ガリィちゃんとわたしたち   作:グミ撃ち

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第六十八話です。




第六十八話

 

 

『アハハハ! 逃げてるだけじゃアタシには勝てないんだゾ!』

 

『(っ!――やられっぱなしじゃ、いられない!)』

 

『おッ?――おおッ!?』

 

 

『…太刀筋が鋭くなっているわね。それに、貴方自身も以前とは雰囲気が違いますし…』

 

『(くっ…! 早急に二人の救援に向かわねば…!)』

 

『ふふ、そんなに仲間を心配するなんて優しいのね』

 

 

『わぷっ!』

 

『アハハハ! 熱くなってるアンタの頭を冷ましてあげたんだから感謝しなさいよね~♪』

 

『…決めた、手足を吹っ飛ばしてからお前の頭でサッカーしてやる…!⦅殺意⦆』

 

『ありゃ、余計に怒っちゃった? クリスちゃんこわ~い☆⦅煽り⦆』

 

 

 キャロルとレイアが去った後の戦場、そこでは三人の装者がそれぞれ一体ずつオートスコアラーを相手取っていた。

 

「…やはり、押されているか」

 

「抜剣が使えない上にキャロルとの戦闘で消耗している事も考えれば、こうなってしまうのは仕方がありません。後は援軍の到着を待ち、皆さんの力を信じるしか…」

 

「あの子達が着くまでどうにか持ちこたえなさいよ、貴方達…!」

 

 その状況を司令室のモニターで見守っていたS.O.N.G.の面々、彼らは装者達が徐々に追い詰められて行く状況を歯がゆく思いながら見つめていた。

 

「状況は最悪…だが、ここを凌げば勝機は――」

 

「っ!?――司令! 翼さんが…モニターを!」

 

「っ!? どうした!――これは、なんだ…!?」

 

 援軍の到着を待つ弦十郎達だが、非情にも事態は彼らにとって最悪の方向へと移って行く。その最初の犠牲者は…。

 

 

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「しらべぇー! もっと速度は出ないんデスかー!?」

 

「切ちゃんを乗せてるから、これが限界…」

 

「えっ…そ、それはあたしが重いってこと…?」

 

「…そんな事、ないよ?⦅目逸らし⦆」

 

「…目は口ほどに物を言うとは、こういう事なんデスね…⦅遠い目⦆」

 

 一度は司令室に帰還した切歌と調は現在、再び戦場へと向かっていた。ちなみに移動手段は調の禁月輪に切歌が同乗しており、二人は響達の下へ着くまであと僅かのところまで来ていた。

 

「…見えた…! 響さんとクリス先輩、それに…――!?」

 

「っ! 調、このまま突っ込んでぶちかましてやるデス!」

 

「――うん、しっかり捕まってて!」

 

 そして遂に戦場に辿り着いた二人が見た光景、それは…。

 

 

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「(はあぁぁぁっ!)」

 

「苛烈であり、それでいて情熱的…ですけれど――」

 

「っ!?――くあっ!」

 

「――私には届きませんわ」

 

 風鳴翼は強大な力を持つ敵を前に苦戦を強いられていた。既に繰り出した剣撃は数知れず、しかしその中の僅か一太刀ですらファラに届く事は無く、逆に弾き返された衝撃で翼が吹き飛ばされるという状況が続いていた。

 

「…ま、まだだ…! この身は剣…この程度で折れるような鈍らではない!」

 

「そう、まだ諦めていないのね。…それでは、頑張り屋さんの貴方に私の手品を見せて差し上げましょう」

 

「…? 貴様、何を…?」

 

 依然闘志を燃やし続ける翼に対し、ファラは不敵な笑みを浮かべながら剣を翼に向ける。そして…。

 

 

「貴方の剣…いえ、貴方自身を粉々に打ち砕いて差し上げます。ふふ、その覚悟が貴方にはあるのかしら?」

 

 

「っ!?――戯言を!」

 

「戯言かどうかは終わった後に分かりますわ。もっとも、貴方が逃げずに立ち向かう事ができればの話ですが」

 

「…いいだろう、私の全てをこの一撃に注ぎ貴様を打ち砕いてみせる…!」

 

 挑発と言っても過言ではないファラの発言に乗り、必殺の一撃を繰り出すための構えを取る翼。対するファラは不敵な表情を崩さぬまま、剣を掲げ迎撃の構えを取った。

 

「ふふ…」

 

「…(ここで剣を砕かれるような事など許されるはずがない…。だが、もしも…)」

 

 共に構えを取る両者だが、余裕のある表情を崩さないファラに対して翼は焦るような、そして追い詰められたような表情をしておりその表情は対照的なものとなっていた。

 

「――っ! 来なさい…!」

 

「(っ! はあああぁぁぁぁぁっ!)」

 

 そして不安を振り切るかのように翼は歌いファラへと迫る。彼女が選択したのは小細工無しの真っ向勝負、その身に青き炎を纏い目前の敵を打ち倒さんと疾走する。

 

 

 キンッ!

