ていうかリゼロはスラスラ描けるのにこれ書けないのはほんとに謎。
前回のあらすじ、美少女に連れ回された。
美少女に連れ回されたらご褒美だろ?ふざけんな無言で((ry!。
…と、あれから一週間経過しました。
それでいて…うん、現在午前3時。こんな時間まで何をしてるかと言うと…。
「はぁ…」
俺は目の前のノートにこの1週間聞いたあいつら(afterglow)のいい所悪い所、そして個人の善し悪しの点を洗い出していた。
まぁ…ぶっちゃけ俺が教える意味あるかとね、カバー歌う時のアレンジに関しては作曲担当の蘭がアレンジが苦手という事で俺が大部分を手伝うのだが…。
うん、まぁ…とりあえず俺は誰かに自分のアレンジ曲を歌わせた事がないのでどうすりゃいいかと考えて俺の音楽の師匠的な人に色々教えてもらった結果、アレンジはアレンジでもアイツらにあったアレンジがあるから、まずはアイツらがどんなバンドでどういう音を出すのか、そして聞いた人をどういう思いにさせるのか。
それを俺自身がこの一週間で大体学べた。
型は取れた、あとは中身。
つまり、アイツらの本質。
「はぁ…」
もう無理ぽ、と言うからあいつら個人がどういう奴とかは完全に時間に身を任せるしかないんじゃね?。
というかそうだろ、会って1週間で知ってたら逆に怖いわ。
「こりゃ…厄介なモン(仕事)引き受けちまったかな…?」
…と、今更ながら後悔をするのであった。
「へぇー、朝の4時までー?」
「だから眠い…てか寝ていい?」
「ダメ、あと1時間」
「ふあぁ…ねっむ」
ところてん…あ間違えた。
所変わって現在時刻は午前11時、circleでございます。circleっていうのは俺が蘭に引っ張られた出発点でもあります、美少女に手を引かれて良かった?ふざけんな無言で(ry!。
最初にふわふわホワイトヘッドの青葉モカさんが言ったようにえー…ブツブツ文句を言いながらも霧中になって作業してたら朝の4時っていう、しかもその日の練習開始9時っていう。速攻で蘭に電話して少し寝てからでいい?って聞きましたよそしたら。
「ダメ」
と、それだけ言われて切られまして…。まぁそれでバックれずにこうしてちゃんと教えてるだけ俺偉いでしょ?。ほんといい人…ほんと、なんでこんなことしてんだろ。
「にしたって…今日、祝日で良かった…」
「ほんとだねー」
「ていうか、蘭は?」
「飲み物買ってくるって」
「モカは?いいのか?」
「モカちゃんは後でいっぱいパンを買ってもらえるからいいー」
「もう先週2回おごされた挙句お前だけで2000削れたから今週はなしな」
最近の俺の外食代より、こいつらに何かと理由つけて奢らされる金の方が多いとかほんとに頭おかしなるで。
「っ…」
一瞬視界がぼやけてふらっとする。あぁ…やっべ、朝4時まで起きたのなんて久しぶりだし元々寝不足気味なのも相まってやべぇ…フラフラする。
「…ん…あ」
「っ!?」
意識がはっきりした時、直ぐに事態を把握出来た。ついうっかり不可抗力で隣に座っていたモカの肩に頭を乗せてしまった。驚いて俺は立ち上がる。
「わ、わわわ悪い!」
「あー…うん、大丈夫」
「お、おう…」
「でもさ」
「シューくんは大丈夫じゃないよね?」
「…なんのことですかなぁ?」
いやまぁ一瞬意識失いかけるほど疲労困憊なのは認めるけど大丈夫だよ?(大丈夫じゃない)普通におけよ?(おけじゃない)練習バッチコイよ?(バッチ来ないで)
「失礼しまーす」
「へ?」
思わず男らしからぬ変な声を出してしまった事を許してください。
だって男のロマンである美少女からの体温チェック(おでこに手を当てるアレ)をまさかこんなタイミングでやられるとは思わないじゃないですか。
にしたって…モカの手柔らかいなぁ…なんかすっげぇ癒される。
「うん…ちょっとあるかも、なんか顔赤いし」
「…ぉう」
顔赤くした犯人は君なんですけどさっきのアレでおあいこにしよう。
というか今気づいたんだけど、モカって距離感近いよな…。さっきの肩に乗ってしまったアレは不可抗力とは言え最初から俺の頭が乗るほどの近い位置にモカは最初から居たのだからちょいちょい肩が触れ合ってたのか?。ていうかその綺麗すぎる顔とその目で見つめられるとどうしても目を逸らしてしまうんですけど…。
「シューくん、もしかして…照れてる?」
「そりゃ…」
「巴、この一週間で感じた事の一つだけあるんだけどいいかな?」
「なんだ?」
「あの二人ってたまに自分達だけの世界に入り込むよね」
「イチャイチャしてるだけじゃ?」
「そうとも言うけどそこはあえてだよ」
「聞こえてんぞ!」
…と、毎回集まる度に俺のそういうなんて言うか人には言えない事を積み重ねようとしてくるこの5人…いや、つぐは大天使ツグエルだから違うか、というつぐの聖母感がやばい。わちゃわちゃしてる4人をみまもるお母さん感がすごい。
そして、なんとか耐え抜き一時間後。
「ほんとに一人で大丈夫?」
「大丈夫、ありがとつぐ」
「う、うん…でも…やっぱり…」
