番外編です。
※これは地の文を書く事が死ぬ程苦手な作者が、頭空っぽで仕上げた『誰が話しているか分かりずらい上に山も谷も無い内容のお話』です。ご注意ください。
「ねえ」
「何?」
「とっくに
「……どういう意味かしら?」
「後三年もしたら絵的にキツくない? 例えば胸が垂れ――」
「ふんっ!!」
「なにすんのよ……例えば胸が垂れてきたり、お腹の贅肉が強調され――」
「ふんっ!!」
「……分かったわよ言わなきゃいいんでしょ言わなきゃ……ま、このままSONGでエスカレーターが妥当な所よね」
「ええ、機密関係から考えても、そうなると思うわ」
「……しょーもな」
「しょうもなくて悪かったわね!」
「はぁ~、どうせならキラキラの衣装来て、アイドルやるくらいの根性見せなさいよ……」
「絶対に嫌」
「歌は嫌い?」
「好……嫌いじゃないわ」
「じゃあアイドルやりなさいよ」
「それとこれとは別」
「……困ったわね」
「……ちょっと、何よ今の微妙な間は」
「……言っても怒らない?」
「怒るわね」
「忘年会のアンタの出し物、ワンマンライブって言っちゃった」
「ふんっ!!」
「……今のでチャラね」
「そんなことはどうでもいいから、早く訂正して来なさい」
「……どうしてもダメ?」
「駄目、一人は恥ずかしいもの」
「……じゃあアタシも一緒に歌うから、それでいいでしょ」
「……それなら、まぁ……」
「何歌う?不死鳥のフランメ?」
「歌うのはもう決定なのね……常識的な範囲ならなんでもいいわよ」
「他には……星天、星天……ギャラクティカマグナム?」
「ギャラクシィクロスね」
「そう、それ――よし、フランメでいくわよ」
「私に聞いた意味あったの?」
「無いわね」
「正直でよろしい」
「練習した方がいい?」
「当然よ」
「めんどくさ……」
「貴方が言い出したんでしょう、それくらいは頑張りなさい」
「はーい、アタシにお任せでぇーっす」
「……そろそろ戻りましょうか」
「そうね」
「今日の仕事も後半戦、頑張りましょう」
「はーい」
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「最近、娘に冷たくされている気がしてな」
「遅れてきた思春期でしょうか?」
「わからん」
「困りましたわね……」
「ああ」
「……それ以外で、変化はありますか?」
「無い、至って普通だな」
「そうですか……困りましたわね」
「ああ」
「……時間ですね」
「そうだな」
「それでは、第四十五回を始めましょうか」
「楽しみだ」
「ふふ、焦る事はありません」
「そうだな」
「様子がおかしい理由も、歌を聴いている内に閃くかもしれませんね」
「だといいが」
「この怪しい会合が原因に決まっているでしょう!!!!!!!」
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「先輩」
「なんだ?」
「どうやってそんなに大きくなったんですか?」
「ぶーっ!!」
「教えてください」
「お、おまっ、いきなり何を……!」
「私、毎日牛乳飲んでるんです」
「えっ、そっ、そうなのか……」
「でも、変わらないんです」
「……こんなもん、ただ重いだけで――」
「は?」
「悪い」
「許します、教えてくれたら」
「教えるも何もあたし、なんもしてねーぞ?」
「なんでもいいので、アドバイスをください」
「うーん……遺伝?」
「それはアドバイスじゃなくて、死刑宣告です」
「そんな事言われても……あっ、豊胸手じゅ――」
「天然素材百パーセントじゃなきゃ嫌です」
「……そもそも、なんでそんな事言いだしたんだ?」
「……『また下着がキツくなったのデス……牛乳を毎日飲んでる所為デスかね?』だ、そうです」
「あっ(察し)」
「今日は帰ります。明日までにアドバイスを考えておいて下さい」
「えぇ……(困惑)」
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「家族との仲はどうだ?」
「バッチリだよ!」
「そうか」
「あっ、お母さんがまた遊びに来てねって!」
「気が向けばな」
「フラワーにも一緒に行こうね!みんなで!」
「確かお好み焼き……だったか?」
「うん!焼いて、ひっくり返すのが楽しいんだよ!」
「映像で見た限り、かなり高度な技術を要求される料理のようだが……」
「大丈夫!私が教えてあげる!」
「助かる」
「なんの話をしてるデスか?」
「お好み焼きの話だな」
「なんデスと!? ま、まさかあたしに黙って――」
「落ち着け」
「違うよ~、みんなでフラワーに行きたいねって話!」
「もー!紛らわしい事を言わないでほしいのデス!」
「言ってない」
「ごめんね!」
「罰として今日は、三人で食べ歩きに出掛けるっていうのはどうデスか?」
「何故そうなる」
「いいねいいね!」
「さぁ、早速出発デス!」
「手を離せ馬鹿者」
「行こう行こう!」
「手を離せ大馬鹿者」
「リクエスト受付中デス!」
「さーん、にーい、いーち……」
「………………たい焼き」
「決まりデース!」
「わーい!」
「太っても知らぬぞ」
「……明日から頑張るデス」
「……うん、私達は今日を生きてるんだよ」
「相も変わらず愉快だな、お前達は」
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「ねえ」
「……なんですか?」
「……なんで警戒してるの?」
「嫌な予感がするからですけど」
「大当たりよ」
「やっぱり……」
「味覚が欲しいんだけど」
「その願いはボクの力を超えています」
「本気出しなさいよ」
「出してます」
「神様パワーでなんとかならない?」
「あれは唯の力の集合体に過ぎません」
「ゴミね」
「はい、ゴミです」
「触覚か嗅覚でもいいわよ」
「キャロルが危険な予感がします」
「よく分かったわね」
「長い付き合いですから」
「なんで敬語なの?」
「すごく警戒してるからです」
「本題に入っていい?」
「はい、どうぞ」
「今、ゴリラに追われてるんだけど」
「いつものですね」
「返り討ちにできるアイテム無い?」
「あったとしても絶対にあげません」
「ケチ」
「反省してください」
「反省したわ」
「そうですか」
「アイテムは?」
「そんなものはありません」
「知ってる」
「投降しましょう」
「弁護士は?」
「それくらいならしてあげます」
「ありがとう」
「はい」
「それじゃ、最後まで足掻くとしますか」
「いってらっしゃい」
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「ごめん、やっぱり私は……一緒に行けない」
「信じてたのに……バカ!」
「えへへ、バカなんです……だからこれ以上勉強したくないんだよ!」
「一緒に進学できると思ってたのに……」
「ここに就職すれば、一緒にいれるよ!」
「就職って……今のままじゃ私、何にもできないんですけど?」
「進路の話か?」
「そうです!」
「私はどうすればいいんでしょう?」
「近場の四年制大学、或いは短大に進学しつつこちらへと通い、技術を学ぶ……そして卒業後に合流するのはどうだ? お前なら、司令も特例で席を設けてくれるはず――というか以前のように、あの人形が押し切るだろう」
「さ、流石は先輩だ!」
「それほどでもない」
「参考になりました……でも、もうちょっとだけ考えていいですか?」
「ああ、もちろん」
私の筆が止まる時は、99パーセント地の文を書いている時です(会話文を書くのが得意とは言っていない)
次回も読んで頂けると嬉しいです。