってくれているから俺はいつもそれに救われている。」

 

深雪「・・・嘘です。」

達也「嘘じゃない」

深雪「嘘です。お兄様はいつも、私を叱ってばかり・・・」

 

達也「嘘じゃないって。でもお前が俺の事を考えてくれているように、俺もお前のことを思っている。」

深雪「そんな・・・お兄様・・・『想ってる』だなんて・・・」

 

達也(確かに言葉はあっているんだが・・・意味が違う方に勘違いしてないか?)

 

達也は体を捩らせて悶える深雪を見てこんなことを考えていたがこれをチャンスとばかりに言う。

 

達也「深雪、たとえお前が答辞を辞退しても代わりに俺が選ばれることは無い。他の一科の連中から選ばれるだけだ。けど、俺は他の連中よりもお前の晴れ姿を見たいんだ。」

 

深雪「・・・分かりました。深雪の晴れ姿、ちゃんと見ていてくださいね!」

 

と、言い深雪は入学式が行われる体育館へ向け走っていく。

 

達也(さてと、これからどうして時間を潰すかな。)

 

達也は深雪のリハーサルがあるため早く来てしまい、時間を持て余していた。

するとそこに1人の青年が真っ直ぐこちらに向かって歩いてきていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

~達也に話しかける少し前~

 

陽馬(さて、真夜の話じゃ入試1位の総代の付き添いで奴はもう来ているはずなんだけど・・・)

 

と、陽馬は『司波達也』を探しながら一校内を歩いているとそこに何やら話をしている男女が目に入る。

その男女の男の方こそが今まさに陽馬が探している人物だった。

 

 

 

 

~そして現在~

 

陽馬「・・・ねぇ、君が司波達也君・・・であってるよね?」

 

と、いきなり知らない青年に名前を言い当てられ達也は警戒する。

 

達也「・・・そうだか、君は?」

 

陽馬「俺は獅子宮陽馬だ。・・・君のことは真夜から聞いている。」

 

達也は『真夜』という人名を聞きより一層警戒する。

 

陽馬「まぁここじゃなんだし、中庭にベンチがあるんだ。ちょっとそこに移動しようよ。」

 

達也「ああ」

 

達也は警戒しながらも陽馬について行く。獅子宮陽馬という人物を探りながら。

 

 

 

 

 

 

~中庭~

 

陽馬「うん、ここなら聞かれないかな。」

 

陽馬はそう言いながら、周囲に防音のフィールドをはる。

 

達也「俺の事を一体どこまで。どうやって知った?」

 

陽馬「うん、そのことも話そうと思って呼んだんだ。君には俺のことも知っておいて欲しいしね。」

 

達也「・・・」

 

陽馬「まず先に俺と真夜・・・深夜の関係だけど、実は俺たち同年代でね。俺がこうしてここに入学してるのは、1種のコールドスリープみたいになってたからなんだよね。で、真夜と深夜は俺の恋人だった人・・・『神谷伽耶』の親友とも呼べるなかだったんだ。あとは、真夜を大亜連合の奴らから助けたのが俺と伽耶だったからってのもある。・・・だいたい教えて貰えた理由についても理解出来たかな?」

 

達也「・・・はい。充分です。」

 

陽馬「別に敬語じゃなくていいよ。・・・実際に俺今15歳で止まってたから同い年なわけだし。」

 

達也「・・・そうか。なら呼び方は司波でも、達也でも構わない。好きに呼んでくれ。」

 

陽馬「OKだ。俺も好きに呼んでもらって構わないよ。達也」

 

と、ここまで話したところで防音のフィールドが消え去る。

すると、見計らったかのように1人の女性がこちらに向かってきて話しかけてきた。

 

???「新入生ですね?そろそろ開場の時間ですよ?」

 

話しかけてきた女性の腕を見ると手首の辺りに腕輪・・・CADが付いていた。

第一高校にて校内でCADの携行が認められているのは生徒会などの1部のみ、つまりはこの女性は生徒会等の可能性があるという事だ。

陽馬に取っては生徒会には注意するべき人物がいるため、あまり関わりたくなかったのだが話しかけてきた女性が自己紹介をする。

 

真由美「・・・当校の生徒会長をしています。七草真由美です。ななくさとかいてさえぐさと読みます。よろしくね」

 

