君は朝日のように眩しくて   作:藤井 悠

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藤井 悠です。

それでは本編どうぞ。


流れる星に魅せられて

俺はたくさんの人達に支えられて練習を続けていた。今はRASもポピパもBanG Dream!の追い込みをしているので今日はCIRCLEで練習をしている。まりなさんにも事情を話すと

 

まりな「うん、そっかー。それならスタジオが空いてる時は言ってくれれば使ってもいいよ。頑張ってね!」

 

とCIRCLEの使用許可をしてくれた。そして俺達は休憩がてら少し会話していた。

 

蓮「それにしても、蒼生。お前本当に人間関係に恵まれたよな。」

 

海斗「同感だな。まあ日頃から6バンドの面倒見てんだろ?いい意味で報われたんじゃねえの?」

 

蒼生「そうだな。俺はこんな事になるとは思ってなかったし、仕事としてやってたから正直驚いてるよ。」

 

天音「でも、正直絶望的じゃありませんか?だって、相手のスケールが・・・」

 

蓮「天音、それ以上言うな。」

 

天音「でも・・・」

 

蒼生「いや、蓮。不安は吐き出せるうちに吐き出させておけ。絶望的なのは確かだからな。天音も、遠慮しなくていいからな?」

 

蓮「蒼生・・・」

 

蒼生「そもそもこんな絶望的な勝負の話を持ってきてしまったのは俺だ。文句くらい聞くさ。」

 

俺は淡々と話すがみんな少しブルーな雰囲気になってしまう。

 

海斗「まあ、こんな感じになってたら余計に勝てなくなるもんな!気合入れてこーぜ!」

 

天音「・・・そう、ですよね。もう弱音は吐きません、頑張ります!」

 

蓮「・・・そうだな。やるか!」

 

とは言ってもこのように最近は自分たちで士気を向上させることも多くなった。1度挫折を経験しているのでそうならないためにみんなで意識するようにしている。事実皆のモチベーションも上がるし技術も着実に上がっていってる。が、まだまだあの領域に届きそうにない。

 

天音「そういえば蒼生さん?近々BanG Dream!の決勝戦でしたよね?見に行かれないんですか?」

 

蒼生「もちろん見に行くぞ?それもしかも一応CIRCLEで働いてるから関係者のところで見れる。実質特等席だな。そして、お前らもそこに入れるようにしといた。」

 

天音「え、どうしてです?」

 

蒼生「いい刺激になると思ってな。俺も久しく練習は見てないが今のアイツらができる完璧に近い状態に仕上げてくるはずだ。3バンドとも決して実力は低くない。むしろ高いからな。それに、たまには羽根伸ばして思いっきり楽しむのもありだと思ってな?あんまり詰めすぎると精神的にも体力的にも宜しくないからな。」

 

天音「そういうことなら♪皆さんはどうしますか?」

 

海斗「モチのロンでいくだろ!」

 

蓮「ああ、行かせてもらうよ。ちょうど予定も空いてるからな。」

 

そのまま話の流れで4人で武道館に行くことが決定した。そのまま普段は学校。時間を作れれば練習。たまにBanG Dream!出場以外のバンドを見るという日々が続いた。そしてあっという間に決勝戦当日になる。俺は朝早くから手伝いのために武道館に着いていた。

 

蒼生「おはようございます。まりなさん、お久しぶりです。」

 

まりな「うん、久しぶりー。今日はごめんねー?こんな早くから。」

 

蒼生「いえいえ、俺もだいぶわがまま言わてもらったので。気にしないでください。」

 

まりな「そう?じゃあよろしくね。」

 

そのまままりなさんに連れられて中に入る。今日ステージになるところまで連れていかれるとスタッフさん達の支持を受けつつテキパキと準備する。スムーズに行ったので予定の30分ほど早く終わった。ゆっくりしているとスタッフとしてちょうど今入ってきた六花が声をかけてきた。

 

六花「あ、蒼生さん!おはよう♪」

 

蒼生「おはよう六花。早いね?コンディションは大丈夫そう?」

 

六花「うん、バッチリだよ。それに、一応スタッフだから早めに来ないとって思って。」

 

ちなみに六花呼び、タメ語の関係は今となってはお互い違和感はなくなっている。むしろ壁がなくなりさらに親密になった気がした。最近になってからかわれる回数が増えてきたし、気のせいじゃないと思う、多分。ちなみに六花は今日は出場するんだから遅く来てもいいと言われていたのだが六花自身が遠慮し、私も手伝います!と定時通りに来たのである。

 

蒼生「って言ってももう今できる準備は終わっちゃったんだよね。照明とかは六花は今日できないでしょ?今は休んでて大丈夫だと思うよ?」

 

六花「うん、じゃあ控え室で待ってるね?」

 

蒼生「ああ。っとそうそう、六花?」

 

六花「ん、なあに?」

 

蒼生「こういう事はあんまり立場柄言いにくいんだが、個人的に1番六花を応援してるから。頑張れ。どんな結果になろうと六花が最善を尽くせることを祈ってる。」

 

六花「えへへ、うん!ありがとう。」

 

六花の頭をポンポンと撫でると嬉しそうにニコッと笑って控え室に向かっていった。そして入れ替わるようにWild Babyのメンバーが入って来た。

 

蓮「おっす!」

 

天音「おはようございます。」

 

海斗「はよー」ネムネム

 

蒼生「ん、きたか。みんなおはよう。海斗は相変わらず朝弱いなー?」

 

海斗は眠そうな目を擦りながら、神代兄妹は元気そうにこちらによってくる。

 

海斗「わりわり〜。始まるまでには覚ましとくからよ〜。」

 

蒼生「当たり前だ。六花がやってる時に寝てたりしたらもうひっでえぞ?」

 

蓮「相変わらず彼女に甘々だな?」

 

蒼生「うっせ。それより早く来たならちょっと手伝ってくれ。この後各バンドで色々打ち合わせたりステージ色々合わせないと行けないから。」

 

天音「分かりました。」

 

そのまま雑談、準備、出演バンド三組に最後に言葉をかけるなどやる事をやっているとすぐに本番の時間になる。客席も満席。空席は全く見当たらない。今か今かとみんなが出てくるのを待ちわびている。俺も練習を見てない間、どこまでみんなが仕上げてきたか期待と楽しみ、という気持ちが湧き上がっていた。あと10秒で始まる。さあ、見せてもらおうか!

 




ありがとうございました。

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