ラブライブ!サンシャイン!!IF:黒澤家の兄がいた物語 作:高月 弾
次に待ち受ける困難とは…?
「ここの動きが若干ずれてるね。」
「そ、そんなぁ…。」
「千歌ちゃん、ここはこうすると良いんじゃないかしら?」
曜・千歌・梨子の3人はダンスの練習をしながら、スマホで撮影した自分たちの動きを確認する。
曜は、高飛び込みを小さな頃から専門でやっていたため、フォームや動きを確認することは得意なようであった。
そんな練習をしていながら、ふと空を眺めると、見慣れない紫色のヘリコプターが飛んでいた。
「なにかしらあれ?」
「あれは、小原家のヘリコプターだよ。ホテルを経営してる。」
梨子の疑問に対して、曜が短く回答をする。
どうやら内浦の地域では、権力を持っている家庭らしい。
そんな人物がヘリコプターでやってきた場所は…なんと彼女たちの目の前であった。
突然やってきたヘリコプターに3人は逃げ出すも、そこから出てきた人物に目を奪われる。
「シャーイニーー!」
出てきたのは、大人ではなく金髪の少女であった。
数分後、彼女たちは浦の星女学院の理事長室に集まっていた。
3人と、小原家の少女が対面している。
そして、小原鞠莉は彼女たちに、自分がこの浦の星女学院の理事長であることを伝える。
浦の星女学院の3年生の制服を着た少女が浦の星女学院の理事長を名乗っている。
この異質な状況に、三人は混乱を隠せなかった。
そんな時に現れたのは、3人のよく知る人物であった。
「いきなり現れて一体何なんですの?」
「Oh!ダイヤ〜!」
どうやら生徒会長と、新(?)理事長は顔見知りらしい。
だが真面目な雰囲気のある生徒会長とは対照的に、小原鞠莉は終始ふざけ続けていた。
互いに、「前とは変わらない。」と話していた。
そんなことを言いながら、小原鞠莉はダイヤの胸を触ったりと、セクハラも交えていたが…。
そんな小原鞠理か戻ってきた理由を話した瞬間ら3人は目を丸くする。
「スクールアイドルを作りたい人がいると聞いて戻ってきました!」
どうやら、スクールアイドルがキーとなっていたようであった。
彼女は3人のスクールアイドル候補のライブの開催を提示し始めた。
体育館を満員にして、ライブを開催できたのであれば、スクールアイドルを部活動として認めると話す。
が、もしも埋まらなかった場合は…
「部活動としての活動はあきらめてもらうしかないわね。」
無情な現実を突きつけられてしまったのであった。
その条件を与えた、新理事長は3人を残して体育館をあとにする。
そして、体育館に残された曜と梨子はあることを考えてあっと声を上げる。
「…この学校の生徒を全員集めても、この体育館は…埋まらない。」
「…えっ?」
全校生徒を集めたところで体育館は埋まらない。
そんな意地の悪い現実に、目眩すら覚える。
つまり、学校外の人間を集める必要もあるのだ。
まず千歌がとった行動は、みとねぇに依頼することであった。
会社の人達をぜひともライブにつれてきてほしいと、頼み込むも、額に【バカチカ】と書かれてあえなく撃沈してしまう。
この作戦はどうやら期待できないようだ。
次に彼女隊がとった作戦は、人通りの多い駅前でのチラシ配り&宣伝であった。
駅前に三人が集まり、作製したチラシを渡していく。
が、曜は持ち前のコミュニケーション能力を用いて渡していくも、その他2人はチラシ配りがうまく運んでいない様子であった。
そこで、千歌はある人物と出会う。
「あ!花丸ちゃん!」
かつて部活動勧誘を行った、花丸と赤髪の少女であった。
まずは花丸にチラシを渡し、その後後ろに隠れてしまった赤髪の少女にチラシを渡す。
「あの、名前は決まってるんですか?」
「え?」
3人のスクールアイドルの名前。
それが決まっていないことに気がついたのは、活動を始めてから既に3週間が過ぎてからのことであった。
3人は、練習をしながら自分たちのグループに名前がなかったことに今さら気づいて落胆をしながらも、そのグループ名について話し合っていた。
浦の星スクールガールズ、スリーマーメイド、制服少女隊、みかん、などなど様々な案が浮かんではそれに賛同するわけもなく時間だけがどんどん過ぎていく。
そんな状況に絶望しながらも、思考を止めようとはしなかった。
「う〜ん、何がいいんだろう…。もう思い浮かばないかも。」
「そんなこと言ってると、名前が制服少女隊になっちゃうわよ。」
「…スリーマーメイドよりは良いかも。」
「それは忘れて!」
そんなくだらない会話を楽しみながらも、グループ名に意識は向けている。
今まで出した名前に実はいい名前があるのではないか?
