俺の夢見たバンド活動は何処へ   作:灰鳥

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過去最高にタイトル長い


夏休みだからってはしゃぐとろくな目に会わないってそれ一番言われてるから

Hey!俺達はつい最近夏休みに入った!。憂鬱なる学生諸君よ!喜べ!きっと水着回作るから妄想する準備を忘れんな!。

そんなこんなで今の時刻は夜の十時ちょい前、なんでここに居るかは前回のリサ姉との会話パートを見てくれ。

夜の10時にcircleに来ているのは前回見た人は察してくれ。

 

「マジで行くのか…これで」

「ほーすごいねー」

 

隣にいるモカも珍しく目を輝かせている、そりゃそうだろ旅行バスかと思うぐらいデカいバスが夜の10時にcircleの前に止まってるんだからね。というか道行くひとがめっちゃ見てくるよそりゃそうだよね、申し訳ないです。夜の十時にこんなでかいバスがこんなとこ止まってれば何かと思うよね。

 

「やりすぎだろ…」

「ほんとに…こころってなんなんだろう…」

 

本当に蘭に心底同意するわ、この世界の公式チートコードturumaki.zaibatsuはもはや2泊3日のために別荘建てるまでになっているとは…。

いずれこのチートの全権があの天真爛漫こころに渡ると思うと恐ロシア。

 

「まぁ…これ以上近所の人に迷惑かける訳にもいかないし、とっとと荷物乗せるわ、ほれ」

「あ、ありがとー」

「ありがと、先に乗ってる」

「おう、つぐもひまりも巴も乗ってていいぞ」

「ありがと!それじゃ先に行くね!」

 

そう言って5人は乗り込んで行った、おっと…あれは。

 

「うーん…意外と大変だよねー」

「手伝いますよ」

「うわ!居たの!?」

「さっきまで蘭たちで隠れてたんで見えてなかったんでしょ」

「そ、そう…じゃ、手伝って」

「合点承知之助」

 

やっぱりリサ姉だったわ、というか合点承知之助を久しぶりに外で使ったけどくっそ恥ずいな二度と言わねぇ。

 

「こんばんわ、修人さん」

「紗夜さん、…その顔から察するに日菜さんに引っ張られたんですね…」

「…はい」

「まぁ、フライドポテトもいっぱい出るみたいですし、いいんじゃ…訂正します、すみませんでした」

「全く…」

 

実はというと、この人何故かフライドポテトが大好きらしくてですね。全くイメージ湧かないけど、日菜さんが美味しそうに食べてたのを見て容易に想像出来たわ、双子パネェ。

 

「修人、私のをお願いしてもいいかしら」

「かしこまり」

 

俺的に意外だったのが友希那さんの参加だったりするのだが…これは恐らく例のアレ(リサ姉の押しに負けた)だろうから、深くは追求しない。

 

「おし、白金さんとあこの荷物もやっとくから先に乗ってろ俺は忘れ物確認してくる」

「お願いします…」

「りんりーん、一緒に座ろー」

「うん」

 

うんうん、相変わらず美少女が仲良くしてるのは目の保養になるな。なんかあの二人はモカと蘭に近い気がするが恐らく気の所為だなうんうん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「隣は…モカか」

「そ、朝までよろしくー」

 

俺はまぁ、妥当な最前列で左側の通路側の席。窓側にはモカが座っていた、反対の通路側には蘭とその隣に寝るの早すぎなつぐ。これはセカンドチャンスと見なしていいですね、よし撮ろう。と思ったら蘭が思考を読み取ったがの如く思いっきり足を踏んできた。やめて下さい、今の貴方様の靴そこそこ靴底硬いからくっそ痛いです。

 

「おん、というか俺はアイマスク持ってくる勢いで本気で寝るからな」

 

忘れないで欲しい、今は一応夜だ。きっとみんな寝る、そう…思いたいけど寝なさそうな連中に何人か心当たりが…。(こころとか香澄とかこころとか香澄とか)というかこの夜中に女子と方が触れ合うくらいってヤバいと思ったがその相手がモカという事実を再確認した途端、大丈夫という結論に達した。

 

「大丈夫ー、起こさないから」

「フリじゃないからな?ほんとに起こすなよ?」

「というか、あんたそう簡単に起きないでしょ」

「なんでそれを蘭が言うんだ」

「あんた、たまに練習中に寝てるけど。全然起きないよ?」

「マジ?」

「ホントだよー」

 

なんか、授業中とかに寝てると自分で寝てたって自覚ないの分かる人いる?。いやほんとに記憶から抹消されて気がついたら授業終わってるみたいなのあるんだけど…。

 

「すいません…」

「いいよ、寝るのは練習終わる終盤とかだしそれまで頑張って起きてたのはもうなんか死にそうなので分かってたから」

「わい…そんな死にそう?」

「なんかねー、独り言であと1000秒とか数えてたよー」

「…ぉう」

 

俺はもしかして二重人格とかだったりするのだろうか、ハレルヤ!楽しいよな!ハレルヤァ!。

 

「というか…ほんとに眠い、寝る」

「あ、修人ー」

「なんですかー、リサ姉」

「ほい」

「マイク?」

「ほら、よくあるじゃん…えっと…なんだっけ?」

「…もしかして、バスガイド?」

「そうそれ!」

「いやいらないでしょ…」

「いーからー」

「はいはい…」

 

そう言ってリサ姉は俺を引っ張ってバスの前の方へ連れていく。

 

『アーアーマイクテスマイクテス』

 

「おー、かっこいー」

「マジで恥ずかしいからやめてくれモカ」

 

『えーと…とりあえず、着くまでに時間あるんでまぁ各々トランプするなり寝るなり、なんなりとどうぞ』

 

