君は朝日のように眩しくて   作:藤井 悠

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藤井 悠です。

それでは本編どうぞ


解決のち土砂降り

ますき「いやぁ、何とかなったなぁ!」

 

蒼生「全くだ、ほんとに勘弁して欲しいぜ・・・」

 

俺とますきは原チャとバイクを飛ばしながらチュチュのマンションを目指してる。ていうか俺これ明らかに原チャのスピード違反になってるくらいの速さなんですけど、警察とか来ないよね?いないよね?

 

六花「でも、良かったですね!」

 

蒼生「まあな。兎にも角にもこれで万事解決だろ。ほら、まだスピード出すぞ?」

 

六花「え?、で、でも捕まっちゃうんじゃ?」

 

蒼生「もう捕まるスピードだわ!ならこれ以上飛ばしても問題ない!」

 

大問題だけど。

 

ますき「そうだな、じゃないと【アレ】に間に合わないかもしれないしな!」

 

蒼生「だよな!ロック、しっかり捕まってろ!」

 

六花「はい!」

 

俺はさらにスピードを出しチュチュ宅に向かった。途中で警察に出くわさなかったのはラッキーだった。

 

〜チュチュ宅〜

 

俺たちは到着するや否やバタバタとチュチュ達のいる最上階にダッシュ(エレベーターは使った)で向かった

 

蒼生「ふいぃー」

 

パレオ「あ、いらっしゃいませー!」

 

蒼生「いらっしゃいませー!じゃねえよ。」

 

パレオ「い!?ち、ちょっと、痛いですー!」

 

俺はパレオの頭に軽めのデコピンを食らわす。

 

蒼生「これでチャラだ。もう手間かけさせんな?」

 

パレオ「は、はいぃ。申し訳ございません。」

 

ますき「はは、帰ってきてやることがデコピンってw」

 

レイ「ふふ、まあそれですんだからいいと思うよ?」

 

六花「ま、まあ確かに思いっきり叩くよりかはいいと思いますけど。」

 

蒼生「いやみんなの中の俺のイメージどうなってるわけ!?っと、今何時?」

 

パレオ「ふふ、まもなく12時です!」

 

その言葉を聞きみんながニヤニヤっとした表情になる。1人を除き

 

チュチュ「What?12時から何かあったかしら?」

 

パレオ「それはですね?・・・っと、まもなくです!3、2、1!」

 

パレオのスマホの時間表示が12時丁度を指す。

 

パレオ「それでは皆さん、せーの!」

 

皆「チュチュ(さん)(様)誕生日おめでとう!(ございます)」

 

チュチュ「え・・・?」

 

六花「間に合って良かったです♪」

 

ますき「だから飛ばして正解だったろ?」

 

蒼生「ほんと、もう勘弁してくれ。原チャも俺の寿命もすり減るわ。」

 

チュチュ「え、今日って・・・」

 

レイ「ふふ、覚えてなかった?」

 

パレオ「それではチュチュ様!こちらへー♪」

 

チュチュ「え?ち、ちょっと!?」

 

パレオがチュチュを椅子ごとスタジオに連れていく。俺達も入り各々準備を始める。

 

チュチュ「な、何を・・・」

 

レイ「シー。」

 

全員の準備が整いレイが人差し指を口に添えて静かに、と意思表示する。そしてパレオのキーボードから演奏は始まる。その曲名を【beautiful birthday】という。俺がパレオに協力を求められ2人で作詞作曲をしていた。と言っても基本的にはパレオが作業し、詰まったら俺が手伝う、と言った形だった。歌詞に関しては俺はほとんど口出ししていない。しかしパレオはチュチュの側近をしていただけあって作詞作曲能力が高かったためここまで完成度の高い曲になった・・・ちなみに練習には、だいぶ口出しさせて貰った。

 

チュチュ「・・・」

 

俺のとなりで聞き入ってるチュチュ。そりゃそうだろう。この曲は、チュチュのRASによるチュチュの為の歌なんだから・・・そしてこの完成度、練習時など比較にならない。俺も思わず息を飲んでしまうほどだ。そして演奏が終わる。

 

レイ「・・・チュチュ、誕生日おめでとう。私をRASに入れてくれて、ありがとう。」

 

チュチュ「レイヤ・・・」

 

ますき「この曲はまぁ、蒼生とかにだいぶ助けて貰ったけどさ、でもあたしだってRASのドラムとして支えっから!」

 

チュチュ「マスキング・・・」

 

六花「チュチュさん。私、蒼生さんのおかげでここに入れて、でら楽しくって、だからこれからもよろしくお願いします!」

 

チュチュ「ロック・・・」

 

パレオ「チュチュ様・・・」

 

チュチュ「パレオ・・・」

 

パレオ「お誕生日おめでとうございます。大好きです♪」

 

チュチュ「こんなの、こんなのずるい!」

 

ぷいっとそっぽを向き涙目になるチュチュ。サプライズは大成功なようた。その後はかるーく談笑した後よるも遅いので解散という形になった。俺はロックを家まで送り届けたあと真っ直ぐ帰宅する。

 

 

蒼生「ただいまー」

 

影狼「・・・帰ったか。」

 

蒼生「・・・父さん」

 

俺を一番最初に出迎えたのは意外にも父さんだった。

 

影狼「・・・少し話がある。入りなさい。」

 

蒼生「・・・分かった」

 

言われるがままに部屋に入る。母さんは既に席に着いていた。

 

影狼「・・・蒼生。お前には私と海外に言ってもらう。」

 

蒼生「だから何度も言ったでしょう。俺はここから離れる気は無いよ。メンバーとも上手くいってるし色々充実してきたんだ。」

 

影狼「いや、来てもらうんだ。」

 

少し遅れて気がついた。言い方がいつもと違う。いつもなら来ないか?とか興味はないか?とかいう聞き方だったのに【来てもらう】って言うのは初めてだった。

 

蒼生「どういう、事?」

 

影狼「そのままの意味だ。蒼生、お前のその才能をそのままにしておくのは勿体ない。私と一緒に来て、それに相応しいメンバーを探して・・・」

 

蒼生「ふざけるな!!」

 

俺はついこの時間にも関わず叫んでしまう。

 

蒼生「俺に相応しいメンバー?そんなの、アイツらしかいないに決まってんだろうが!父さんのメンバーにだって遅れを取らないぞ!」

 

影狼「・・・ほう?」

 

しまった。つい頭にきてとんでもないことを口走ってしまった。dead emperor。前にも少し話した父さんのグループだが当然生半可なもんじゃない。テレビに出る時は拍手喝采が鳴り止まない。ゲスト出演する時は決まって大物と着けられて実力ゆえ世界各地にコネがある。そんな父さんに今俺は喧嘩を売るのと等しい言葉を言ってしまった。

 

影狼「ならばこうしようじゃないか。」

 

蒼生「・・・え?」

 

影狼「年末にJBBFがあるだろう。私達が出よう。お前のバンドも出るんだ。私たちに買ったら私が責任を持ち海外の話をなかったことにしよう。」

 

蒼生母「ち、ちょっとあなた!それはさすがに・・・」

 

影狼「蒼生が自分で先程あんなことを言ったんだ。どうする蒼生?」

 

蒼生「・・・くっ」

 

俺は自信がなくなってしまって、目の前が真っ暗になって、何も考えたくなくて、再び家を飛び出した。

 

 




ありがとうございました!

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