君は朝日のように眩しくて   作:藤井 悠

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藤井 悠です

それでは本編どうぞ


たまにはこんなのも

俺はあのライブの余韻に未だに浸っていた。Roseliaの皆には一応のアドバイスはしたもののそう簡単には文句なんか出てこなかった。あいつら本人は気がついてなかったがあいつらはさらに大化けする。間違いない。

 

モカ「ねえあおくーん。」

 

蒼生「ん、どうした?」

 

モカ「なんかぼーっとしてたからー。最近そーゆー事多くなーい?」

 

蒼生「ああ、ちょっとな。色々あったもんだから。」

 

蘭「それって、あのRoseliaのライブのこと?」

 

モカ「へー、そーなのー?」

 

話に入ってきた美竹が突如聞いてくる。別に隠すことでもないし言ってもいいか。

 

蒼生「ああ。あのライブは俺が見たRoseliaの中で断トツだ。今までのあいつらじゃない。」

 

蘭「蒼生が言うなら間違いないね。あたしも見たけど、凄かった・・・。」

 

やっぱり美竹も感じるものがあったらしい。まあ今までのRoseliaを見てきた人ならわかるレベルで変わっていただろう。

 

六花「蒼生さん!お待たせしました!」

 

蒼生「おう。じゃあまたな。」

 

蘭「ん、また。」

 

モカ「またねー。」

 

六花の迎えも来たので帰ることにした。

 

六花「なんだか今日の蒼生さんの表情イキイキしてますね?」

 

蒼生「そうだな。まあいい事あったし。」

 

六花「そうなんですね♪蒼生さんのその顔好きです♪」

 

蒼生「ん、そ、そうか///」

 

今のは反則だろ・・・。なんか最近ロックにこんな事言われてなかったから不意打ちくらったな。不覚。

 

六花「その照れた顔も久しぶりですね。っとすみません。電話です。」

 

ひとしきりからかった後、ロックはかかってきた電話に出る。ロックは人をからかう事があまりない。むしろからかわれる側なんだがこうしてからかってくれるのは俺に気を許してくれてるからだろうか。まあ付き合ってからそこそこ経ったし特にギスギスしたことも無い。このまま平和に付き合えるといいな。

 

六花「はい、はい。分かりました。失礼します。」

 

蒼生「ん、今の声よしこさんだよね?どうかした?」

 

ちなみによしこさんはGalaxyの店長である。

 

六花「実は、その。温泉に行ってくれませんか?」

 

蒼生「はい?」

 

〜数十分後〜

 

蒼生「んで、これはなぁ・・・」

 

どうやらロック曰く商店街の長老さん達が温泉旅行の前に腰を全員やってしまいキャンセル出来ないのでガールズバンドをかき集めて旅行に行って欲しいとの事だ。それで一応俺も呼ばれたわけなんだが、女子達と温泉ってなぁ、ロックもいるからセーフかもだがこれ場合によっちゃアウトなんじゃないか?

 

蒼生「はぁ・・・」

 

六花「蒼生さん?どうしましたか?もしかしてあまり乗り気じゃないですか?無理しなくても・・・」

 

蒼生「あ、いや、別にそういう訳じゃないよ。ちょっと緊張してるだけ。っと。そろそろ行く時間じゃないか?」

 

六花「あ、そうですね!点呼取ってきます!」

 

ちなみに集まったのはポピパ、ハロハピ、アフグロ、Roseliaは全員。RASがますきとレイとロックの3人。かなりの大所帯だ、

 

六花「じゃあ乗ってくださーい。」

 

そしてバスに座らされる。席順はくじで決めさせられたが・・・

 

蒼生「あ、うっす。」

 

ますき「うっす。」

 

ますきの隣になった。が。

 

蒼生「・・・」

 

ますき「・・・」

 

喋りにく!圧が凄い!狂犬だよ狂犬!

