それでは本編どうぞ。
蒼生「・・・ただいまー」
蒼生母「おかえりー。ご飯できてるけど食べるー?」
蒼生「いや、明日の朝にする。」
蒼生母「わかったわ。・・・とりあえずお風呂はいっちゃって。」
蒼生「おう」
そのまま脱衣所にいき風呂に入る。
蒼生「はぁぁ、スカウト、か。」
〜数時間前〜
チュチュ「ギタリストにロッカ アサヒ、アドバイザーにアオイ カミカゼをスカウトする!」
六花・蒼生「・・・へ?」
スカウト、だと?ロックはともかくとして、俺も?どうするか、受けるべきなのか・・・。正直、急な話だし頭が追いつかないし、ここは
蒼生「保留で!」
六花「ごめんなさい!」
あ、ロック断った。
〜現在〜
蒼生「はぁぁ、冷静になってもどうしていいかわかんないな。・・・とりあえず上がろ。」
寝巻きに着替えスマホを確認する。すると
天音「お久しぶり・・・でもないですね。元気にしてますか?」
Wild Babyのグループチャットで天音からのメッセージが来ていた。
蒼生「もち。そっちは?」
天音「もちろん元気です(´∇`)」
蓮「しかし、まさか海斗が・・・」
天音「はい、残念ですよ。まさかトラックが・・・」
海斗「いや勝手に殺すな。」
こんな感じでポピパの主催ライブ以来たまにこうして連絡をとるようになった。
蓮「まあ、そこはどうでもいいとして、原付免許どうだったよ?」
蒼生「取ったぜ。ロックももう後ろに乗せた。」
天音「おめでとうございます(๑´ω`ノノ゙」
海斗「まあ、勉強は出来たし、身体能力とかのカンもよかったしな。他に変わったことはあったか?」
変わったことか・・・そう言えば。
蒼生「そう言えば、RASにスカウトされた。アドバイザーとしてな。」
海斗「RASって、あの時の?」
蓮「受けたのか?」
蒼生「保留にした。今も5バンドみてるし、正直まだ迷ってる。」
天音「なるほど・・・とにかく、無理はなさらないようにしてくださいね?(´・ω・`)」
蒼生「ああ。皆もな。」
それで今日の会話は止まった。
〜翌日〜
蒼生「ふわぁ、おはよー」
蒼生母「朝ごはん出来てるから、食べちゃって。」
蒼生「お〜」
実は俺、朝弱かったりする。だから前にロックの家泊まりに言った時とか、結構恥ずかしかったな。だから目覚めも悪くて、今も眠い
蒼生母「そう言えばね、お父さんもうじき帰ってくるってー」
蒼生「!?、ゲホゲホ」
訂正、すぐ目覚めたわ、
蒼生「ゴックン、か、帰ってくる?」
蒼生母「いつになるかは分からないけど、言ってたわよ」
蒼生「oh」
俺の父さん。前にも少し話したがバンドマンだ。5人編成の『dead emperor』のリーダー兼ギタボ。確かな腕前のバンドでその実力もあり今は海外に飛んでるのだが、
〜回想〜
蒼生父「蒼生、私と海外に行く気は本当にないのか?」
蒼生「ああ。俺の居場所はWild Babyだ。それは変わらない。」
蒼生父「お前の実力ならもっと会うやつが外にも・・・」
蒼生「アイツらの実力がないって言いたいのか?それなら大きな間違いだよ。アイツらは、いや、アイツらじゃなきゃ俺は演奏できないし、何よりアイツらの実力だって生半可なものじゃない。」
蒼生父「・・・とりあえずは分かった」
〜回想終〜
まあ、基本的には普通の父親なのではあるが、よく俺も海外に連れて行きたがる。確かに海外の方が腕のいい人がいるってのはそうなのかも知れないが、俺はアイツらががいいんだ。・・・なんて今考えても仕方ないか。断れば済む話だし。
蒼生「・・・寝るか。」
そして俺はそのまま色々あったせいかすぐに眠りにつくこと事が出来た。そして
蒼生「いってきまーす」
蒼生母「行ってらっしゃーい」
次の日、俺は何の気なしに羽丘に向かったのだが、その途中にとあるふたりを見つけた。
蒼生「あ、ロックと明日香」
六花「あ、お、おはようございます」
明日香「おはようございます。」
蒼生「おう、おはよう」
俺は自転車から降りて押して歩く。
六花「昨日は大変やったな〜」
蒼生「ああ、全くだ。」
明日香「何があったんです?」
蒼生「まあ色々、な。ん?なんだあの人だかり」
見ると校門前にガッツリとした固まりが出来ている。瀬田さんほどではないにしても、あれは?
