僕のヒーローアカデミア~Eの暗号~ Phase2   作:エターナルドーパント

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『今回ちょっとオリキャラ出すわ』
「止めとけ止めとけ、どうせ回収できないんだから」
『いいや限界だ!入れるねッ!!』
「そんなん出すぐらいなら俺ちゃん出せぇぇぇえッ!!」
『だが断る』
「何ィィィィ!?」


第14話・Vの介入/接・敵・戦・闘

現在、保須市地下下水道にて、仮面ライダー達によるドーパント確保の為の包囲網が作られている。敵を確実に捕らえる為だ。

「此方エターナル。今の所異常は無い。皆はどうだ?」

『ジョーカー、問題無いよ』

『スカーレットファング、同じく』

『此方アクセル。変化無しだ』

『ファラ・スユーフ、敵影見受けられませんわ』

『レイア・ダラーヒム、地味に変わり無く進行中』

『マスタぁ~、退屈だゾ~』

『あ~ぁあ、何でガリィがこんな薄汚い所に来なきゃならないんですかね~ぇえ?』

2名を除き、メンバー達はエターナルの通信に真面目に答える。因みにガリィとミカの2体は開始してからずっとこの調子だ。

「ライダーの強化視覚を使えば、作業用電灯が点いた下水道なら明るく見えるだろう。物陰に注意して進め」

 

──了解!──

 

通信を切り、意識を周囲に戻すエターナル。気流感知による索敵も行っているのだが、下水道は意外にもガスの動きが多く、更にエクスビッカーに繋がれた時の後遺症として処理スペックが少し落ちている為、職場体験の時ほど正確な感知は出来ないのだ。*1

「・・・ん?」

そんな中で、エターナルは何かの気配を感じ取り瞬時に構えた。その視線は、下水の中に向けられている。

「何者だ」

エターナルの言葉に殺気が乗った。それは言外に、出て来なければ殺すという意識も含んでいる。

 

─ザパッ─

 

「あっちゃ~、バレちったか」

意外にも、気配の主はあっさり姿を現した。その男は下水から上がり、エターナルに向かい合う。

175cm前後で中肉中背。顔はそこそこ整っており、中世の旅人のような服装で頭にはターバンを巻いた男だ。特徴的なのは、エルフ耳とまでは行かずとも尖った耳と、縦に裂けたような瞳孔。

「やっぱオレ、隠密ヘタクソだな~♪」

「その割には楽しそうじゃねぇか」

エターナルの警戒は尚一層深まった。否、そもそも深まらない筈が無いのだ。

封鎖されているこの場所、しかも下水の中から現れた事と言い、雰囲気からダダ漏れる胡散臭さと言い・・・そして何より・・・

(コイツ、ヤバいタイプの奴だな)

男の笑顔の奥に潜む感情・・・品定めでもするような()()()()()に気付いたからだ。

エターナルは仲間に入電しようと通信機を起動する。

 

── ザーーーーーー ──

 

しかし、耳元に流れたのは砂嵐のようなノイズだけだった。

「チッ、ジャマーか。貴様、何が目的だ?」

「さぁて、何だろうねぇ?」

男はそう言い、飄々とした態度でフザケてみせる。

「まぁ取り敢えず────」

 

─ッドッッ!!─

 

()()かな~♪」

 

男は瞬時に上へと跳び、天井を足場としてエターナルの眼前に迫った。

(速ッ!?)

 

─ガッ─

 

「・・・へぇ~♪」

「・・・」

男が前に蹴り出した右足を、エターナルは左腕で受け止める。男はすぐさまバックステップで距離をとり、その顔にジョーカーマスクのような笑みを浮かべた。

「結構、楽しめそうだね~♪うんうん、噂通りだ~♪」

男が嬉しそうにはしゃぐ反面、出久はマスクの下で冷や汗を流す。

(何てキック力と瞬発力してやがる・・・不意打ちとは言え、俺の反応速度でギリギリだったぞ・・・)

呼吸を整えながら痺れを覚える左腕を装甲の上からさすり、油断無く腰を落として構えを直した。そしてこのままでは不利である事を悟り、メモリを取り出す。

【ガングニール!】

「詠装!」

 

───Destination time Gungnir zizzl~♪───

 

オレンジの光と共に追加装甲が装着され、エターナルは必中の槍の鎧を纏った。

「ヒュ~♪それが、シンフォニックアーマーってやつか。ちょっとは・・・

楽しめそうだッ!!」

男は再びエターナルに飛びかかる。そしてその爪を向け、エターナルの顔に迫った。

(思考加速!)

