俺の夢見たバンド活動は何処へ   作:灰鳥

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なんか短編集みたいな感じになりそう、感覚的に言えば夏休み始まるまでの日常とでも思ってくれればいいです。
それとスランプすぎて買い物ネタ思いつかないので番外編にしました。


テスト間から夏休みまでって妙にソワソワするよな

「うにゅー…」

「なんつう声出してんだ…」

 

というかうにゅーとか言うやついるんだな実際、まぁ可愛いからいいけどな!。

例によって状況説明をしよう!。

あの例の合同ライブから、まる1週間と2日経ったある日。練習終わりにモカが山吹べーカリーに行くーと言うのでついて行った。その後公園で眠くなったとか言って俺の膝でマジで2時間くらい寝てた次第でございます大佐ァ!。

 

「ねーむーいー…」

「じゃあはよ家帰れや…」

「送ってってー」

「俺もうおんぶはやだかんな、歩けよ?」

「けちー…」

「それが普通だわ!」

 

あのすいません、罪悪感湧くのでマジで寂しそうな顔すんのやめてくれます?。心に来ます、ハートに。グサリとええはい。

 

「仕方ないなー」

「人間として歩いて帰ることは普通だよ!?」

「はむ…」

「パン食ってんじゃねえよ!」

 

おれ最近モカの甘えがすごい気がするのは気の所為?違うよね?たぶん最近甘えのレベルやばいよね?。(最近と言っても投稿間隔開けてるからぶっちゃけ(殴))

 

「というか、モカって太らないよな」

「急にどうしたのー?」

「いや、巴は和太鼓とかドラムやってるからまだ分かるけどモカってなんで太らないんだ?」

 

まぁ、俺は太るとか結構気にするタチだから人のそういう事情は気になったりする。afterglowの人達って食べてるイメージあるけど全然太らないよな、つぐみぐらいだよ普通なの。蘭はボーカルでカロリー消費してるし、ひまりは栄養貯めとく袋あるし。ギターって貶してる訳じゃないけどそこまで体力消費する訳じゃないんだよな。モカってライブ中も俺とか香澄とか日菜さんとかみたいに暴れ…動いてないしな。

 

「ひーちゃんにカロリーを送ってるからー」

「…おう」

 

ひまりがいつまでもカロリーで悩んでる理由を垣間見た気がする、ひまりの一部分の成長期はモカの食欲が落ち着くまで続きそうだなー。

 

「ほら、行こー」

「そうだな…暗くなる前に帰るかー」

「もう大分暗いけどねー」

「誰のせいかなー」

「誰のせいだろーねー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それでまた家まで送って行ったと?」

「そうだよ(便乗)」

「今の声どっから出したんですか!?」

「企業秘密です」

「なんですかそれ…」

 

流石に清く正しい、紗夜さんにこの手のネタは教えられない、というか教えたくない。紗夜さんは純粋なままでいてくれ。

 

「最近、帰るのが遅くなって夕食をおろそかにしていませんか?」

「大丈夫ですよ、体は頑丈な方なので」

「寝不足で体調崩したんですよね?」

「ちょっと待ってくださいなんで知ってるんですかそんな3ヶ月も前の事!」

「羽沢さんから聞きました」

「つぐぅ…」

 

なんだろう、なんか、裏で俺の知られたくないことが秘密裏に皆で共有されてる気がする。

 

「なんでも美竹さんに看病までして貰ったとか」

「もういいです、傷口抉らなくて!」

 

もうやめて!俺のSAN値は零よ!

 

「とにかく…あまりいい加減な生活にならないよう気をつけてください」

「はいはい…」

 

なんか、日菜さんと紗夜さんて本質的に真反対だよな…。

この間、どういう流れでそうなったかは覚えてないけどリサ姉とモカと蘭と紗夜さんと日菜さんでうちで料理作ろうということになって、なお結果から言うと1番うまかったのは意外にも蘭でした。2番目にリサ姉。

和食が美味すぎなんだよなぁ…、なんか美竹家は生け花の家らしいし。和が強いんだろうな。モカはまぁそれなりだった、出てきたのパン5個ぐらいだったけどな、1つ食べかけだったけどな!。

もちろん食べてないぞ、蘭がスライディングでもぎ取って食べてた。お前もうサッカーやれよ、みんなの信頼厚いけど止められないあの先輩を助けてやれよ。

 

話が逸れた、それでだ紗夜さんの料理が1番安定してた、なんというか料理してるとこ見てた限りだとめちゃめちゃ分量にこだわってた。なんかもうミリとかグラム単位で。

逆に日菜さんの料理食う時の俺の心境は結論から言おう、モ◯ハンのハンターがドキドキキノコ食う時ってこんな気持ちなんだろうなぁ。

という心境でしたねええはい、なんかね料理してる風景がカオスすぎてね。なんかオリーブオイルをどこぞのもこ◯ちみたくかけようとしてたけど完全に分量オーバーでしたねあれ。そんで紛らわすとか言って七味大量に入れてたよな…。

でも何故か美味かったんだよなぁ…ほんとに何でぇ!?。

ロシアンルーレットで当たり引くのってこんな気分なんだろうなぁ…。

 

「そうだ、この後時間あります?」

「ありますけど…」

「マッ◯行きません?」

「あなた、今の私の話聞いてました?」

「…行かないんですか?」

「…行きますけど」

 

