俺の夢見たバンド活動は何処へ   作:灰鳥

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( ˙꒳˙ )ファ


ハイテンポ曲を連続でやるとボーカルが死ぬ

「ふぅーー……」

 

「どうしたの」

「蘭か…いや、ホッとしてな」

「なんで」

「なんだかんだ、誰も赤点とってない事に」

「あー、それ」

「なんか最大の難関超えたわ、これ以上きつい事なんかねえわ…」

 

そう、本当にギリギリのやつはいた。だが、それでも赤点回避は赤点回避だ。無事に完遂することが出来た、オーダーコンプリート。

いやほんとに…大変でした、時間を縫って勉強させるの本当に大変すぎた。

だが…それは終えた、あとは2日後に迫った合同イベント。

それさえ成功させればしばし安息の時が俺を待っている、いやほんとに年末忙しい社会人の気持ちが分かった気がする。

ま、あと2日だしやる事はそんな無いし俺はコーチだし出ることも無いからな。補助に回るか。

 

…なんか今フラグ立てた気がする…気の所為だよな?。

 

まてこの発言がフラグじゃね!?。

 

「どうしたの?顔、青ざめてる」

「いや、心の中で立てたフラグに怯えてるだけだ」

「本当にどうしたの…」

「修人くーん」

「まりなさん…?」

 

なんか見るとまりなさんがこちらに手を振っている、何か手伝うことでもあるのだろうか…。

 

「行ってこれば?こっちは大丈夫だから」

 

そう言えば今の今まで俺達が何してたか言ってなかったな。さっきまで俺と蘭は2人で商店街に宣伝用のチラシを貼りに行っていた。ちなみにデザインは、花音とお燐さんと千聖さんだ。やっぱり女子って頼りになるよね、こういうの。

 

「分かった、あとは任せる」

 

そう言って俺は蘭を残してその場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「修人くん、話があります」

「え、なに?」

 

行った瞬間にそう言われて、俺の第六感が猛烈にブザーを鳴らしている。警告!警告!。

 

「君に合同イベントの最後のトリを飾ってもらいます!」

「は?」

 

誰かが俺にフラグ建築士のあだ名付けても文句言わねぇ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えーと…一から説明プリーズ」

「だって君、ロゼリアのみんなとかアフターグロウの皆に教えれるほど上手いんでしょ?それにあのtatuでしょ?」

「もうチャンネル消しましたけどね…」

 

やめてこれ思い出させないでお願い。実はと言うと俺はyoutubeのアカウントを削除して動画も全消去した。何故かと言うとは忙しくなりすぎたから、とりあえず金銭的にも余裕アリアリなので一旦動画投稿は辞めることにした。今は広告を付けずに趣味で新しいアカウントで暇な時に投稿している。Twitterも同様に一旦消去した。ネット上ではtatu死亡説とかtatu脅されてる説とか陰謀論とか上がってて少し笑えた。

 

「でも君がそれだった事に変わりはないし、技術はプロでしょ?」

「否定はしませんけど…やるとしてもメンバーは?」

「うん、こっちで集めてあるから。それと一人は君の知り合い」

「俺のですか?あそこの25人の中の誰かとか?」

「うんうん、違うよ。あ、来た」

「え?」

「待たせたなぁ!修人!」

「うわぁ、聞こえたくない声が聞こえた」

 

あーこの声知ってるよ、あのドラムバカだよ。見なくても分かるよもういいよ。まぁ一応見るけど。

 

…うん、高田だね。間違いなく高田だね、あの茶髪と台車に乗せたドラム一式は高田だね。

 

「なんでお前がここに…」

「面白そうなのやってたからな、それに俺は元々ここの常連だ」

「いやー、これ思いついた時にメンバーの子考えてたら真っ先に高田くん出てきてソッコーで電話したよー」

「なんでそういうとこで行動力発揮してんくだよぉぉぉ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで、他のメンバーは?」

「俺が集めた選りすぐりのここのオールスターだ、期待しとけ」

「曲は?」

「IMAGINARY LIKE THE JUSTICEと海色と君の神様になりたかっただ」

「全部ハイテンポじゃねえか!?」

「ちなみに多数決取ろうとしても無意味だぞ、俺含めお前以外はこれに納得してるし、むしろやりたいとさ」

「あー…疲れるなぁ」

「他のメンバーは俺と同じで1つを極めてフリーでやってる連中だ、合わせんのは一回で十分だとさ」

「了解、いつ来る?」

「あと20分ぐらいか…そろそろ準備しとけ」

「了解」

 

今いるここは本番でも使うステージの舞台袖、そこで俺は譜面を目に焼き付けていた。だって俺はいまさっき知らされたのに、こいつら2週間前から知ってるんだぜ?無茶ぶりにも程があるだろうが!?。

 

「んで…ずっと気になってんだけど」

「あ?どした?」

「すみません!なんで全員座って観戦準備バッチシ整えてんのぉ!?」

「なんだ今更か」

「お前なんでそんな平然としてられるんだよォ!?」

 

現在、ステージの反対側の客席では主役の5バンド全員が座っています。なんでだよ、おかしいだろぉぉぉぉ!!??。早く帰れ、そしてはよ寝ろ!。確かに明日は土曜日だから夜更かししても多少は大丈夫だけど、はよ帰って寝て!?。

 

「はぁ…やるしかないか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし、全員揃ったな」

「おう、揃ったぞ」

「それじゃ、うるさいお客もいるんで簡単に自己紹介してさっさと始めようか」

 

そうして俺は自己紹介をした。

 

「よし、俺はギターボーカルの崇原修人だ。修人でいい」

 

「俺はドラムの髙田、髙田隼人だ。よろしく」

 

そして高田。

 

