君は朝日のように眩しくて   作:藤井 悠

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藤井 悠です。

ESPのサイトで六花ギターを見たらなんと約50万でした。
学生の手を出せる値段では無いので諦めました。


それでは本編どうぞ。


蒼い風と朝の花は古郷では

蒼生「そうか、やっぱり・・・」

 

明日香「はい。お姉ちゃん家でも元気なくて。」

 

俺は今は昼食を取りながら明日香にRoseliaの主催ライブの後のポピパの様子を聞いていた。

偶々通りかかった明日香を呼び止め話を聞いているのだが、戸山はいつもの平常運転というわけではなさそうだ。他のメンバーも同様だろう。

ちなみになんで明日香は名前呼びかと言うと姉と判別しづらいからだ。

 

蒼生「ありがとう。時間かけて悪かったな。」

 

明日香「いえ、気にしないで下さい。それではまた。」

 

そして俺は明日香の背中を見送りながら他の事を考えていた。と言うのも主催ライブがあった日のことである。

 

〜主催ライブ後〜

 

蒼生「・・・このくらいかな、今日は皆さんお疲れ様でした。とりあえず今日は家でゆっくり休んでください。」

 

リサ「なんか蒼生って中学の先生みたいなこと言うんだね。」

 

あこ「わかるわかる〜。あこの去年の担任がそんな先生だったもん。」

 

友希那「リサ、あこ、主催ライブが終わったからと言って気を抜かないように。まだここはRoseliaが通る通過点に過ぎないのよ。」

 

蒼生「まぁまぁ今日くらい良いじゃないですか。」

 

紗夜「でもまた明日から、サボってる暇はありませんからね。」

 

リサ「わかってるって〜☆」

 

あこ「あ、あこだって明日からまたちゃんとやりますよ。ね!りんりん。」

 

燐子「そ、そうだね。」

 

友希那「じゃあ明日はCIRCLEに5時集合でいいわね?」 

 

「「「「「はい!(うん!)」」」」」

 

蒼生「でも無理だけはしないで下さいよ。。今朝の楽屋みたいな状態はシャレになりませんからね。」

 

そんなこと言ってもきっとRoseliaは無理をしてでも頂点を目指そうとするだろう。

しかしメリハリはついているので誰かが活動限界になったり嫌気が刺すなんてこともないだろう。

・・・このバンドなら本当に頂点を取れるかもな。

なんてことを考えていると、不意に前から声がした。

 

???「湊 友希那さん、ですね?」

 

そこに立っていたのは赤毛の小柄な少女だった。

 

友希那「誰?」

 

チュチュ「フフ、始めまして。私プロデューサーのチュチュと申します。」 

 

友希那「プロデューサー?」

 

蒼生「つまりあんたはこのRoseliaをスカウトしに来たと?」

 

チュチュ「貴方は?」

 

蒼生「俺はRoseliaのサポーターをやっている神風 蒼生という者だ。」

 

チュチュ「そうですか。それでは貴方も一緒に来ませんか?Roseliaの手伝いをしているという事は貴方も腕が立つのではありませんか?」

 

確かにギターには自信がある。だがしかし、

 

友希那「待って頂戴。私達は貴女について行くとは言ってないわよ。」

 

チュチュ「え?」

 

友希那「おそらく蒼生も同じのはずよ。」

 

蒼生「そうだ。確かにギターには多少の自信はあるが、俺がサポートをしているのはRoseliaだけじゃない。1つのバンドの都合で動くわけにはいかない。」

 

チュチュ「・・・んでよ。」

 

ん?なんて言ったんだ?