前言撤回、真反対じゃねえわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「という事があったのさ」

「それあたしに話してどうなんの…」

 

あ、一応言うけど今いるここはある日のcircleな、そこ忘れんな。

2人って訳じゃないぞ、蘭にもたれて寝てるつぐも合わせて3人だ。今日は巴が夏祭りの和太鼓の練習とモカはバイトだ。ていうか夏祭りか、もうそんな季節か…。

 

「ほら、なんでもないけど話してみたい事ってあるやん?」

「あたしはそんなに…ないこともないかな」

「マジ?あんの?」

「ほら…その…こないだ、あんたの家でご飯作ったじゃん?」

「あー、あったな」

「そんときに…さ、私の作った料理…どうだったのかなーって」

「あぁ、蘭が1番美味かったぞ」

「…ほんと?」

「嘘ついてどうすんだよ」

「そっか…良かった…」

 

いやほんとに、またつくってくんねぇかな…。今度体調崩したら蘭に和食作ってもらおう、そうしよう。

というか、ずっと我慢してたけど今我が大天使ツグエルの寝顔激写する大チャンスじゃね!?。

 

「何してんの?」

「つぐの寝顔を撮ってる」

「…この…ド変態!」

「はうあ!?」

 

薄々分かってたけど男にはやらねばならぬ時があるんだよ。

ソースは俺。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「という話があってだな…」

「えっと…今の話だけ聞くとシュウくんがつぐみちゃんの寝顔撮ろうとしてた事が露呈したような…」

「花音、分かってるなら言わないで欲しかったな…、あの全力腹パンを思い出しそうだ…」

 

稀によくある蘭のクリティカルだったからな、しばらくはトラウマもんだ。

それでまぁ…今は夏休み前最後の土曜を偶然楽器店で会った花音とそのまま商店街をブラブラして結局circleの前のカフェでパフェを食べながら幼馴染トークに花を咲かせているところだ。それと珍しく今日はポピパもハロハピもロゼリアもパスパレもアフターグロウもいなかったな…。

 

「それにしてもさ…、なんかモカちゃんって3ヶ月前に初めて会ったにしてはやけに仲良いよね、シュウくんと」

「嫉妬?」

「違うよ!」

 

たまにこうやってからかうといい反応するから花音と一緒にいると飽きないんだよな…。

 

「もう…でも、シュウくんが私は例外として…」

「さらっと自分を、例外に「なに?」ナンデモアリマセン」

「シュウくんが私は例外としてもだよ?なんかモカちゃんのシュウくんに対する関わり方がなんから近いというか…なんというか」

「距離感が近いってこと?」

「そうなのかな…?」

「そこで俺に振られても…いや、なんか分かるかもな…」

「え?」

「いや多分な、1番、一緒にいる時間が長いのがモカなんだよな」

 

バイト先は一緒だし、行きつけのパン屋は一緒だし。バイトに関してもパート被ってないのは今日だけで他は大抵モカと一緒だからなぁ…。

 

「まぁ、仲の良さにそこまで差があるわけじゃないぞ?アフターグロウとかロゼリアの人達は確かに普段関わりまくってるから頭1個抜けてるけど、ポピパとかパスパレとかハロハピとかは基本的に喋ることあんま無いしな」

「へぇー、じゃあ…その…私は?」

「特別枠だな、花音は幼馴染だしなんでも話せるし」

「そ、そっか…良かった」

「何がよかったん?」

「ん…なんでもなーい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こうして見ると俺のこの一週間なかなかに内容濃いな…」

「いや薄いよ、モカからなんでそんなに繋がるのか不思議でしょうがないよ」

「えー」

 

はてさて、終業式を明後日に控えたその日。

俺は、リサ姉に連行され地元で有名なラーメン屋に来ていた。

ちなみに代金は俺持ちだ、なんでそうなったかはあえて聞くな。

にしてもここは雰囲気がいいよな、ドラマとかで出てきそうだ。

 

「そうだ!修人!」

「なんでしょ?」

「夏休み始まったその週の土日って空いてる?」

「んー、空いてますね。なんでしょ?」

「合宿行こ!合宿!」

「そうですね、暇ですし…ん?」

「やった!これで全員来れ…」

「待て待て待て待て!」

「あ、やっぱりダメ?」

「いやダメじゃないけどちょっと待って!。色々言いたいことあるんだけどひとまず…そうだな、合宿ってのはどこで?」

「えっとねー、なんでもこころがこのために用意した別荘があるらしくてね?」

「おい、それでいいのか、それでいいのか黒い人たちぃぃぃ!!!」

「そこで、5バンド合同で夏合宿!2泊3日!タダ!」

「土日って聞かれたのにおもっくそ月曜まで持ってくんですかそうですか」

「だって暇でしょ?」

「そうですね、さっきまで暇でしたよ!」

「行くの?」

「分かりました…行きます」

「やったー!集合は金曜の夜の10時ね!忘れないでよ?」

「忘れてても起こしに来るか、連れ去られるだろうなぁ、あ、ラーメン来ましたよ」

「楽しみだなー」

 

まぁ、満点のリサ姉スマイル見れたからよしとしますか…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ…そんなこんなで。

 

「夏休みだァァァ!!!」

「イェーイ」

「「…何だこのテンション」」

 

ひまりの号令にモカが呼応し、巴がヤレヤレカマしている惨状を見て、俺と蘭はそう呟いたとさ。

 

 




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