道中、
川沿いに進むしか目印が無い為、
日替わり川魚シリーズに
襲われ続けた。
またまたレベルアップしてた。
てか、上がるスピードがおかしい気がする。
『レト。』
“はい”
『そう言えば、
なんで時折り黙り込むの?』
“・・・”
(まただ)
『まぁ、いいか、
この世界基準で、
何日だ?』
“地球換算で、2週間です”
『え?いや、
この世界での日数なんだけど?』
“時間の基準は地球に準拠しています”
『そうなのっ!?』
2週間も川魚シリーズを食べて、
お腹を壊さないとは・・・
なんともありがたい。
『いい加減
町か、村ぐらい無いモノかね?』
レトとこうして会話するだけでも
気を紛らわせるのだが、
“人間”を未だに見ていない。
川魚シリーズの
“二足歩行モンスター”やら
オークの群れ、
2回だけだが、
地面にめり込んだ。
まぁ、どデカい鳥モンスターに
掴み上げられ、落とされた。
むかついて、
翼をもぎ取れてしまったので、
攻撃力=筋力と捉えて良いようだ。
『しっかし、
5000ポイント分の
十分な能力だな、コレ。』
スキル・有限収納
これは、一品目毎の上限が、50個で、
耳、足、腕、目、羽、あらゆる部位の、
収納上限が50個(枚)
それでも、~の羽と、
名前が変わるので、一品目と数えられる。
『大鷲の羽50枚、
大鷹の羽24枚、
うん、一品目毎だから、
羽のくくりになって無い、
ここまで仕える物とは。』
“危険察知圏内に
モンスターが居ません”
『・・・そりゃぁ、持って行けない物は、
置いて来たから、
その《餌》に、
夢中なんだろうよ。』
有限の名前の通り、大きさも決まりが在る。
俺の背丈以下なら、収納可、
以上だと、
刻んで小さくしてもダメだった。
『ま、食糧には困らないからいいけどさ。』
ここで気づく人は気づくだろう。
雷槍は、入らない。
常に背負っている。
時たま枝に引っ掛かるので
少し邪魔になりつつある。
『はぁ、
流石に飽きて来るな。』
川と針葉樹林が、延々と続いているのだ。
景色に変化が無いのだ。
“補助機能増加が、レベルアップしました”
『ん?』
はて?このスキルに関しては、
取得時以外、ノータッチだったけど、
何が使えるのやら?
“補助機能増加は、
追加スキル
・監視衛星を取得
・周囲5km圏内の
地形情報の表示が追加されました”
わ~ぃ、ちーとだ~・・・。
〇ン〇ンプレイヤーならご存知、
画面の下端に、簡易マップが表記されるだろう?
『うへぇ、
それでも針葉樹林が
とんでもなく広い。』
マップを見ても、
針葉樹林と、川しか映らない。
どんだけデカいんだ?
“更にレベルが上がりました”
『え?』
(つまり?使えば使う程、
この補助機能増加のレベルは、
上がり続けると?)
『今度は・・・100kmサイズにして、
やっと端が見えるのか、
この針葉樹林は・・・。』
表記されるマップに、
《小さなゴマ粒》を見つけた。
『これは?』
“廃村
・放棄され
何年か経っています”
『・・・人間に会えるのは、
何時になるのやら?』
重い足取りで、
廃村へ向かう事を決めた今日この頃。
補助機能増加Lv2
追加スキル
・監視衛星
最大圏内500kmにアップ
・追尾機能
今まで行動した足跡を表示
“以上です”
『・・・まじかぁ。』
マップの500km範囲にして、
やっと人間が居そうな村?を確認できた。
どうやらこの辺りは、
モンスターの活動範囲が広がった為、
放棄された地区らしい。