その瞬間、エターナルは自身の思考を加速させる。そして自分めがけて飛んでくる男をスウェーバックで回避した。

 

─ザリリッ─

 

「っと、やっぱ最初みたくは行かないか。だったら・・・コイツはどうだ!」

 

─ビュッ!─

 

男の口から飛び出した何かを、エターナルはアームドギアで受け流す。

「舌・・・(それも、骨が無い。カメレオンじゃなくてカエルだな。まぁどっちにしろ・・・)こっちが有利になった!」

その舌が男の口に戻るより早く、エターナルは2つ目のメモリを取り出して腰のマキシマムスロットに叩き込んだ。

【アイスエイジ!マキシマムドライブ!】

 

─運命の~GATE呼び掛けて~いる~♪─

 

そしてその冷気をアームドギアに流し込み、更に歌ってエネルギーを増幅させる。

「うっ寒っ!」

 

─走れLORD OF THE SPEED~♪─

 

初めのフレーズを歌い終え、エターナルはアームドギアを男に向けた。その刃が宿す絶対零度に、今度は男が冷や汗をかく。

 

「喰らえッ!!穹さえ穿ち凍てつかせよ(シエロ・ザム・カファ)ッッ!!!!

 

─バキバキバキバキッ!!─

 

その槍を地面に突き立て、閉じ込めていた冷気を一気に開放した。それは無数の氷の槍となって、男に襲い掛かる。

「ちょっ!?流石にコレはヤバいって!!」

後ろに飛び退き続ける男を氷が追い掛け、分厚い壁となった。

「・・・手応えは無しか」

アームドギアを引き抜き、構え直すエターナル。今し方撃ち放った技・・・凍漣の竜技(ヴェーダ)はしかし、あの中肉中背の男を貫いた感触が無かった。

 

──いや~、流石に強いねぇ!予想外だ!──

 

氷の向こうからだろうか。男の声が響く。その声色は実に楽しそうだった。

「・・・テメェ、何者だ!」

 

──ハハハッ、俺はただの快楽主義のカエルだよ~♪所で、そろそろ仲間の方に行かなきゃまずいんじゃな~い?──

 

「ッ!!」

 

──じゃ~ぁね~♪仮面ライダーエターナル~♪──

 

「・・・消えたか」

気配が消えた事を感じ、シンフォニックアーマーを解除するエターナル。

『マスター!此方レイア!派手に応答願います!』

男のジャマーが離れた事で、通信機が復活した。

「済まんレイア、ジャマー持ちの敵と交戦していた。状況は?」

『現在、センチピードと地味に交戦中!これから派手に引きずり出します!』

「地味とは思えんが了解した。そっちに向かう」

【アイスエイジ!マキシマムドライブ!】

「凍結・ホワイトアルバムッ!!」

再びアイスエイジのマキシマムを発動し、エターナルは足裏に生成した氷のブレードで凍結した下水道を滑走し始めた。

 

(出久サイド)

 

「フンッ!」

「オリャッ!!」

「タァッ!」

『KSHAAAaaaaaaaッ!!』

俺が合流すると、ライダー全員がセンチピードに攻撃を叩き込んでいた。

「死ねよこの害虫共!!」

「この数は、厄介ですわねぇ!」

「地味に面倒!」

「あーもうッ!キリがないゾ!」

一方自動人形(オートスコアラー)達は、センチピードに引き寄せられたのであろう大量のムカデを相手に奮闘していた。

ガリィは熱湯攻撃で、ファラは(俺が造り直した)剣殺し(ソードブレイカー)で、レイアは投げ銭で、ミカはカーボンロッドでそれぞれムカデを潰している。一番有効打になっているのはガリィの熱湯攻撃だ。

