君は朝日のように眩しくて   作:藤井 悠

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藤井 悠です。

今回はRoseliaがメインで出てきます。

多少六花の出番が少なくなってしまうかもしれません。

それでは本編へどうぞ。


青薔薇の覚悟と現れる壁

友希那「出演バンドの時間の振り分けとチケットノルマはこれくらいかしら?」

 

蒼生「そうですね。ただノルマがちょっと多くないですか?」

 

リサ「ここのライブハウスの人がこのくらいは入れてほしいってさー。まあそこはアタシに任せといて☆」

 

今俺はRoseliaの主催ライブの打ち合わせをしている。

と言ってもほとんどは決まっているので、今は確認と段取りを確認しているだけだが。

 

蒼生「じゃあお客さんの確保は今井さんにお願いします。氷川さんと俺で出演バンドに時間を伝えます。後の3人で今の条件でいいかライブハウスの人に確認を取って下さい。」

 

リサ「オッケー、じゃあ早速言ってくるね。」

 

友希那「じゃあ行くわよ。燐子、あこ。」

 

燐子・あこ「「はい!」」

 

蒼生「じゃあ俺たちも動きましょうか?」

 

紗夜「そうですね。では神風さんはこのバンドをお願いします。」

 

蒼生「了解です。」

 

〜30分後〜

 

リサ「ただいまー。今大体半分くらいの人数が誘えたよー。」

 

蒼生「早!?」

 

どんな交渉したんだ?まあ早く集まるに越したことはないから良いけど。

 

友希那「私も戻ったわ。これで大丈夫だそうよ。」

 

紗夜「分かりました。こちらも全バンドに確認と了承を頂きました。」

 

蒼生「よし、とりあえず今日はここまですれば大丈夫だろ。まだ少し時間もあるしセットリストの曲一回通して解散かな?」

 

「「「「「はい!(ええ)」」」」」

 

そして各々帰宅し、俺も帰路を辿って、花咲川女子学園の前を通ると見知った連中が出てきた。

 

香澄「あ!蒼生だ!やっほー。」

 

蒼生「ポピパじゃん。今から帰宅?」

 

沙綾「うん。主催ライブの事とか色々相談してたらおそくなっちゃって。」

 

あんなに唐突な主催ライブ宣言だったからな。Roseliaよりも準備する時間は少なくなるだろしな。

まあそこは自分らで撒いた種だし、俺もサポートはするつもりだが出来るだけ自分達でやってほしい。

比べる訳ではないがRoseliaも殆どは自分達でやってたわけだし。

 

りみ「そういえば、明後日にRoseliaさんの所に主催ライブにでられるかお願いしに行くことになったんだけど。」

 

蒼生「・・・え?」

 

有咲「あー、ほら、まだ私達主催ライブのイメージもできてないし、気合でやるって言ったみたいなものだからな。そしたら燐子先輩が出てみないか?って誘ってくれてさ。」

 

なるほど白金さんが出演枠を増やせるかどうか相談してたがそういう事だったのか。

 

蒼生「そうだな。イメージを掴むのは大事だしな。まあ湊さんも分かってくれるとは思うけど真剣にな?」

 

香澄「うん!」

 

全く元気と気合ならどのバンドにも負けてないんだがもうちょっと後先考えて行動してほしいな。

 

〜2日後〜

 

香澄「よろしくお願いします!」

 

りみ「お願いします!」

 

有咲「し、します!」

 

そして一昨日の言葉どうりポピパの3人がRoseliaに出演許可をもらいに来た。

 

リサ「元気いいねー。」

 

燐子「友希那さん。どうでしょうか?」

 

あこ「あこは大賛成ですよ!友達と一緒の方がたのしいし。」

 

友希那「あこ、遊びじゃないのよ。貴女達も、Roseliaのライブに半端な熱はいらない。覚悟はできてる?」

 

「「「はい!!」」」

 

友希那「なら、決まりね。poppin'partyに正式に出演をお願いします。引き受けてくれる?」

 

「「「はい!」」」

 

蒼生「以外にあっさりしてましたけどいいんですか?」

 

友希那「ええ、poppin'partyは決して技術は高くないけれど・・・」

 

リサ「けれど?」

 

そこまで言い湊さんは着席して黙ってしまった。あとは察せと言うことなんだろう。

とここで違うところから声が聞こえた

 

まりな「ちょっと!なんでCIRCLEじゃないの?うちでも主催やってよ〜。」

 

友希那「さ、練習に行くわよ」

 

なんと、華麗なスルー。Roseliaどころかポピパも完全スルーだし。

・・・後でフォローしとくか。

 

友希那「蒼生も行くわよ。最後の仕上げをするから。」

 

蒼生「分かりました。まりなさんもポピパもまた後で。」

 

 

〜数日後〜

 

今日はとうとうRoseliaの主催ライブの日だ。昨日から徹夜で会場の準備を進めていた。

そして一区切りついたところで全員で楽屋に休憩に入る。

 

リサ「後は音チェックと出演バンドの挨拶くらい?」

 

紗夜「そうですね。もう少し休憩していても・・ふわぁ〜・・良いと思います。」

 

