君は朝日のように眩しくて   作:藤井 悠

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藤井 悠です。

ガルパ第二シーズンにRASが実装される事を願ってます。 

それでは本編どうぞ。


夕焼けに思いを馳せて

 

蒼生「ゴーフェス?」

 

六花「はい!商店街でのお祭りらしいんですけど。ポピパさんも出てくれるみたいで。」

 

蒼生「そりゃ良かったな。でも何で俺に報告したんだ?」

 

六花「はい。実は蒼生さんにお願いがあって。」

 

蒼生「お願い?」

 

六花「ゴーフェスでのライブに出てくれませんか?出演枠と時間外余っちゃうみたいなので。」

 

蒼生「・・・分かった。時間は?」

 

六花「2曲分くらいです。」

 

蒼生「分かった・・・それでさ、ロック。」

 

六花「はい、何ですか?」

 

蒼生「その・・・ゴーフェスさ、時間が合ったら一緒に回らないか?」

 

六花「はい!」

 

蒼生「ありがとう。じゃあまた後でな。」ギュッ

 

六花「はい、こちらこそありがとうございます。」ギュッ

 

少しの間ハグをすると、俺は旭湯を出る。

 

〜翌日〜

 

蘭「巴、ちょっと走りすぎ。」

 

巴「ゴーフェスが楽しみ過ぎてさぁ。」

 

聞けば宇田川は毎年この祭りで和太鼓をしているらしい。本人が好きでやってる事らしいので楽しみなのだろう。

 

つぐみ「そろそろ、山吹ベーカリー閉まっちゃうんじゃない?」

 

モカ「は!?パンが食べられない人生なんて〜。」

 

蒼生「急げ!!パンは待ってくれないぞ!」

 

蘭「分かってる、早く行こ。」

 

〜30分後〜

 

モカ・蒼生「おいひ〜」

 

つぐみ「なんか、二人共仲いいね。」

 

蒼生「パンの事だけだよ。」

 

モカ「パン好きに悪い人はいないよ〜。」

 

結局俺達はパンで繋がってるだけだ。しかし1つ、この2人の仲で大きな事が起こっているのだ。それは・・・

山吹ベーカリーのパンの9割が俺と青葉の手の中に収められたことである。

 

つぐみ「あ、ここにステージ組むんだって。」

 

蒼生「へぇ。」

 

これに限っては俺もただ事ではない。俺もこのステージで弾き語りをする以上俺もステージの雰囲気は知っておきたい。

 

蘭「そういえば今回は神風もやるんだ?」

 

蒼生「ああ、何気に久しぶりかもな。」

 

ひまり「弾き語りだっけ?」

 

巴「どれくらいやってるんだ?」

 

蒼生「この街に来てからだよ。引っ越す前でもギターはやってたけどな。」

 

つぐみ「バンド組んでたの?」

 

蒼生「まあそんなとこだ。」

 

ひまり「じゃあ蒼生も含めて、皆頑張ろーね。せーの、えい、えい、おー!」

 

「「「「「・・・」」」」」

 

ひまり「えー。巴と蒼生はやってくれると思ったのに。」

 

巴「ここはいつも通りで。」

 

蒼生「俺はそんなガラじゃないし。」

 

モカ「ひーちゃんひまってる〜。」

 

そして皆で笑い飛ばしていた。その雰囲気がどことなくWild Babyと似ている。ということはAfterglowも俺達みたいな言い争いがあったのだろうか?だとしたらどうやって乗り越えたのだろう?