達也「・・・俺、・・・いえ、自分は司波達也です。」

陽馬「獅子宮陽馬です。」

 

七草真由美・・・陽馬にとっては1番会いたくない人に会ってしまった。

故に、陽馬は何とか逃げ出そうとする。

 

陽馬「もうそろそろ時間ですので、失礼します。」

 

陽馬がそう言って軽くお辞儀をし、会場に向かうと同時に達也も同じ様にお辞儀をし、会場に向かった。

 

 

 

 

 

 

~入学式会場~

 

陽馬「うわぁー、キレーに別れてるなぁ。悪目立ちするのも良くないし、ここで別れようか。」

 

達也「ああ、そうだな。」

 

達也(・・・しかし、差別意識の問題は差別される側にもある・・・か。)

達也は上と下でキレイに別れて席に着いている一科生と二科生を見てそんなことを考えていた。

 

 

 

陽馬(あーあ、入学式なんて暇なだけで、退屈だな・・・。伽耶が居てくれたら退屈しないのかな・・・。)

と、陽馬が今は亡きかつての恋人の事を考えていると2人の女性がこちらに近づいて来て、さらに話しかけてきた。

陽馬はそのうちの1人の呪力を感じて驚愕することになる。

 

???「あの〜。隣は空いていますか?」

 

2人のうち、大きい方(いろいろと)が声をかけてくる。

 

陽馬「ああ、空いてますよ。」

 

ほのか「あ、ありがとうございます。・・・あの!私、光井ほのかって言います。それでこっちが・・・」

雫「・・・北山、雫。・・・雫って呼んで」

 

陽馬(な!?・・・この北山って子の呪力は・・・か、伽耶のものじゃないか!だとしたら、有馬が言ってた人はこの子か・・・)

と、陽馬が驚きながら考えていると

 

ほのか「あの!・・・名前を教えて貰ってもいいですか?」

 

陽馬「あ、ああ。・・・俺は獅子宮陽馬だよ。よろしくね。・・・あと呼び方は好きに呼んでくれていいよ。」

 

ほのか「はい!こちらこそ、よろしくお願いしますね。陽馬さん」

雫「・・・ん。」

 

ほのかはきちんと反応を示し、社交的な対応をしてくるが一方で雫は反応は示したものの、ほのかに比べるとかなり素っ気ない対応だ。これには陽馬も少し頭を悩ませる。

 

『これより、入学式を執り行います。』

 

陽馬「お、始まるみたいだね。」

 

ほのか「そうですね。」

 

 

 

陽馬(・・・伽耶の呪力を持ってる子を見つけたはいいけど、そもそも陰陽師かどうかすらわからないしなぁ〜。・・・それに、表情読みにくいし対応も素っ気ないからどうやって接したらいいかわかんないし。・・・憂鬱だなぁ〜。)

 

陽馬が考え事をしている間にも式は進み、新入生の答辞となった。

 

『新入生答辞。新入生代表、司波深雪』

 

司会の生徒に名を呼ばれ、深雪が出てくる。そして壇上に置かれたマイクの前に立ち軽くお辞儀をし、答辞を述べ始める。

 

深雪「穏やかな日差しが注ぎ、鮮やかに桜がまう・・・」

陽馬(・・・あれが司波達也の妹且つ四葉の最高傑作。そして次期当主候補か・・・。先程は達也と話していたからちゃんと見るのはこれが初めてだな・・・)

と、陽馬は深雪を見てその実力を測ろうと観察する。

そしてふと隣を見ると、ほのかがまるで芸能人にでも会ったかのような視線を向けていた・・・

 

 

 

 

 

 

 

~校内~

 

ほのか「陽馬さん!陽馬さんは何組でした?」

 

入学式が終わり、IDカードの受け取りと共にクラス分けが知らされる。

 

陽馬「俺はA組だったよ。」

 

ほのか「あ、そうなんですね。私と雫もA組でした!これからよろしくお願いしますね!」

雫「・・・よろしく。」

 

陽馬「ああ、こちらこそよろしくね。」

 

ほのか「陽馬さんはこの後どうするんですか?」

 