 

ますき「・・・なあ?」

 

蒼生「ん?なんだ?」

 

幸いにも向こうから話題を振ってくれた。

 

ますき「すっげえどうでもいいことなんだけどさ?何であたしとレイは名前呼びなんだ?他の奴らは苗字だろ?」

 

蒼生「あー、その事な。単純だ。俺がお前たちの苗字知らないから。ちなみにチュチュとパレオに関しては本名も知らん。」

 

ますき「あ、それあたしも知らねえな・・・今度聞こ。」

 

意外とそこから話題は広がり宿までは退屈しなかった。

 

ますき「お、着いたみたいだな。じゃあまた後でな!」

 

蒼生「うっす。また後で。」

 

旅館に着いたあとは各々の部屋に連れていかれた。ちなみに俺は水蓮の間。RASと一緒の部屋に連れてかれた。誰一人嫌な顔しなかったのは精神的に大分楽でいられた。

 

レイ「随分広い部屋だね?」

 

ますき「だな。これでタダなのはいいよな。」

 

六花「ですよね!私はお風呂入りに行きますけど、皆さんは?」

 

蒼生「あー、俺はなんか入ろうとしてトラブルとか嫌だから、その辺ぶらぶらしてる。」

 

ますき「覗くなよー?」

 

蒼生「んな事言うと覗くぞ?」

 

六花「へ?あ、蒼生さん!?で、でも、蒼生さんなら・・・」

 

蒼生「いや待て待て、悪かった。冗談だから、な?」

 

レイ「あ、あはは、なんか大変そうだね?」

 

蒼生「ああ、慣れねえ事は言うもんじゃないな・・・」

 

そして部屋を出ていく。下に行くと

 

蒼生「あれ?パスパレじゃないですか!」

 

麻弥「あ!蒼生さんじゃないですかー!」

 

イヴ「アオイさん!ご無沙汰です!」

 

蒼生「何故ここに?仕事じゃなかったんですか?」

 

千聖「仕事がここだったのよ。まさかみんなも来てるとは思わなかったけれど。」

 

蒼生「なるほど・・・」

 

日菜「ねえねえ?あたし達と同じ旅館にいるってどういう気分ー?」

 

蒼生「控えめに言って最高っす。」

 

日菜「あははー♪面白ーい!」

 

彩「あ!そうそう、これ、前頼まれてたやつ!」

 

蒼生「お!あざます!」

 

そして彩さんが差し出したのは期間限定のパスパレ5人がのるストラップ。数量限定だったんだがバイトだったためゲット出来てなかった。そしたら彩さんが用意してくれると言ってくれたんだが、マジで用意してくれるとは・・・

 

蒼生「あれ?なんでこれ2つ?」

 

彩「あ、事務所の人が1つサービスしてくれたんだ!誰かファンの人に渡してあげて?私が渡すとダメだって千聖ちゃんが・・・」

 

千聖「そうよ。蒼生くんはコーチだから言いけれど、他の人に渡すとネットニュースとかにもなりかねないから。」

 

彩「そ、そうだよね。だから蒼生くん。これ2個持ってて?」

 

蒼生「分かりました。ありがとうございます。」

 

しかも裏にしれっと彩さんのサインがある。こりゃ超レアだ。

 

蒼生「それじゃあこれで、またどこか中で会えば。」

 

彩「うん!じゃあね!」

 

そしてウハウハで歩き出す。こんなにパスパレに優遇してもらえていいんだろうか。俺はさては世界一幸せなのでは無いのだろうか?しかもロックはこのパスパレ好きも理解してくれてるし、恵まれてるよなー。

 

ますき「ん、どうした蒼生。そんな気持ちわりぃ顔して、」

 

蒼生「気持ちわりぃわ余計だ。ちょっといい事あってな。」

 

ますき「ところでこれなんだけどよ、」

 

蒼生「ん、クレーンゲーム?」

 

ますき「あれ取れねえんだけど。」

 

ますきが指したのは可愛らしい人形だった。

 

蒼生「ああ、あれか、200円貸してみ?」

 

ますき「お、おお?」

 

200円投入するとまずはくるっとなってる耳に左アームをかける。このアームは握力は強い方なのだろう。それだけでゴール近くまできた。手助けだけしようと思ったが、行けるな?次に今度はさっきの耳を使って引きずるように人形を動かして・・・