 

 

「っ――重いっ!」

 

「(人である事を捨てた私の全て! 貴様如きに止められは――)」

 

 真正面から受けとめたファラの表情を見た翼は自身の優勢を確信し、更に剣に力を込め敵を倒そうと――。

 

 

 

 バキンッ!!!

 

 

 

「――――――え?」

 

 

 しかし、彼女の全てを込めた渾身の一撃は敵に届く事無く、その剣は粉々に砕け散った。

 

 

「確かに貴方の剣は以前より遥かに研ぎ澄まされ、鋭くなっていましたわ。ですが…」

 

 

「もっと早くに気付くべきでしたわね。その切っ先が鋭利になればなるほど脆く、折れやすくなるという事を」

 

 

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「翼さんっ!?」

 

「アハハハ! お前結構強いナ!」

 

「――くっ!」

 

 

「先輩っ!? くそっ、助けに――うあっ!」

 

「はい、今ので四回目。…アンタ、何回死ねば気が済むの?」

 

「――コイツ…!」

 

 

 翼の剣が砕かれた瞬間を見てしまった響とクリス。彼女達は翼を救おうとするが、目の前の敵がそれを許してくれるはずもなくその場に釘付けにされていた。

 

「ニシシシ♪ 負けたアイツはこれから分解されるんだゾ、ガオ~!!⦅無邪気⦆」

 

「っ!! そんな事、絶対にさせない!」

 

「――今のは惜しかったナ! もっと怒って強くなればアタシに届くかもしれないゾ!⦅ご機嫌⦆」

 

 響はお遊び気分のミカ相手に善戦していたが、いまだに一撃を入れられず焦りだけが募っていた。

 

「はい、五回目♪…お仲間が心配なのは分かるけど、狙いが雑になってるわね」

 

(…おい、遊ぶのはいいけども)

(ガリィコーチはやめろ…!⦅半ギレ⦆)

 

「いちいちうるさいんだよお前は! とっとと死ね馬鹿!!!」

 

「…はぁ、そんな大技ばかりでアタシに当たるわけないでしょうが…。そんなに当てたいならもっと小技も使って牽制してからにしなさいな」

 

(おい、聞けよ)

(やめて、また痛い目に合っちゃう…!)

 

「っ! 黙れって…言ってるんだよ!!」

 

「っと危ない危ない。そうそう、そんな感じで相手の逃げ道を塞ぐのが正解よ。 ま、アタシには当たらないんだけど♪」

 

(聞・け・よ!⦅全ギレ⦆)

(危ないって事は当たりかけてたんじゃないですかヤダー!)

 

 クリスはガリィに翻弄され遊ばれていた。というか切歌達の時に痛い目にあったはずなのにガリィコーチがまた出勤していた。⦅呆れ⦆

 

 

 

 

「っ!? 駄目、やめてぇぇぇぇ!」

 

「っ!? 立てよ先輩!あんた何やってるんだよ!」

 

 

 それからもミカとガリィに翻弄され続ける二人は翼の救援に向かう事ができないままでいた。翼はまるで魂を刈り取られたかのようにその場で顔を伏せ座り込んでしまっており、目の前のファラに無防備な状態を晒してしまっている状態である。そしてやがて、ファラが翼に止めを刺さんとゆっくり歩を進めるのだが…。

 

 

 

「なんと…イガリマァァァァァッッ!!!!!」

 

「…これはシュルシャガナだよ、切ちゃん」

 

 

 

 その進路を塞ぐかのように突然、暴走車両がファラに向かって突撃して来たのである。

 

「っ!?――な、何…?」

 

 そしてファラはそれをあっさりと避けた。切歌が叫びながら突撃して来たので回避するのは余裕だった模様⦅悲しみ⦆

 

「避けるなんて反則、反則デス! 調、ワンモア!」

 

「…切ちゃん、車は急に止まれない、だよ?」

 

「…万策尽きた、デス…⦅遠い目⦆」

 

 なお切歌は避けられた原因が自分だと気付いていなかった模様。ちなみに調はそれに気付いていたが、言ってしまうと切歌が泣いてしまうかもしれないので黙っていた。⦅優しみ⦆

 

 

「「ええ…⦅困惑⦆」」

 

(((えぇ…⦅困惑⦆)))

 

「切歌ちゃん!調ちゃん! チャレンジする事を諦めないで!⦅真顔⦆」

 

「おオ~っ!!! すごいすごイ!アタシもあれやりたいゾ!」

 

 そしてこれにはガリィとクリスも戦闘を中止せざるを得ない程困惑である。なおもう一つの戦闘も違う意味で中断された模様。

 

 

