僕のヒーローアカデミア~Eの暗号~ Phase2 作:エターナルドーパント
「・・・」
『・・・久し振り』
「言い訳があるなら聞くだけ聞いてやろう」つデザートイーグル
『家の片付け監督不届きでタブレットのある親父の実家に出禁食らっました』
「そうか。なら書け」
『無慈悲・・・』
「何か言ったか?」ジャキッ
『ウェッマリモッ』
(出久サイド)
「本当に、興味深いな・・・」
上鳴や響香を筆頭とした中~遠距離攻撃能力を持つメンバーが、ものの5秒でほぼ全員ノックダウン。
脊髄にゾクゾクと刺激が走る。久々に、楽しめそうだ。
「い、一瞬で・・・?む、無敵じゃねぇかッ!?ワープするし攻撃すり抜けるし!勝てっこ無ぇよ!」
全く、峰田は何時もそうだ。何故、あの性格で除籍にされんのやら・・・あぁ、あれか。こんな盛りの付いた害獣は野放しにするより首輪着けといた方がマシだからか。
「峰田。無敵なんてのはあり得ない。恐らくあのワープは、すり抜けを応用してるんだろう。何より生身の人間だから、必ず限界はあるんだ。
それと・・・敵前でのパニックってのは、ヒーローが取り得る最悪手だぞ」
それに、さっき感じたあの
「考え事は良いけどさ」
―ドゴゴゴンッ―
「ゴペッ」
「ゴハァッ!?」
「ウボァッ!?」
「油断大敵、だよね」
動きが止まった瞬間、飯田と峰田と障子が凶悪な腹パンの餌食になる。
【ディスチャージクルルァッシュッ!!】
「吹っ飛べェ!」
―BBBBBBOM!!―
「うおっ!?」
しかし、先輩が口を動かしている間にグリスの機雷艦載機が襲い掛かった。何とか回避はしたものの、幾らかはやはり
「チッ、イマイチだなァ。オイ出久!そっちどうだ!」
「仮説は立てられた!後は実証だ!ローグ!クローズ!攻撃しろ!」
「「イエッサ!」」
俺の指示に従い、2人は瞬時に駆け出した。俺の仮説が正しければ・・・
「オリャアァッ!」
「ッタァッ!!」
スローズがヤクザキックを、ローグがパンチをそれぞれ打ち出す。
─ピシピシッ─
「おわっと!?」
「・・・矢張りな」
俺の予想通り、2人の攻撃も
「先輩!」
「ん、何かな!?こっちは結構・・・厳しいんだよね!」
時々地中に潜りながら、それでも尚俺に返事をする先輩。成る程、先読みと捌きを得意とする戦法らしいな。
「アンタの攻略法は見つけた。ノーコンティニューでクリアしてやる。グリス、ローグ、クローズ。時間稼ぎを頼むぞ」
「時間は稼いだる!勝てや!」
「任されたよ!」
「うっしゃァ!滾ってきたァ!」
クローズの興奮に合わせ、身体中の装甲が激しく炎上を始めた。まさかブレイズアップモードを使えるとは・・・
「頼んだぜ!」
【サイクロン!マキシマムドライブ!】
「
俺はサイクロンのマキシマムを発動し、竜巻で身体を持ち上げる。
「喰らえッ!!」
【スクラップ・フィニッシュウッ!!】
【クラック・アップ・フィニッシュ!!】
「ハァッ!!」
そして先輩相手に必殺技をぶっ放す皆から目を外し、勝利の鍵となるメモリを取り出した。
【アガートラーム!】
「詠装ッ!!」
メモリを起動し、胸に突き立てる。すると、機動詠唱が脳内に流れ込んだ。
──
その瞬間、銀の閃光が俺を包む。その光は俺の四肢、胴を通過し、アーマーが出現。次々と装着されていった。
そしてヘッドホンとカチューシャを足したようなヘッドギアが頭部に固定され、そこから後方に2対4枚のエッジが展開し武装が完成する。
「仮面ライダーエターナル・シンフォニックスタイル・・・
マイティ・アガートラームッ!!」
エターナルローブをはためかせて地面に降り立ち、具合を確かめるように拳を握った。大きく装甲を追加された左腕が、ガチッとメカメカしい音を立てる。
「よし・・・」
そして俺は右手で角をなぞって弾き・・・
「勝利の法則は、決まったッ!!」
強く、宣言した。
──~♪~♪♪~──
そして、鎧が奏でる
──眠るよォう~な~♪静寂の闇~で♪──