 

チュチュ「なんでよ!Roseliaも貴方も私のプロデュースでPerfectなバンドになれるのよ!」

 

友希那「それでも私達にはプロデューサーは必要ないわ。皆、行くわよ」

 

チュチュ「ちょ、ちょっと待ってよ〜〜」

 

〜現在〜

 

そんな事があったのだ。多分しばらくは俺やRoseliaに付きまとってくるだろう。

まぁ湊さんは何度も言い寄られたからといって折れるような人じゃないから大丈夫だろう。

それより今はポピパだ。主催ライブをすると宣言したままゲッソリされても困る。

・・・どうするべきか。やっぱり自分達らしさが大事なのを気付かせなければ行かないのだが。

いや、待てよ。あいつが行けば・・・

 

〜放課後〜

 

俺はある人物を探して羽丘の中を探し回っていたそして校舎の出口でその人物の声が聞こえた。

 

リサ「先生にプリント出せた?」

 

友希那「ええ」

 

六花「し、失礼します。」

 

その声とほぼ同時にロックが駆け込んできた。

 

蒼生「いで!?」

 

六花「きゃあ!・・いってて、あれ、蒼生さん!?」

 

蒼生「よおロック。怪我はないか?」

 

六花「は、はい何とか。そういえば?蒼生さんはなんでここに?」

 

蒼生「あぁ、それはな・・・」

 

〜数十分後〜

 

今俺は市ヶ谷家の蔵の中にいる。そしてその後、戸山とロックが遅れてきた。

ポピパのメンバーはロックを歓迎しているが肝心のロックはガチガチに緊張していた。

 

六花「はわわわわ」

 

沙綾「好きなパン食べていいよ?」

 

六花「は、はい。」

 

りみ「紗綾ちゃん家のパン美味しいよ?」

 

六花「は、はい・・・」

 

有咲「戸山さんの相手は大変だったでしょう?」

 

六花「い、いえ。光栄で・・・」

 

その瞬間、花園がロックのシュシュを指さした。

 

六花「きゃあ!!」

 

たえ「星!」

 

有咲「おい、びっくりさせんな。」

 

すると今度は右方向からギターの音が聞こえてきた。

 

有咲「うわぁ!?びっくりさせんな!」

 

香澄「えへへ〜」

 

どうやら戸山がランダムスターを弾いた音らしい。

するとロックが、

 

六花「見てもいいですか?」

 

戸山のランダムスターを興味津々に見ていた。

 

香澄「うん!」

 

六花「わぁ〜。でらトキントキンだぁ〜。」

 

お?久しぶりに聞いた。ロックのお国言葉。

 

香澄「トキントキン?」

 

有咲「ってなんだぁ?」

 

りみ「もしかして名古屋の人?」

 

六花「あ、岐阜です。」

 

たえ「岐阜って真ん中にあるよね。」

 

六花「え?」

 

蒼生「真ん中?」

 

都道府県の位置的な話?

 

有咲「気にしなくていいぞ。」

 

沙綾「いつ来たの?」

 

六花「今年の3月です。」

 

りみ「家族と離れて寂しくない?」

 

六花「偶に寂しいけど電話するので大丈夫です。それに、蒼生さんもいますし。」

 

蒼生「まぁ俺に関しては偶々だけどな。」

 

沙綾「蒼生も両親と離れて来たの?」

 

蒼生「俺は親の仕事の都合でよく引っ越すんだよ。岐阜にも、元々住んでたんじゃなくて引っ越してきたんだ。まぁ多分今回が最後になるけどな。」

 

有咲「え?なんでだ?」

 

蒼生「うちの父さんもバンドやってて、あちこち飛んでってたんだけど、今年外国に出てさ。それで母さんがもうちょっと安定した職に付かなきゃいけなくなって、それがこの地域で見つかったんだ。」

 

香澄「蒼生もバンド組んでたの?」

 

蒼生「!? それは・・・」

 

六花「蒼生さん、無理して言わなくても。」

 

蒼生「いや、大丈夫だ。・・・バンドは組んでたよ。【Wild Baby】って言うんだけどな、俺はギター&ボーカルやってたよ。全員で4人のバンドで仲も良かった。それなりに大きい大会にも出てたりしてた。でも俺が引っ越す前にメンバー内で喧嘩しちゃってさ。理由は・・・主催ライブが原因だった。」

