君は朝日のように眩しくて   作:藤井 悠

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藤井 悠です。

アニメ5話で書いていきます。

それでは本編どうぞ。


夢見るアイドルと蒼い風

今日はパスパレの練習日だ。パスパレの練習は、何回か見ているので最初の緊張は無くなった。

全員揃うことは少ないが、一応全員との交流はある。ファンとしてはこれ以上嬉しいことはない。

ちなみに昨日まりなさんから連絡があり、パスパレが【WIF】に出るとの報告が入った。

規模としては結構大きなイベントの筈だ。パスパレとしてはここでは成功しておきたい所だろう。

そしてここで披露する曲はゆら・ゆらRing-Dong-Danceだ。彩さんと千聖さんのツインボーカル曲である。この曲は千聖さんがベースを弾きながら歌わなければならない。これはギター&ボーカルをやっていたからわかる事だがかなり難しいことだ。

なので今は千聖さんにはベースだけやってもらい、千聖さんのパートは俺が歌って彩さんに雰囲気を掴ませるようにしている。

 

蒼生「ふぅ、ちょっと休憩にしましょうか。」

 

麻弥「はい。蒼生さんもお疲れ様です。」

 

千聖「ごめんなさいね、ほんとうは私が歌わないといけないのだけれど。」

 

蒼生「気にしないで下さい。今はベースの状態を上げることが最優先です。そういえば日菜さん。最後の演奏、ちょっと走りがちでしたので気をつけてください。」

 

日菜「オッケー。それにしても蒼生くんの歌、るん♪ってくるよね〜。」

 

彩「うん。凄く合わせやすいし歌唱力も高いし。弾き語りしてたからかな?」

 

蒼生「多分そうだと思います。歌うこと自体は好きなので。」

 

ちなみにポピパ以外には俺が過去にバンドをしてた話はしていない。別に隠す気はないのだが、わざわざ言う事でもないので言わない事にした。

ふと千聖さんの方を見ると少し暗い表情をしていた。やはり、ボーカルの事も考えているのだろう。

 

蒼生「千聖さん、大丈夫ですよ。まだWIFには時間があります。確実に仕上げていきましょう。」

 

千聖「・・・ええ。」

 

千聖さん大丈夫かな?そういえばなぜ俺がパスパレのメンバーだけ名前呼びかというと、日菜さんが姉の方と紛らわしくなるから名前で良いの言ってくれたのだ。すると他のみんなが日菜さんだけだと変だからとみんなが名前呼びを許可してくれた。

 

千聖「私、次の現場があるので先に失礼します。」

 

日菜「おつかれ〜」

 

麻弥「お疲れ様です。」

 

彩「次の現場も頑張ってね。」

 

千聖「ええ、ありがとう。」

 

そう言って千聖さんは次の現場へと向かった。

 

蒼生「じゃあ俺達もそろそろ始めましょうか。」

 

「「「「はい!」」」」

 

〜2時間後〜

 

蒼生「今日はここまでですかね。お疲れ様でした。」

 

麻弥「お疲れ様でした。またよろしくお願いします。」

 

日菜「またるん♪ってしようねー。」

 

イヴ「お待ちしています!」

 

蒼生「ありがとうございます・・・彩さん?」

 

彩「え?な、何?」

 

蒼生「ボーっとしてましたけど大丈夫ですか?」

 

彩「う、うんちょっと考え事してただけだよ。」

 

蒼生「それなら良いんですけど。それじゃあ今日言ったところは各々自主練しておいてください。お疲れ様でした。」

 

そして俺はCIRCLEを出る。

 

蒼生「だいぶ汗かいたな。」

 

誰かと合わせて歌うことはバンド以来なので結構意識することが多くて結構体力を使う。その為かなり汗がでるのだが・・・というのは口実で本当は、

 

〜20分後〜

 

六花「いらっしゃいませ。あ!蒼生さん」

 

蒼生「よぉロック。」

 

六花「結構汗かいてますね。またサポーターの仕事ですか?」

 

蒼生「ああ、だから入らせにもらいに来た。」

 

六花「どうぞ、ごゆっくり。」

 

そして俺は脱衣所に向かう。俺が旭湯に来た理由。汗を流したいのはウソではないのだがロックに会いたいのでつい来てしまうのだ。付き合い始めてからだいぶ依存してしまってる気がする。嫌な気分にさせないように気をつけないとな。

 

〜20分後〜

 

俺は風呂を済ませ脱衣所を出ると、ロックは休憩中なのか椅子に座って扇風機の風に当たっていた。

そして俺に気づいたロックは俺に隣に座るよう、促すと

 

