fgo/cosmos in the lostbelt 黙示録の銀星   作:虚無の魔術師

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何とか話を書くことが出来ました。無理矢理感や可笑しい所があっても優しく指摘してください。


心が硝子以下の耐久価なので………(←弱い)


第五節 解放軍 前編

ベルゼブブから逃げたカルデアはそれを助長してくれた解放軍のサーヴァント、ランサーとライダーに言われ、彼らの拠点に向かっていた。

 

そして、リントの話に聞いた大きな滝へと辿り着いた。

 

 

「さて………………ようこそ、我ら解放軍の本拠地へ」

 

 

大きな滝の裏にある巨大な穴を通ったランサーがそう言って先を見るように促す。互いを見合うが、それでも状況が変わる訳もないので、奥へと進んだ。

 

 

 

目の前にあったのは、巨大な要塞だった。

周囲に四つの塔がそびえ立ち、その塔の横に巨大な壁が展開された、中世の城のように思えてくるほどの凄みがあった。

 

 

「…………あっ、ランサー様にライダー様!お帰りなさいませ!」

 

 

「今回の仕事は終わりだ、門を開けてくれ。あと客人を連れてきたと総長に伝えてほしい」

 

 

ハッ!と男が敬礼した数秒後、地鳴りのような轟音が響き渡る。壁に何かが流れると同時に、上下に開いて大きな扉へと変化した。

 

 

「これは、魔術?」

 

 

「そうですね…………ですが、これは錬金「さぁ、ボサッとせずに入ってくれ。君たちに会いたがっている方々がいると言っただろう」は、はい!」

 

 

壁に起こった変化について話し合っていた二人の背中をランサーが押す。軽めに頭を下げてすぐさま要塞の中に入っていく。

 

 

 

そこは活気が溢れていた。

整備された広場で沢山の人々が武器を持ち、訓練をしている。他にも銃や盾などの武器が作られ、軍事的な印象があった。

 

 

しかし、生活している人々の顔は暗いものではなかった。それどころか明るい、立夏たちも何度か見てきた───共に戦ってきた者たちと同じような希望を持った顔だったのだ。

 

 

その途中だった。立夏とマシュはその人物を見て声が出なかった。

その人物は人混みに紛れながらも、此方に気付き近付いてくる。

 

そして、その人物は何も話せずにいる二人に声をかけた。

 

「先程連絡を聞いてまさかと思ったが………………やはり無事だったようだ。実に安心したさ」

 

 

「「ホームズ(ホームズさん)!!?」」

 

 

彼らの反応に微笑んでみせたのはサーヴァント、シャーロック・ホームズ。カルデアでも随一の頭脳(追加でもう一人いるが)を持っている名探偵。

その彼が解放軍の本拠地にいることに驚いていた立夏は一瞬安堵した。そして直後に気付く。

 

ホームズがここにいるということは、シャドウ・ボーダー、カルデアの皆もここにいるということになる。だが、この広い基地の中でも見知った顔は見えなかった。瞬時に不安になる立夏に、「安心したまえ」とホームズが言う。

 

 

「ダ・ヴィンチは解放軍のキャスター殿と共に破壊されたシャドウ・ボーダーの修復に取りかかっているよ。職員たちも無事さ、解放軍の総長が話が分かる人だったこともあるが……………」

 

 

 

そう話していた最中、後ろから何者かがホームズに声をかけた。西洋の鎧を着込んだ騎士、そう言える人物は何事かをホームズに話しかけ、それに応じたホームズも立夏とマシュに目配りをして数歩下がった。

 

 

 

 

一人の男性が立っていた。

老人のように色の抜けた白髪を下げ、全体的にくたびれた印象の男性。赤い十字が浮き出たローブをまとい、ゆっくりと立夏たちに歩み寄った。

 

 

 

「始めましてだな、汎人類史最後のマスターと英霊を身に宿していた少女よ。カルデアの者たちからは君たちの事はよく聞いていた」

 

 

その男性の言葉に立夏とマシュはホームズを見た。その二つの視線に困った顔を浮かべるホームズから、多くの事を説明したのだろうと推測できる。

 

 