「心配ない、帰れるという事実が俺に力を与えるから」
「ごめんちょっとよく分かんない…けど…」
「大丈夫、それじゃ」
「…うん」
「………」
「蘭ー?」
「なんでもない、大丈夫」
「それじゃ、また明日」
「またねー」
「おう…」
やばい…今にもぶっ倒れそう、それに目がチカチカする。
恐らく貧血…だろう、もう思考さえまとまらない。
そうして俺は家迄わずか100mという所で膝をつき意識を失い、倒れた。
気がつくとそこは家だった、恐らく後それ程無かったことから多分知ってる近所の誰かが運んでくれたのだろうと俺が起き上がろうとした時、ふと自分は何に頭を乗せているのだろうと疑問を覚えた。ソファの肘掛けにしては柔らかくていい匂いがする、それに暖かい。
横を向いて寝ていたので自分がどこに頭を乗せて寝ているのかまったく把握出来ない。俺は寝ながら体を仰向けにして自分の真上、天井が見えるはずの方を見る。
「すぅー…すぅー…」
「え…」
その美少女と言って差し支えないような綺麗な顔、黒髪ショートで前髪に入った赤メッシュ。
少なくとも俺にこういう事をする人物とは到底思えないような人物。
そう…俺に今、膝枕をしてくれているのは。
「なんで…蘭が?」
そう、そこにはソファに座って尚且つ全国の高校生男子の夢と希望の象徴であるひざ枕を現在進行形で俺にしてくれているお人、美竹蘭。
あと、先程から顔が近いと思ったら寝ている。こんだけ近いと…その…息遣いが聞こえてきて…なんとも言えない感じになる。
やばい…踏ん張れ俺の理性。
とりあえず落ち着こう…多分起きたらろくな事にならない、それだけはわかる。本能的に。
…と動こうにも顔が近すぎて少し動けば鼻とか顔のどこかが触れそうでそれどころではない。
あえて言わせもらう、どうしてこうなった。
「ふぅ…あっぶねぇ」
とりあえず…何とかなった、蘭の寝付きが思ったよりも良くて普通に助かった。おかげで少し動かしても起きることなくそのままベッドに寝かせました、どうやって移動させたか?言わせんな。
まぁ、ヒントだけPrincesshug。
「…あれ?」
知らない天井…ではなかった、ついさっきまで見てた天井。
私は…あ、そう言えば倒れてたあいつをあいつの家まで連れて行って…。
少し遡って蘭が寝る直前。
「寝た…?」
見ると彼はソファに寝転び、眠ってしまっていた。
そしてソファの机には散乱した紙が散らばっていた、ノートが二、三冊。
見るとそれには私達の事が書いてあった、彼が恐らく朝の4時まで書き上げたというものだ。見ると本当によく書かれていた、自分の事は自分が1番分かっていると思っていたけどそうではなかった、彼はすごかった、要点をまとめてわかりやすく書き留めていた。半ば強引に誘ったから中途半端にやられると思っていた、でも違った。
彼は私達に本気で向き合うつもりなんだ、あれだけため息をついていても本気なのはこれを見れば明白だった。
「馬鹿ね…」
その後…なにをした?そこが曖昧でなぜか思い出せない。
何か…そこそこ大変な事をしてしまった気がする、
「おはよう、よく眠れた?」
「なんであんたは起きてるのよ」
「飯作ってる、なんか食べたいのある?」
「ないわよ…任せるわ…」
適当に料理を作ろうとしていると蘭が起きてきた、ちなみに今は17時くらいです。少し早めの夕食です。というか寝起きの蘭色々とすげえななんだこれ(語彙力)。
「それで?体は?」
「一応体温計で計って熱はなかったし、薬局行ってクスリ買ってきたから明日はちゃんと学校行ける」
「待って…あたしどれくらい寝てた?」
「そうだな…俺が起きたのが大体14時くらいで、そっから今起きたから最低三時間は寝てるな」
「三時間…」
蘭は恐る恐る着信履歴を確認している事だろう、俺がリビングにいる間も何回か…いや何十回と鳴ってたし。
「ごめんちょっと電話する…」
「おー、頑張れ」
レストインピース、寝起きの蘭は幼馴染4人に色々と聞かれましたとさ。そういや俺も…かかってきてたな電話。
巴、電話回数3回。
「もしもし…」
「やっと出た!」
「何?どしたよ?」
「どしたじゃないぞ!?倒れたから看病するって蘭から聞いた時は行こうとしたけど家わかんないし!蘭はなんでか知らないけど返信来ないし!」
あー、でしょうねさっきベッドに思いっきり寝かせたからな。
「あー、えっととりあえず蘭は一応疲れて寝るつって俺のベッドふんだくって寝てる」
やべぇちょっと事実(本当は膝枕をさせられててそれを俺がお姫様抱っこで自分のベッドまで運んで寝かせた)捏造ミスった。女の子からしたら男の子の家で男の子のベッドで寝てるっていうのはあれだったりすんのかな?。
「そうか…とりあえず二人とも無事なんだな?良かった…」
「おう、そうか」
巴に関してはこの懸念は考えなくても良かったと今更思ったわ、多分こいつそういうの興味無さそう。
「あ、蘭どうするんだ?」
「適当な時間で起こして家まで送る」
「分かった、とりあえずお大事になー」
「おう」
えっと…次は。
つぐみ、電話回数…21!?