「遅くなった!」

「おっせぇんだよ役立たずマスター!とっととあの害虫引きずり出せ!」

ガリィが毒を吐いてくるが、今回ばかりは何も言えないな。

「遅れた分の働きはするさ!」

【ボーダー!マキシマムドライブ!】

 

「開門!スティッキィィィィフィンガァァァァズッ!!」

 

ボーダーメモリのエネルギーを両腕に集め、飛び上がって天井にパンチのラッシュを叩き込む。すると天井に境界線が引かれ、その境目が広がる形で大きな穴が開いた。

「ッシャ!引き上げるぜぇ!」

【レストレイント!マキシマムドライブ!】

そして俺は地上に上がり、レストレイントのマキシマムを起動。エターナルローブが繊維状にバラけ、センチピードに絡み付く。そのままその糸を掴み、力任せに引っ張った。

『ギチギチギチギチッ!』

節足をコンクリの壁に食い込ませて抵抗するセンチピード。だが・・・

「地味に無駄な抵抗は止めろ」

「大人しく出ろ!」

 

─ガガガガガンッ! ガキャキャキャキャッ─

 

『GYAAAAAA!?』

レイアとアクセルが投げ銭とエンジンブレードで節足を破壊した。

「(ワン・フォー・オール!アーマード!)どっせェェェいッッ!!」

それにより踏ん張りが利かなくなり、それに合わせて俺もワン・フォー・オールで身体能力を更に強化してセンチピードを引きずり出す。

『グギャッ!』

俺の力で地面に叩き付けられ、ビッタンビッタンとのたうち回るセンチピード。全く、気持ち悪い事この上無いドーパントだ。

「出久!作戦成功?」

「あぁ!こっからだ!」

『ウジュルウジャカカカカッ!!』

毒液と涎をぶちまけながらブチ切れるセンチピード。それと共に節足が再生し、ガチガチと地面を叩いた。

『ウジャジャジャジャジャッ!!』

 

─ボボボボッ!─

 

センチピードが口から毒々しい黄色のエネルギー弾を撃ち出してくる。あれは、防がない方が良さそうだな。

「フッ!ハッ!」

 

─ドババンッ!─

 

燃え上がらせたブルーフレアをエターナルエッジに纏わせ、鋭く振るって炎斬波を飛ばす事でエネルギー弾を迎撃した。

『グルルルルルッ!!』

更に苛立った様子でセンチピードは唸り、腕のリストブレイドのような節足を展開し突撃して来る。そう、腕装剣(リストブレイド)のような節足を。

「ファラ!」

「了解しましたわ!」

 

─ギィンッ!─

 

節足を剣殺し(ソードブレイカー)で受け止め、火花を散らして鍔迫り合いに持ち込むファラ。それに対して、センチピードはパワーで押し込もうと無理矢理体重を掛けてきた。此方の狙い通りに。

 

─ガシャッバグンッ ベキベキッ!!─

 

『グジャァァァァァァァッッッッ!?!?』

ファラの剣殺し(ソードブレイカー)に赤い幾何学模様が走り、鰐の顎のように開いてセンチピードの節足を噛み砕く。この能力こそがファラの振るう大剣を剣殺し(ソードブレイカー)たらしめる要素、対剣用概念兵装(アンチソード・コンセプトウェポン)だ。

「あら、やはり自らの刃を『剣』と認識していたようですわね。ならば・・・この剣殺し(ソードブレイカー)が陵辱しますわ!」

キリキリとファラの眼球が回転し、瞳が縮小して口角がつり上がった。何てひぐらし的な顔だ。今度からひぐらし顔と呼ぼう。

「ま~たファラが変顔してるゾ」

「派手にテンションが上がった時の、地味に困る癖だ」

「「うわぁ・・・」」

・・・まさか、人格元のキャロル・マールス・ディーンハイムにもこんな面があったのか?想像出来・・・ないな。ギリギリ無いわ。*2

つか三奈達が引いてるぞオイ。

「まぁいい。三奈!俺とアクセルが止める!その隙に決めろ!」

「オッケー!」

三奈に指示を飛ばし、アクセルとアイコンタクトをとった。アクセルは頷き、エンジンブレードを構える。

 

【ヴォンヴォォオンッ!!】

 

