それでは本編どうぞ
友希那「潰えぬ夢へ、燃え上がれ!」
蒼生「・・・始まったか。」
ついに始まったガールズバンドチャレンジ。俺はRoseliaの付き添いで今回は来ている。ちなみにここはCIRCLEなので諸々の手伝いもさせられた。それはどうでもいいとして今はロックだ。
〜数日前〜
六花「RASさんに、不合格になってしまいました・・・」
・・・なんだって
蒼生「不合格って・・・ロック審査受けたのか?」
六花「その、成行きで。」
蒼生「・・・そっか。とりあえず今度話そ。」
六花「分かりました、おやすみなさい。」
〜現在〜
そして今日に至る訳だが今日はロックも来ていたので話した。本人は気にしてないって言ってたけど、絶対気にしてるな・・・
蒼生「って終わったか。お疲れ」
友希那「ありがとう。どうだったかしら。」
蒼生「流石、ですね。とりあえず大きな修正点はないです。細かいところは練習しながらの方が教えやすいので、また今度でもいいですか?」
友希那「そういう事なら。みんな、行くわよ。」
Roseliaのレベル、この短期間で圧倒的に上がったな。FWFの事もあるだろうし、これならそんなに心配はいらないか。Roseliaも終わった事だし・・・今何時だろうか。えーと、6時半。この前の招待状に場所は書いてあったし行ってみるか、RASの城へ。
〜10分後〜
着いたな。原チャリ最高癖になる。
蒼生「くだらないこと考えてる場合じゃないか。・・・いくか。」
パレオ「いらっしゃいませー♪」
蒼生「・・・なんでいんの?」
パレオ「来るかなー?と思ってたのでー♪」
蒼生「チュチュが?」
パレオ「いえ、私が。」
なんてやつだ。まあ、ロックが来たらしいし予想できないことでもないか。
蒼生「とりあえず通してくれるか?」
パレオ「もちろんです♪どうぞー」
そしてついて行くが、このビルデカすぎ。しかも最上階がスタジオて。
パレオ「お待たせしましたー、こちらがチュチュ様のプライベートスタジオになります。」
パレオが入口を開けてくれる。
チュチュ「パレオ?どうしたのかし・・・あら、アオイじゃない。入る気になったかしら?」
蒼生「・・・今日は話があってきた。」
チュチュ「話?何かしら。ロッカアサヒの事?」
蒼生「そうだ。何故不合格にした?俺はあいつの腕前知ってるぞ。ギター腕なら確かに・・・」
チュチュ「これを聞いて頂戴。」
チュチュのヘッドホンをスポンと被せられる。
蒼生「・・・これは」
チュチュ「分かったかしら?」
蒼生「・・・ああ。」
なるほど。出し切れてない・・・岐阜の時のバンドのクセが残ってるのか。
蒼生「理解はしたよ。」
チュチュ「納得はしてなさそうね?」
蒼生「まあな・・・また来るよ。」
チュチュ「それはあの件を前向きに検討してもらえてると捉えても?」
蒼生「好きに取れ。じゃあな。」
ガチャンとドアを鳴らす。
蒼生「はぁ。どうするべきか。」
ピコン
ん、母さんからだ。珍しいな、なんだろう。
蒼生母「できるだけ早く帰ってきて」
・・・またまた珍しいな。なんかあるのか?とにかく急ぐか。
蒼生「・・・ただいま。どしたの?」
蒼生母「あんた宛に、正確にはあんた達宛にこんな手紙が来てるわよ。」
蒼生「な、こ、これは!?」
〜数日後〜
たえ「新曲、こんな感じでいいかな?」
蒼生「完璧だな。我ながらいい出来だ。」
紗綾「ごめんね。歌詞も編曲も手伝ってもらっちゃって。」
蒼生「いいんだよ。俺も、あいつには正直になって欲しいからな。あとは本番までに仕上げるぞ。時間ないから気合い入れろよ?」
5人「はい!」
〜ポピパ本番当日〜
蒼生「もうそろだな。」
六花「あ、蒼生さん!」
蒼生「よ、そろそろ始まるぞ?」
六花「はい、ものすごく楽しみです♪」
蒼生「そうか・・・ふふ」
六花「どうかしましたか?」
蒼生「いや、可愛いなって。」
六花「き、急にそんな///」ぎゅ
とか言いつつしれっと抱きついてくるし、可愛さ120点だな。
蒼生「・・・」ぎゅ
六花「えへへ♡すりすり」
蒼生「ん、」
頭と頭をくっつける、幸せだなって何か忘れて・・・あ、やべ。
蒼生「ところで、ライブ、そろそろ始まるぞ?」
六花「そ、そうでした!また後で・・・あと、ちゅ」
蒼生「ん、また後でな。」
ふぅ、ロックパワー充電したし、行くか。
有咲「おいおせーぞ?」
蒼生「わりわり、皆準備出来てるか?」
香澄「うん!」
りみ「緊張してきた〜」
紗綾「大丈夫だよりみりん、ほら深呼吸」
りみ「う、うん。すぅ、はぁ、も、もう大丈夫だよ。」
蒼生「なんだかんだ平気そうだな、よし、言ってこい!」
そしていつもの掛け声で出ていく!と同時に少し客席からざわめきが起きる。というのも山吹のドラム、市ヶ谷のキーボードがいつもと決定的に違う。チラッとロックを見ると戸惑ってるし。しかしポピパも面白いこと考えるよな。っと、そうこうしてる間にMC終わったな。
