それでは本編どうぞ。
今日はRoseliaの練習のみだった。と言ってもRoseliaはover the futureLIVEもあるし今のBanG Dream!にも出場してるし何気に1番忙しいバンドである。俺もこのバンドに関しては物凄く集中しなければならないので他のバンドに耳が良くなった!と言われても自覚はないが納得はしてしまう。ちなみに昨日帰って動画サイトに出回っている聴力検査の動画見たら『人外』の診断結果が出た。耳がいいことはわかった。まあ、俺の耳の話はいいとして今日はRoseliaのためにゲストを用意している。そいつらは、
蒼生「今日は来てくれてありがとな。」
蓮「いいってことよ。」
天音「こちらこそ、誘ってくれてありがとうございます。」
海斗「今日はRoseliaを見るんだっけか?」
蒼生「そうだ。」
うちのメンバーだ。創立記念日だから来てくれた。ちなみに明日から休日なのでこっちに泊まるそうで安めのホテルも取ってあるそうだ。ちなみにRoseliaには言ってない。
蒼生「そろそろ着くぞー?」
天音「楽しみですね。他のバンドをこういう風に見る機会はないですから」
蓮「だな!しかしRoseliaって言うとあのストイックそうな奴らだろ?いきなり押しかけて平気なのか?」
蒼生「まりなさ・・・ライブハウスの人には話してるから大丈夫だ。」
そんなこんなでCIRCLEに着いた。
まりな「あ、蒼生くん!メンバーの皆も、待ってたよ!」
蒼生「おはようございます。」
海斗「今日はお世話になります。」
まりな「ううん、いいよいいよ。蒼生くんもありがとね。連れてきてくれて。」
蒼生「人件費で給料4倍ですよ?」
まりな「あははー、お菓子でいい?」
天音「やったー!」
蓮「ったくガキだな。」
天音「なら兄さんはいらないですか?」
蓮「いるに決まってんだろ!」
この兄妹仲良いな相変わらず。しかも釣られた。
海斗「いいからいくぞ?こっち?」
蒼生「そこ女子更衣室。」
海斗「なぬ!」
天音「あー、変態ですー(棒)」
蓮「通報だー(棒)」
まりな「ほんとに仲いいんだねー!今度私にも演奏聞かせてよー。」
蒼生「いつか必ず。じゃあ行くぞ!」
3人「おー!」
そして変態(仮)とお菓子でつられた2人を連れてスタジオに向かう。まあまりなさんも言ってたが平和で仲いい証拠ではあるのだが、
蒼生「きたぞー?」
紗夜「神風さん、2分遅刻で・・・え?」
リサ「紗夜ー?いきなり固まって、どうした・・・の?」
Roselia「えーーーー!?」
天音「こんにちはー♪」
蓮「おっす!」
海斗「オスオス」
蒼生「4人揃って!」
・・・
蒼生「やらないんかい。」
海斗「お前からボケの振りは珍しいけどさすがにそれはダサいよ。」
蓮「ないない」
天音「ですです」
海斗には躱されるし兄妹には仲良く否定されるし、ちくしょう、いつかやらせる。
友希那「ど、どうして貴方のメンバーが?」
蒼生「ん?呼んだ。」
燐子「よ、呼んだと言われましても・・・」
紗夜「どうやって、では無く何故いるんですか。」
蒼生「Roseliaもレベルが高くなってるからな。今日は特別でパート別でみる。」
海斗「って訳だ。よろしく頼むよ。」
天音「もしかして、ご迷惑ですか?」
友希那「そんなことは無いわ。よろしく頼むわ。」
そして練習が始まった。俺は氷川さんと湊さん。蓮が今井さん。天音が白金さん。海斗が宇田川を集中的に見る。まずはFIRE BIRDからやって貰った。恐らくRoseliaで最難度の曲だし最近やる機会が多いからこの曲にしてもらった。
友希那「ふう、どうだったかしら。」
蒼生「そうですね、まず湊さん。大サビで抑揚なんですがもう少し押えていいかと思います。紗夜さんは1番と2番どっちもBメロの最後が若干リズム隊とずれてますね。」
蓮「あー、俺もその辺り気になったんですけど、リサさん?でしたっけ。1回間違えましたよね?あそこは指運びも難しいですから。」
リサ「うーん、そうなんだよね。」
天音「燐子さんはミスはありませんでしたけど、うーん、なんて言うんでしょう。」
燐子「えっと、どこか悪かったですか?」
天音「悪いわけじゃないんですけど、うーん」
海斗「俺も説明するの少し苦手だからな・・・」
蒼生「ならやって見せれば良いじゃないか。」
天音「そうですね。すみません、お借りしても宜しいですか?」
燐子「あ、はい。どうぞ。」
海斗「済まないな。俺も借りる。」
あこ「うん!」
蓮「なら俺たちも!」
蒼生「・・・しゃーねーな、紗夜さん。借ります」
紗夜「え、ええ。」
リサ「面白くなってきたねー、はい、これあたしのベース。」
蒼生「そうだなー、Bメロ序盤から入れるか?」
海斗「当たり前だろ、行くぞ?」
そしてBメロからサビに入る直前までやって見せた。
蒼生「って感じだ。各々分かったか?」
Roselia「・・・」
あれ?なんかデジャヴ?