蒼生「皆さんお疲れでしょう?少し寝ててもいいですよ?」

 

なんせあの氷川さんが欠伸をしてしまうくらいだ。みんなの疲労もかなりのものだろう。

 

蒼生「ってあれ?」

 

誰からも返事が帰って来ない。見てみると既に皆撃沈(熟睡)していた。ってあれ?俺もなんか・・意識が・・・

結局20分後に来たポピパに助けられて、俺を含めた全員目を覚ました。

 

リサ「やばー。普通に意識失ってたわー」

 

沙綾「もしかして今日も寝てないんですか?」

 

蒼生「まぁ仕方ないんだけどね。」

 

紗夜「ライブ当日のセッティングもこちらがする約束で会場費を安くしてもらっていますので、仕方ないことですが。」

 

友希那「恥ずかしいところを見せたわね。」

 

その瞬間どこからか着メロが聞こえた

 

リサ「もしもし?はい、今日はお世話になります。」

 

どうやら今井さんだったらしい。

 

リサ「え?入り口?はいはーい、今外出ますねー。」

 

蒼生「俺もちょっと外の空気吸ってくるー。」

 

そして外に出るとロックがコチラに向かってきていた。

 

蒼生「ロックじゃん。ライブ見に来たのか?」

 

六花「はい。ポピパさんが取り置きしてくれて。」

 

蒼生「なるほどね。そっちの娘は友達?」

 

明日香「戸山明日香です。」

 

戸山?もしかして・・・

 

蒼生「君、もしかして?」

 

明日香「はい、戸山香澄の妹です。」

 

なるほど。言われてみれば顔も似てるな。見た感じこの娘の方がお姉ちゃんっぽいけどな。

 

蒼生「そっか。まぁ楽しんでいってくれよ。どのバンドもいい感じに仕上がってるはずだからさ。」

 

なにせあのRoseliaが主催するライブに来るのだ。半端なバンドは絶対来たりしないだろう。

 

六花「分かりました。それではまた後で。」

 

蒼生「あぁ、またな。って俺もそろそろ戻らなきゃな。」

 

戻ったら丁度Roseliaがステージの最終チェックを終えて開場の準備をしているところだった。

 

蒼生「湊さん。後はやっておきますからRoseliaの最終準備をしてて下さい。」

 

友希那「分かったわ。皆、行くわよ。」

 

そして開場時間になり、山ほどの人がこのライブハウスに詰め込まれた。

俺は舞台袖からライブを見ている。主にギターを聞くためだ。参考になるところは参考にしている。そうしている内にポピパの出番になった。Galaxyの時より完成度の高いHappy Happy Party!だった。

 

ポピパの出番も終わり、裏で労いの言葉をかけていると、不意にステージが暗くなり観客席がざわつき始めた。

Roseliaの出番が来たようだ。メンバー紹介するだけでボルテージが上がっていくのが分かる。そしてBLACK SHOUTのイントロが聞こえると歓声は更に大きくなる。

Roseliaも今出来る完璧な具合に仕上がっている。

そして全ての演奏を終えると今日一番の歓声がステージに響き渡る。そして横にいたポピパは全員驚愕の表情を浮かべていた。

Roseliaのメンバーを労いながら楽屋に戻ると、ポピパのメンバーが駆け寄って来た。

 

友希那「お疲れ様、今日は助かったわ。」

 

紗夜「Roseliaのライブは参考になりましたか?」

 

香澄「はい!」

 

戸山らしいいい返事だった。だがすぐにしゅんとなって

 

香澄「でも同じ事出来るかなって・・・」

 

蒼生・友希那「「同じこと?」」

 

思わず俺も呟いてしまった。この考え方は・・・

 

香澄「でも、絶対ライブします。いつか、Roseliaの皆さんみたいに。」

 

友希那「・・・その努力に意味はあるの?」

 

香澄「え?」

 

他のメンバーも同様驚いている。だがしかしこれに関しては俺も同意見だ。

 

友希那「poppin'party。貴女達、主催ライブをする覚悟が足りていない。」

 

蒼生「ちょっとつけ加えさせてもらうと、メンタル的な面でも、気持ちの整理もまだ足りてないものはある。」

 

「「「「「・・・」」」」」

 

その言葉を聞きポピパメンバーは押し黙ってしまった。

 

友希那「ところで蒼生、今日のライブはどうだったかしら?」

 

蒼生「それよりも今は帰宅準備をした方が良いと思います。時間も押してますし、移動しながらでもアドバイスはできますから。ポピパも急いだほうがいいぞ?」

 

香澄「は、はい。」

 

友希那「分かったわ。皆すぐに準備して頂戴。」

 

・・・確かに次の練習はポピパだったよな。自分達に足りないものは自分達で見つけないといけない。でもまぁ・・・ヒントくらいなら出してやるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺みたいにならない様に。




いかがだったでしょうか。
だいぶセリフ多めのアニメに寄り過ぎになってしまったとは思うのですが。少しシリアスな締め方にしてみました。次回は六花も多く出していくつもりです。
ではまた次回にお会いしましょう。

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