Returns実装マジ嬉しかったです。
それでは本編どうぞ。
蒼生「お邪魔しましたー。」
六花「はい、またいらして下さい。」
俺はロックの家に一泊し終えて、今日はこのまま学校へ行くことにしている。学校は別々で行くことにした。変な噂が立つのを回避する為だ。
蒼生「じゃあ後でな。」ギュッ
六花「はい!」ギュッ
軽くハグを交わすと俺は学校へ向かった。
〜放課後〜
俺は学校を終えたあと練習とは別の理由で蔵へ向かっていた。昼休みに市ヶ谷からこんな連絡が入ったからだ。
『今日、蔵に来れるなら来てくれないか?RAISE A SUILENのプロデューサーがポピパが揃うときに話がしたいって言ってたんだ。関係者もいれば連れてこいって言ってたんだ。予定大丈夫か?』
という連絡が入っていた。特に予定も入っていなかったので行くことにした。そして蔵につくとすでにそのプロデューサーは到着しているようだった。
チュチュ「これで全員かしら?」
香澄「うん・・・」
チュチュ「それじゃあ早速こちらの要件を話します。結論から言うと、たえ 花園にpoppin'partyを脱退してほしいのです。」
蒼生「・・・それは花園をRASに引き入れる為か?」
チュチュ「ええ、勿論よ。花園は2つのバンドを兼任するPowerが無いわ。だから正式にRASに入り花園は私のPerfectな音楽を奏でるギタリストとしてStartするのです。1つ頂いても?」
そしてチュチュはテーブルに置いてあるマカロンを指差す。
香澄「う、うん。」
そして一息置いたあとチュチュが再び口を開く。
チュチュ「・・・poppin'partyは友達同士で組んだバンドですよね?友達思いの花園は、皆さんに遠慮しますよね?」
有咲「・・・なんでおたえなんだ?」
チュチュが言うにはガールズバンドのトップに立つためのギタリストとして花園から適任と話す。確かに花園はポピパの中ではトップレベルの腕前を持つことは俺もサポーターをしているので分かる。だがしかしチュチュの言い分も理解できなくもないが少々自分勝手過ぎる。花園はポピパのギタリストであり決してRASのギタリストでは無いのだ。サポートに入っていたとはいえそれを自分の物のように言うのは間違っている。
チュチュ「そちらの主催ライブが終わるまで待ってあげる。良い答えを期待してますよ。友達思いの皆さん。」
そう言いチュチュと隣のカラフルヘアーは蔵から出ていく。
蒼生「花園、あんなの気に・・・」
するな。と言おうと思ったのだがその瞬間、山吹が、
沙綾「今じゃなくてもいいんじゃない?」
有咲「もっとちゃんと考えた方がいいと思う。私も本当は、うるせえって叩き出そうと思ったけど、あいつおたえのこと、ちゃんと認めてるみたいだし、でっかい目標もあって、口だけじゃなくて、何も言えなかった・・・」
たえ「・・・私、今日は1人で弾く。」
・・・この光景に俺はバラバラになるWild Babyの姿がフラッシュバックする。バラバラになってしまう一歩手前。もう二度と見たくないと思っていた光景だった。しかしポピパには同じ思いはしてほしくない。
・・・でも俺が言えることはただ1つだな。
蒼生「・・・待て、花園。」
たえ「・・・何?」
蒼生「みんなも聞いてくれ。俺は前にお前達に俺のバンドの話をしたよな?喧嘩して離れたって。もうちょっと詳しく言うと、俺ともう一人の意見と気持ちのすれ違いによって起こったことだった。・・・だから俺は今のお前たちの気持ちが痛いほど分かる。だからこそ、これだけは言っておく。・・・これはpoppin'partyの問題だ。自分達の問題は自分達で解決するんだ。俺は何もしないし、言わないぞ。」
「「「「「・・・」」」」」
皆は俺の言葉を聞くと押し黙り花園は蔵を出ていった。そして俺も蔵を出る。俺があんな厳しいことを言ったのは、全員の真意が知りたかったからだ。これは自分達の気持ちで決めないと、多分また同じ事が起こってしまう。Wild Babyは自分達で決めきる事が出来なかった。だから最悪の形になってしまったのだ。そんな事を思いながら俺はトボトボとCIRCLEに向かい、そのまま家に帰った。
〜翌日〜
蒼生「・・・はぁ。」
六花「蒼生さん?どうかしましたか?今日は溜め息が多いですけど・・・・」
蒼生「え?いや、何でもないんだ。・・・なあロック?」
六花「何ですか?」
蒼生「もし、もしだぞ?俺がもう一度Wild Babyとしてステージに立ちたいって言ったらどう思う?」
六花「え!?そ、そうですね。」
ん?何か今凄え慌ててなかったか?まあいいか。
六花「立ってくれるなら、もう一度で良いので見たいです。Wild Babyでギター&ボーカルをやっていた蒼生さんが一番輝いてましたよ。」
蒼生「ありがとう。・・・あいつら元気でやってるかな?」
六花「・・・やっぱり心配ですか?」
蒼生「そりゃそうだよ。喧嘩別れしたとはいえ、別に嫌いになった訳じゃないんだからな。」
六花「・・・良かった?」
蒼生「え?どういうことだ?」
六花「へ!?い、いえ、こっちの話です。」
蒼生「ならいいんだけど。っと悪いLI○Eだ。」
六花「ふぅ、」
何故か安心した様子のロックが気になったが俺はL○NEを開く。相手は花園だった。
『助けてほしいことがあります。』
たったそれだけだった。この内容は多分俺がなにもしないと言った事を承知した上で送ったものだろう。短いけど、しかしとても重い文である事がわかった。