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「「「「「「えぇ…⦅困惑⦆」」」」」」

 

 S.O.N.G.司令室、そこにいる全員の気持ちは一つになっていた。

 

「…あれ、切歌が叫ばなかったら当てられてたわよ…何をやっているのあの子は…」

 

「心からの叫びを、抑える事ができなかったか…」

 

「で、でもお二人のお陰で悪い流れは断ち切れたはずです!⦅精一杯のフォロー⦆」

 

 その原因はもちろん切歌である。何故か声を上げながら突進して行く彼女を司令室の面々は驚愕の表情で見つめ、そして案の定回避された瞬間に全員の表情が困惑へと変わった。

 

「…翼の様子はどうだ?」

 

「先程から通信を試みてはいますが返答がありません…一体、どうしてしまったのでしょうか…?」

 

「二人に伝えろ、『無理な戦闘は行わず、翼を救助し帰還しろ』とな」

 

「っ! しかし、それでは残った二人に負担が…」

 

 切歌ショックから気を取り直すかのように翼の様子を確認する弦十郎。そしてその芳しくない状況を理解した弦十郎は翼は戦闘不能と判断し、切歌達にその救助を行わせることを決めた。

 

 

「…その穴は俺が埋める」

 

「…司令、まさか死ぬ気…ですか?」

 

「なあに言ってやがる、そう簡単にくたばってたまるかよ!」

 

「…そう、ですか…」

 

 自分が出る、という弦十郎の表情を見たNINJA緒川は彼が決死の覚悟だという事を悟る。敵がアルカノイズを展開すると分かっている上でこの男は行くのだ、それを止めるのが難しい事を司令室の面々は皆理解していた。

 

 

 

「っ!――司令、モニターを!」

 

 

 しかしその覚悟は無駄に終わる事になる…何故なら…。

 

 

「なんだっ!――馬鹿な、この状況で撤退だと…?」

 

 

 モニターに映る三体のオートスコアラー、その全てが突然撤退したのである。

 

 

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『ファラ、ミカとその大馬鹿者を連れて帰還せよ。呪いの旋律を回収する事が不可能である以上、その戦闘を続ける事に意味は無い』

 

『っ…はい、マスター』

 

 ものすごく微妙な空気が流れている戦場、その流れを変えたのはシャトーに帰還しているキャロルの言葉だった。彼女は帰還命令を出し、この戦闘を切り上げるようファラに命令したのだ。

 

「…二人とも、マスターから帰還命令を頂いたわ」

 

「あらら、思ったより早かったわね。怪我の具合が軽そうでガリィ安心です☆」

 

「今日は結構楽しかったゾ!⦅満足⦆」

 

 それを聞いた残りのオートスコアラーも異論は無いようで、帰還するため転移結晶を取り出すのだが…。

 

「…あいつら、もしかして逃げる気なのか…? でも、なんで…?」

 

「翼さんっ、大丈夫ですか!?」

 

「…立花か…すまない、私は…」

 

「…あれ? あたしの活躍の機会は…?」

 

「…ある意味活躍したから大丈夫だよ、切ちゃん⦅優しい眼差し⦆」

 

 装者達は相手の行動に困惑し、また翼の救助を行うためにそれを止める事はできなかった。そして…。

 

 

「ばいなラ~!」

 

「…帰ったらお説教かしら…?」

 

「何言ってんのよ、マスターの窮地を救ったんだから褒められるに決まってるじゃないの♪⦅ドヤ顔⦆ っとまたね、アンタ達♪」

 

 

 圧倒的優位を保っていたにも関わらず、彼女達は姿を消した。

 

 

「…何なんだあいつら、意味分かんねぇ…!」

 

「…確かに、あのままであれば私を切り捨てる事は容易だったはず…」

 

「う~ん…あのファラって人が翼さんのファンだったり、なんかしちゃったりして…あははは…」

 

「…心配を掛けてすまないな、立花…」

 

 彼女達が立ち去った後、装者達はオートスコアラーの不可解な行動に困惑していた。圧倒的優位に立ち、翼を葬る事が容易な状況で撤退する意図は一体何なのだろうか…。

 

「と、とりあえず全員無事な事が一番デスよ」

 

「うん、先輩たちが無事でよかったです」

 

「…そうだな、とりあえず助かったのは事実だし…難しい事はおっさん達に任せればいいだろ」

 

 その意図は不明だが、切歌達の言う通り全員が無事だった事は確かである。その意図を調べる事については大人達に任せ、装者達は帰還する事にしたのだった。

 

 

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「いかがですか、マスター?」

 

「…この程度問題は無い。それより貴様等は何のつもりで俺を助けたのだ…」

 

 キャロルを連れシャトーに帰還したレイアは、ガリィとの打ち合わせ通りキャロルへの応急処置を済ませていた。幸いキャロルの怪我は軽傷であり、既に彼女は痛みを感じる様子も無く会話が可能な状態だった。