チュチュ「いたー!」
六花「ひぃ!?」
蒼生「!?」
マジかよ、いやマジかよ!ここまで来るか、く、こうなれば、あまりやりたくは無いけど・・・
蒼生「すぅ・・・どけ!!!!」
超大声で叫ぶするとチュチュも怯んだようで、周りの女子も反射的に道を開ける。ボーカル舐めたらいかんぜよ
蒼生「行くぞ、ロック!」
六花「は、はい!」
全速力で門内にはいる。
蒼生「ふう、ここまでは入ってこれんだろ。」
六花「あ、あの、蒼生さん?」
蒼生「どした?」
六花「あの、私はともかく、蒼生さんは断った訳では無いですよね?その、逃げるまですることないんじゃ?」
蒼生「あー、あれじゃロック逃げにくかったろ?だから」
六花「なるほど、わざわざありがとうございます。」
蒼生「いいんだよ、勝手にやったことだから、っともう駐輪場着いたしまた後でな?」
六花「はい、ちゅ」
蒼生「!?」
へ?き、キス!?今!?な、なんで?幸い周りに人はいないが・・・
六花「その、逃がしてくれた、お礼?」
蒼生「なんで疑問形だよ・・・でも、ありがとうな///」
六花「はい、じゃあまたあとで///」
顔を真っ赤にしながら走っていく。あかん可愛いすぎ。
蒼生「ってなことがあってさ。」
モカ「後半のいる〜?」
蘭「絶対いらないよね?」
巴「ああ、いらないな。」
ひまり「だねー。」
こいつら冷たくない?ちなみにアフグロの面々に今朝の話を聞いてもらったのだが、ロックとの話は要らないだと稼働とか、酷いわ。
蒼生「あ、羽沢は?」
蘭「生徒会。」
蒼生「あーね、」
ピンポンパンポーン
蒼生「ん?」
放送「1年A組朝日六花さん、2年A組神風蒼生さん、至急職員室まで」
蒼生「は?」
蘭「なに、なんかやらかしたの?」
モカ「カップルだし、不純異性行為〜?」
蒼生「そげな馬鹿な、とりあえず行ってみる」
言われた通り、生徒会室に行くと
チュチュ「Hello」
蒼生「oh、chuchu」
日菜「すっごい発音だねー」
蒼生「ロックはもう来てたか。」
六花「は、はいその、RASさんに入らないかって・・・」
蒼生「・・・おれもか?」
チュチュ「Yes、否定したロッカアサヒならともかく、貴方は考えてくれたんでしょう?」
蒼生「しかし・・・他のバンドの事もあるし・・・」
チュチュ「バンドリの期間だけで構わないわ。他のバンドを見るなとも言わない。悪くないでしょう?」
確かに悪くは無いんだが・・・どうしよう。とそのタイミングで
キーンコーンカーンコーン
日菜「終わりだよー」
つぐみ「午後の授業がありますので・・・」
蒼生「そういう訳だから、もう少し考えさせてくれ。」
チュチュ「・・・わかったわ。いい返事期待させてもらうわね。」
ロックにも軽く挨拶を交し出ていく
蒼生「・・・凄まじい根性だな」
六花「で、ですね」
まあ、そんなこんなで午後の2時間も終えたのだが、舐めてた。ロックと、一緒にいた明日香と下駄箱で出会ったのだが、
チュチュ「迎えに来たわよ!」
パレオ「パレオもいます!」
蒼生「なんてこった」
パレオ「パンナコッタ?」
蒼生「言ってねえ!てかベタだな!」
明日香「いいから逃げるよ!」
俺らは3人揃って逃げだした。
チュチュ「GOパレオ!」
き、来た。てか速!そしてチュチュ遅!