 

「「「「「!?」」」」」

 

蒼生「主催ライブを開くって決めてから皆、勿論俺も含めてそりゃあ皆で来る日も準備に明け暮れたさ。でもな、主催ライブの一日前にバンド内で緊張からか喧嘩になっちまってな。主催ライブは結果から言えば失敗だったよ。そこからはもうメンバーとは一回も話してないな。」

 

沙綾「そんな事が・・・」

 

蒼生「だからな、俺はポピパには同じ思いをしてほしくないんだよ。」

 

香澄「なんか、変な事聞いてごめんね?」 

 

蒼生「良いよ良いよ、過去の話だしさ。ほら、それよりロックには何も聞かないでいいのか?」

 

香澄「そうだね。六花ちゃんはどうしてこっち来たの?」

 

六花「それは、去年の夏にSPACEのラストライブを見に来たんです。私も地元の友達とバンド組んでたんですけど、高校受験でできなくなってしまって。悩んでいた時に閉店するって知って、今行かないと絶対後悔するって思って親に内緒で見に来たんです。」

 

「「「「「え!?」」」」」

 

六花「ステージの上の皆さん、楽しそうで。やっぱり、バンドやりたいって思いました。聖地は無くなっても、きっとここなら見つかるって。」

 

沙綾「旭湯さんから通うなら花女の方が近い気がするけど。」 

 

六花「親に迷惑かけないように特待生制度のある羽丘にしたんです。」

 

香澄「特待生!」

 

六花「人生で1番勉強しました。」

 

こいつらには言わないが実は俺も特待生だったりする。

 

有咲「んで、住み込みしながらライブハウスでバイトもして、バンドメンバーも探してると。」

 

沙綾「ロックだね〜」

 

りみ「あ!だからもしかして蒼生くんが六花ちゃんをロックって呼ぶのって?」

 

六花「はい!地元でのあだ名がロックでした。」

 

たえ「ロックはなんでGalaxyでバイトしてるの?」

 

蒼生「そういやそれは俺も気になってたな。」

 

有咲「確かに、わざわざあんなきつそうなとこ・・」

 

六花「あはは・・どんなところかなって入ってみたら店長さんが1人ですごく大変そうで、つい、手伝いますって。」

 

蒼生「ロックらしいな。」

 

六花「でも、いきなりリニューアルオープンライブの出演バンドさんを探すことになってしまって、バンドやってる友達いなかったし、色んなスタジオやライブハウスに行っても声掛けられなくて。そうしたら、先輩達を見つけて。また、ポピパさんに助けてもらいました。久しぶりにポピパさんのライブ見たらやっぱりキラキラで、夢じゃなかったって感動して、ポピパさんがまたライブするって聞いたときは夢見たいって思いました。こっち来て色々難しいこともいっぱいですが、来てよかったです。本当にありがとうございます。」

 

すると花園があの曲の1小節を弾いていた。

 

たえ「ピッタリの曲あった。」

 

するとポピパは俺とロックを残し全員前に出ると。

 

香澄「キラキラだとか夢だとか〜sing girls〜」

 

そしてロックのためのライブが始まった。いや正確にはライブとは言えないかもしれないがそれでもロックは、楽しそうに聞いている。

そしてサビ前のカウントダウンの所、この曲で1番盛り上がる所だろう。俺自分自身のテンションが上がっているのがわかる。そして2番に入るところで、ふとロックを見るとどこか遠くを見ているような目をしていた。まるで昔のことを考えているような。そんなことを考えてたら俺も少しずつ昔の記憶が蘇ってきた。

 

 




いかがだったでしょうか。

アニメと繋げながら主人公を入れるのは大変ですので時々オリジナル展開をまぜながら書いていこうと思っています。

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