香澄「聞いてください!Step×Step!」
・・・始まった。明るい曲調にポップな雰囲気の曲。すごくポピパらしい曲だが、この曲は一味違う。この曲は『ロック』になってもらうための曲だから。
香澄「走り出そうよ!」
サビが始まる。やっぱ、いい曲だな。あいつらやっぱり持ってるよな。技術じゃどうにもならないものを。
蒼生「お?」
ロックがシュシュを外し走り始めた。
蒼生「・・・良かった。伝わってくれたか。・・・ん?」
香澄「〜〜♪」パチ
一瞬戸山がこちらを向いてウインクをする。・・・そういう事だよな
蒼生「・・・」コク
俺は静かに頷くと走って外に出た。見渡すとロックはいなかったが、行先はわかってる。急がないと。原チャリのエンジンをかけて追いかける、と
ますき「ん、お前は・・・」
蒼生「あんたは、RASの・・・」
ますき「あいつのこと追うのか?」
蒼生「あ、ああ。」
ますき「なら、私についてこい。早い道知ってる。」
蒼生「・・・恩に着る。」
そして直ぐに駅でロックを回収するとスタジオに一直線する。
六花「あ、ありがとうございます!」
ますき「・・・あいつ、だいぶ本気なんだな。」
蒼生「なあ、ロックがRASの試験受けたのって・・・」
ますき「ああ、すまん。それ私だ。」
蒼生「お前かよ!?まあ、いいけどさ。行くぞ?」
ますき「ああ」
ロックは成行きって言ってたけど、ロックが弾いてるところをたまたま見たとか?まあなんにせよあのバイクで連れてったんだろうが、あのスピードで言ったのか。よく平気だったな。
ますき「着いたぞ。」
蒼生「どうも。っと邪魔するぞ?」
チュチュ「なんだ、貴方も、いたのね。ロッカアサヒ。言ったでしょう?貴方にはRASで演奏する力が足りてないわ。それは蒼生も言ってたわよ!」
六花「あ、蒼生さんが!?」
蒼生「いってねえよ。理解したとしか言ってない。とりあえずチュチュ、聴いてやってくれよ。」
チュチュ「NO、パレオ。お客さまがお帰りよ。」
六花「帰らん!」
チュチュ「What?」
六花「私、ずっとバンドやりたかった・・・特別やって思える人達とバンドやりたかった。その特別の意味が、この前少しだけわかった気がして・・・」
蒼生「ロック・・・」
こいつ、そこまで・・・
六花「もう、遅いかもしれんけど、私RASさんと演奏したい・・・思いっきり、全力でぶつかりたい・・・
RASさんと、バンドがやりたいんや!」
ますき「・・・こいつの本気、聴いてやれよ。」
蒼生「俺からも、頼む。」
チュチュ「・・・ブースに入って。」
六花「!!」
チュチュ「lastchanceよ。」
蒼生「・・・俺も見せてもらうぞ。いいな?」
チュチュ「もちろん。構わないわ。かけるわよ?」
六花「はい!」
RIOTか、そしてロックの方も見る。声は聞こえなかったが、恐らく『行こまい』って言ったな。・・・やる気だ。
蒼生「・・・始まった。」
すげえ。完全に『入り込んでる。』アイツ自身の良さが滲み出てる。
パレオ「パレオ、感激してます・・・」
しかし、やるな、ロック。しかもこれは・・・
ますき「あいつ、ベースもキーボードも全部一人でやる気か?」
レイ「歌まで歌い出しそう。」
ますき「ふっ、たく。」
そう言い全員中に入る。そして、『RAISE A SUILEN』としての演奏が始まった気がした。ロックのあの顔・・・
蒼生「・・・ふふっ」
チュチュ「・・・♪」
そして、長いような、短いような、そんな時間が終わった。
4人「はぁ、はぁ。」
全員、いい顔してるな。
六花「バンドって、バンドって、てら凄い♪」
レイ「ふふ、ギター、走りすぎだよ。」
六花「あ、す、すみません。」
チュチュ「いいわ、貴女のRAS入りを許可する。」
六花「え!?」
チュチュ「ただし、RASのギター(仮)よ。」
六花「??」
ますき「(仮)?なんだそりゃ?」
チュチュ「ロックアサヒ、RASに相応しいギタリストになりなさい!」
六花「・・・」
チュチュ「そしてアオイ、どうかしら?気になった点は?」
蒼生「そう言われると思って、ほれ。」
チュチュ「・・・このノート、見ても?」
蒼生「ああ。」
最近アドバイスも口だけじゃ上手く行かなくなってきたし、5バンド分のノートを買ったんだが、予備の1冊がこんな形で使うことになろうとは。
チュチュ「・・・なるほど、このノートはこれからも使うのよね?」
蒼生「もちろんだ。ただ、お前らのためになればな。」
チュチュ「いいわ、貴方もRAS入りを許可するわ。ノート、お返しするわね。」
蒼生「ああ、よろしく。」
これは、予想以上に楽しみになりそうだ。
ありがとうございました。
最近あまりいいネタとか、書き方が思いつかなくて・・・アドバイスや意見いただけると嬉しいです。励みにもなりますのでよろしくお願いします。