歌に合わせて足を運び、同時にエターナルエッジを左腕の装甲に差し込んだ。それを引き抜けば、刃渡り60cm強の刃・・・Eter-アガートセイバーが追加され、長剣となったエターナルセイバーが姿を現す。
その剣を×の字に振るうと、エネルギー斬撃波が発生。標的に目掛けて襲い掛かった。
──
「当たるかもなら、逃げるに限るよね!」
先輩は此方に駆け出しながら地面に潜行し、その上を斬撃波が通り過ぎる。あの角度・スピードなら・・・よし、読めた。
──手のひ~ら~ぁで~♪転がす~マ~ァリ~ィオネェット♪──
─バシャッ─
俺は左腕の装甲を開き、6機の短剣型ソードビットを射出。そしてヘッドギアから3機に向けて指示を飛ばし、変形コードをインストールする。ソードビットは受信と同時に変形を開始。刀身の面積が広がり、そこから更に鞘から抜剣するが如くスライドして展開。中心部に鏡のようなエネルギー発生機構が現れた。*1
そして背後を振り返り、頭上でソードビットを操りながら右手に握ったエターナルセイバーを振るう。先輩は予想通りのタイミングで浮上して来た。
(ッ!反応じゃない、予測だね・・・でも、そういう反応には慣れてるんだよねッ!)
(・・・と、考えているのは分かっている)
恐らく、カウンターで腹パンを狙っているのだろう。先輩の視線は既に軌道を見切ったエターナルセイバーを外れ、俺の腹にロックオンされている。
────だからこそ、それに乗ってやろうではないか。
俺は歌を途切れさせず、剣を振り抜く。先輩は予測通り、いとも簡単にその刃を紙一重で避けた。やはり予測からの出現狩りには慣れているらしい。
──そっと~眼を~閉じれェば~良い~♪──
そして先輩は、俺の顔に手を近付ける。目潰しだな。まぁ思考加速があるから意味ないけど・・・と言うかそもそも───
─ヴォンッ─
「うぇ!?」
───触らせないし。
俺は思いっ切り上体を反らし、DIO様のWRYYYYYY!ポーズを取る。当然先輩の目潰しは空振りだ。
俺は即座にソードビットを呼び戻し、3機を俺と先輩の隙間に三角形に挟み込む。そのソードビットはお互いをエネルギーラインで連結し、バリアを展開した。先輩も流石に対応出来ない。
「うおぉ!?」
そのバリアに触れた瞬間、先輩は上に吹っ飛ばされる。
──や~す~ぅらか~に~無に帰ろゥオ~♪──
──
このバリアはアガートラームの能力により、触れたものに掛かっている慣性ベクトルを操作する事が出来るのだ。それにより、重力から受け続けている落下ベクトルを逆転させた。
(さぁ、仕上げだ)
──鳴りひ~びィく~時ィ~の~カァンパ~ネラ~♪──
─キュピンッ─
すかさず
「うわっちょ!?」
──絡み~付~く総てをJust Reset♪──
PROTECT†PROTECTORで使わなかった残りのソードビット3機に変形コードを送信。するとそれに応え、3機がガシャガシャと変形を始めた。
鍔はグリップ部分を籠手のように覆い、刀身は杭のような円柱状に。そして先端を先輩に向け、その杭を鋭く撃ち出す。
──リ・スタ~ァト♪──
──
その杭は、無慈悲に先輩の身体を喰い破───
─ガキィンッ─
───る事は無かった。
PROTECT†PROTECTORで受け止め、寸止めしたからだ。
俺は念力を解除し、先輩の目を覗き込んで問う。
「まだ、やるかい?」
「・・・降参だね」
賢明な判断だ。
俺はエターナルローブを脱ぎ、先輩の下半身に被せる。自分の彼女に俺以外の裸見せんのは、流石にちょっとな。
「ねぇねぇ!さっきの何!?何で歌ってたの!?何で君達ミリオに触れたの!?」
「歌で鎧のエネルギーを増幅するんだ。歌ってれば出力が落ちない。あと、何で触れたかは後程」
どうやら波動先輩は復活したらしい。
「フゥ~ム・・・うん、そうだ!」
何かピンと来たのか、ポンと手を打つ先輩。そしてジャージを回収し、一つ咳払いをする。
「まぁ、こんな具合にね!」
「何について
この人、時々話の脈絡が跳ぶんだよな。
