僕のヒーローアカデミア~Eの暗号~ Phase2 作:エターナルドーパント
「ではどうぞ」
『今回の序盤、かなり強引で下手くそな流れがあります。ご注意下さい』
「え、何ソレは」
『出久が一線越えた』
「ファッ!?どう言うことだもうちょいkwsk!!」
『ではどうぞ~♪』
「オイゴルァ!!」
(出久サイド)
──出久、待ってたよ。遅かったね──
──ん、フランちゃんの事?済し崩し的に参加することになっちゃった。ゴメンね?──
──・・・全く・・・ねぇ、ヘタレな出久。こういう言葉、知ってる?──
──据え膳喰わぬは男の恥・・・♥──
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───
──
─
「・・・んぁ」
朝だ・・・置き時計を見てみれば、午前5時半。日頃からの習慣とは凄いもので、昨日あんだけ盛ったのにしっかり目が覚めちまったよ。
そして俺が
何があったかというと・・・
「うん・・・やっぱり、夢じゃなかったか」
昨晩、2人とヤっちゃったのだ。
いやはや、三奈とフランの相部屋に来てくれってメールに従ったらネグリジェ姿の2人が待ち構えてたのには驚いたわ。しかも悶々としながらも何とかマッサージを終えて帰ろうとしたら、今度は2人掛かりでベッドに押し倒される始末。
結果、据え膳喰う筈が逆に喰われかけた。と言うかフランには
しかも2人ともゴム持ってると言うね。何でも、職場体験の時にレックスから渡されたんだとか。何やってんだアイツは。セクハラ案件だぞ・・・
「・・・起きるかな」
夏休み明けてなくて良かった・・・等と思いながら、左首筋に出来たフランの
取り敢えず、シャワー浴びよ。
───
──
─
「ふ~、サッパリ」
30分程シャワーを浴びてサッパリした俺は、ワシャワシャと頭を拭きながら脱衣場を出る。そう言えば昨日ダミーの擬態を解いたから、全身の傷跡が丸見えだな。ちゃっちゃと掛け直しとこ。
「んぅ~?」
「いずくぅ~?」
あ、起きた。
「おはよう。三奈、フラン」
「ん~、おはよ・・・ふぁ~・・・」
「おはよ~」
三奈はまだ眠そうだな。まぁ仕方無いか。騒音対策としてスキマスペース内でヤったから、音を気にせずかなり激しく喰い合ったし。
「いずくぅ~♪♥」
ふにゃっとしか声で俺を呼び、手を広げる三奈。その仕草は、甘えたいというサインだ。
「ほら」
「ん~♥」
俺がぎゅっと抱き締めると、三奈は幸せそうに顔を綻ばせる。そして俺は、そのまま三奈の唇を奪った。
「っ!~♥」
三奈も驚いたようだが、すぐにキスを受け入れる。
─ちゅるっ くちゅっ じゅっ じゅぷっ─
「んむぅッ////!?」
その油断している唇に舌を滑り込ませ、三奈の口内を這いずらせた。
歯を撫で、歯茎をなぞり、舌を吸い出してしゃぶりつく。ポヤンとしていた三奈も、流石に顔を燃やし目を見開いた。
「んっ、んくっ・・・ぷぁ・・・はぁ、はぁ・・・むぅ~・・・!」
最後に唾液を流し込み口を離すと、その唾液が細く銀の糸を引く。その細い橋は間も無くプツンと途切れた。塞いでいた口を開放してやれば、三奈はむくれて顔を赤らめながら睨んでくる。だが、それも可愛らしい上目遣いにしか見えない。
「・・・出久の、えっち」
「でも、目は覚めたろ?」
「・・・うん」
「いずくぅ~、私にも頂戴?」
三奈の手を取ってベッドから引っ張り起こすと、今度はほんのりと頬を染めたフランが舌を出してキスを強請ってきた。
「はむっ」
「んっ♥」
─ちゅるっ ぢゅっ─
勿論俺はフランの唇に吸い付き、舌を吸い出して絡め合う。頬内を舐め、自らの唾液をフランの口内にも流し込んで口を離した。
「ぷはっ。ちゅるっ・・・ごちそうさま♥」
「お粗末様♪よいしょっと」
そしてフランの手を掴み、此方もベッドから引っ張り上げる。
「さて、俺は部屋に戻って着替えてくる。また後でな」