陽馬「俺はホームルームに行くって言いたいけど、実は俺は陰陽師やってるからね。そっちの方でこれから用があるから、もう帰るつもりだよ。」

 

ほのか「そうなんですね。じゃあまた明日です!陽馬さん」

 

陽馬「ん、そうだね。また明日、光井さん、北山さん。」

 

雫「陽馬さん。私のことは雫って呼んで。」

ほのか「私のこともほのかでいいですよ。」

 

陽馬「うん、わかったよ。雫、ほのか。」

 

と、ここまで話したところで陽馬は2人と別れ人がいない所へと移動する。

そしてそこで1枚の札を取り出し、【禍野】への門を作り中へと入っていく。

【禍野】へ入るとそこは殺伐としており、一般人はおらず代わりに【ケガレ】と呼ばれる怪物がいる。

 

陽馬「うん、ここ1ヶ月頑張ったかいがある。この辺はもう全然居ないね。」

 

そう、ここら辺一帯陽馬がリハビリを兼ねて1ヶ月かけ、ケガレを狩り尽くしているため今のところはケガレはここには居ない。

しかし、しばらく経てばまたここに群がってくるであろうがそれでも直ぐに狩り尽くされるだろう。婆娑羅が来さえしなければ。

 

陽馬(・・・今日はこの辺いないし、ここなら自由に術使えるから久しぶりに眼を使おうかな。・・・楽だし)

 

と、次の瞬間、陽馬の右眼に模様が浮かびそれが形を変えて繋がる。そしてその右眼の中心に渦のようなものが出来、それに吸い込まれていく。

 

 

 

 

 

~【禍野】陽馬の家の中~

 

何も無いはずの空間に突然渦が出来る。そしてその中心から1人の青年が出てくる。

 

陽馬(・・・やっぱ、早くていいね。眼をのリハビリにちょうどいいし、禍野から帰る時はこれ使うようにしようかな)

 

なんてことを考えながら、【現】に繋がる門を作りそこに入っていく。そしてそのもんの先は陽馬の家の自室だった。

 

陽馬(・・・面倒だけど、伽耶の呪力持ってる子見つけちゃったし、有馬に伝えないとな・・・)

 

と、少し憂鬱になりながら携帯端末を使い有馬を呼び出す。

 

有馬『はーいはいはい、有馬だよーん。そっちからかけてきたってことは、見つかったのかな〜?』

陽馬「ああ、見つけたよ。名前は北山雫。幸いなことにクラスも一緒だ。」

有馬『おぉー。それじゃあ最終的に君に例の封印を行えるようにこっちでも色々と動いておくね?』

陽馬「うん、よろしく頼むよ。」

有馬『まっかせてよ!・・・それじゃあ・・・期待してるよ。』

 

ブツッ!っと通話が切られた。

 

陽馬「・・・今度こそ・・・死なせない。・・・伽耶を助けれなかったからこそ・・・」

 

そう呟きながらベットに寝転がり、そのまま眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~次の日・1年A組教室~

 

陽馬(・・・それにしても、達也の妹は人気だな・・・)

 

陽馬は他人事(実際そうなのだが)のように外から目線で深雪に群がるクラスメイト達をまるで哀れむかのような目で見ていた。

と、そこでほのかが話しかけてくる。

 

ほのか「あれ?陽馬さんは皆みたいに司波さんの所に行かないの?」

 

陽馬「・・・ああ、正直な話幾ら入試1位の総代だって機械じゃないんだから感情はあるし、周りに群がられてあの場に縛り付けられてると可哀想に見えてくるし。・・・何よりああやって自分よりも上だって決めつけて媚を売るような真似をする奴なんかは正味二科生の連中と変わんないよ。」

 

???「なにィ!!僕らブルームをあんな出来損ないのウィードなんかと一緒にすると言うのか!!」

 

陽馬「ああ、だってお前ら魔法技能で劣るはずの二科生に入試のペーパーテストの魔法理論と魔法工学において負けているじゃないか。」

 

クラスメイト「なんだと!入試の成績は公開されていないはずだ!デタラメを言うな!」

 

陽馬「デタラメじゃないさ。なんならこのことを教えてくれた七草会長に聞いたらどうだ?」

 

クラスメイト「・・・クッ・・・・・・」

 

