『ぁ~、
フィト?
ほ、程々にね?』
『え?い・や・よ?』
少し相談し、
ここはフィトに合わせて、
薬用食膳食堂に向かって・・・
▽
『よぉ?エルフの姉ちゃん?
俺らと遊ばない?』
(うわ、
ド定番のナンパ)
『ねぇ?レイジは何食べるの?』
(あ、ハイ
ガン無視ですねわかります)
『そうだな、
小麦粉で作った
豆腐丼を食べたいかな?』
(正直、
まともな飯自体が久しぶりだからなぁ)
『あと、豆腐ステーキなんてのも
よさそうね♪』
『おい、
無視するたぁ
いい度胸じゃねぇか?』
『レイジ?
お金あるんだったら、
新しい装備品も揃えたいよね?
防具にしようかな?
アクセサリーで、
状態補助効果が
付いてるのにしようかな?』
『ん~、
現状スキルにステータス、
正直色々いじったから、
あんまり必要ないかなぁ~って。』
『そう言えば、私のステータス、
まだ確認してなかったのよね~。』
『てめぇっ!!
いい加減にしろっ!!』
ならず者はフィトに対して
手をあげ・・・
めきっ
『あれ?
ちょっとしか力入れてないのに。』
『あ゛~っ!?
腕がぁあっ!?』
(ぁ~
やっぱり間違えちゃったのか)
▽
イーグル・フィト
年齢__歳
性別 女
Lv3→5
HP 133→589
MP 4989→7890
攻撃力 30→279
防御力 58→346
素早さ 2019→2050
スタミナ 1568→1600
瞬発力 380→569
治癒能力 283→500(MAX)
演算能力 1367→1459
運 8→15
スキル
・植物魔法
※植物の成長促進停滞を操作し
年中同じ収穫量を
確保する為に使われる
・禁肉食
※エルフの特性上
肉類を摂取すると
ステータス補正-50%
・薬膳食
※木の実・ハーブなど、
植物由来の食品を摂取すると
ステータス補正+20%
・風属性魔法増幅
※先のウィンドスラッシャーは
MP消費5でありながら
金剛石
(ダイヤモンド)クラスの硬度すら
問答無用で切り裂ける
威力補正は消費魔力に
二乗されていく
・魔力常時回復
休息、歩行一歩に付きMP回復10
・地形補正Lv3
※森林の加護
草原適正の上位互換
余程荒廃している土地でない限り
ステータス+30%
魔法“火力”+30%
・魔法高速習得Lv3
レイジが所有しているスキルと同じ
※必要レベルに近づくと
威力補正も本来の威力になる
・体術超高速習得
※教本、見本、聞き伝え
それらを全て
身体に習得させる
※レイジから
“CQC・CQB・柔術系統”を
聞いた為、
体術オンリーでは、
レイジは勝てなくなってしまった
ならず者達は、
グラォシティの憲兵に救護され
消えて行った。
▽
『うは~・・・。』
『なんか、その、
ごめんなさい。』
改めてステータスを確認して、
若干呆れているようだ。
『まぁ、その、
ありがと。』
『ん?』
『さっきの奴らの間に入ろうとしたでしょ?』
(まぁ、それをする前に
フィトの反射スピードに
ついてけなかったんだけどね)
『まぁ、ね。』
『ねぇ?
パーティー登録して、
一緒に旅をしよ?』
豆腐ステーキを食べながら誘われた
『へ?』
造型魔法Lvが上がって、
錬成魔法へと変化した魔法で、
箸を創って食べてたのだが、
危うく落としかけた。
『いいでしょ別に、
レイジなら一緒に居て
“大丈夫”って、
思えるから。』
『大丈夫って、
男と女、
それをわかってて言ってるんだよな?』
『・・・あ、そっか、
そ~だよね、
“なんだか兄さんの用に”
気軽に話してたから、
気にならなかったのよ。』
『・・・そうか。』
(あれ?
なんだか淋しそうな顔?)
『まぁ、いいよ、
ただ、色々面倒事に
巻き込まれるのは覚悟してくれよ?』
『いいわよ?
平凡すぎる日常よりは、
少しぐらいスリルが無きゃ、
退屈で死んじゃうもん。』
▽
ま、この時点では
あんな事に巻き込まれるなんて
考えにも予測しようにも
どうやっても無理でしょ?
▽
『ごちそうさま、
店主?
この料理は
他の町でもやっているのか?』
『え?
まぁ、兄弟が何人かいるので、
“トゥルーレ”
この名前で店を出してる筈です。』
『なるほど、はいこれ、
“今後のトゥルーレの発展の為に”』
金貨を5枚ほど、ぽん、と、
店主に握らせる。
『な゛っ!?』
『約束して下さい。』
『な、なにをでしょうか?』
『今後も、
種族に関係なく、
良心的な料金で提供して下さいね?
何かあれば、
コレに手紙を書いて下さい。』
『これは?』
『“連絡符”
経営なり、嫌がらせとかあれば
随時これに書き込んでくれ
直ぐにぶっ飛んで戻って来るから。』
『あ、ありがとうございます。』
▽
店を後にし
『あ、あのさ?』
『ん~?』
『レイジは
私を女として見てくれるの?』
『・・・悪いか?
率直に言えば好みの顔立ちだし、
“声”も好きだし、
出会って早々に、
色々あったけど、
“大事にしたい”って、
正直に思ったさ。』
『・・・った。』
(は?いや、なんで?)
『なんで泣くんだよ。』
裏路地に引き込み、
周りから見えないように
抱えてあげる。
『だっ・・・って、
み・・く、ない、って。』
『魅力がない?』
(ぁ~、過度に
見ないように避けてたのが、
完璧に裏目に出たのか)
『フィト、
怒るなよ?』
顎をくぃっとあげ、
俺よりは小柄なフィトに
そっと口づけをする。
『・・・バカ。』
『はいはい、バカですよ~。』
小話
『おい作者?』
はいよ?
『もっと後にしてから、
こう言う関係に
するんじゃなかったのか?』
いや、やっぱ我慢できなくてww
『まぁ、
ちゃんと続けてくれよ?』
うへぇ~い。