 

蒼生「・・・ほれ」

 

ますき「す、すげえな・・・」

 

蒼生「まあな。多少自信はある。」

 

パスパレのグッズ狙いでやりまくってたら上手くなってたのはここだけの話。

 

花音「あ、あのー?」

 

蒼生「ん、松原さん?」

 

花音「あのー南館ってー?」

 

蒼生「あ、右です。」

 

花音「あ、ありがとう」

 

松原先輩方向音痴らしいからな・・・旅館内とかも苦手なんだろーな・・・て。

 

蒼生「道違います!そこ正面です!こっちですこっち!」

 

ますき「こっちっすよ。」

 

っと言うわけで2人で道案内することになった。途中儚い、とかブシドーとか言ってる連中を見かけたがガン無視して数分歩くと自販機の前に見知った顔が。

 

彩「あ、花音ちゃんだ!」

 

花音「良かったぁ。」

 

またもパスパレさんエンカウント。メンバー減ってるけど。

 

千聖「ん?あの人は確か・・・」

 

麻弥「き、ききききき、キング!?」

 

あ、そういや麻弥さんますきのファンのだったな。

 

ますき「・・・パステルパレットの、大和 麻弥さん?」ギロ

 

麻弥「ひぃ!?」

 

怖ぇ!喧嘩ふっかけねえだろーな・・・

 

ますき「尊敬してるっす!」

 

麻弥「うえ!?」

 

ますき「自分、麻弥さんのドラムがアイドルやられてる前から大好きで!あんなすげえドラム叩けてアイドルまでやってるなんてスゴすぎるっす!」

 

あ、ファンだったのな。すげえ目がキラキラしてる。

 

巴「あれ?何してるんですか?」

 

沙綾「あ、巴!鍵忘れてる!」

 

あこ「あ、お姉ちゃん!」

 

声に釣られたのかひとがワラワラやってくる。

 

麻弥「お!これは・・・」

 

ますき「麻弥さん?」

 

麻弥「ドラマー会議、しませんか?」

 

ってな訳で麻弥さん率いるドラマー達は言ってしまった。

 

千聖「蒼生くんはこれからすることはあるのかしら?」

 

蒼生「いえ、特には。千聖さん達は?」

 

千聖「私達はこれから花音と彩ちゃんとお風呂に入りに行くわ。」

 

そしてパスパレとも完全に別れ目に付いたのは

 

蒼生「・・・ポピーの間?」

 

なんか騒がしいな?ここはポピパ

 

蒼生「入るぞー?ってロック!?」

 

部屋に入るとロックが顔を真っ赤にして布団に入っている。てか市ヶ谷も花園もダウンしてやがる。部屋にはほかのポピパメンバー、イヴ、奥沢がいた。

 

蒼生「どうしたんだこれ?」

 

美咲「みんなのぼせたみたい。」

 

蒼生「あー・・・」

 

というかお風呂屋の手伝いしてる子がのぼせるってどうなの・・・

 

つぐみ「ポピパ、いるー?」

 

沙綾「いるよー、入って入ってー」

 

そうしてると上原と宇田川、羽沢が入ってくる。

 

蒼生「どした?」

 

上原「ポピパのMV、凄いことになってるよ!」

 

巴「早く教えたくってさ!」

 

一同「??」

 

そして画面を覗き込むと

 

一同「わぁ!(おー!)」

 

沙綾「再生数が1万超えてる!」

 

香澄「来れって凄いのー?」

 

蒼生「・・・凄いよ、これ。」

 

ポピパはこの辺でしか活動してないバンドだし。他のバンドも多数出演してるからだろうけどもだとしてもこの再生数は知名度もかなり伸びるはずだ。

 

有咲「・・・ワンチャンのるしかねぇ!」へろへろ

 

蒼生「は?い、市ヶ谷!?」

 

なんか言ったらぶっ倒れやがった。そこからはてんや。やれ水だの氷だの。なんだかんだ楽しい旅行になった




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