そんな楽観的な考えを抱きながらこれまで書き記した名前の候補たちを見つめる。
するとその中に一つだけ見覚えのない名前が混じっていることに気がつく。
「あれ?あれは?」
千歌の言葉に2人もその名前の存在に気がつく。
三人が砂場に書かれた一つの単語に、目を奪われる。
「…?なんて読むんだろう?」
「Aqours…アクア?かな?」
「アクア?AQUA…水のこと?」
「アクア…Aqours…。」
その名前をみんなが見つめている。
千歌はその言葉を確認するかのように、何度も繰り返しつぶやく。
「いいんじゃない?浦の星らしいし。」
「私もいいと思うわ。」
「うん!私も!」
3人の答えはすでに決まっていたようであった。
今ここで彼女たちのグループの名前は確定する。
「私たちは、Aqoursだ!!」
数日後、Aqoursの3人は町内放送を用いてライブの予定を町全体に伝える。
そして、その後再び駅までやってきてチラシ配りを再開する。
初日に比べて、曜を除く2人もチラシの配布がうまくなっていた。
一方曜はというと…
「はい!チーズ!」
十数人の少女たちに囲まれて写真撮影を行っていた。
とてつもないコミュニケーション能力であった。
そんなこんなで無事にチラシの配布を行っていると、とある人物と再会することになる。
「私たちは、〇〇日にライブをやります!ぜひ来てくださ…い?」
千歌はチラシを渡しながら目の前の人物の顔を見ると、そこには非常に整った見覚えのある顔があった。
「あ!琥珀さん!?」
「君は、確か高海さん?」
それは浦の星女学院の生徒会長の双子の弟、黒澤琥珀であった。
琥珀はチラシを受け取ると、他にもチラシを配布していた2人の人物も見つける。
琥珀は腕時計を見て時間を確認すると、千歌にこう話しかけた。
「3人とも、そろそろお昼ごろですし、少し休憩とかどうですか?もしよろしければそこのカフェでご一緒に。」
その言葉を聞いた千歌は、迷うことなく他の2人に声をかけて、少しのあいだ休憩をとることにした。
琥珀は、3人に先に席へと向かわせると、注文を済ませて3人に合流する形で席に座る。
「あ!こっちだよ!琥珀さん!!」
千歌は自分の隣の席をポンポンとたたきながら席が空いていることをアピールする。
それを見つけた琥珀は、3人にそれぞれ注文した商品を配ってから席に着いた。
琥珀が席に着いたことを確認してから、千歌は早速ライブのことを話し始めた。
琥珀には是非とも来て欲しいと、真っ直ぐに訴えかけてくる。
ここまでまっすぐに自分の思いを伝えられる人もそう多くはないだろう。
心のなかでそんな姿に敬意を感じながら、千歌の話に応答する。
「小原さんが帰ってきた?」
「うん!なんか、いきなり浦の星女学院の理事長をやるって言い出して!」
二人の会話を聞いていた、曜は琥珀の発言に気になる部分を見つける。
「ねぇ、琥珀さんは小原さんのことを知ってるの?」
まるで顔見知りであるかのような話し方に思わず問いを投げる。
「小原鞠理さんですよね?彼女の家は淡島ホテルの経営者ですし、彼女自身とも面識がありますよ。」
そう笑いながら答える。
「それにしても、今度は学校の理事長ですか。どんな無茶をするつもりでしょうかね。」
そんな話をしながらも、千歌は今回小原鞠莉に提示された条件を琥珀にも話し始める。