明日香「あ、あたしもうダメかも!」
六花「うえぇぇ!?明日香ちゃん運動部じゃ?」
明日香「あたし水泳部だよ、走るの向いてない!現に先輩がいちばん速い!」
まあ、確かに。2人に合わせて走ってるが、本気出したら振り切れる。
蒼生「っと、駐輪場こっちだから、また後で!」
六花「は、はい!」
そして俺は全速力で駐輪場まで駆け抜ける。実は俺、割と足速い。50メートル6秒21が最高記録である。
蒼生「あらよっ」
キーを刺してからサドルに跨るまでを3秒でこなしペダルを踏むとちょうど校門をロックが駆けていってた。逃げ切ったか。
蒼生「ふぅ、ここまで来れば安心か?」
自転車をこいで逃亡していたらいつの間にか商店街に来ていた。
蒼生「ふぅ、疲れたしなんか飲んで帰るかな。」
ちょうど羽沢珈琲店もあったので一息つこうと思ったのだが
蒼生「ん?」
この声は、あのふたりが、よく見ると北沢精肉店の前に二人がいる。てかなんで追いついてんの。まあ、俺結構無意識についてたし、大回りしてたかも。
蒼生「とにかく、入るか」
自分の耳が良かったことにちょっと安心した気分になると奥の方の席に座り大分甘めのやつを飲ませてもらった。
蒼生「って今日はRoselia見る日じゃん。」
割と押してるな。急がないと。
紗夜「遅いですよ。」
蒼生「すみません。色々ありまして。」
友希那「・・・あの子かしら?」
蒼生「間違いなくその子です。」
紗夜「事情があるのでしたら、とにかく、FWFの事について、話し合いますよ。」
そして話し合いが始まる。俺も経験者ではあるし、アドバイスや、練習時間の目安を提案する。
紗夜「こんな所でしょうか?蒼生さんも、ありがとうございます。」
蒼生「気にしないでください。俺もバンドリで忙しくなるとは思いますが、始まるまではFWFに集中してアドバイス出来るので」
友希那「・・・その事なんだけど、バンドリ、ガールズバンドチャレンジに出場しようと思うわ。」
蒼生「・・・!?」
紗夜「本気ですか?」
あこ「あこは嬉しいですけど・・・」
蒼生「・・・おれはいいと思いますよ。」
紗夜「・・・理由はなんですか?」
蒼生「FWFに向けてこういう大会に出て気持ちを鼓舞させておくのも大事でしょう。何より相手はRAS。相手にとって不足はないでしょう。」
紗夜「・・・そういうことでしたら。」
リサ「でも、もそのぶん時間割かれるよ?」
蒼生「元々割かれてるなんて思ってやってないですし、平気です。」
あこ「ホントですか?ヤッター。」
蒼生「気を引き締めてくださいね。Roseliaの腕とはいえ、相手は多いですから」
友希那「当然よ。目指すは頂点ただ一つよ。」
真っ直ぐだな。もう俺なんか必要ないような気さえする。
蒼生「っと、失礼電話だ。」
誰だろう、ロック?
蒼生「もしもし?」
六花「・・・蒼生さん。」
今にも消えてしまいそうな声だった。
蒼生「どうした?」
六花「RASさんに、不合格になってしまいました・・・」
・・・なんだって
ありがとうございました。
だいぶ長くなってしまいましたね。次は気をつけます。
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