その二人の様子を知ってか知らずか男性は二人に両手を差し出した。まるで握手を求めるかように、男性は薄く笑みを浮かべ言葉を紡いだ。

 

 

「私はセイバー、真名はジャック・ド・モレー。今は人々の為に解放軍のリーダーとして活動している者だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シュヴァリオン、シュンは光の画面を見て息を吐いた。こめかみに指を置き、画面の中に映る光景を睨む。

 

 

カルデアのマスター、藤丸立夏たちと解放軍のサーヴァントたちとの合流。

 

 

やはり自分の思い通りにいかない事に冷静に納得したシュンは隣にいる人物の声を耳にした。

 

 

「貴様の危惧していたカルデアが解放軍と接触したのか。運命とは上手くいかないものだろう、マスターよ」

 

 

ルシファー。

四魔王の一人である堕天使の王。極めて傲慢な彼はフッと鼻で笑い、シュンの様子を伺っている。

 

 

「無駄な事を話したな…………………本題だ、何の用があって我を呼び出した?つまらんことならただでは」

 

 

「魔獣勢力及び吸血鬼勢力の排除。それをルシファー、お前にやってほしい」

 

 

ルシファーの問いかけを遮り、宣言するように、シュンは言い切った。かつての協力者たちを皆殺しにしろと。それに対してルシファーは顔を歪める。

 

 

「……………少し早いな、お前の言う『槍』の為か?」

 

 

只し、嫌そうな顔ではなく、僅かに興味のある顔だったのだが。

 

 

「あぁ、カルデアの奴等も来たからこそ、『槍』の準備を急がせなければならない。その為に、カルデアに縁のある『魔獣』と『吸血鬼』は排除しておくべきだしな」

 

「ならば、さっさと済ませておくか」

 

 

それだけ言うとルシファーは外へと踵を返そうとする。「まぁ、待て」とシュンが呼び掛け、ルシファーの脚を止めた。

 

 

「吸血鬼はいいが、魔獣の女神はどうするつもりだ?奴はカルデアが修復した特異点では『人類悪』と化した事があるんだぞ」

 

「恐れるに足らん。神ならばと思ったが、人類を愛した獣風情に『我が本質』は越えられんだろう。

 

 

 

 

 

ついでだが、地上の人間どもはどうする?我が宝具でまとめて灰燼に変えるのも楽だと思うが……………」

 

 

「残してくれ。半分を『槍』に、他は今まで通りに使うさ」

 

「了解」

 

 

それだけ言うとルシファーの身体が光の粒子に飲まれた。転移した、そう確認したシュンは「エイワス」と声を発する。この神殿に確かにいる存在、『エイワス』が答える前に、彼は更に続けた。

 

 

 

「『神機兵』を動かす。調整はどれくらいかかる?」

 

『─────結論、今のところ起動できるのは四体、全部十五分で調整完了です』

 

「そうか、ならば十分で仕上げろ。俺は試作品を出す」

 

 

分かりました、と女性の声が答える。再び、開いている画面へと目を向ける。

 

 

写ったのはカルデアの二人、一人は一般人でありながら、多くの人やサーヴァントとの協力により世界を救った青年。

一人は見知った人物、人形のように感情が無かった少女。だが、今は違う。守るべき誰かの為に脆い肉体を行使している。

 

 

「……………………………さて」

 

 

深く溜め込むような息を吐いて、シュンは玉座から動いた。ゆっくりと立ち上がり、首の骨を鳴らす。

 

 

「行くとするか」




シュンさんが吸血鬼と魔獣を切り捨てる理由についてですが、接触されると危険だからです。

吸血鬼のサーヴァントはカルデアも何度か知り合っていますし、魔獣の方々もバビロニアで知り合ってますし、


縁により他のサーヴァントを召喚されたくないというシュンさんの考え方です。



そして、シュンさんの計画『槍』についてですが、これは彼の望みに近づくための手段です。このストーリーの鍵になるものなんですよね。

ついでに、プロローグの異聞帯の■を消しときました。

今後のストーリーの展開について

  • 全部書いてほしい
  • 細かくせずに分かりやすくしてほしい
  • 書きたいところまでスキップしていい
  • 好きにしてもいい
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