 

巴「蒼生?どうした、ボーッとして。」

 

蒼生「いや、なんでもねえ。ちょっと久しぶりの弾き語りだから緊張しちゃってさ。」

 

モカ「無理ならうちらの時間にしても良いんだよ〜。」

 

蒼生「それは100%ないから大丈夫だ。」

 

そして俺達はそれぞれ帰路についた。

 

 

〜ゴーフェス当日〜

 

蒼生「思ってたより大規模なんだな。」

 

六花「そうですね。賑やかですし屋台の数も豊富ですね。」

 

現在俺は六花と商店街を回っている。やはり商店街全体のイベントだけあってかなり血気盛んである。

一番印象に残ったのが北沢精肉店の前でのハロハピのライブなのだが、弦巻がボールに乗りながらコロッケでお手玉という超人テクを披露していたのだ。一応コロッケは買って行ったのだが内心コロッケどころではなかったのだ。

 

六花「そういえば蒼生さんの出番は最後ですよね?」

 

蒼生「ああ、だからそれまではゆっくりできるよ。」

 

六花「本当ですか?」

 

蒼生「勿論だよ。」

 

六花「じゃあ、その・・・手、繋ぎませんか?」

 

蒼生「いいよ。ほら、手出して?」

 

そして俺らは指と指を絡め合う。恋人繋ぎというやつだ。

 

蒼生「じゃあ行くか。」

 

六花「はい!・・・あれ?」

 

蒼生「どうした?・・・ん?」

 

ここで空を見上げるとポツリポツリと雨が振り始めていた。

 

蒼生「おい。これステージまずくないか?」

 

六花「そうですね。急いだ方がいいかもしれません。」

 

そしてステージに向かうと案の定ポピパとAfterglowが機材を運び回っていた。

途中から俺とロックが加勢したことである程度早めに仕事は終わったが雨が止む気配は無かった。

 

沙綾「雨が、止むかな?」

 

りみ「一応、夕方には止むって予報にはなってるけど。」

 

つぐみ「良かったらこれ使って?」

 

一方羽沢は皆にタオルを配って回っていた。俺達がありがたく使わせてもらっていると、

 

沙綾「もしかして、Afterglowって野外ライブ慣れてる?」

 

つぐみ「そんなことないよ。」

 

ひまり「今慌ててもどうにもならないからね。」

 

蘭「何があってもいつも通りやるだけ。」

 

六花「・・・Afterglowさんはなんでバンド組んだんですか?」

 

巴「私達は腐れ縁っていうか、幼馴染でさ、」

 

Afterglowは全員が離れ離れにならないように結成されたバンドらしい。中学の時、美竹だけが違うクラスになってしまい、全員で一緒にいられる時間が少なくなったのがキッカケらしい。

 

蒼生「・・・なるほど。それがお前達がいつも通りを大切にする理由か。」

 

巴「まあそういう事だな。」

 

六花「素敵です!」

 

蒼生「ああ、俺もそう思う。・・・お?皆、外見てみろよ。」

 

香澄「晴れてる!」

 

りみ「でもステージが・・・」

 

巴「モップあったよな?」

 

つぐみ「うん、商店街の倉庫に。」

 

蒼生「じゃあステージの掃除はAfterglowに任せて俺達は機材運ぶぞ!」

 

〜20分後〜

 

有咲「重!」

 

香澄「一回休もう。」

 

そうして一回全員が止まる。

 

六花「私が!」

 

そう言うとロックはアンプの下に潜り込み持ち上げようとする。

 

香澄・沙綾「ロック!?」

 

有咲「おい、危ねえって!」

 

りみ「ロックちゃん!?」

 

蒼生「・・・はぁ、しゃあねえか。」

 

そして俺もアンプの下にはいると

 

蒼生「ったく、無茶すんじゃねえよ。」

 

六花「蒼生さん・・・」

 

蒼生「ポピパは横から頼む。行くぞ!」

 

そして10分後に俺達は無事にステージにすべての機材と掃除が終わった。

 

蘭「晴れたね。」

 

巴「お守りのおかげかもな。」

 

つぐみ「あ、私も持ってるよ。」

 

モカ「えも〜い」

 

ひまり「ん〜盛り上がってきたね。皆、頑張ろうね!えい、えい、おー」

 

