セーブ?そんなの在るわけないだろ?   作:扶桑畝傍

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『ぁ~、
 フィト?
 ほ、程々にね?』

『え?い・や・よ?』
 



やっぱり間違えたね?コレ

 

少し相談し、

 

ここはフィトに合わせて、

 

薬用食膳食堂に向かって・・・

 

 

『よぉ?エルフの姉ちゃん?

 俺らと遊ばない?』

 

(うわ、

 ド定番のナンパ)

 

『ねぇ?レイジは何食べるの?』

 

(あ、ハイ

 ガン無視ですねわかります)

 

『そうだな、

 小麦粉で作った

 豆腐丼を食べたいかな?』

 

(正直、

 まともな飯自体が久しぶりだからなぁ)

 

『あと、豆腐ステーキなんてのも

 よさそうね♪』

 

『おい、

 無視するたぁ

 いい度胸じゃねぇか?』

 

『レイジ?

 お金あるんだったら、

 新しい装備品も揃えたいよね?

 防具にしようかな?

 アクセサリーで、

 状態補助効果が

 付いてるのにしようかな?』

 

『ん~、

 現状スキルにステータス、

 正直色々いじったから、

 あんまり必要ないかなぁ~って。』

 

『そう言えば、私のステータス、

 まだ確認してなかったのよね~。』

 

『てめぇっ!!

 いい加減にしろっ!!』

 

ならず者はフィトに対して

 

手をあげ・・・

 

めきっ

 

『あれ?

 ちょっとしか力入れてないのに。』

 

『あ゛~っ!?

 腕がぁあっ!?』

 

(ぁ~

 やっぱり間違えちゃったのか)

 

イーグル・フィト

 

年齢__歳

 

性別 女

 

Lv3→5

 

HP    133→589

 

MP   4989→7890

 

攻撃力    30→279

 

防御力    58→346

 

素早さ  2019→2050

 

スタミナ 1568→1600

 

瞬発力   380→569

 

治癒能力  283→500(MAX)

 

演算能力 1367→1459

 

運       8→15

 

スキル

 

・植物魔法

※植物の成長促進停滞を操作し

 年中同じ収穫量を

 確保する為に使われる

・禁肉食

※エルフの特性上

 肉類を摂取すると

 ステータス補正-50%

・薬膳食

※木の実・ハーブなど、

 植物由来の食品を摂取すると

 ステータス補正+20%

・風属性魔法増幅

※先のウィンドスラッシャーは

 MP消費5でありながら

 金剛石

(ダイヤモンド)クラスの硬度すら

 問答無用で切り裂ける

 威力補正は消費魔力に

 二乗されていく

 

・魔力常時回復

 休息、歩行一歩に付きMP回復10

 

・地形補正Lv3

※森林の加護

 草原適正の上位互換

 余程荒廃している土地でない限り

 ステータス+30%

 魔法“火力”+30%

 

・魔法高速習得Lv3

 レイジが所有しているスキルと同じ

※必要レベルに近づくと

 威力補正も本来の威力になる

 

・体術超高速習得

※教本、見本、聞き伝え

 それらを全て

 身体に習得させる

※レイジから

 “CQC・CQB・柔術系統”を

 聞いた為、

 体術オンリーでは、

 レイジは勝てなくなってしまった

 

ならず者達は、

 

グラォシティの憲兵に救護され

 

消えて行った。

 

 

『うは~・・・。』

 

『なんか、その、

 ごめんなさい。』

 

改めてステータスを確認して、

 

若干呆れているようだ。

 

『まぁ、その、

 ありがと。』

 

『ん?』

 

『さっきの奴らの間に入ろうとしたでしょ?』

 

(まぁ、それをする前に

 フィトの反射スピードに

 ついてけなかったんだけどね)

 

『まぁ、ね。』

 

『ねぇ?

 パーティー登録して、

 一緒に旅をしよ?』

 

豆腐ステーキを食べながら誘われた

 

『へ?』

 

造型魔法Lvが上がって、

 

錬成魔法へと変化した魔法で、

 

箸を創って食べてたのだが、

 

危うく落としかけた。

 

『いいでしょ別に、

 レイジなら一緒に居て

 “大丈夫”って、

 思えるから。』

 

『大丈夫って、

 男と女、

 それをわかってて言ってるんだよな?』

 

『・・・あ、そっか、

 そ~だよね、

 “なんだか兄さんの用に”

 気軽に話してたから、

 気にならなかったのよ。』

 

『・・・そうか。』

 

(あれ?

 なんだか淋しそうな顔?)

 

『まぁ、いいよ、

 ただ、色々面倒事に

 巻き込まれるのは覚悟してくれよ?』

 

『いいわよ?

 平凡すぎる日常よりは、

 少しぐらいスリルが無きゃ、

 退屈で死んじゃうもん。』

 

 

ま、この時点では

 

あんな事に巻き込まれるなんて

 

考えにも予測しようにも

 

どうやっても無理でしょ?

 

 

『ごちそうさま、

 店主?

 この料理は

 他の町でもやっているのか?』

 

『え?

 まぁ、兄弟が何人かいるので、

 “トゥルーレ”

 この名前で店を出してる筈です。』

 

『なるほど、はいこれ、

 “今後のトゥルーレの発展の為に”』

 

金貨を5枚ほど、ぽん、と、

 

店主に握らせる。

 

『な゛っ!?』

 

『約束して下さい。』

 

『な、なにをでしょうか?』

 

『今後も、

 種族に関係なく、

 良心的な料金で提供して下さいね?

 何かあれば、

 コレに手紙を書いて下さい。』

 

『これは?』

 

『“連絡符”

 経営なり、嫌がらせとかあれば

 随時これに書き込んでくれ

 直ぐにぶっ飛んで戻って来るから。』

 

『あ、ありがとうございます。』

 

 

店を後にし

 

『あ、あのさ?』

 

『ん~?』

 

『レイジは

 私を女として見てくれるの?』

 

『・・・悪いか?

 率直に言えば好みの顔立ちだし、

 “声”も好きだし、

 出会って早々に、

 色々あったけど、

 “大事にしたい”って、

 正直に思ったさ。』

 

『・・・った。』

 

(は?いや、なんで?)

 

『なんで泣くんだよ。』

 

裏路地に引き込み、

 

周りから見えないように

 

抱えてあげる。

 

『だっ・・・って、

 み・・く、ない、って。』

 

『魅力がない?』

 

(ぁ~、過度に

 見ないように避けてたのが、

 完璧に裏目に出たのか)

 

『フィト、

 怒るなよ?』

 

顎をくぃっとあげ、

 

俺よりは小柄なフィトに

 

そっと口づけをする。

 

『・・・バカ。』

 

『はいはい、バカですよ~。』

 

 




 
小話

『おい作者?』

はいよ?

『もっと後にしてから、
 こう言う関係に
 するんじゃなかったのか?』

いや、やっぱ我慢できなくてww

『まぁ、
 ちゃんと続けてくれよ?』

うへぇ~い。
 
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