第八十八話です。
「…ふふ、ふふふふふふふ♪⦅超ご機嫌⦆ 会えて嬉しいわ天才科学者さぁん☆ 私はねぇ、貴方を助けに来たのよぉ♪⦅大嘘⦆」
「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だぁぁぁぁぁ! それ以上僕に近付くなぁぁぁぁぁっ!!!」
遂にウェル博士との邂逅を果たしたガリィは、精一杯の笑顔を作り彼の下へゆっくりと歩みを進めていた。しかし何故かウェル博士はガリィに対して尋常では無い怯えを見せていた。
「…ちっ」
(舌打ちやめーや⦅遠い目⦆)
(暴れんな、暴れんなよ…!)
(ちょっと身体検査するだけだから!先っちょだけだから!)
それもそのはず…ガリィの表情は笑顔を作ってはいたものの口元は歪に釣り上がっており、そしてウェル博士を見つめる視線は獲物を狙う肉食獣のように鋭いものだった。なお、それがバレた瞬間にガリィは無表情へと豹変した模様⦅視線はそのまま⦆
「僕がどうしてこんな目に遭わなくちゃいけないんだ!? そう、英雄であるこの――」
「あっそ⦅弱パンチ⦆」
「ぎゃんっ!?」
(暴れんなって言っただルォォォォォ!!)
(博士は騒いでただけで暴れてはないんですがそれは…)
(時間が無いからね、仕方ないね⦅目逸らし⦆)
近付けば近づく程盛大に騒ぐウェル博士に対し、ガリィが取った手段は右ストレート⦅弱パンチ⦆だった。どうやら彼を気絶させた隙にチップを奪うつもりのようだが…。
「ごめんなさいね、今のアタシには時間が――」
「いきなり何をするぅぅぅぅっ!!! この僕の!よりによって人類の至宝である僕の頭脳を殴打する罪深さをお前は分かっているのかぁぁぁぁっ!?」
(うわぁっ!?)
(なん、だと…?)
(仕留め損ねた!?)
どうやらウェル博士は中々にタフだったようだ、ガリィに殴られた衝撃により多少はダメージがあるものの意識ははっきりしているらしい。
「っ!?――ちっ、手加減したのが仇になったわね…だけど――」
「話を聞いているんですかぁぁ!? せっかく僕が君のような小娘にも理解できるように――」
(聞く耳持たぬ!)
(大人しく寝ていれば良かったものを…)
(ガリィに後退は無い!あるのは前進ただ一つ!)
ガリィは自分の素晴らしさを理解していない…そう結論を出したウェル博士は目の前の愚かな小娘にも理解できるように説明を始めようとするのだが…。
「お断り、よっ!⦅中パンチ⦆」
「そげぶっ!?」
(…これ、大丈夫?死んでない?⦅不安⦆)
(ウェル博士は確か既に人間じゃなくて危険物扱いだからセーフ!⦅自己防衛⦆)
(コラテラルダメージってやつだから…⦅目逸らし⦆)
生憎ガリィには時間の余裕が無いのだ。故にその返事は先程よりも強力なパンチで返すガリィであった⦅無慈悲⦆
「…はぁ、手間取らすんじゃないわよ狂人が…! それじゃ、さっさと探すとしま――」
(どうか彼が死んでませんよーに!)
(とりあえず略奪タイムだヒャッハー!)
今度こそウェル博士が沈黙した事を確信し、チップの捜索を始めようと彼の白衣に手を掛けようとするガリィだが…。
「い、一度ならず二度までもぉぉぉぉ!! どうやら君は人の話を聞く事すらできない愚か者のようですねぇぇぇ!!!⦅復活⦆」
「ふぁっ!?⦅驚愕⦆」
(ふぁっ!?)
(うわぁぁぁぁっ!?)
(ひぃっ!! いきなりドアップは心臓に悪いからやめちくりー!!)
(この人、人間じゃねぇ!)
(き、きっとネフィリムと融合したから耐久力が上がってるんだよ、そうに決まってる!⦅自己暗示⦆)
次の瞬間、ガリィの視界は怒りで顔を真っ赤にしたウェル博士の顔面で埋め尽くされた。どうやら彼は中パンチを受けても意識を繋ぎ止めていたようで、目の前の小娘に詰め寄り怒りを露にしていた。
「ウッソでしょ!? 人間が意識を保てるはずが…!?」
「あぁん!? この僕をそんじょそこらの石ころどもと一緒にしないでくださいよぉぉぉ!! 僕は英雄になる男!選ばれた人間なんです分かりますか愚かな小娘ぇ!?だいたい君のような――」
(今だガリィ、殺れぇ!!⦅無慈悲⦆)
(あんなの食らっても立ち上がるんなら、後はもう殺すしかないじゃない!!⦅極論⦆)
(原作通り彼は死んでしまうのか…これが、世界の修正力ってやつなんだな…⦅責任転嫁⦆)
驚愕…というよりドン引きしているガリィに対し更に攻勢を強めるウェル博士。しかしもう一度言っておかねばなるまい…そう、ガリィには時間が無いのだ。故に取る手段は勿論…。
「死ね!!!⦅強パンチ⦆」
「ひでぶぅっ!?」
(はい死んだ!今ウェル博士が死んだよ!)