「「「「・・・」」」」

 

ひまり「えー、こんないい雰囲気の時もやってくれないのー。」

 

蘭「これも、いつも通り。」

 

そしてAfterglowはステージに出ていきY.O.L.Oを演奏したが、時間の都合上、人グループ1つだけになってしまったのだ。

しかしその一曲でAfterglowの今までの時間が見えてくる感覚に誘われた。

 

蘭「ありがとうございました!」

 

そしてAfterglowが戻ってきた。

 

六花「それじゃあポピパさん、お願いします。」

 

香澄「はい!」

 

沙綾「行ってくるね、ロック。」

 

りみ「ロックちゃん、ありがとう。」

 

六花「??」

 

蒼生「フフ。」

 

六花「え?蒼生さん?今のありがとうございましたってどういう意味ですか?」

 

蒼生「つまり、そういうことさ・・・」

 

六花「はい?」

 

一回言ってみたかったんだこのセリフ。

 

蒼生「まあすぐ分かるよ。」

 

六花「えっと、はい。」

 

そしてポピパのHappy Happy Party!が終わる。

 

香澄「ここでお知らせです!poppin'partyの主催ライブは商店街のライブハウス、Galaxyでやることになりました!」

 

六花「え!?聞いてません!」

 

有咲「言ってねえし。」

 

りみ「びっくりさせたくて。」 

 

六花「サプライズ過ぎます〜。」

 

そう、ポピパはGalaxyでライブをする事になったのだ。ロックには内緒にしたいから言わないでくれと頼まれていたのだ。

そしていよいよ俺の番になった。

 

六花「じゃあ、お願いします。」

 

蒼生「おうよ。」

 

そしてステージの前に立つ。前の2グループが残した熱をまだ感じる。

 

蒼生「神風 蒼生です。早速ですが行きたいと思います。・・・『ロキ』」

 

そしてギター一本で俺はロキを歌い始める。エレキで弾き語りをするにはもってこいの曲なのだ。サビに差し掛かると観客の熱さが激しくなるのを感じる。そして感想、ここはギターだけなのでギターテクが物を言う。ここは指弾きに変えて速弾きにすることで繊細な音を出す。そしてラストを歌い終わる頃には俺も客も最高のテンションと熱さで終わることができた。

 

蒼生「ありがとうございました!」

 

そしてその後全員出てきて

 

「「「「「「ありがとうございました!」」」」」」

 

全員で挨拶する頃にはゴーフェスは終わる時間となっていた。

そして今俺は六花と帰宅している。

 

六花「あの、蒼生さん。」

 

蒼生「ん?どうした?」

 

六花「アンプを運ぶとき、手伝ってくれてありがとうございました。」

 

蒼生「いいよいいよ。俺が勝手に手伝ったんだし。六花こそ無理しないでくれよ?」

 

六花「はい・・・そういえば蒼生さんの演奏、流石でした!」

 

蒼生「ありがとう。久しぶりだったけど楽しかったな。」

 

六花「私も早くメンバー集めなきゃ。」

 

蒼生「ああ、頑張れよ。・・・ロック、手出して?」

 

六花「はい、分かりました・・・あ、」

 

俺はロックの手を取るとそのまま恋人繋ぎにした。

 

蒼生「さっきは途中で終わっちゃったからさ。」

 

六花「そうですね。・・・えい!」

 

蒼生「うお!?ロック!?」

 

なんとロックは手を放しそのまま俺の腕に抱きついてきた。女の子の匂いやら柔らかさやらで頭がおかしくなりそうだった。

 

六花「すいません。昼間分も補給したかったので抱きついちゃったんですけど、駄目でしたか?」

 

蒼生「勿論いいよ。じゃあ行こっか。」

 

そして俺達は幸せな岐路を辿るのだった。




どうだったでしょうか。

次回は7話のナカナ イナ カナイです。話の持って行き方が思いつかない今日この頃です。

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