「ハァッ!!」

そしてエンジンを吹かして猛スピードで背後に回り、エンジンブレードをセンチピードの下半身に振り下ろした。

 

【エレクトリック!】

 

─バヂバリヂヂヂヂヂッ!!─

 

『GyAaaaaaaaaッッッッ!?』

高圧帯電するエンジンブレードで斬りつけられ、激しく感電するセンチピード。そしてそちらに意識が向いてる間に・・・

【ボーダー!マキシマムドライブ!】

「ウォラッ!」

俺は再びボーダーのマキシマムを発動し、センチピードを羽交い締めにして拘束する。更にガイアメモリから身体へのエネルギー回路に境界線を引いてエネルギーを遮断した。こうなれば、ドーパントにとっては心停止も同然。碌に動けなくなる。

「今だ!」

「はいよ!」

【ジョーカー!マキシマムドライブ!】

三奈が10m程離れた所でメモリをマキシマムスロットに装填し、マキシマムを発動した。左腕を引いて右腕を左上に伸ばす一号ポーズを取り、エネルギーを右足に集めて駆け出す。

そして───

 

ライダーキック!ハァッ!!」

 

─ドゴンッ!ギヂヂヂヂヂッヂヂッ!!─

 

助走をつけて高く跳躍し、紫のスパークが迸る右足をセンチピードの胸に叩き込んだ。その瞬間ジョーカーのエネルギーが流れ込み、センチピードの体内に残ったガイアエナジーを相殺する。だが、このままでは毒素のツケが一気に来て死んでしまうだろう。故に・・・

「仕上げだ!」

【ユニコーン!マキシマムドライブ!】

 

エターナルエッジにユニコーンメモリを装填し、それをコイツに突き立てるッ!

 

─キュゥン・・・パキンッ─

 

ユニコーンの浄化作用で溜まっていた毒素が分解され、メモリブレイクが完了した。センチピードの身体も、ドーパントから人間に戻る。

「・・・海外のチンピラか。最近密航なんかの不法入国が多いらしいからな、そこに目ぇ付けられたのか」

変身者の彫りの深い色白の顔と腕のタトゥーを見て、外国人のチンピラと判断。変身解除した竜兄さんが、その手首に手錠をかけた。

「作戦成功、だな。さぁて竜兄さん、取り敢えずソイツ、警察病院に搬送して」

「分かった。雄英ライダーズ、協力感謝する」

「それ俺等の事?まぁ受け取っとくよ。じゃ、俺等は帰る」

「あぁ、気を付けろよ」

竜兄さんはそのままパトカーにメモリ使用者を詰め込んで、ディアブロッサで走り去る。

「さて、と・・・じゃ、帰ろうぜ」

【ボーダー!マキシマムドライブ!】

俺はエターナルエッジにボーダーを装填し、空間を切り裂いてスキマゲートを開いた。

「疲れた~!」

「結構善戦だったよね!」

肩を回しながら、三奈達はスキマゲートに飛び込んだ。

「ふぅ・・・」

 

───ただの快楽主義のカエルだよ~♪───

 

「・・・報告した方が良さそうだな」

 

(NOサイド)

 

「~♪」

真っ黒なビルの中、その男は口笛を吹きながら足取り軽くご機嫌に歩く。エターナルとの喧嘩が、思った以上に楽しかったからだ。

「いや~楽しかった~♪」

やがて男は扉を開けて部屋に入り、入り口近くの棚に置いてあったポーチを掴んでその口のジッパーを開いた。中には、大量の()()()()()()()()()が詰め込まれている。

「~♪」

 

─ちゃりっ ピィ~ン─

 

そのメダルを取り出し、指で弾き打ち上げて大口を開けた。

「あ~ぁむっ、ゴクンッ」

そのままメダルは口の中に消え、飲み下される。

人間にはまず不可能な事だが、男はお構い無しに次々とメダルをさも美味そうに飲み込み続けた。

 

─ピィ~ン─

 

「あ~・・・」

 

─パシっ─

 

