それでも私の初恋は遅すぎた   作:ゼロ少佐

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2話 他己紹介?

あれから4日が経ち今日は月曜日

そうあのよく分からん他己紹介をする日だ

今日のカリキュラムは一限に紹介内容の執筆

二限に紹介という流れだ

一応木曜金曜の2日間で城崎さんと少し仲良くなれたし クラスの男子とも何人か話せるようになった

「おはよー神崎」

 

「おはよ、何か眠そうだな」

 

「今日ある他己紹介だよ どう書けばいいか全然分からんで悩んでたんだよ」

 

こいつは小坂涼平

俺の後ろの席に座っている

※担任制だから席も決まっている

 

「それで結局結果はでたの?」

 

「それがまだ…」

 

「そっか ま、頑張れよ」

 

「お前もな 相手が女子だとやりにくいだろ?」

 

「最初はそう思ってたけど そうでもないよ話しやすいし」

 

「そんなもんか?というか俺は無理コミュ障発揮して何話せばいいか分からなくなる」

 

「俺だってコミュニケーションとるの苦手だよ」

 

そうやって話しているとまた1人こちらに来た

そしておはようと挨拶をし自分の席に向かっていった

何人かと挨拶をしHRになるまで小坂と話していた

 

このクラスは30名で男子21人女子9人で構成されている

さすが情報系女子が少ない

これでも先生曰く増えた方らしい

この世の中PCが扱えないのは不便だろうし

それにプログラマやシステムエンジニア

とかは引く手数多らしいから近年全体的に

人数が増えているらしい

 

「おはよう、神崎君」

 

「おはよ、城崎さん」

 

挨拶を交わし彼女は隣の席へ着く

そして数分後に先生がやってきてHRが始まった

 

「今日は前々から言っていた通り他己紹介をやるぞ」

 

そう言って先生は他己紹介用のプリントを配り始めた

そのプリントの項目にあったのは

 

氏名

趣味

休日の過ごし方

座右の銘

そして最後に…

自分から見た相手の印象…だと!?

 

隣を向くと城崎さんが戸惑ったようや顔で

こっちを見ていた

 

「皆ちゃんと紹介するんだぞ、それと後でそのプリント回収するからちゃんと名前書いとけよ」

 

何この人本当に男らしい…いや女なんだけどね

 

「おい神崎今失礼なこと考えてなかったか?」

 

「え!?な、何のことか分かりませんね?(シンプルに心読むのやめて!怖いから)」ダラダラ

 

「ふむ、そうか」

 

この人やばいよ絶対敵に回したら

ダメなタイプの人間だよ

 

それでなんやかんやありながらも一限が終わり二限が始まる

 

「さぁ始めようか 出席番号の若い順で始めるぞ最初の2人は前に」

 

そういうと先生は教室の後ろに周り生徒達を見ていた

そして遂に自分たちの番が来た

先に発表するのは俺だった 何でって?そりゃまぁ察してください

 

「それでは他己紹介を始めます

まず最初に氏名から

彼女の名前は城崎みゆと言います

趣味は読書や映画鑑賞だそうです 最近アニメ映画などにもハマっているらしく幅広いジャンルを見ています

読書の方もミステリーから恋愛物など様々な物を読んでいます

次に休日の過ごし方を紹介します

休日は基本家で本を読んだり映画を見たりしていて

それに加え家事の手伝いや妹の世話などもこなしているらしいです

次は座右の銘です

彼女の座右の銘は今を楽しむだそうです

そして最後に僕から見た彼女の印象です」

 

最後の発言をした瞬間クラスがざわつき始めた

それもそうだ先生が始める瞬間に言いたくないやつは言わなくてもいいとかっていう爆弾を投下しやがったからだ だから俺の番になるまで誰も言わなかった

 

「僕から見た彼女の印象はとても話しやすく

接しやすいで優しくお淑やかな人です。

入学式の日、僕は友達が出来るか不安でした。

知り合いは1人も居ないでコミュ力もあまりなく、

友人が作れるかかなり不安でした。

そんな状態で彼女と隣の席になり

彼女と話しているウチに周りとも自然と話せるようになり、自分に少し自信がついてきました。だから僕はそんな彼女に感謝しています

以上です!」

 

紹介が終わるとクラス中がシーンとなっていた…

何かやらかしたのだろうか?

不安になって隣を見てみると城崎さんも顔を赤くして俯いていた

 

そんな時に

 

「よく言った!こういう奴がいるから他己紹介がやめられんのだ!」

 

と大きな声で先生が言った

いやもう本当にマジで面白半分

でこういう事しないで下さいよ…

 

「さ、次は城崎の番だぞ」

 

「あ、はい」

 

「今から神崎隼人君の紹介を始めます。

彼は多趣味で基本的になんでもします。

スポーツも誘われればしますし、ゲームやアニメ、

小説なども読んだりしています

趣味というより特技になりますが彼は卓球が得意らしく 守備や攻撃も両方出来るらしいです。」

 

「彼の休日の過ごし方は基本的に家で猫と過ごしています。写真を見させて頂きましたが、

本当に可愛らしい猫ちゃんでした。」

 

「彼の座右の銘は努力は自分を裏切らない

です。」

 

「最後に私から見た彼の印象を発表します」

 

いざこれから言われるとなると緊張するな

 

「私はこの髪の毛の事をコンプレックスだと

思っていました。昔はこの髪のことでからかわれたり、除け者にされたりしていました。皆と違う髪の毛で

目立ちますし、それによく思われませんでした。

だが彼は個性があっていいと言ってくれました。

彼からしたら普通の事を言ったつもりなんでしょうが、私からしたら凄く嬉しい事でした。

そして彼は表裏がなく、

物凄く優しい人間なんだと思いました。以上です」

 

言われてみるとムズ痒いものだな…

それでも何か嬉しいかも

 

「二人ともよく出来た!この年齢にもなるとこういう事をすんなり言える奴はそうそう居ないからな!皆2人に拍手を」

 

パチパチパチパチ

とクラス中に鳴り響く

恥ずかしかったが なんとか席に戻ってこれた

 

そして紹介が最後まで終わった

結局印象を言ったのは俺たちだけだった

それでも良かったと思う

俺は後悔していない




いやー一気にここまで書き終えることができて良かったです
こんな普通に有り得そうで中々ない自己紹介?もいいかと思ってやってみました
もし良かったらほかの作品も読んで見てください!
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