六花「最近よく来られますけどなにかありましたか?」

 

蒼生「いや、大丈夫だよ。実はね・・・」

 

そして俺はパスパレで千聖さんの代わりに歌っていることを話した。

 

六花「パスパレさんと一緒に歌ったんですか?すごいじゃないですか!」

 

蒼生「ああ、俺もそう思うよ。会って話してるだけでも奇跡に近いのにな。」

 

六花「蒼生さんって実は結構凄いこと任されてたんですね。」

 

それは仕事をやっていて実感している。同時に5つのバンドのサポートをする、特にRoseliaの様な実力派やパスパレの様に芸能界で活動している人達を見るという事は責任重大だし、それぞれのバンドの特徴を元にアドバイスをしないといけないので結構大変なのである。

 

六花「蒼生さん、疲れてませんか?」

 

蒼生「大丈夫。ちゃんと寝てるし適度に休憩もしてるから。ロックこそ疲れてないか?」

 

六花「私も大丈夫です。忙しくなるのは朝と夜だけが殆どですし、その・・・」

 

蒼生「その?」

 

と聞くと俺に耳打ちで

 

六花「あ、蒼生さんに会えるので///」 

 

蒼生「///そ、そうか。あ、ありがとな。」

 

と言ってロックの頭を撫でる。今は周りに客も居ないから大丈夫だろう。

 

六花「もっとお願いします〜。」

 

すると六花は蕩けた声で頭を俺の方に寄りかからせた。

 

蒼生「ああ、いくらでも。」

 

そして片方の腕で抱き寄せてもう片方の腕で頭を撫でていると、

 

六花「あの、蒼生さん。」

 

蒼生「ん?なんだ?」

 

六花「さっき千聖さんにベースに集中してほしいから蒼生さんが歌ってるって言ってたじゃないですか。あ、撫でるのはやめないでください。」

 

蒼生「え?ああ、ごめん。」

 

六花「えへへ〜。そ、それでですね、確かに弾きながら歌うのは難しいですからその練習方法はいいと思いますけど全員揃うのは少ないみたいですしWIFまでの期間も考えるとそろそろボーカルの練習もした方がいいのかなって。」

 

蒼生「確かにそれはある。でもな、最近気づいた事なんだが、千聖さんが練習に来るときは前に来たときの修正点はほぼ完璧にしてくるんだ。多分皆に隠れて練習してるんだと思う。」

 

六花「何で隠れてなんでしょう?」

 

蒼生「多分プライド的な問題だろうな。」

 

六花「大変ですね。」

 

蒼生「ああ全くそう思うよ。」

 

六花「はい・・・あの蒼生さん。ちょっとお願いがあるんですけど。」

 

蒼生「ん?どうした?」

 

六花「その、蒼生さんの頭を撫でてみたいです///」

 

不安そうな子猫の様な目で俺にお願いをしてくる。というか俺の頭を撫でたい?何この娘?天使なの?

 

六花「駄目ですか?」

 

蒼生「そんなことないよ。ほら。」

 

するとロックは手を伸ばし俺の頭をなで始めた。俺は撫でるのをやめてないので撫であってる形になる。

 

蒼生「ど、どうだ?」

 

六花「髪の毛、柔らかいです。いつも手でかき上げただけで髪型が変わるのでもっと硬いかと思ってました。」

 

蒼生「そっか。ロックの髪の毛もすべすべで気持ちいな。」

 

六花「え?そ、そうですか?その、ありがとうございます///」

 

と言って六花の顔が幸せそうに蕩ける。これを見て俺が1つだけ思ったことがある。

可愛いな!こんちくしょう!

 

六花「その、蒼生さん///」

 

そう言って目を瞑り顔を俺に近づけてくる。俺もそれに応える様に顔を近づけ、

 

六花「ん///」

 

そしてそのまま撫でていた手を離し抱きしめた。六花も俺を抱きしめる。最近ロックからのキス要求が増えた気がする。恋愛にも慣れてきた証拠だろうが、肝心の俺は心臓バクバクで全く慣れなんて物はやって来ない。

 

六花「んん///ぷはぁ。」

 

蒼生「ロック。」

 

六花「はい?きゃあ!」

 

そして強めに抱きしめる。なにがぷはぁだよ。可愛い過ぎるだろ。

 

六花「えへへ〜蒼生さん〜。でら嬉しい〜」

 

蒼生「ああ、俺も嬉しいよ。」

 

そしてしばらく俺たちは抱き合ってたのだった。

 

 




どうだったでしょうか?

すみません昨日は体調悪くて出せませんでした。皆さんも体調管理は大事にしてください。

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