「今回は、出久君の未知の力にやられたけど・・・どう?俺の個性、強かった?」
先輩の問い掛けに対し、皆は口々に強過ぎる等の言葉を放った。例外はライダー適合者。
「轟みたいなハイブリッドですか?」
まぁ、三奈みたく思ってもしゃーないわな。
「私知ってるよ個性!言ってい?ねぇ言ってい?トーカ!」
矢張り透過か。
「波動さん、今はミリオの時間だ」
お、天喰先輩に止められてむくれてるな。子供っぽい・・・よく見たら童顔とも美人とも取れる顔して・・・
─ゾクッ─
ッッ!!・・・すいませんでした・・・
「いや1つ!『透過』なんだよね!君達がワープと呼ぶあの移動!あれも推察通り、コレの応用なんだよね!」
ヤハリソウイウコトカ( OMO)
「全身個性を発動させると、俺の身体は
「どォりで自由落下みてぇな動きだった訳だ」
ま、かっちゃんなら気付くだろうな。
「その通り!!落下する!地中にね。そして落下中に個性を解除すると、不思議な事が起こるんだ」
平行世界から自分が大集合?・・・冗談だ。
「どうやら質量を持つ物質同士が重なり合う事は出来ないらしく・・・弾かれるんだよね。つまり、俺は瞬時に地上まで弾き出されてるのさ!コレがワープの原理。
身体の向き・ポーズ・助走なんかで角度とかを調整して、弾かれ先を狙う事が出来る!」
「・・・ゲームのバグみたい」
「イイエテミョーww!!」
「そりゃまた随分難儀な能力だな」
『え?』
・・・まぁ、気付かんわな。
「物理抵抗を総て無視しちまうなら、光も音も感じ取れない中でただただ自由落下するだけ・・・ゴースト先輩みたく浮遊能力があるなら良いが、ソレがないから壁一枚抜けるにも段階的な作業を意識してやらなきゃあいけない。そんな不便な能力を使いこなして、此処まで実力を付けたんだよ。ミリオ先輩は」
さっき感じた違和感・・・空気の乱れを感じ取れなかった事も、まぁ空気そのものが通り過ぎてんだから・・・と言うか、先輩の個性は正確には『透過』じゃないな。
「それだけじゃないよ。吸い込もうにも透過しちゃってるから、肺は酸素も取り込めない・・・案の定俺は遅れた!!ビリッケツまであっと言う間に落ちた!服も落ちた。
この個性で周りより先を行くには、遅れちゃ駄目だった!『予測』!他者よりも一層素早く、時に欺く!!何より『予測』が必要だった!
そして予測を可能にするのは経験!!経験則から予測を立てる!
出久君が俺に素早く対応出来たのも、他より経験豊富だったから!そして仲間に攻撃させてデータを録る!それによって生まれる予測が、俺の個性と予測を上回った!その結果が、彼の勝利なんだよね!」
厳密に言うなら、それプラス異常なまでの引き出しの多さだな。
「まぁそういう事!言葉より経験で伝えたかった!インターンに置いて、我々は
俺はその経験でトップを掴んだ!ので!怖くてもやるべきだと思うよ一年生ッ!!」
流石だな。幾らか死線を潜ったらしい。良い事言うねぇ。
「じゃあ次、出久君の番ね!何で君達に俺の個性が効かなかったのか、教えてくれる?」
「あ、ソレ俺も気になるわ」
「あたしも~!」
よし、じゃあ解説タイムと行くか。
「了解」
【アイスエイジ!マキシマムドライブ!】
変身を解除しながら、俺は皆の前に出る。そしてシンフォニックメモリを取り出し、アイスエイジで作った氷のテーブルに並べた。
「ご存知の通りだが、コレはシンフォニックメモリ。俺が、平行世界の友達から貰ったモンだ」
「確か、石動仁さん・・・でしたわね」
うん、覚えてくれていて何より。
「そう。そしてこのシンフォニックメモリなんだが・・・向こうの世界にある、《聖遺物の欠片から造られた兵装》の記憶が封入されているんだ。グングニル、天羽々斬、イチイヴァル、イガリマ、シュルシャガナ、アガートラーム、神獣鏡・・・常闇、お前なら知ってるんじゃないか?」
「あぁ・・・グングニルは北欧神話の主神オーディンが持つ、投げれば絶対に当たるという槍の形を取った因果律兵装。