『・・・分かった。どこに行けばいい?』
そう送ったあと、
蒼生「悪いロック、急用ができちまった。今日はこれで失礼するぞ?」
六花「い、いえ、私もこのあと用事があったので。」
蒼生「そうか、じゃあまたな。」
そう言い俺は旭湯を出る。そしてスマホを開くと花園の家に来てほしいと書いてあった。男が女の子の家に上がるのは彼女持ちとしてどうかと思ったが、真面目な話っぽかったのでそこは気にしないでいこう。
〜4時間後〜
俺は今、蔵に来ていた。花園は自分で答えを見つけたみたいだった。花園と戸山はポピパのメンバーを全員集合させ、今に至るのだ。そして覚悟を決めた表情の花園が、
たえ「自分の気持ち、全部込めました。聞いてください。」
そう言い花園の弾き語りが始まった。ただ、弾き語りをしてるんじゃない。花園の気持ちがこの歌に全部籠もっている。チュチュにいわれたこと、全員に考えるように言われたこと、ポピパでの思い出、そしてこれからのこと、全部をこの歌に答えを乗せてきた。
そして弾き語り画終わる。ただ皆は黙って花園を見守る。
たえ「・・・私、ポピパが好き。香澄と、りみと、有咲と、沙綾と。」
有咲「・・・はぁ、」
香澄「有咲?」
有咲「もう一回。」
たえ「え?」
有咲「今の歌って?」
たえ「・・・うん。」
そして再度、花園は歌い始める。すると、途中で市ヶ谷がキーボードで入ってくる。今は即興でやっているからだろうが多少の違和感がのこるが、問題のない演奏になっているように聞こえる。
有咲「・・・私はさ、ポピパが嫌いじゃねえし、バンドも結構楽しい。将来のことは分かんねえけど、5人でおんなじもん目指して、いつか武道館とか行くのも悪くねえなって思ってる。・・・でも本当のところ、おたえがどう思ってるか分からなくて、もしかしたら、ウチらとじゃなくていいのかもって思って、でも全部分かった。」
そして市ヶ谷は涙ぐんだ目で
有咲「でもさ、それで一曲作るなよ。おたえらしいけどさ。」グスッ
たえ「有咲!」
沙綾「・・・私も、言えなかった。向こうに行ってほしくないって。でも、わがままかなって、やっぱり私、駄目だね。言いたいこと、言えるようになったんだと思ったんだけどな。・・・おたえ、行かないで。」
たえ「・・・行かない。行かないよ、沙綾。」
沙綾「うん・・・ありがとう、りみりん。」
たえ「え?」
沙綾「今日ポピパやめるって言われたら怖いなって迷ってたら、一緒に行こうって迎えに来てくれたの。」
たえ「・・・りみ!」
りみ「おたえちゃんがポピパ大好きなの知ってるもん。ポピパの事いつもいっぱい考えてくれて、ありがとう。私も、もっともっと頑張ってみんなの事支えたい!・・・ポピパでいてくれてありがとう!」
たえ「・・・私、私」グスッ
そして全員が花園のもとに集まる。
たえ「・・・蒼生、ありがとう。」
「「「え?」」」
たえ「さっき歌った歌、蒼生が協力してくれて、すごいスピードで終わらせてくれたんだ。」
沙綾「蒼生・・・」
有咲「・・・お前、何もしないって言ったじゃねえかよ。」
蒼生「・・・作曲はその事と関係ないだろ。」
そう、俺は花園に連絡を受け、数時間前に花園の家で作曲をしていた。今日には仕上げたいとか、無茶苦茶なことを言い出したが、脳をフル回転させ、花園のサポートもあり、ギリギリで全員が起きている時間に仕上げる事ができた。
蒼生「それにその結論を見つけたのはお前達だ。結果的に俺は何もしてねえよ。」
有咲「・・・そういう事にしといてやるよ。」
蒼生「じゃあみんな、これから主催ライブのことについて、っと悪い、電話だ。」
今日はよく連絡くるな。とか思いながらその電話に出る。
蒼生「もしもし、神風蒼生です。」
六花『もしもし、六花です。』
蒼生「ロック?どうしたこんな時間に?」
六花『えーと、そ、その、ものすごく大事な話があるので今から旭湯に来てくれませんか?』
蒼生「今から?いいけど。」
六花『ありがとうございます!失礼します。』
そう言い残し、ロックは電話を切る。くわしい内容は聞かされなかったが、少し慌てていたし実は急いでるのかもしれない。ポピパの様子を見るとみんな感動に浸っているみたい出しそっとしてた方が良いかもな。
蒼生「じゃあ俺、予定できたから。・・・皆、頑張れよ。」
そして俺は蔵を出る。
〜30分後〜
旭湯につくとロックは銭湯側の玄関前で立っていた。中は薄暗く明かりがついている。
六花「すいません、こんな時間に呼び出して。」
蒼生「いや、気にしないでくれ。んで、なんの用だ?」
六花「入ったら分かります。」
そしてロックは入口を指す。中に誰かいるのだろうか?
蒼生「・・・じゃあ入っていいか?」
六花「はい。どうぞ。」
そして暖簾をかき分け、中には行った瞬間俺は驚愕した。
海斗「久しぶり、だな。蒼生。」
天音「ご無沙汰しています。」
蓮「・・・」
蒼生「なんで、ここにお前たちが・・・」
そこにいたのは他の何者でもない、Wild Babyのメンバーだった。
どうだったでしょうか?
ここでお知らせです。バンドリの2期なもうすぐ終わりますが、この話もそこまで書いたら一時連載を中止して、3期が始まったら再開したいと思います。その間に違う小説を書きます。ヒロインは香澄orつぐみで行こうと思っています。時間があればどちらも書きます。
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