(尊い犠牲に、黙祷!!!⦅他人事⦆)
(…本当に大丈夫だよね?)
意識を確実に刈り取る強パンチ、それがガリィの選択であった⦅真顔⦆ ちなみに今回は頭部だけでは無く、衝撃で壁に叩きつける事により確実に意識を奪うことが出来るという二段構えである⦅勝利を確信⦆
「ゴキブリ並みのしぶとさね、コイツ…! でも流石にこれで終わりよ…頭部と胴体両方への衝撃、それに耐えられる人間なんて存在し――」
壁に激突した後、ウェル博士が復活しない事を慎重に確認したガリィは『少し、本気を出しすぎたかな』とでも言いたげな様子で彼へと近づいて行く。そして、とうとうガリィが彼の白衣に手を掛け――
「ふぅぅぅぅぅぅぅ、今のは危なかったですよぉぉぉぉぉっ!!!⦅復活⦆」
「なウソでしょおおおおおおおっ!?」
(ふぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!)
(なんだこいつ!? なんだこいつぅぅぅっ!!!)
(…⦅白目⦆)
(これが、ギャグキャラ特有の鬼耐久だとでもいうのか…!⦅戦慄⦆)
(これは、やばい⦅確信⦆)
手を掛けた瞬間、彼は不死鳥の如く現世へと舞い戻ったのだ。これにはガリィも人間の底力を感じずにはいられない、そんな瞬間だった。⦅適当⦆
「あぁぁぁぁぁぁぁっ!!!⦅発狂⦆」
(ああああああっ!!!⦅同調⦆)
(死ねっ!死ねぇっ!⦅必死⦆)
(流石にこれを受ければ、彼の命も…⦅フラグ⦆)
なお、この後ガリィが発狂しながら繰り出した錬金術によりウェル博士は完全に沈黙し⦅気絶してるだけで死んではいない⦆無事チップも見付ける事ができましたとさ…めでたしめでたし♪⦅適当⦆
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『ドオオオオオン!!!!!』
それは、突然の襲撃だった。
「っ!?」
「っ!――まさか、敵襲!? そんな、あれ程の監視と警備を潜り抜けたというんですか!?」
「なんだと…!?」
「翼さん、行きましょう!」
「っ!――はい!」
突如鳴り響いた爆発音の原因を調べるべく翼と慎次が現場…風鳴邸の庭園へと急行する。そして…。
「ふふ、呼び鈴の音に気が付いてくれたみたいね」
「貴様…要石を!?」
翼がそこで見た光景…それは粉々に破壊された要石と、その周囲に倒れ伏す人間達…そしてこの状況を作った元凶であるファラ・スユーフの姿だった。
「馬鹿な…!? 貴様、どのような手段で警備の網を!?」
「危険です、お下がり下さい!」
二人に遅れて駆け付けた翼の父、八紘は破壊された要石を確認し叫んだ。何故この人形が誰にも気付かれる事無く侵入する事ができたのか…それが彼には疑問だったのだろう。
「ふふ、レイアちゃんを除くオートスコアラーはそれぞれ固有能力を所持していますの。 そして、私の固有能力はステルス機能…本来は調査のための能力ですが、このように敵の警戒を掻い潜ることも可能というわけです」
「…その能力を使い、我々人間の目を欺いていたというわけですか」
「ええ、その通り。 ですが安心して下さい、マスターに命じられた任務はもう一つありますので撤退は致しませんわ」
「もう一つ、だと…? それは、まさか…!?」
「お父様、ここは危険です! 早急に避難を――」
自身の能力を説明し、任務が残っているため撤退はしないと明言するファラ。その言葉を受けて父親を避難させようとする翼だが、八紘はその言葉には反応せずある事を思い出していた。
『さっき計画は最終段階だって言ったでしょ、そしてこの段階に至った時点でガリィ達は装者の殺害を許可されているの』
八紘が思い出していた事…それは先日ガリィが語った言葉であった。そしてそれを思い出した瞬間、八紘の頭に嫌な想像が浮かんでしまい、そして…。
「あら、もしかしてお気付きなのかしら? 私の狙いが剣ちゃんの排除…殺害だという事を⦅大嘘⦆」
(ガリィちゃんの言う通りにしてみたけれど…本当に大丈夫なのかしら、不安だわ…⦅遠い目⦆)
無慈悲にも嫌な予感は的中する。そう、ファラが風鳴邸に赴いた目的は二つ…要石の破壊、そして風鳴翼の殺害であった…と、ここまでがガリィの描いたシナリオの導入部分であり、ファラは律儀にもそれを完璧にこなしていた。