理事長である彼女が、スクールアイドル部を認めることを話したこと、しかしそれには体育館を満員にした状態でライブを成功させなければならないこと。
そしてそれに失敗すれば…
「部活動としては認められずに、即刻停止になる…と。」
琥珀の言葉に曜と梨子は黙って頷く。
まぁろくに部活動の申請もせずに、勝手に活動して勝手に部活動を名乗っている相手に対しての話なのだから、かなり譲歩してくれているようにも感じる。
そんな事を考えながら、チラシに書かれている内容を確認しているとふと視界に入った文字列に目を疑いたくなる。
動揺を隠しながら3人に問いかける。
「…君たちの、アイドル名は?」
その言葉に3人は互いに目を合わせて、笑みを浮かべる。
どうやら待っていた質問だとでも言いたげな様子であった。
「私たちは!」
「アクア!」
「です。」
3人が続け様にグループの名前を伝える。
その名前を聞いて、さらに琥珀の感情は揺り動かされる。
チラシを握る手に力がこもる。
「…スペルは?」
「?紙に書いてあるけどAqoursだよ。」
その言葉を聞いた瞬間、琥珀の嫌な予感が的中してしまったことに心の中で大きなため息をつく。
なぜ知るはずのないこの名前を、彼女たちは知っているのか。
ましてやなぜその名前を自分たちのグループに取り入れているのか、疑念が次々と湧き上がってくる。
琥珀はそれを隣にいる千歌ではなく、正面にいる二人に向かって問いかける。
その様子に千歌は、顔を膨らませるも、そんな姿は視界にすら入らない。
「名前を考えてた時に、いつの間にか海岸に書いてあったの。」
いつの間にかあった、つまり彼女たちが書き出したものではないのであろう。
琥珀は考えを巡らせる。
(この名前を知ってるものは多いがけれども、そんなことをしそうなのはそんなに多くはいない。本人たち?)
3人のことを忘れて、さらに深く思考する。
(松浦さんは、彼女たちにかまっている余裕などはないはず。それなら小原さんが?いや、部活動の存続を提示している立場を考えれば、そんなことをするとはとても思えない…。だとすると考えられる可能性は一つ。)
自身の中で導き出した答えを確認するかのように、3人に視線を戻す。
3人は琥珀が何か考え事をしているのを理解してか、一度話しかけるのを中断して目の前にある食べ物を食べ始めた。
なぜ彼女がこの3人に、あの名前を託したのか、それは全くと言っていいほど分からなかった。
いま彼女たちを見ても、それらを感じさせる何かは欠片も感じることができなかった。
小さなため息をつく。
だが、自分の姉が認めた子たちのことを無下にするわけにもいかない。
彼も彼女のように動くことを考える。
彼はコップに注がれたアイスコーヒーを一気に飲み干すと、おもむろに立ち上がる。
3人は琥珀のいきなりの行動に驚く。
「このチラシは貰っていきます。何枚かコピーして、僕の知り合いにも配ってみますよ。」
そう言いながら、肩にカバンをかける。
どうやらもう移動してしまうようだった。
「もう行っちゃうの?まだ話したいことたくさんあったのに〜。」
千歌はわがままな子どものように振る舞い、琥珀を引き留めようとするも、そんな千歌を曜と梨子の2人がなだめる。
そんな3人の様子を見た琥珀は、少し考えてからスマホを取り出す。