「うん!」
「後でね~♪」
【ボーダー!マキシマムドライブ!】
───
──
─
俺はエターナルエッジを召喚し、ボーダーでスキマゲートを開いて部屋に戻った。専用に造った台座型充電器(プラグ直挿しでも充電可)からスタッグフォンを外し、カパッと開いて残量を確認。
「よし、100%っと」
まぁ、満タンなら丸4日は保つ超容量バッテリーだから0%になった所見たこと無いけど・・・
「・・・ん?」
相澤先生からメールだ。
──────────────────
緑谷
今日、お前等仮面ライダーには自由時間が与えられる事になった。仮免試験で、風見の救出と被害の縮小が出来た報酬だとさ。
届けを出せば、午後5時までの外出も認める。
以上。
──────────────────
メールも必要最低限なんだな、相澤先生は・・・
「まぁ良い。思わぬ休暇が入ったんだ。久々に、保須にでも行ってみるかな?」
仮免はもう持ってるからな。パトロールも出来る。
「さて、飯にするか」
俺は朝食を作るため冷蔵庫を開け、その中を漁るのだった。
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─
09:00
「ほら、来い」
俺はスキマゲートを潜って路地裏に下り、フランと三奈を急かす。
「ホントに便利だよね~」
「一瞬だもんね」
この2人、俺が保須に行くと言ったら案の定付いて来た。まぁ、ついでにデート出来るから良いんだけどさ。
「ほぉ~、結構修復されてるもんだな」
「こういうの見ると、やっぱりヒーローだけじゃ世界は回らないって分かるよね!」
「良く分かっていらっしゃる」
三奈の言葉は、最近の人間が忘れかけている事だ。
「さて、取り敢えず・・・」
【ビートル】
【バット】
【フロッグ】
【デンデン】
「ついでにコイツも、ほいっと」
【ギャーオッ!】
俺はメモリガジェットとファングを起動し、ライブモードにして放った。
「ん、どうしたの?」
「いやなに、最近物騒だからな。アイツ等がゴタゴタを見つけ次第、俺達が向かうんだ」
と言うかここだけの話、デップーと付き合いそこそこ長いせいかメタ的なパターンが解ってきた気がする。それは・・・
普段と違う出来事には、厄介事がアンハッピーセットで付いて来る
という事。この法則で言えば、恐らく今回も何かしらに巻き込まれるのだろう。まぁ仕方無い事だ。仮面ライダーは、戦い続ける運命にあるからな。
「じゃ、聞き込み開始かな!行くぞ~!」
「「おぉ~!」」
―――――
――――
―――
――
―
15:00
「ハァ~、なかなか手掛かり見つかんないね」
「仕方無いさ」
「直接見た人が居ないからね・・・」
昼食も前に来た蕎麦屋で済ませて巡回中。休憩にと立ち寄った公園のベンチに座りながら三奈がボヤく。
よく考えりゃ、こんな真っ昼間に白昼堂々暴れるほど馬鹿とも思えんしな。
「ん、クレープ屋台トラック・・・食うか?」
「「食う~!」」
2人とも凄い食い付きだな。
「あ、そう言えば!ここのクレープ屋台って噂になってるよね!」
「噂?済まん、俺そう言うのには疎いんだ」
俺も、情報網を広げなくちゃな・・・
「あのね!ここの屋台のミックスベリークレープをカップルで食べると、恋愛が成就するんだって!」
「あー知ってる!でも必ず売り切れてるんだよね~・・・」
・・・ほう?中々興味深い噂だ、ゾクゾクするねぇ。
「じゃ、行ってみようか」
俺達はそのクレープを買う為、順番を待つ。どうやら結構繁盛しているらしく、そこそこ長い列が出来ていた。カップルが圧倒的に多いけど。
と、漸く俺達だな。
「いらっしゃいませ!お?こりゃ珍しいね。其方のお嬢さん方は、君のガールフレンドかな?」
「あぁ、まぁね」
「こりゃあ良い。仮面ライダー殿が二股とはね」
はは、このマスターさんはお喋り好きらしいな。お客をからかうとは・・・まぁ、こういうフランクなのも嫌いじゃない。