天羽々斬は、ヤマタノオロチを断頭した素戔嗚尊の剣。
イチイヴァルは北欧神話の狩猟神が創ったとされる櫟の弓。
イガリマとシュルシャガナはメソポタミアの神ザババの二振りの刃。
アガートラームは、ケルトの神ヌァザの義手。
神獣鏡は、中国の破邪の鏡・・・だったか?」
「正解だ」
餅は餅屋と言うか、やはり中二病は神話に詳しいな。
「で、だ。前に言ったよな?その世界には、《人間のみを炭素に転換して殺す化け物》がいるって」
俺の言葉に、皆は『そう言えば・・・』と言う顔をする。
「それが、《ノイズ》。何処からでも現れる恐怖の象徴だ。
ここまでが前提知識。本題はこっからだぜ」
「ふむふむ」
ミリオ先輩も興味深げに聞いている。
「ノイズは、自分の存在そのものを別次元に移す事で物理攻撃を無効化する能力を持ってるんだ。コレを位相差障壁と言う」
「・・・へ?」
やっぱり上鳴は理解出来ないか。
「まぁ簡単に言うと・・・俺達が動いてるこの次元を平面としよう。俺達は、そこから浮き上がった立体的な動きは出来ない。だがノイズはこの平面から浮き上がって、攻撃や障害物を飛び越える事が出来るんだ」
「・・・ん~、何とな~く分かるような分からんような・・・」
「難しいな~・・・」
切島も、こういうのは苦手っぽいからな。さて、ここからだ。
「実は先輩の個性は、単なる《透過》では無くこの《位相差障壁》なんだよ」
全く、個性ってのはこんなものすら再現出来るってんだからスゴいもんだよな。
「根拠は2つ。1つ目は単純に、シンフォギアと同じく位相差障壁突破機能が搭載されているグリス・ローグ・クローズの攻撃が通じた事」
恐らく、元々誰かが対ノイズ用に装着する事を想定して創ったんだろうな、仁は。*2
「そして2つ目だが・・・単なる物質透過なら、先輩はとっくに死んでいるからだ」
『ッ!?』
お、皆良いリアクションしてくれるねぇ。コレだから話し賀意があるってモンだ。
「まず、さっき先輩は『肺が酸素を取り込まなくなる』と言ったが、そもそもそこからおかしいんだよ。何せ、人間は肺の中の酸素分率が6%以下になれば瞬時に気絶しちまうからな」
猛毒柳の理屈だ。
「それだけじゃない。空気が透過するなら、必然的に気圧も無くなっちまうハズだ。そして0気圧下では、液体は冷たいまま沸騰する。まぁ人体内なら血管なんかで圧が掛かってるから血液は沸騰こそしないだろうが、減圧による鼓膜破裂、血管内気泡、鬱血なんかは避けられない。ならば、何故そうならないか・・・」
「ッ!成る程!そこにさっきの位相差障壁の理論を当てはめれば!」
「八百万、正解だ」
八百万は飲み込みが早くて助かるねぇ。
「八百万の言う通り、先輩の個性が位相差障壁だと仮定すれば、全て筋が通る訳だ。
・この次元から浮上して物理抵抗を全て遮断。
・この次元と同じだけの圧力が掛かっている次元に、肺の中の空気ごと身体を移す。
これなら、先輩が無事な事にも納得出来る。ま、浮上っつってもこっちのイメージは息を止めて水中に潜っている感じだがな」
「成る程!確かに君の言う通りだよね!近い内に、個性届けを更新してくるよ!」
まぁ、最近は水圧に耐性のある個性を持つ奴ばかりが海の仕事するから、潜水病なんかがパッと出て来なくても仕方無いけどさ。
「さて、良い経験も出来た事だし戻るぞ」
相澤先生の指示に従い、俺達は教室へと足を向けるのだった。
(ヴォジャノーイサイド)
(ったく、何でオレまで当てられちゃうかなぁ・・・)
とある山中の廃工場の中で、オレは天井の柱に寝ころびながら大きくため息を吐く。
その原因は他でもない、目の前の光景だ。
方や敵連合のトップ・死柄木を筆頭とした、連合の精鋭チーム・・・片や黒い噂が絶えず、個人的に俺が
そいつ等が互いに向かい合っており、空気もかなりギスギスしている。
そしてその間にいるのが、オレ達のリーダー・・・まだメモリもコードネームも教えられてない、あの黒服だ。
