黒紅の死神の静かな日常   作:しじる

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武装神姫とフレームアームズ・ガールのクロスオーバーを描きたかった……
でも戦闘ものはストーリーが浮かばないから日常に逃げる私を罵ってくれ。
更新はかなり気分によって行われるから、速いときもあれば年単位で待つ可能性もあるので、それでも読んでくれるかたはゆっくり読んでいってね!
感想お待ちしております!


ACT1 プロローグ

2040年、世界の技術は目まぐるしく成長した。

医療技術、農工技術、建設技術にロボット技術。

特に心をもつ15センチ弱の少女人形、武装神姫とフレームアームズ・ガールの登場は、その中でも一番目を見張ることだろう。

所有者ことマスターの心の支えとなり、時には共に泣いたり笑ったりできる彼女たちは、多くの人たちを魅了した。

何より彼女たちが武装やフレームという物騒な名前がついている理由がメインだ。

武装神姫もフレームアームズ・ガールも、共通して、武装してのバトルを行うことができるのだ。

特にVR(ヴァーチャルリアリティー)技術が進展し、一時的に神姫やガールズと一体化して戦うことのできるようになるライドバトルは、多くの人間を虜にした。

公式大会であるF1グランプリも登場し、スマートフォンゲームによって廃れ始めていたゲームセンターにも活気が戻ってきた。

今や武装神姫、フレームアームズ・ガールを知らない人間はほとんどいないだろう。

特にこの人物に関しては。

それは流星のごとく現れた人物であった。

F1公式大会にいきなりブラックホースとして現れ、当時のチャンピオンをあっさりと倒してしまった存在。

マスターは毛先が紅くなってる漆黒の髪を持ち、その長さはセミロング程。

身長は150センチより少し低い。

何より黒を貴重とした服装と、ペストマスクが人の目を惹いた。

その彼女の相棒はマットブラックとワインレッドのツートーンカラーで構成され、黒い、足首を隠すほどの長いマントで体を隠したフレームアームズ・ガールの一種【フレズベルグ】であった。

戦闘の際にマントが捲り上がり、その全貌を見ることもできた。

脚部と腕部は特に弄られておらず、ブースタが取り外されている。

大きな違いは武装だろう。

巨大なガトリングガンを背負い、格闘武器には同じく巨大で真っ赤な刀身を持った鎌を使った。

そうこの二つだけである。

たったこの二つの武装で、当時のF1チャンピオンを仕留めたのだ。

その容姿から、この人物は【黒紅(こくこう)の死神】と呼ばれるようになり、後に送られるF1グランプリに常に優勝し続け、ライドバトル最初のプロとしてデビューすることになったのである。

今でも彼女はF1グランプリの王者として輝き続けている。

しかしそんな彼女の素顔を知るものはいないし、プライベートを知ってるものもいない。

さすがにスポンサーとスタッフは知ってるが、メディアや一般人は知られてない。

ユーザーネーム【黒鉄】だけが知られていた。

さて、この物語はそんな無敵のチャンピオン【黒鉄】の日常に迫るお話である。

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