「っ!?――その言葉、そのままそちらへと返させてもらう! 緒川さん、お父様を安全な場所へ!」
「分かりました! こちらへ、急ぎましょう!」
「ま、待て…! 私は…!」
「…お父、様?」
敵の目的が自身の命ならば返り討ちにするまで…そう決断した翼はギアペンダントを取り出し、緒川に八紘を託す。しかし当の八紘はそれに同意せず、翼の前に立つと…。
「…風鳴の剣が砕ける事だけは絶対に許さん、いいな?」
「…はい、承知しています」
一言だけ声を掛け、その場を退いた。
「…言葉とは難しいものね。 それが近しい仲であればあるほど、一度拗れてしまえば裏に隠されているものが見えなくなってしまう…」
「…? 貴様、何を…?」
「いえ、こちらの事よ。 それでは見せてもらいましょうか…貴方の剣を、そして歌を…!」
「…いいだろう! 聞くが良い、防人の歌を!」
去っていく八紘達を見つめながら意味不明な言葉を呟くファラであったが、やがて気を取り直し戦闘の開始を宣言する。そして…。
「~♪」
「さて、ここからね…ガリィちゃん、信じるわよ」
剣と定めた自身の心を歌に乗せ、翼はシンフォギアを纏う。果たしてファラは翼の覚醒を促しファンとしての栄誉…翼を取り戻した彼女の歌を特等席で聞く事ができるのだろうか…。
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「ここ、壊されてる…?」
「…地面が濡れてる、という事はデスよ? つまりこれは…」
「ああ、間違いなく馬鹿人形の仕業だろうな⦅呆れ⦆」
場面は変わり深淵の竜宮…その内部に突入した三名の装者達は、ガリィが破壊した痕跡を見つけていた。
「何かを探していた、のかな?」
「ガリィが、デスか? でも、ここにあるものは危ないものばっかりって司令さんが言ってましたけど…」
「あいつの事はとりあえず無視して、あたし達は残りの奴等を探すぞ」
不規則に破壊されている痕跡を確認しながら、彼女達は歩みを進めていく。目的はキャロルとレイアの発見及び、可能であれば撃退・捕獲するのが彼女達に課せられた仕事だった。そして…。
「…」
「ようやく来たか、地味に待ちくたびれていた所だ」
「あーーーっ!!! 見付けたデ…ってん??」
「…私達を待ち構えていたみたい」
「はっ、上等じゃねーか! お前にはあの時の礼をしたいと思ってたんだよ!」
通路を抜けた開かれた空間で彼女達は目標…キャロルとレイアと接触した。どうやら彼女達は装者を待ち構えていたらしく、開かれた場所にいるのは戦闘を行うつもりなのだろうか。
「…半人前の二人は俺が引き付けておいてやる。レイア、貴様は雪音クリスの相手を」
「了解しました」
「…半人前だって事は否定しない、だけど…!」
「私達二人が揃えば、百人前だって楽勝な事を教えてやるデス!」
「バカ言ってんな!お前らはあたしがあいつを倒すまで時間稼ぎしてればいいんだよ、分かったか!? 」
「…で、でも! あたし達がキャロルを倒せばクリス先輩の援護に――」
「余計なお世話だっての! いいからあたしの言う事を聞け!(相手は敵の大将なんだ…こいつらが万が一死ぬ事にでもなったらあたしは…)」
「クリス、先輩…?」
やはりキャロル達は戦闘を行うために装者を待ち構えていたようだ。そしてどうやらキャロルの相手を切歌と調が、そしてレイアの相手をクリスがつとめる事になったのだが、装者達…特にクリスの雰囲気は少し不安を感じるものになっていた。
「安心しろ、俺は軽く遊んでやるだけだ。故に余程の事が無い限り死ぬ事はないだろう」
「そんな事信用できるか! いくぞお前ら!」
「は、はいデス!」
「…分かりました」
二人が死ぬ事は無いと言うキャロルの言葉を一蹴しクリスはギアペンダントを取り出す。それを見た残り二人も慌ててクリスに続き、そして…。
「「「~♪」」」
三人はシンフォギアを纏い、キャロル達との戦闘を開始する。果たして三人はキャロルの凶行を止める事ができるのか…。
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「…これ、飲むといいゾ」
「…うん、ありがとう⦅死んだ魚の目⦆」
「――やっと、追いついた…!ミカちゃん!未来!」