(ハァ・・・お散歩行きたい・・・)
そんな俺の囁かな願いも、今は叶いそうに無かった。
どうやら、お互いがお互いを自分の支配下に置きたいらしい。それで、どっちが上になるか・・・な~んて、オレからすれば心底どーでも良い事で揉めてる。
「ゴメンね極道クン。私達、誰かの下に付くために集まってるんじゃあないの!」
連合のマグネが個性を発動し、オーバーホールを引き寄せる。
でも、駄目だ。
殺人に対する認識が違い過ぎる。オーバーホールに正面から喧嘩を売るのは得策じゃあない。
故に──────
――ゲコココココココッ――
「─────
──────オレは、その攻撃を妨害した。
オレの側に霧が発生し、巨大なヒキガエルが現れた。その長い舌を伸ばし、瞬時にマグネを絡め捕って吊り上げる。
「え、ちょ!?ヴォジャノーイくん!?」
「止めときなよ。言っちゃ悪いけど・・・今止めなきゃ、君が死んでた」
オーバーホールの個性・・・手で触れたモノを分解し、その後で任意で再生・修復出来る能力。当然ながら、分解の段階で止めちまえば相手は死ぬ。どこぞの錬金術マンガにも出て来たような、正直言ってチートな能力だ。
「良い判断ですよ、ヴォジャノーイ」
パチパチと拍手しながら、リーダーがオレを見てニッコリと微笑む。気持ち悪い事この上ない。
「別に・・・マグネは一緒に話したりすると面白いから、助けただけ。つかそー思うんだったらさ、リーダーが先に止めてくれりゃーよかったじゃんよぉ」
「試したんですよ、君の判断力をね」
ケッ、やっぱウチのリーダーはこういう所が喰えない・・・
「では、私達ですね。次は・・・スポンサーにしていただけませんか?私達を。ある程度は出資しますし、幾らか融通出来ますよ?ガイアメモリを」
出たよ、営業スマイル貼っ付けたビジネストーク。
「・・・副作用は?」
「現在、負担を大きく軽減出来るようになっています。特殊コネクタ手術によって。
変わりに、頂きたいんですよ。貴方達のメモリを用いた戦闘データをね。それだけで満足ですよ、此方は」
要は、モルモットになって下さいって話だ。
「・・・確かに、ガイアメモリの力は魅力的だからな。前向きに検討しよう」
うわ、あいつ了承しやがったよ・・・
「では、これでお開きと致しましょうか、今日は。また後日という事にしましょう、具体的な決定は」
・・・一応、丸く収まったか。あ~ぁあ、やだやだ。
「ちょっとヴォジャノーイくん、いい加減下ろしてくれないかしら?」
「おっと、ワリィワリィ」
忘れてた。クムクム消してっと・・・
「じゃ、オレ達はコレで」
オレは天井近くの通気口から外に出る。そして脚に力を込め、一気に飛び上がった。
(子供切り刻んで実験するような奴とは、仲良くなれる訳無いよ・・・)
今日のお天気は、曇り後雨。
オレの心のお天気とおんなじだ。
─────────────────────────
────to be continued・・・
「遅いっての」
『スマンスマン・・・新技出たし、取り敢えず解説しようぜ?』
「ふん、良いだろう・・・つか、早く俺ちゃん出せよ」
『仕方無いだろ、お前を出せるシーン少ないんだから』
「だったら書けばいいだろうッ!!」
『筋肉式論破ぇ・・・もう良いや。今回は、
「
『あ、ゴメン・・・じゃあクルセイドから。ぶっちゃけコレは原点のSERE†NADEとそんな変わりないよ。×の字にエネルギー斬撃を飛ばす技。
プロテクト・プロテクターはシールドビット、ブロウクン・ブレイカーはパイルバンカービットだ。どっちも、覇界王の漫画に出て来るメカノイドの技だぜ』
「ブックオフで新品未開封の特装版が売ってたってアレか」
『正に奇跡』
「さて、東方の狩人さんがコラボ書いてくれてるな」
『そうだな。お前とあややんのイチャイチャもあるらしい』
「弟子に頼らず自分で書けよな?」
『・・・善処する』
「ホントかよ」
『ゴメンって・・・では、次回もお楽しみに!』
「狩人さん、頑張れよ!」