「なら連絡先を交換しませんか?大学受験もあるので、いつもというわけにはいきませんが、連絡自体は可能ですよ。」
そう言いながらLINEを開き、QRコードを表示させる。
千歌は全身で喜びを表現しながら、同じくスマホを取り出して琥珀のコードを読み取る。
そして友達登録をしている間に、琥珀は一足先にカフェをあとにする。
3人はその後もカフェで談笑をしていた。
琥珀の連絡先を聞いた千歌のテンションは高く、いろいろなことを相談するつもりらしい。
そんな事を話していると、あっという間に時間は過ぎていき、そろそろチラシ配りを再開しようという話になる。
そんなときに曜があるものがないことに気がつく。
「…あれ?注文票がないよ?」
その言葉に残る2人も机周辺を探すも見つからなかった。
どうやら琥珀が先に持っていって会計をしてしまったようであった。
そのお礼も言うことができずに、琥珀を返してしまったことに後悔する3人。
だが、千歌は早速教えてもらったLINEに感謝を送る。
曜と梨子は連絡先を聞かなかったことを悔いながらも、千歌同じようにお礼と非礼の2つを送るように頼み込む。
千歌はもちろんその要望に応え、すぐさまチラシ配りを再開したのであった。
その日の夜、琥珀は学校から帰ってきたダイヤにすぐに話しかけた。
「姉さん。小原さん、帰ってきたんだって?」
「!はい、よくご存じでしたね。」
聞いた経緯については、ダイヤに伝えずにぼかす。
千歌たちに【Aqours】の名前を伝えた可能性は確かにあるがとても確定だとは言えたレベルではない。
確証が持てない以上、不用意な発言は控えたほうがいい。
「全く、いきなり帰ってきておいて、あいさつもしないかと思ったら理事長になっただなんて言い出して…。」
小原の破天荒な行動にまるで理解ができないとでも言いたげに頭を抱える。
確かに、あまりに突然のこと行動に頭を悩ませるのもわかるが、小原も何か考えての行動であることはわかる。
そしてそれはダイヤ自身も理解している。
理解はしているのだが…
「今度は一体何をするおつもりなのか…。」
不安はぬぐえないようだ。
「そういえば、松浦さんはこの事知ってるのかな?」
そんな問いに対して、ダイヤは首を横に振る。
松浦はスマホを持っていないため、同級生との連絡手段は固定電話しかないのだという。
確かに、琥珀自身も松浦との情報交換は直接会った時のみで、連絡はそのときにすませるのみであった。
そんなことを考えていながらダイヤと簡単に例の部活の話を続けてから学習に戻っていった。
そしていよいよ運命の日であるライブ当日を迎えることとなった。
土曜日の昼過ぎからAqoursの3人は複数人の手伝いのメンバーとともに、体育館の設営を行っていた。
「…雨になっちゃったね。」
曜の一言に、千歌と梨子の2人も不安そうな表情をしながら小さく頷く。
天気はあいにくの雨。
そんな天気に気持ちもわずかに淀んでいく。
準備を終え、照明、音声、そして本人たちの歌やダンスなどの動きを確認していく。
大丈夫、事前準備も練習も十分してきた、大丈夫。
そう自分に言い聞かせる3人。
だがそれを否定するかのように外の天気はどんどん悪くなっていく。
【ピシャーン!!】
「キャッ!」
外で雷の落ちる音がする。
高校生の素人ライブ、この悪天候の中来てくれる人達がいったいどれだけいるだろうか…?