「オイオイ止してくれ。将来は一夫多妻が認められる国で籍入れるつもりさ。それに、正妻公認だし・・・さて、ミックスベリーはあるかい?」
「そこまで決めてあんのかい。そりゃ失礼した。あ~それと、済まないね。今日、ミックスベリーは終わっちゃったんだ」
「そっか~・・・」
「残念・・・」
・・・ふむ。成る程、そういう事か。
「じゃ、ラズベリー1つとストロベリー2つで」
「!・・・フフッ、畏まりましたっと」
やっぱり、コレで正解だったらしいな。
「お待ち遠様!ラズベリー1つとストロベリー2つ!」
「どうも」
俺がラズベリーを受け取り、三奈とフランはストロベリーだ。
そして、さっきのベンチに戻って食べ始めた。
「ん~、ラズベリーの酸味とほろ苦さの中に少し甘味があるこのソースが何とも・・・」
「ストロベリーは、ソースがちょっと酸っぱめだね。甘いクリームによく合ってるよ~」
「うんうん!」
喜んでクレープにかぶりつく2人。
「ったく、付いてるぞ?」
─プリッ ちゅっ─
2人の口元に付いたクリームの塊を指で取り、舌で舐めとって唇で吸い取った。うん、美味いな。
「・・・何か、さ。今の出久の仕草、すっごく・・・」
「エロかった、よね」
「褒め言葉として受け取っとこう。ほら、そっちのクリーム貰ったから、俺のも1口やるよ」
「「ありがとー!」」
俺がラズベリーのクレープを差し出すと、2人とも1口ずつ食べる。
「美味しい~♪」
「ちょっと苦いけど、コレもコレで・・・」
ラズベリーは2人にも好評だな。
「良かったな。食いたかったミックスベリーが食えて」
「「・・・あ!ストロベリーとラズベリー!」」
ふふ、中々洒落の利いた噂だったな。
「そういう事♪元々こういうおまじないだったのさ。ミックスベリーっぽい色のソースも無かったし」
「そっか、そういう・・・」
「ありがと!」
「良いって事♪」
さて、食い終わったらパトロール再開だな!
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──
─
「何も無かったね~」
「そうだね」
「平和で結構」
現在時刻、午後4時。色々とパトロールしてたけど、あったのはチンピラの小競り合い程度だった。ただの喧嘩だったから、手出しはせずに勝った方を暗殺スタイルでノックダウンして警察に突き出したがな。
「ふ~・・・ん?スン、スンスン・・・」
「どうしたの?」
・・・何か、面倒な事になったらしいな。
「屍臭だ」
「「ッ!!」」
俺は屍臭を辿り、2人が後ろに続く。そしてその臭いの発生源は、薄暗い路地裏だった。俺は地面に放置された
死体だ。
ただの死体じゃない。顔の皮膚は剥がされ、腕は肉が千切れて骨が露出。胴体は内臓がゴッソリ無くなっており、砕けた肋骨と飛び出した腸が散乱している。挙げ句に頭部には大穴が開いており、脳漿がとろけ出ている始末だ。おまけに、両手両足バラバラと来た。
「ヒッ・・・」
「ヴッ・・・」
三奈とフランは、思わず口を覆った。
「チッ、喰われてやがる・・・この辺は、上に屋根があってメモリガジェットから見えなかったか」
俺はスタッグフォンを開き、竜兄さんに電話を掛ける。
『カチッ どうした、出久』
「ドーパントの仕業と思わしき変死体を発見した!座標は今警察に送ってる!」
『ッ!!了解した! ブツッ』
よし、報告は済ませた。
「2人は下がっててくれ。俺は、死亡時刻を推定する」
「わ、わかった・・・」
俺は死体に近寄り、観察を開始する。
「腐臭が酷いな・・・この路地は室外機が多くて高温多湿、そこらで酔っ払いがゲロった吐瀉物もあるから雑菌も多い。そこから考えれば、この腐敗度合いから見て2~3時間って所か・・・うん。蛆の大きさから見ても、それぐらいだな」
大体分かった。取り敢えず、この周辺をバットショットで撮影しておこう。
・・・ん?