「僕はベースの綾島玲於、玲於でいいよ」

 

玲於…か、イケメンだな。ていうかほかの2人もビジュアル値たっか…。

 

「俺は…こう見えてキーボードだ、名前は遠江裕之。よろしく」

 

確かに…なんかギターっぽい雰囲気出てたからギターかと思ったけど違ったわ。

 

「それじゃ、俺が最後だな。リードギターの桐原拓也、よろしくな」

 

頼りがいありそうなナイスガイだな、こいつ…。モテそう、くっ…頭が。

 

「それじゃ、リーダーどうする?」

 

そう拓也が言うと…

 

「修人、やれ」

「なして!?」

 

高田、後で締める。なぁんでこれ以上面倒事を…。

 

「とりあえず仮だ、今は時間が惜しい。それにお前が一番適任だ、実力的にもな、冗談抜きでな」

 

そう、高田が柄にもなく本気の表情でそう言うので断りきれず…。

 

「分かったよ…やるよ、よし。それじゃリハ始めるぞ」

「「「「OK」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし、いい…感じか?」

「そうだな、玲於はどう思う?」

「いいと思うよ、あと一回念のために確認で合わせてみればいいと思う」

「そうか…裕之も拓也も同じか?」

「あぁ、問題ない」

「俺もそれでいい」

 

始まってみると意外と一体感があるというか実力的には俺達は並んでるからか、スムーズにすすんだ。結局30分かからず全三曲の確認は終了した。いやマジでこいつらすげぇ…プロ顔負けじゃねえか。

 

「よし、通すか。まりなさん!照明落として!」

「はいはーい」

「それじゃ…やるか?」

「おう」

「うん」

「よし」

「OK」

 

「じゃあ…まず、一曲目を通しでやるぞ」

「わー!頑張れー!」

「モカ…はぁ…でもありがと、少し緊張ほぐれた」

「ここで緊張しているようじゃ本番が思いやられるわね」

「友紀那さん辛辣、でも聞いた後に同じセリフが言えますかね…」

 

さて…俺らしくない挑戦的な発言をした所で俺はステージに登った。

 

「よし…高田」

「了解、スリー…トゥー…ワン」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「しゃあっ!決まった!」

「自分で言うか…ま、悪くはなかったけど」

「うん、いい感じだった」

「だな、本番でもこれぐらいを出せれば…」

「いや、本番はもっといいのをやろう」

「そうだな…本番は今の倍は出せる」

「ハードル上げてくなぁ!?ボーカル大変なんだよォ!?」

「まぁ、気持ちは分かる。だが頑張れ」

「にしたってこの曲はほんとに弾いてて楽しいわ、何回でも弾きたい」

 

結論から言おう、最高。これ以上ないくらいにいい出来だった、本番でもこれくらい出せれば問題ないだろう。俺達はトリだ、派手にやろう。

 

「…よし、解散」

「おう、お疲れー」

「あとは当日?」

「あぁ、明日は客席に座ってる主役のリハがあるからな」

「了解、それじゃまたー」

 

そう言って、高田達は帰って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱり凄いんだなぁー」

「何がです?」

「さっきの修人達の歌だよ、本当に凄いよ!」

「そりゃどうも」

 

あれから数時間が経過し、またマックに来ています。あのあと、5バンドも解散となり、帰っていたらリサ姉の強襲を受け引っ張られ連れてこられたのがマックという訳だァ!。なんでもリサ姉のバイト先だそうでここ。日曜のバイトを休むのを伝えるのに俺を連れていく意味に関してはさておいて…。まぁその場の流れで食べる事になって、代金は俺が払って、リサ姉と俺で同じシェイクを2つ頼んで適当にだべってたという訳だァ!。

 

「うーん、やっぱり友紀那の目は正しかったって事だねー」

「それ今更ですか…」

 

もはやひと月半…だよな?、うん、きっとそうだ。ひと月半教えてきて改めてそう言われるとなんか少し照れるような、いや待てなんで照れてんだ俺?(支離滅裂な思考発言)

 

「というか…明日はリサ姉達がリハなんですから、早めに帰らないと」

「そうだね、飲んだら帰ろっか」

「俺もう飲みました」

「はやっ!いいじゃんー、もうちょっと話そうよー」

「とりあえず飲み終わるまでですよ」

「やったぁー」

「ちゃんと飲んでくださいね?」

「送ってって 」

 

やめてください、そんな可愛い顔してお願いしないでお願い。照れるし尊い…じゃない!ちがうだろぉぉ!。…リサ姉が本気出すと花音やモカやつぐよか破壊力あるよな…。

 

「…分かりました、だから早く飲み終わってください」

「はーい」

 

結局なかなかその後30分してようやくマックから出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「というか送るの決まってたならマックで時間稼ぎする必要なかったんじゃ…リサ姉の家遠いんですから」

「あ、そうじゃん」

 

この人たまに馬鹿だよな…、ロゼリアの中だと紗夜さん、お燐さんと来て3番目にしっかりしてると思う。友紀那さん?あー、猫絡むと人格変わるからノー。ん?なんでリサ姉の家までの距離を知ってるのか?だって?

 

…深く考えるな。

 

「まぁ、もう着きますけど」

「それじゃ、明日もよろしくね」

「それが仕事ですからね、しっかりやらせて頂きます」

「いやー、頼りになるコーチさんだ」

「さいでっか、それじゃまた明日ー」

「うん、またねー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




感想と評価、どしどし受け付けてます!。こうしたらええよ?とかここちゃうやろぉ!?ってとこバンバン言ってください!。基本的に深夜テンションで書いてるので誤字ってるとこもあるかもなのでそこもお願い致しやす!。
他力本願すぎじゃね?いや気の所為だ。
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