しかし、唐突に弾いたコインを掴む。そしてふてくされた顔を作りつつ、ドアの方を見やった。その先には、スーツの上にローブを着込んだ女がいる。

「ねぇちょっとヤガー!止めてよね、こういうイタズラ!」

そう言って男は、掴み取ったコインをパキッとへし折った。しかし、その断面は黒茶色だ。銀紙で包まれたコインチョコである。

「・・・貴様、何のつもりだ?」

ヤガーと呼ばれた女は、重苦しい声で男に問い詰めた。

「何のこと~?」

「とぼけるなッ!何故彼奴にちょっかいを出したのかと聞いているんだ、()()()()()()()ッ!」

ヤガーに怒鳴りつけられても、男・・・ヴォジャノーイは何処吹く風で飄々とした態度を崩さず、へし折ったコインチョコの銀紙を剥がして口に放り込んだ。

「落ち着きなってヤガー。あんま怒ると、小皺増えるよ?君の使うメモリみたいにさ!」

「ッ~!」

寧ろ煽る始末である。

「・・・貴様の喰らうセルメダルとて、無限に使って良い訳では無いのだぞ」

「それこそ別にいいじゃ~ん?タコ助クンのお陰で、まだまだいっぱいあるんだしぃ~。それに、悪いけどコレばっかりは俺のハイドープとしての体質だから仕方ないよ。

俺がこのまま全く使えなくなっても良いなら別だけどさ~」

「それは良い。トラブルメーカーが大人しくなって清々すると言うものだ」

「うへぇコワッ」

フザケ続けるヴォジャノーイに、ヤガーの青筋は更に増えていく。額に血管が浮き出るのも時間の問題だろう。

「おや?帰っていたのですか、ヴォジャノーイ」

ドアを開け、(ヴィラン)連合とコネクションを担当している黒服が帰ってきた。

「お~お帰り!どう?有望な子はいる?」

「えぇ。約束しましたよ、渡我被身子さんには。メモリをあげるとね」

「うひょ~太っ腹~♪」

黒服はデスクに入っているアタッシュケースを取り出し、蓋を開く。その中には、多種多様なT()2()()()()()()()が入っていた。

「ふむ・・・何が似合うでしょうかね、彼女には・・・

擬態(ミミック)

タコ(オクトパス)

赤眼黒犬(カペルスウェイト)?」

「マニアックなメモリばっかりだね。で?何か動きはあった?」

メモリを小振りなケースに移す黒服に、再びヴォジャノーイは問い掛ける。

「あぁはい。何でも、コンタクトをとるらしいですよ。死穢八斎會に」

死穢八斎會・・・その名を聞き、ヴォジャノーイは分かり易く顔をしかめた。

「オレ、あの連中キラ~イ」

「でしょうね。では、私はこれで」

そう言って、黒服は部屋を出て行く。

「にしても、今日はラッキーだったな~♪まさか仮面ライダーに会えるなんてサ!」

実は、エターナルと遭遇したのは全くの偶然だ。

偶々、ヴォジャノーイの気紛れな散歩ルートで捕獲作戦が始まっただけなのである。

「貴様、おかしな気は起こすなよ?」

「ダイジョブだって!オレも流石に死にたくはないしさ!」

そう言って拳でコンコンと叩くヴォジャノーイ。ヤガーは、それなら良いと目を瞑った。

「フゥ~・・・(でもな~・・・やっぱ、窮屈なんだよな~。ちょっとばっかし・・・)」

快楽主義のカエル(ヴォジャノーイ)は、この環境に満足はしない。

 

 

────to be continued・・・

*1
という作者の言い訳。お願い、納得して。

*2
作者は想像出来ちまった




「ちょっとどころかガッツリ出してんじゃねぇか」
『ゴメン、筆が思ったより乗った』
「ったく、此処まで来て未完とか許さねぇかんな?この小説、もうお前だけのモンじゃねぇんだぞ?」
『分かってる。弟子2人がコラボしてくれてるし、未完にはしないよ』
「だと良いんだけどな・・・じゃ、次回もお楽しみに!」
『チャオ~♪』

ちょっと面白いこと考えたから、パルスィ出して良い?

  • 良いゾ~ソレ
  • ウェッ!?ナジェダァ!?(OwO)
  • ゆ゛る゛さ゛ん゛ッ!!
  • (良い訳)無いです。
  • パルスィ登場ッ!承認ッ!!

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