「コレは・・・」
見れば、マンホールの中に血痕が続いていた。この中に入っていったのか・・・マンホールの文字を読んだ所、どうやら下水道に繋がっているらしい。
【ピロピロピロピロッ!】
「ッ!もう一カ所だと!?」
ビートルフォンからスパイダーショックに座標が送られて来た。ここからそんなに離れてないな。
「三奈!フラン!もう一カ所見つけたらしい!俺はそこに行くから、ここを見張っといてくれ!」
「う、うん!」
「わかった!」
【スパイダー!】
俺は首筋にスパイダーメモリを挿し、ビルの上に飛び上がる。そしてパルクールをしながら進兄さんに座標添付のメールを打って送信した。
「と、ここだな!」
俺が飛び降りると、そこもまた路地裏だ。そしてやはり、ここにも死体・・・
「血が乾き切ってないって事は、まだ新しいな」
その死体も頭に穴があいており、脳が無くなっていた。腹もカッ捌かれ、内臓が飛び出しているし、四肢もバラバラだ。
「コレも撮っとかないとな。そして、ここにも下水道へのマンホールか」
しかも、また血痕がマンホールの中に続いていた。
「敵は、下水道に潜む怪物か」
しかも中々頭が回るのか、わざと大きな血痕を残す事で足跡を隠してやがる。
「出久!」
「来てくれたか、進兄さん!」
進兄さんが警官を複数人連れて到着した。
「ヴッ!?」
「オイオイ、吐くなら外でやってくれよ?現場を汚されちゃ適わん」
死体の臭気とスプラッターな光景に口元を押さえる警官。
「出久は平気なのか?」
「まぁ慣れちゃ居るな。少なくとも、こういう死体を見る機会が無さ過ぎる日本の警察官よりは」
さて、鑑定開始だ。
「死亡したのは、恐らく30分以内だろう。血が乾ききっていないし、腐敗も進んでいない。脳味噌の他、内臓も幾らか無くなってるな。血液や体組織の成分分析を頼む。手掛かりがあるはずだ。それと、犯人は下水道を根城にしてるらしい。向こうでもそうだったが、下水道と繋がったマンホールの中に血痕が続いている」
「分かった。分析と、被害者の近辺捜査は任せろ」
「頼んだぜ。俺は捜査に協力する。地球の本棚があれば、捜査の役に立つだろう」
「悪いな、学生に」
「気にしないでくれ。もう仮免許は持ってるからな、こういった活動が出来る。こっからは警察に任せるぜ」
俺はパルクールで壁を上り、警察署へと向かった。
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────
───
──
─
17:00
「さぁ、検索を開始しよう!」
警察署の会議室にて、俺は地球の本棚に潜る。
「竜兄さん、被害者に接点か共通点は?」
『20代の独身女性というだけだ。職業・住所・血液型・今日の予定、どれも全く接点が無かった』
「ありがとう。じゃあ、司法解剖の結果は?」
『そっちは俺が貰って来た』
答えたのは進兄さん。ペラペラと紙をめくる音が聞こえ、情報の提示が始まる。
『お前が最初に発見した遺体は、風祭今日子。死亡推定時刻は、今日の午後1時前後だそうだ。2人目は草刈恵。推定時刻、今日の3時から3時半。どちらからも、かなり強い動物性神経毒と蛋白質分解酵素が検出された』
「成る程。キーワード、《神経毒》、《蛋白質分解酵素》」
───
───
本棚が高速で移動し、絞り込まれていく。しかし・・・
「まだ500以上あるな。次の情報」
『傷口からは、人間の唾液と同じ成分も検出された。DNAは変質していて調べられなかったみたいだが・・・』
『人間を、食べてたって事・・・?』
『怖い・・・』
「ふむ。キーワード、《肉食性》」
───
キーワードを入力してみる。しかし、本は殆ど減らなかった。
「ダメだ。蛋白質分解酵素を含む毒素を持つ動物は、ほぼほぼ肉食性だ。では追加で、《下水道》」
───
かなり減ったな。生息域を限定すれば、必然的に減るか。
『どちらの現場も、室外機のある高温多湿な路地裏だった。ジメジメしたところが好きなんじゃないか?』
───
───
結構ごっそりと減ったな。ふむ、この環境を好むのは・・・
