君は朝日のように眩しくて   作:藤井 悠

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藤井 悠です。

最終回感動しました。Fire birdが特に好きでした。

それでは本編どうぞ。


蒼生の居場所

 

蒼生「なんで、お前たちが・・・」

 

俺は目の前にいる3人を目の当たりにして唖然としていた。喧嘩別れをしてもう二度と関わることはないと、思っていたのだが旭湯にて呆気なく再開を果たしてしまった。

 

蒼生「ロックが呼んだのか?」

 

六花「・・・はい。」

 

そうなるといくつか疑問が出てくる。どうやってこの3人を連れてきたのか、何故連れてきたのか、何で3人はロックの頼みで、わざわざ岐阜からここまで来てくれたのか。

 

蓮「・・・」

 

すると蓮が一歩前に出てきた。俺はこいつとのすれ違いでWild Babyの喧嘩別れの原因を作ってしまった。今更になって俺は今、蓮になんて声をかけたらいいか分からなくなっていた。

 

蓮「・・・ごめん。」

 

蒼生「え?」

 

蓮「俺、お前に言ったよな。悠長なこと言ってる場合じゃないって。俺はそんなことを考え過ぎていて、たしかにお前の行った通り落ち着くことを怠ってたんだ。だからWild Babyがあんな形で終わってしまったのは俺のせいだ。本当にごめん。」

 

海斗「俺からも、すまなかった。二人の喧嘩、止めることができなかったのは、俺の責任でもある。」

 

天音「私もすいませんでした。せっかくの主催ライブ兼蒼生さんの最後のライブだったのに、私が失敗を続けてしまったせいで・・・」

 

蒼生「お前ら・・・」 

 

蓮「・・・俺からお願いがあるんだ。」

 

蒼生「その前に1つ、俺からも言いたいこともあるんだ。」

 

蓮「分かった。先に言ってくれ。」

 

蒼生「・・・俺は、俺はさ、多分怖かったんだと思う。俺は確かに蓮に落ち着いて演奏しようって言った。でもそれは怖かったんだ。お前らと最後になるのが、主催ライブで俺達は離れ離れになっちまうのが。だから空回りして意見が食い違ったんだと思う。だから・・・俺からも、ごめん。」

 

蓮「・・・蒼生。」

 

蒼生「はは、でもあんな終わり方は嫌だったな。出来ればもう一回やりたいな。なんて、夢物語か。」

 

六花「そんなことないです!」

 

そこで今まで黙っていたロックが口を開いた。

 

蒼生「どういうことだ?そもそもなんで、ロックはまたWild Babyを集結させたんだ?」

 

蓮「それは俺から説明するよ。俺がさっき言おうとしてた事とおんなじ事だから。」

 

蒼生「じゃあ頼む。」

 

蓮「まずロックがどうやって俺たちを集めたかなんだが、わざわざロックが岐阜まで来て俺達を説得しに来たんだ。」

 

蒼生「何!?でも金とかどうしたんだよロック?」

 

六花「それは貯金しました。宿は実家があったので対してお金は使いませんでしたよ。」

 

蒼生「なるほどな。」

 

蓮「続きを話すぞ。ロックは一日かけて俺たちを集めてもう一度Wild Babyを見たいって頭を下げたんだ。たったそれだけの為に岐阜に戻ってきたんだ。」

 

ロックの方を見るとほんのり頬を赤らめて照れている。わざわざWild Babyの為に金出して岐阜まで行ってくれるとかどんだけ良い娘なのこの娘。

 

蒼生「でももう一度やるったってステージとか決めなきゃいけないし色々時間を考えると俺らは今、住んでる所が違うわけだし厳しいんじゃないか。」

 

蓮「ロックはもう用意してるって言ってたけど蒼生知らなかったのか?」

 

蒼生「・・・は?用意してある?」

 

六花「はい。してます。Galaxyです。」

 

確かにロックはGalaxyで働いてるからって考え方もできるけど、当人の意見無しで決められるものなのか?

 

六花「ちなみにポピパさんの主催ライブです。」

 

蒼生「・・・聞き間違えか?ポピパの主催ライブに出る?」

 

六花「はい。確かにそう言いました。」

 

蒼生「ポピパの奴ら俺にはなんも言ってなかったぞ?」

 

六花「私がお願いして黙っていてもらいました。」

 

いわゆるサプライズってやつだ。ったくこいつらは。

 

蒼生「・・・うっ」グスッ

 

天音「蒼生さん!?」

 

海斗「どうした?」

 

蒼生「悪い。またこの五人でやり直せるって思ったら嬉しくてさ。」グスッ

 

蓮「泣くなよ。男だろ?」グスッ

 

そう言い後ろを向きながら俺に文句を言っているが泣いてるのはバレバレだ。見ると皆も涙ぐんでいる。

 

天音「実は今日の為に新曲、考えてきたんですよ。」

 

海斗「セトリもある程度まとまってる。あとは練習だけって所まで持ってきてる。」

 

蒼生「・・・本当、お前ら最悪だな。」

 

蓮「お前もな。俺達はこうじゃなきゃ、ライブは最高にならないだろ。」

 

蒼生「・・・ホントに最悪だよ。お前等も、俺も。じゃあWild Baby、最後の人踏ん張りするか!」

 

「「「おー!」」」

 

六花「・・・良かった。」

 

蒼生「ありがとな、ロック。」

 

六花「いえ、私はただ皆を集めただけで後は何もしてませんよ。」

 

蒼生「それをしてくれなきゃ俺達はすれ違いっぱなしだったよ。本当にありがとう。」ギュッ

 

六花「・・・どういたしまして。」ギュッ

 

海斗「・・・おーい二人とも〜。」

 

天音「はわわわわ、蒼生さんとロックちゃんってこんな関係でしたっけ?」

 

蓮「両思いってのは知ってたけどまさか実ってたとはな。っと、おい二人共、戻ってこ〜い。」

 

そして蓮は俺とロックを引き剥がす。

 

蓮「お前等。よく人前でできるよな。」

 

蒼生「すまん。耐えられなくて。」

 

六花「私もその、ギュってされたらドキドキしちゃって///」

 

海斗「こりゃ重症だな。」

 

天音「す、素敵・・・」キラキラ

 

蓮「はいはい、じゃあ俺達はここの近くの宿屋で泊まってるから練習とかはまた後日決めようぜ。」

 

蒼生「ああ、分かった。皆、またよろしくな。」

 

「「「おう!(はい!)」」」

 

そしてWild Babyの時はまた少しづつ動き始めたのだ。




どうだったでしょうか?

次回作ですが、友達のお願いで、湊 友希那さんで書くことに決まりました。よろしくお願いします。

感想&評価お待ちしています。
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