21回っておま…。
「もしもし…」
「あ!もしもし!?」
「…つぐ、落ち着け」
「落ち着いてるよ!?」
「落ち着いてないから言ってるんだよなぁ…」
そもそも電話する前からおちついてないだろうなぁ…っていう証拠がな。なんか電話越しでもあたふたしてる様子が脳内再生出来てしまうんだけど。
「とりあえず、大丈夫だから俺も蘭も」
「良かったぁ…蘭ちゃんは?」
「あぁ…オレのベッドで寝…」
「え?なに?」
「いや…なんでもない、普通に寝てる」
「そっか、蘭ちゃん今日の練習頑張ってたし」
「おう、それじゃまたな」
「うん、お大事に」
結論、心配してくれるつぐは可愛い。
ひまり、電話回数、8回。
なんかさっきのアレで警戒しなくてよかろうなのでは無いだろうか。
「もしもし…」
「蘭と二人でいるの!?」
ピッ…
ヴー…ヴー…
「はい…」
「なんで切るの!?」
いや…ね、ひまりの頭の中が恋愛脳なの忘れてたって言うか…知られてたらめんどくさいだろうなって…いうか。
「誰の頭が恋愛脳って!?」
「お前だ、ピンク野郎」
ほんとに一週間しか過ごしてないのに俺がモカや蘭とかつぐとか一緒にいるとなぜか後ろでニヤニヤしている恋愛脳隠す気あんのかコノヤロウ。3人とも確かに可愛いけど出会って一週間でそれはねぇよ、目と目が会った瞬間好きだと気づく人もいるかもしんないけど。
「とりあえず、蘭も修人君も無事?」
「無事、蘭は寝てるけど」
「えぇ!?」
「おいそこでとまれ恋愛脳が」
「ぐっ!タイミングが完璧すぎる」
「お前自覚あんだろ…」
「それじゃまた明日ー二人共ごゆっくりー」
「棒読みじゃねえか」
…今んとこ一番ひどい会話間違いなくひまりとの電話だな…。
モカに関してはかけようと思った時にかかってきた。
「もしもしー?」
「はいはい、修人です」
「あー起きてたんだ」
「さっき起きたばっか、とりま熱は無い」
「他になんか悪い所とかない?」
「ない、大丈夫」
「蘭はー?」
「一応疲れたつって寝てるけど」
「どこでー?」
「俺の家のソファ」
「女の子はベッドに寝かせなきゃダメだよー?」
「あ、いいのね別に」
「うん、別に大丈夫だよー」
「そうか、それじゃまた明日な」
…とこんな具合だった。まぁ、多分そんなに長くはならんだろうけど…。
「あ、お疲れ様」
蘭が戻ってきた、なんか顔を俯かせてるんだけど大丈夫か?。
「どしたー?」
なんか返答がないんだけどあれ?どうしたマジでよ。
「おーい…なんかあったか?」
「…私」
「おん」
「帰る!」
「うん…うん?」
見ると蘭は電光石火で準備を整え何も言わずに俺の家を出た。
あとからつぐみに聞いた話だと女の子的には男の家で寝るのは女の子としてはかなり恥ずかしい事だったらしく、周りに知られたくなかったらしい、それで俺が言ってしまったのが原因らしく。
…待ってこれ俺が悪いの!?。
4000目指すとしんどくなるはっきりわかんだね