そんな不安を抱きながら、最後の確認を舞台裏で行う。
「…そろそろだね。」
千歌の言葉に二人も頷く。
伝説のスクールアイドル【μ's】を真似て、手を重ねようとする。
「手、繋ごうか。」
だが、千歌が言うことを変える。
疑念を抱きながらも、2人はその言葉に従い手を繋ぐ。
すると、左右の手のひらから、2人の体温が伝わってくる。
暖かさ、そして安心感がじんわりと伝わってくる。
来てくれなかったら…そんなことを口にするもその不安は不思議と先ほどより軽かった。
その言葉に対して千歌自身が魔法の言葉を告げた。
「じゃあ、ここでやめる?」
その言葉に賛同するものはいない。
むしろその言葉に少し安堵し、笑い合う。
輝こう、その一言を告げると3人は舞台へと上る。
横断幕が徐々に上がっていき、体育館全体が視界に入る。
埋まっていれば、部活動として…もし埋まっていなければ…
そう決意を決めてみた景色は、
「「「…っ。」」」
ガランガランになっていた。
見に来ているのは、千歌と曜の友人の一部、そして怪しい服装の女が一人、理事長、花丸とルビィといった数えるほどの人数だけであった。
埋まらなかった。
その現実が目の前にありながらも、千歌は話し始める。
「私たちは、スクールアイドル…」
「「「Aqoursです!!」」」
自分たちの成り立ちとスクールアイドルとしての気持ちを体育館にいる人たちに向かって大きな声で伝える。
そして、彼女のたちの目標を伝えてついにライブは始まる。
「目標は…【μ's】です!」
「聞いてください!」
千歌の声を合図に、音響は音源を流し始め、照明係もライトを操作し始める。
「き〜ら〜り と〜きめ〜きが〜♪」
ついに始まったAqoursのファーストライブ。
その綺麗な歌声や、可愛らしい衣装、そして元気なパフォーマンスに、その場にいる人たちは目を輝かせる。
曲も誰かの曲ではなく、彼女たちが作り上げた正真正銘Aqoursのファーストソング。
観客自体は少ないが、それでもそのライブは皆の視線を引きつけるには十分なものだった。
「元気だよ♪ 元気を出してい〜くよ〜♪」
いよいよサビに入る。
しかし次の瞬間、体育館内のすべての機器がその機能を停止した。
まさかのタイミングでの停電、その原因も分からずに観客もAqoursのメンバーも皆困惑する。
あんまりの仕打ちだった。
初のライブ、出来うる限りの準備も練習も宣伝も、やれることは全て全力でやってきた。
その結果が
あまりにも無慈悲な現実に、3人の心はどんどん深海に沈みゆく金属ように落ちていく。
それを見ていた全員がその末路に同情し、心の底から心配の眼差しを向ける。
理事長はそんなAqoursに見定めるかのような視線を向けている。
「きもちが…つ〜なが〜りそうなんだ〜…。」
聞こえてきた。
歌が聞こえてきた。
千歌の声で弱々しくも確かな声が聞こえてきた。
それに触発されたように曜も彼女に続き歌を歌う。
「知らないことばかり なにもか〜も〜が〜。」
そして、それに梨子が続く。
「それでも期待で 足が〜かる〜い〜の〜。」
「温度差なんて…いつ…か… ケシチャ…エ…テ…。」
声が消える。
観客にまでは聞こえないが、同じステージに立つ曜と梨子には確かに聞こえてきた。
自身の隣からすすり泣く声が。
無理もない、こんな結末を見せつけられて、それでも折れずにやりきれという方が酷だ。
会場が絶望に打ちのめされていたその時、強烈な光とともに、扉を乱雑に開け放つ音が会場に響き渡る。
「バカチカ!あんた、時間を間違えたでしょ!!」
高海美渡が大声で叫びながら、体育館に入ってくる。
するとそれに続くように続々と街の人達や、志満の会社の人達、琥珀の高校の人達がどんどんと体育館の中へと流れ込んでくる。
そして体育館の電気も復旧し、照明もマイクも復活する。
すると、3人の目の前には体育館を埋め尽くすほどの多くの観客が姿を現した。
その光景に3人は目を輝かせ、その光景に心を震わせる。
「本当だ。私、バカチカだ…。」
「もう一度!はじめから、歌ってください!」
目の前からリクエストが飛んでくる。
そこに視線を送ると、赤髪の少女が3人をまっすぐに見つめてもう一度繰り返した。
「もう一度!はじめから!」
その強い瞳に、3人は互いに視線を交わしアイコンタクトを取る。
それを察知した音響担当も、音源をはじめからに設定し直して再びかけ直す。
本当のファーストライブが、今始まったのだ。
お久しぶりです。
何年ぶりとかになるのでしょうか?
[Aqours Documentary]を観てきました。
色々な感情が溢れ出てきて泣いてしまいました。
ファンの方はぜひとも一度見ることをお勧めします。
熱があるうちに、もう1話くらいは作りたいですね…。
次回もよろしくお願いします。