更に場面は変わり…未来を攫って逃走していたミカは現在、完全に停止し彼女に冷たい水が入ったペットボトルを渡していた。そこに現れたのはギアを纏った響であり、彼女は自身が間に合わなかった事を悔やみながらも遂に追いつく事に成功していた。
「…頭に響くから大きい声出さないで、お願い⦅殺意⦆」
「そうだゾ、こいつの言う通りだゾ⦅便乗⦆」
「ふぇっ!? あっ、その…ご、ごめん…⦅震え声⦆」
…ちなみにこの時点で未来の胃の中には今朝食べたはずの朝ご飯は残っていない。つまり、先程言った通り響は間に合わなかったのである⦅悲しみ⦆
「もう十分だしアタシは帰るゾ。 …だけどその前にお前には悪いことしちゃったから謝っておくゾ、ごめん⦅謝罪⦆」
「…うん、ミカちゃんにも事情があったんだろうし、被害が私一人だけで済んだならそれでいい――うっぷ」
「未来大丈夫!? そ、そうだ背中!背中をさすらないと! うおぉぉぉぉぉ!⦅全力⦆」
「ちょっ、何やってるんダ!? こいつを虐めるのはやめるんだゾ!⦅引き剥がし⦆」
「は、離してミカちゃん! 私が未来を助けないと…ううん、私が未来を助けたいんだ!⦅威風堂々⦆」
「…な、何言ってるか全然分かんないゾ…(戦慄)」
そして始まったのは主人公による二次被害である。しかも響は百パーセント善意でやっているので余計始末が悪く、これには流石のミカも恐怖に近いナニカを感じずにはいられないようだ。
「…あ、もうダメ⦅ダム決壊⦆」
「「――えっ…?」」
そして未来の尊厳はまたも傷ついてしまう事となった⦅本日二度目⦆ なおミカは慌てて自販機に二本目の水を買いに走り、再び背中をさすろうとした響は未来の本気ビンタを受ける事となった⦅悲しみ⦆
ちなみにミカが自販機に硬貨を入れる方法だが…彼女はまずカーボンロッドを生成しその上に硬貨をセット、そしてそのまま滑り台の様に投入口に放り込むという荒業を行っていた。手が鍵爪のような形をしている彼女が精一杯知恵を振り絞ったこの方法により、これ以降未来の尊厳が傷つく事は無かったとここに記しておく。
- 十分後 -
「最後にガリィからの伝言だゾ!」
「そう…⦅涙目⦆」
「で、伝言…?⦅頬に真っ赤な手形⦆」
ようやく未来が落ち着いたのを見計らってミカはガリィからの伝言を伝えシャトーへ帰還する事にした。
「そうだゾ! え~っと…『マスターを響ちゃんに任せるわ。あの子の事、お願い』これで終わりだゾ!」
「…キャロルちゃんを、私に? で、でも!それってどういう――」
「それはガリィに直接聞いてほしいんだゾ。それじゃ、ばいなら~!」
「ちょっ、ちょっと待ってミカちゃん!――行っちゃった…」
ガリィからの伝言を伝え、ミカはすぐに姿を消した。そして残されたのは響と…今も半泣きで遠い目をしている未来である。
「…未来、大丈夫? やっぱり背中さすったほうが――」
「それ以上私に近付かないで…⦅憤怒⦆」
思わぬ事態で切り裂かれた二人の絆…人形の卑劣な罠に嵌められた二人の運命は果たして…⦅風評被害⦆
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「~♪ アタシが~、一番乗りだゾ~♪」
ガリィからの指令を完璧にこなしたミカは、誰よりも先にシャトーへと帰還し玉座の間の扉を開け放った。
「…⦅気絶⦆」
「なんダこのおっさん!?⦅驚愕⦆」
しかしそこには既に先客がいた。何故か全身をぐるぐる巻きにされ猿轡をされた男が地面に転がされていたのだ…しかもご丁寧に『ミカちゃんへ:このおっさんが万が一起きて騒いだら気絶させておいてね♪ ガリィより』という書き置き付きである。
「…ニシシ♪これだからガリィの側は退屈しなくていいんだゾ♪」
それを確認した彼女は…笑った、それも心底楽しそうに無邪気に…笑っていたのだ。
「でもまだまだ! これからもっともっとファラもレイアもマスターも!みんながもっと楽しくなればアタシは嬉しいんだゾ!」
それからしばらくの間、玉座の間には機嫌の良さそうな子供の声だけが響き続けていた。
「う、うぅん…」
「あ、起きちゃいそうだゾ! こうなったら…これでも食らうんだゾ!⦅頭突き⦆」
「ごふぅっ…⦅気絶⦆」
この後、たくさん頭突きした⦅無慈悲⦆
ファラ姉さんとレイア姉さんは真面目にやってるのに君達さぁ…⦅呆れ⦆
次回も読んで頂けたら嬉しいです。