あこ「すごーい!」
紗夜「言葉を失ってしまいました・・・」
蒼生「あ、いや、少ししかやってないぞ?」
燐子「でも、よく聞いてくださる神風さんはまだしも他の皆さんはあの時のライブ以来ですよね?」
友希那「それでこの完成度。素晴らしいわね。」
天音「えへへー♪あ、そ、その、言いたいところ、わかりましたか?」
燐子「あ、はい。ありがとうございます。」
紗夜「私達も負けてはいられませんね。」
友希那「そうね。練習再開するわよ。」
狙った訳ではないがRoseliaにとっていい刺激になったようだ。うちの他のメンバーも教える側になれたようで次の曲から段々と口で教えられるようになっていた。メンバーの聞く力も上がったってことだろうしWild Babyにとってもいい成長になっただろう。
〜次の日〜
海斗「んで、きょうはどこに連れてってくれるんだ?」
蒼生「今日は懐かしのあの場所だ!」
蓮「と言うと・・・なるほど。」
天音「あの場所ですね♪」
という訳でこの場所に来ました!(小並感)
六花「あ、皆さん!おはようございます!」
天音「久しぶりです♪」
そう、Galaxyだ。俺らの復活ライブをしたのも思えばここだし懐かしの場所と言っても問題ないだろう。
蓮「しばらくだな。蒼生のやつに変なことされてないか?」
海斗「もしくはされてなくて冷めたか?」
六花「い、いえ、とても優しくしてくれます///」
蒼生「まてまて、誤解生む言い方だぞそれ。」
天音「ま、まさか蒼生さん、そんなことを///」
蓮「おい蒼生。うちの天音に何教えてんだ?」
蒼生「俺じゃねえよ、どっちかって言うとバカ兄貴と暁さんがやったんですよね?」
蓮「そうでした。」
海斗「さーせん」
六花「と、とにかく入りましょう!」
バカ話を断ち切って俺らを中にいれてくれる。
海斗「おじゃましまーす」
天音「懐かしいですね♪」
蓮「ああ。」
六花「そう言えば?今日はどうしてここに?」
そういえば皆にはなんでここに誘ったか言ってなかったな。
蒼生「少し、話したくてな。」
蓮「話し?」
蒼生「ああ、別に重い話じゃないぞ?ただ、ほら。こうやってゆっくり話す時間なかったと思ってさ。」
六花「そう言えば、そうですね。」
蒼生「だから同窓会じゃないけどそれっぽく話そうぜ。店長さんには許可取ってるから」
六花「い、いつの間に」
天音「でも、たのしそうですね?」
蓮「だな。」
海斗「じゃあ何から・・・」
香澄「ロックー!いるー?って、あ!」
蓮「おー!いつぞやの!」
海斗「香澄だったな。」
沙綾「香澄ー、まってよー。」
りみ「はぁ、はぁ、やっと追いついたー。」
有咲「お前早すぎだろ」ゼェゼェ
蒼生「どうした?みんな揃って。」
香澄「あ、えっとねー、」
そこから説明を戸山からではよく分からなかったので市ヶ谷と山伏から聞く。
蓮「面白そうだな。」
天音「それ、私たちも入れてもらっていいですか?」
香澄「え!いいの!」
海斗「うちはリーダーのOKがあれば行けるが、」
蒼生「よし、もちろんいいぞ。」
そしてあっという間に2日たって・・・
蓮「ありがとな、誘ってくれて」
天音「少し名残惜しいですね、」
海斗「また会うだろ、なんだってFWFもあるからな!」
みんなが帰る時間になってしまった。なんだかんだあっという間だったな。そんなこと思っていると不意に俺のスマホがなる。それも2回だ。
天音「なんの連絡ですか?」
蒼生「えっと1つ目はなー、お!コレ見てみろよ。」
どうやら例のポピブイが完成したらしい。それも・・・
海斗「ほんとに使ってやがる。」
蓮「みんないい顔してんな。」
最後から二番目に俺たちとロックpoppin!って言ってるのが使われている。Galaxyで協力したやつだ。
天音「完成度高いですね♪」
蓮「だな。ちなみになんでPVなんて作ってんだ?」
蒼生「あーそれはな。まあ大会があるんだよ。」
海斗「知名度上げか?この完成度なら上手く行けばかなり飛躍しそうだな」
天音「期待ですね♪もう1件はなんですか?」
蒼生「えーっと・・・」
こ、これは・・・なんと言えばいいか。
天音「蒼生さん?」
蒼生「なんでもない。仕事の話だ。じゃあまたな?」
蓮「ああ、またな!」
天音「お元気で。」
海斗「バイビー!」
蒼生「古いわ!・・・じゃあな。」
そして3人に背を向けつつ考える。2件目はロックからだった
ロック『チュチュさんがRoseliaさんに宣戦布告したそうなんですけど・・・一応報告した方がいいと思いまして。』
という内容だった。俺は
蒼生『サンキュー。わかった。教えてくれて助かるよ。』
と返しておいた。宣戦布告か・・・どうなることか・・・
ありがとうございました!次回最終話です!・・・
エイプリルフールです。
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