 

「ガリィからの提案です。それに私達も納得し、地味に協力する事にしました」

 

「…やはりあの大馬鹿者の仕業か…今回ばかりは許すわけには――」

 

 流石に今回の独断専行は目に余るため、キャロルはガリィを処罰する事を考えるのだが、しかし…。

 

 

「『マスターが死を選ぶことをアタシは絶対に許容できない。だからアンタ達…お願い、力を貸して』 ガリィはこう言って私達に頭を下げました」

 

 

「――なんだと…?」

 

 

「そして 『ガリィ・トゥーマーンの役目、それはマスターの命令に従う事じゃない。アタシの本当の役目はマスターが幸せになるために行動する事』 ともガリィは言っていました」

 

 

「…」

 

 

 レイアの発言によってキャロルは言葉を続ける事ができず、ただその言葉を黙って聞き続けていた。

 

 

「…マスターの命令に従う事だけが私達の使命、そう思っていました。しかし私の想いとは違うガリィの言葉を聞いても、私はそれが間違いだとは思えなかったのです」

 

 

「…それで俺の命令に反してガリィに協力したというわけか…」

 

 

「これが故障である可能性は否定できません…しかしどうか、ガリィの気持ちだけは汲んであげて頂きたいのです。ガリィは今まで我々の中でも群を抜いた貢献をしている事は明白であり、それは全て『マスターのため』という曇りなき想いから来ているのです…」

 

 レイアはガリィの本質、その一点を見抜いていた。キャロルの側にいる事が多い彼女の行動を幾度も見ていたレイアは、主を見つめるガリィの表情に人形らしからぬ何かを感じており、その表情こそ主への想いの証明である事に気付いていたのである。

 

「…貴様等は呪われた旋律を回収するための道具…それを理解していながら何故…」

 

「ガリィは恐らく気にしていません。その時が来るまでマスターのために精一杯動き、消える。それが彼女なのでしょう」

 

 …レイアはそう言っているが一つだけ訂正を行わせてほしい。ガリィは呪われた旋律の礎になる気など毛頭無いのだ⦅断言⦆ 彼女が目指すものは一つ、キャロルと過ごす薔薇色の人生である⦅強欲⦆

 

「…ふん、くだらぬ戯言を…貴様も普段とは違いお喋りが過ぎる」

 

「…失礼しました。私としたことが派手に熱くなってしまったようです」

 

「…今回だけは貴様に免じてあの大馬鹿者には説教のみ行う、貴様も含め他も同様にな」

 

「っ、はい…!」

 

 レイアのファインプレーにより何度目か分からない程のゴミ箱行きをどうにか回避したガリィ。これには声達もニッコリである。

 

「…先程ファラへと帰還命令を出した。奴らが帰還した後、玉座の間で今後の話を行う」

 

「了解しました」

 

 キャロルは既にファラへと帰還命令を出していたようだ。その事をレイアへと伝えた後、彼女達は玉座の間へと向かうため部屋を出るのだが…。

 

 

 

「マスターマスターマスター! だ、大丈夫ですかお腹痛くないですかえっ?痛いんですか!?分かりましたガリィがさすってあげますほ~ら痛いの痛いの飛んでけ~!飛んでけ~!」

 

 

 

「…」

 

 部屋を出た瞬間、レイアの努力を台無しにする大馬鹿者が現れた。

 

「ガリィちゃん待って! ――あっ…⦅察し⦆」

 

「…お腹が空いて力が出ないゾ…⦅しょんぼり⦆」

 

 なお頼りになる仲間達は止める事ができなかった模様⦅悲しみ⦆

 

 

 

「…ガリィ」

 

「ほーらマスターは強い子なんですから泣いちゃ駄目ですよぉ♪ガリィが来たからにはもうあんし――ん?何かしら、レイアちゃん?」

 

 そんな全てをぶち壊す大馬鹿者に対し、レイアは…。

 

 

 

「そこに正座しろ、今すぐ」

 

「――は? ど、どうしたのレイアちゃん…? ってなんかすっごく物騒な雰囲気なんですけど…」

 

 

 レイアは長い人形生で初めて怒りというものを感じていた。そしてガリィは知らなかったのだ、普段温厚な者ほど怒った時が恐ろしいという事を…。

 

 

「二度も言わせるな…正座しろ」

 

「ちょっ、ちょっとそのトンファーでガリィをどうする気なの!? わ、分かった!分かったから!⦅震え声⦆」

 

 

 この後ガリィはみっちり一時間レイアに説教された。これで少しは反省すればいいですね…⦅望み薄⦆

 

 





マリアさんの出番まであともう少し…慌てんな、慌てんなよ…⦅迫真⦆

次回も読んで頂けたら嬉しいです。



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