森崎「僕は森崎駿!森崎本家に連なる者だ!ウィードの味方をして僕らブルームを蔑む様なやつは僕は認めない!」

 

陽馬(・・・やっちゃった。あんまし目立たないようにしようと思ってたのに・・・ついつい本音を言っちゃったなぁー。この際だし色々と口撃でたたきつぶすか・・・)

 

森崎「なんか言ったらどうなんだ!」

 

陽馬「・・・・・・あ!ごめーん。考え事してて聞いてなかった。なんだったっけ、モブその1君」

 

森崎「・・・も、モブ・・・だと・・・!・・・君はどこまで人を馬鹿にしたら気が済むんだ!」

 

陽馬「だって正直な話、君の顔ふつーだし性格悪いしオマケに大して強くないだろうし、小物感満載だし。」

 

森崎「な!なんだと!いい加減にしろ!」

 

森崎は我慢の限界が来たのか殴りかかってくる。

しかし、大振りな為『眼』を使わなくても簡単に動きをみきれる。

そして冷静に回避して後ろに回り込み後ろから首を締めあげる。

森崎がやられたことに激情した他の取り巻き達が一斉に殴りかかってくる。

陽馬は森崎を取り巻き達に向けて突き飛ばし、『右眼』を発動させる。

取り巻き達が体制を建て直して殴りかかってくるものの、陽馬は避けようとしない。

 

ほのか&雫「「ダメぇぇー!」」

 

誰もが陽馬に攻撃が当たると思った次の瞬間、攻撃がすり抜けた。

 

ほのか&雫「「え?」」

取り巻き達「「「「このやろぉー!」」」」

 

取り巻き達が今度は一斉に殴りかかってくるがやはり当たらない。

1分ほどすると疲れたのか誰も殴りかかって来なくなった。

 

陽馬「・・・・・・わかった?君らじゃいくら束になっても俺には触れないし、こっちは陰陽師だからね。いつでも君らを殺せるんだよ。」

 

森崎「・・・な!お、陰陽師・・・だと!?」

 

陽馬「ま、そろそろ先生来るしみんな席に着いたら?」

 

森崎達「「「「くっ」」」」

 

 

 

 

 

~昼休み・食堂~

 

陽馬は先程クラスで騒ぎを起こしてしまったため、1人で食堂に来ていた。

すると見覚えのある人を見つける。

 

陽馬「やぁ、達也。俺も一緒に食事してもいいか?」

 

達也「俺は構わないが・・・」

???「あたしはいいわよ」

と、最初に赤毛のショートヘアの女性が快く受け入れてくれる。

???「わ、私も大丈夫です。」

次にメガネをかけた少しオドオドした女性が返事をくれる。

???「俺もいいぜ。」

最後にガタイのいい青年が返事をくれる。

 

陽馬「ありがとね。」

と、言い達也の横にほかの席からイスを取ってきて座る。

 

陽馬「それじゃあ、改めまして獅子宮陽馬です。俺のことは好きに呼んでくれて構わないよ。」

 

陽馬が自己紹介したのをきっかけに達也以外の3人が自己紹介をする。

エリカ「あたしは千葉エリカ。エリカって呼んで貰って構わないわ。」

美月「わ、私は柴田美月って言います。よろしくお願いしますね。」

レオ「俺は西城レオンハルト。レオって呼んでくれ!」

 

陽馬「了解、エリカに美月にレオね。OK、OK」

 

すると深雪がこちらにやってくる。

 

深雪「お兄様!」

達也「深雪。」

深雪「ご一緒してもよろしいですか?」

 

エリカ「深雪!ここ、空いてるよ。」

深雪「ありがとう。エリカ」

 

レオ「ええっと・・・誰?」

達也「司波深雪、俺の妹だ。」

レオ「へぇ」

深雪「司波深雪「司波さん」です。」

 

深雪がレオに自己紹介している時に森崎達が乱入してくる。

 

森崎「司波さん、そんなブルームの裏切り者やウィードなんかと一緒に食事するよりこっちで皆で食べようよ。」

モブ子「そうよ、邪魔しちゃ悪いよ。」

 

エリカ「はぁ?深雪はここで食べたいって言ってんのよ!それを邪魔する権利がアンタのどこにある訳?」

 