「熱帯地域に多い節足動物系か」
『となると、中々に生命力の強い奴だな。下水道のような雑菌だらけの劣悪な環境にも適応するとは』
「それだな。キーワード、《生命力》、《適応能力》」
───
───
───
──
─
「敵の能力が分かった」
俺は現実世界に戻り、ホワイトボードに敵の名を書く。
──Centipede──
「センチピード・・・つまり、ムカデの能力だ」
「うわ、確かにアイツ等何処にでもいるよね・・・」
三奈の言うとおり、ムカデの生息域はかなり広い。乾燥帯や、寒帯・亜寒帯を除く広範囲に分布しているのだ。
「取り敢えず、作戦を立てよう」
俺はホワイトボードに情報を書き込んでいく。
「まず敵の装甲だが、十中八九弾丸は通らない。ドーパントの体表は、哺乳類系でさえ弾丸を余裕で止める程に頑丈だ。節足動物系であるセンチピードには、全く効果が無いだろう。何より、下水道内はメタンなどの可燃性腐敗ガスが充満している。銃の発火から誘爆して大爆発を引き起こしてしまうから、そもそも銃器その物が使えない」
もし
「つまり、警察の特殊部隊等も対応出来ない訳か」
「だから、俺達仮面ライダーが行くしか無い」
「・・・止むを得ないか」
俺達を巻き込みたくないのか、進兄さんと竜兄さんは苦虫を噛み潰したような顔をする。
「まぁ、今回は助っ人もいる。
「ちょっと待って」
三奈が不安げに手を挙げた。
「どうした?」
「居場所の特定はどうするの?何処にいるか分からないんじゃ・・・」
あぁ、その事か。
「問題無いと思うぜ。ムカデってのは、あまり活発に動き回る生き物じゃない。大抵は捕食の為に少し動いて、後は住処でじっとしている。このドーパントも、恐らく活動範囲はそこまで広くないだろう。この2つの事件現場の間は約500m。この間に巣がある筈だ。食後だからじっとしているだろう。そこを囲むように追い込んでいけば良い。幸い、ここは会社だらけのコンクリートジャングル。民家は遠いから、取り敢えず地上に引きずり出せば俺達の方が有利だ」
「よし、その作戦で行こう。作戦開始は18:00だ。準備を開始しよう」
─────
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──
─
竜兄さんの指示で作戦区域内は封鎖され、俺達は別々に下水道に入った。ライダーシステムには空気中の有害物質や細菌を濾過する機能が付いているので、俺達は異臭を気にせず行動出来る。
『ファラ・スユーフ、位置に着きましたわ』
『レイア・ダラーヒム、同じく位置に着いた。地味に問題無い』
『ミカも準備完了だゾ!』
『へ~いへい、ガリィもつきましたよ~っと』
『ジョーカー、位置に着いたよ!』
『スカーレットファング、問題無し!』
『此方アクセル。予定通りだ』
「よし!総員、作戦開始!ライダーズ!レディ・ゴー!!」
─────to be continued・・・
「初夜の翌日に早速ドーパントかい・・・つか、俺ちゃんも呼んで欲しかった!」
『確かにゾンビゲーマーなら下水道内での活動にもピッタリだったな。ゴメン、忘れてた・・・』
「一番傷付くんですけど!?」
『ではまた次回!お楽しみに!』
「尺寄越せぇぇぇえッ!!」
ちょっと面白いこと考えたから、パルスィ出して良い?
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良いゾ~ソレ
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ウェッ!?ナジェダァ!?(OwO)
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ゆ゛る゛さ゛ん゛ッ!!
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(良い訳)無いです。
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パルスィ登場ッ!承認ッ!!