「最後に一言ー」

「え、マジ…」

「はーやーくー」

今日はモカの注文がやたらと多いな…

 

『まぁ、夏休みですし楽しもうということで…』

 

『では…出発!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コツン…

「あ…シューくん?」

「スーッ…スーッ…」

 

修人が寝てバスがきついカーブに差し掛かった時、その勢いでモカの肩に頭が乗る形になっていた。それを見た蘭はなんか、赤いオーラを出していた。

 

「こいつは…」

「大丈夫だよー、蘭も眠いでしょー?」

「そうだけど…いいの?」

「うん、大丈夫ー」

「というか、アイマスクしてないし…」

「ほんとだ、してない。借りよっと…」

 

そうしてモカは前の席のネットにかかっていたアイマスクを付ける。

 

「それじゃ、モカちゃんも寝るのでありマース」

「分かった、おやすみ」

「うん、おやすみー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……シューくん」

「スーッ…スーッ…」

「寝てる…」

(どうしよう…めっちゃほっぺぷにぷにしたーい…)

 

と、モカが思っているがもう既にぷにぷにしているのに無意識マイペースなモカは少しして気づいた。

 

「あ…良かった、起きてない」

 

今ので一瞬起こしてしまったかと思ったがどうやらまだ彼は深い眠りの中に居るようだ。

 

「モカァ…」

「ぇ…」

 

コツン…

今はもう、先程とは違いカーブが何回か来て彼の体の傾きは正常に戻っている。それに高速だからずっとストレートでカーブが来ていた訳では無い。

モカが自ら、彼に身を寄せた。

大きな男の子っぽい肩にモカの小さな頭がちょこんとちょうどよく乗っている。

モカは男の子の匂い…とは思えないほどいい匂いのする彼に無意識に近づいてしまってそして無意識に…。

 

チュ…

 

「ぁ…」

 

やってしまった、眠気のせいで少し距離感が掴めなかった…。口紅は付けていないし、したのは頬なので大丈夫だが…。彼女の精神状態は思ったより動揺していた。仮にも自分のファーストキスをまさか自分の過失でやってしまうとは…。

いや唇じゃないならセーフ、ギリセーフ。

と…彼女は自分に言い聞かせ、今度は慎重に彼に身を寄せ今度こそ深い眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん…」

「お?」

「シューくん…?」

「おはよ、よく眠れた?」

「着いたの?」

「いや、休憩中あと1時間半ぐらいか」

 

あの後、念の為バスの運転手に2時間の仮眠を取らせてサービスエリアに止まっている為予定より少しだけ遅れている。まぁ…30分程時間があるのだからまぁ一応大丈夫だ、というか誰も起きないな。

あの後一部の連中が大人しく寝たとは思っていないが…まぁ恐らくそういう事だろう。

今起きてるのはモカと俺だけか…。

 

「せっかくだし、少し歩くか?」

「うん…飲み物飲みたいー」

「はいはい…」

 

寝起きのモカが…いや寝起きじゃなくても甘えてくるんだけど、今回は寝起きだからか…なんかいつもと少し違ってその少しが…なんともまぁ…。

俺は一応バスの運転手に置き手紙を置き、サービスエリアを見回った。現在日の出前にも関わらずそこそこ人がいたのは少し驚きだった。

まぁ…夏休みだしみんな考える事一緒だろうな。いや違うわ、夏休みだからって2泊3日に計26人で合宿とか普通やんねぇわ。

 

「それで…何買う?」

「うーん…ポカリ」

「それじゃ、俺はマッ缶買うか…あとは一応適当にもう一本、目を覚ましたいしな」

 

そう、一応言っておくとここは千葉だ、つまり某間違っているラブコメの聖地でもある。マッ缶こそ至高、マッ缶こそ甘党の味方。

 

「シューくんはいつ起きたの?」

「割とさっき、モカが起きる5分前くらいか」

「そうなんだー」

「よっと…ほれ」

「ん…ありがと」

「さ…てと、戻るか」

「そうだねー、早めに戻…」

「にしたって…なんか寒いな、山だからか…」

「ねぇ…もう少し見てこ?」

「ん?でも…」

「お願い…」

「そこまで言うなら…時間には合わせるからな?」

「うん…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「日本の絶景二十選に選ばれた…のがこの先にあんのか」

「らしいねー」

 

しばらく進むと小道の脇にそう書いてある看板があった。

 

「行ってみるか…」

「うん、時間的にも大丈夫っぽいしねー」

 

そうして…進むと、そこには…。

 

「おー…すげぇ」

「日の出だ…」

 

下の田畑を照らす日の出の神々しい光が絶妙にマッチし、見事な絶景を生み出していた。

 

「こりゃ…いいもん見れたわ、帰りにあいつら起きてたらここ連れてくるか」

「そうだねー、今度はみんなで見よー」

 

俺はふと隣を見る、そこには日の出の光に照らされた白い肌が輝くモカがいた。モカがこちらを向いて微笑む。

 

「また…日の出見ようね」

「ぉう…」

「そしてシューくんはモカちゃんの可愛さに圧倒されているのであった…」

「くそ、その通りだから何も言えねぇ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どこ行ってたの?」

「ちょっと歩いてた、というか起きてたのか蘭」

 

バスへ戻ると、蘭が起きていた。というかつぐの寝顔撮るの忘れてたわ。

 

「起きたらいないからどこいったんだろって心配したよ」

「ごめんねー、はいこれ麦茶」

「ありがと、でもこれ買ったの…」

「もちろん俺ですとも」

「うん、ありがと」

「バレたかー」

「そりゃな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうしてバスは再び動き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いやちょっと待って流れに任せて書いたけど移動だけで1話分!?
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