森崎「それなら君たちがそこをどいてくれないか?所詮ウィードはスペアなんだ。僕達ブルームに席を譲れ。」

 

陽馬「・・・はぁ〜。さっきから聞いてれば・・・そんなんだから小物感がいつまで経っても取れないんだよ、モブその1君」

 

エリカ「ぷぷっ・・・なにそれ〜」

 

陽馬「いやーなんか見た目的にもふつーで特徴ないからモブ?」

 

エリカ「なにそれ〜!陽馬くんさいこ〜!」

 

森崎「な!・・・二度ならず三度までも・・・覚えてろよ!」

 

そう言い残して森崎は立ち去る。

 

取り巻き達「「「「お、おい!待てよ森崎」

 

取り巻き達が森崎の後を追いかけるが、それを見ていた陽馬は、

 

陽馬「イヤ!雑魚の悪キャラが言い残すやつじゃん。だっせぇー!」

 

と、言ってエリカの笑いを取っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~放課後・校門前~

 

美月「いい加減に諦めたらどうなんですか!?」

 

取り巻き1「僕達は司波さんに相談したいことがあるんだ。」

モブ子「そうよ、ちょっと時間を貸してもらうだけなんだから!」

 

陽馬「イヤほんとになんなのきみら?そう言うのは事前にアポイント取っておいてからゆうものでしょ。」

 

森崎「そういうお前達はどうなんだ!」

 

陽馬「俺達は、そもそも司波兄妹が一緒に帰るのに誘われただけだし。アポイントは達也がとってる上に俺は誘われた側なの。だから問題なし」

 

森崎「うぐっ・・・と、とにかく!司波さんはウィードや裏切り者なんかとじゃなく、僕達ブルームと一緒にいるべきなんだ!裏切り者やウィード如きが僕達1-Aの問題に口出しするな!」

 

美月「・・・同じ新入生じゃないですか。・・・あなた達ブルームが今の時点で、一体どれだけ優れていると言うんですか!」

 

美月がそう言った瞬間、森崎が笑いながら言った。

 

森崎「なら、どれだけ優れているか思い知らせてやる!」

 

森崎は腰に刺してある拳銃型CADを抜き、魔法を発動させようとする。

しかし、森崎が魔法を発動する瞬間に魔法式が吹き飛ばされ、さらにエリカの警棒で叩かれCADを手放してしまう。

 

森崎「うぐっ・・・クソっ!」

 

達也(あれは!術式解体!まさか、陽馬か!)

 

達也がそう予想した通り陽馬がCADを使わずに術式解体で森崎の術式を吹き飛ばし、発動を防いだ。

 

取り巻き達「こ、コノヤロー」

 

取り巻き達が次々と魔法を発動しようとしている。

 

ほのか「だ、ダメぇー!」

雫「ほのか!」

 

ほのかが閃光魔法で止めようとするが、今度はほのかの起動式が吹き飛ばされ発動を止められてしまう。

 

ほのか「きゃ!」

雫「ほのか!」

 

真由美「そこまでです!自衛目的以外の対人攻撃は犯罪行為ですよ!」

摩利「風紀委員長の渡辺摩利だ。事情を聞きます。全員ついてきなさい!」

 

陽馬「お断りします。さっきからそこの物陰に隠れていたんですから、事情は知っていますよね?」

摩利「な!?気づいていたのか」

陽馬「それに・・・」

陽馬は達也に視線を向け、アイコンタクトをする。

 

達也「森崎を止めようと思えば止めれていたものをあなた方は止めなかった。なのに何故ただの閃光魔法で止めようとしていた光井さんの魔法は止めたんです?」

 

陽馬「あなた方がもっと早く介入出来たにも関わらず、介入してこなかったために起きたことでしょう。そんなことで時間を取らせないでいただきたい。」

 

真由美「そ、そうね、今回のことは私達にも不備があるため不問とします。今後はもうこんなことは無いようにね。」

 

真由美がそう言うと俺と達也以外の全員がお辞儀をする。

 

摩利「会長がこう仰られているので今回は不問にする!・・・それと、君たちの名前は?」

 

達也「1-E、司波達也です。」

陽馬「1-A、獅子宮陽馬です。」

 

摩利「・・・・・・覚えておこう。」

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