「みんな入学おめでとう
私はこのクラスの担任を務める矢野だ一年間よろしく頼む」
いきなりクラスに入って教台の前で自己紹介をするのはこれから俺達のクラスの担任になる人だった。
「みんな知ってると思うがこの学校は担任性で、1年間担任になった教師が授業を教える事になっている。私もまだ教師になって間もないからな、拙い所もあると思うがこれからよろしくな」
なんて男らしい先生なんだ
いや先生は女性だしなんなら20代なんだけどね
説明が遅れたな俺は神崎隼人この学校の生徒だ
ここが何の学校だって?聞いて驚くなよ
ただの情報系の専門学校さ
「ではこれから自己紹介をして貰おうと思うが、ただの自己紹介だったら面白くもなんともないからな。来週の月曜日に自己紹介をやろう、いや、自己紹介じゃなく他己紹介でもして貰おう」
「先生“ たこしょうかい? ”ってなんですか?」
ここでいかにもリア充そうな感じの男子生徒が質問する
こんな事を言っているが実際GJと思っている
そんな自己紹介?聞いたことないしみんな気になっているであろう
「人の話を最後まで聞いてから質問しなさい だが自分からコミットすることも大切だ」
「ごほん」
先生は軽く咳払いをし説明を始める
その説明の内容はこういうものだった
「自分の隣に座る人の紹介をする事。至ってシンプルだろ?」
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ先生!ここに居るのは殆ど知らない人ばかりでどうやって紹介するんですか?」
ここでクラス委員長属性を持ってそうな女生徒が先生に質問する
確かにその通りだ 相手の事を何も知らないのにどうやって紹介するって言うんだ
特に隣の子が異性の人可哀想 絶対気まづくなるじゃん
あ、俺の事かなんだそうだったか…テヘペロじゃねえよ!
おいどうすればいいんだよ!
「それで月曜日にやると言ったんだろ 頑張って交流を深めることだな」
クラスからはえぇーとかどうしよとかって声が上がってきていた。
俺も早く隣の子と仲良くならないとな…
「えっと城崎みゆっていいます。よろしくね」
「あ、おう 俺は神崎隼人だよろしく」
ぎこち無く挨拶をし苦笑する
俺コミュ障過ぎるだろ!恥ずかしいわ!
ちらっと城崎さんの方を見る
彼女も少し顔を赤くし恥ずかしがってるようだった
「(こうやって見てみると大人しそうな雰囲気しているな 髪は白髪でセミロング位か…あれ白髪?この学校黒と茶色いがいの髪の毛駄目じゃなかったっけ?)」
城崎さんがこちらの視線に気がついたのか髪の毛について説明しだした
「あ、この髪はね地毛なんだよ」
「え、そうなんだ」
「でもねハーフとかクォーターとかではないんだよ」
所謂先祖返りというやつだろう
聞いたことはあったけど 初めてみたな
「こんな髪だから子供の頃からよくからかわれててね」
「まぁ他からみたら異質だしね でも俺はいいと思うよ そういう個性があるの」
「え?」
彼女はポカンとした顔でこちらを見ていた
「あれ何か変な事言ったかな?」
「あ、ううん違うの そんな事初めて言われたから驚いちゃって」
「そうなんだ、でももうあんまり気にしなくていいと思うよ ちゃんと説明すればみんなわかってくれると思うしね」
「ありがと」
「今日はこれで終わりだ
明日は学校の規則とか授業方針などの説明
明後日は学校の案内などするからな
気をつけて帰れよ」
学校初日はこんな風に幕を閉じたのであった