空を切り裂く橙色の翼端   作:trois

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初めて二千文字近くまで書いた。結構辛かった。

ライノのアレが夢に出てくる位にはトラウマです。

7のシーズンはまだなんですかね・・・

早く出ないかなぁ・・・




Sky dance

『EMLの命中確認、ザイ一機撃墜。砲身を冷却中・・・』

 

EMLの初弾は当たったようだ。さすがにミサイルは避けれても音速を余裕で越えるレールガンは回避出来ないようだ。

 

HUDのレティクルにザイを捉えてトリガーを引き、続けて第二射を放つ

 

弾頭は電磁力で加速され、砲身を飛び出し音の壁を越えてザイを貫く。瞬間、爆散しザイの破片が空に撒き散らされる。

 

『命中、ザイ続けて一機撃墜。』

 

 

「あれは・・・やっぱりJASー39『グリペン』か。」

 

ようやく目視で確認出来た。

 

恐らく原作のように失神しているのだろう。

動きが直線的なので恐らくオートパイロット、下手すればザイに撃墜される可能性すらあっただろう。

 

『レーダーに新たな機影、数1』

 

「あぁ、ようやく来たのか。Z.O.E、味方だよ。恐らくFー15J、日本のドーターだ。」

 

(見えた。黄色・・・イーグルだ。)

 

『Fー15が戦闘空域に侵入。JASー39を援護すると思われます。』

 

イーグルがグリペンを護衛するような動きで飛んでいる。

 

(俺が居るせいで、警戒しているのか。)

 

「ならアイツの分まで、俺達が撃墜すれば良いだけだ!」

より加速し、ザイとすれ違うように飛ぶ。

 

ザイとすれ違う瞬間、速度を落としながら翼端を展開しクルビット。ザイの後ろを取った。

 

ザイは不規則な機動で振り切ろうとするが、ぴったり後ろを食いついていく。

Gで体が軋む

「この程度の動きぃ!アイツらに比べたら楽勝なんだよッ!!」

 

エースコンバットのPVPモードで戦った数多くのプレイヤーに比べると、いささかザイは弱かった。

 

「ロックオン!」

 

『ready Gun』

 

「fire!!」

 

銃弾の嵐がザイを襲う。ザイはバラバラになりながら墜落。

 

残った2機のザイはミサイルを放つが、チャフフレアを射出し回避、だが後ろを取られた。

 

『ロックされました。回避を!』

 

「しゃらくせぇ!!」

 

 

機体を直進させたまま機首を真上に向ける。

プガチョフコブラを行い、後ろにつく。そして機銃を放ちザイをズタボロにした。

 

「っく!残りは!?」

 

『撤退していきます。初戦闘にしては素晴らしい戦果です。』

 

「いいや、お前のアシストとこいつの機体性能がなかったら無理だったよ。」

 

事実その通りだった。機体性能が化物レベルなワイバーンとZ.O.Eのシステムアシスト・・・この2つがなければあっという間に海の藻屑だろう。

 

「まぁ上手くいったことだし・・・帰るか。」

 

『あの・・・My pilot?言いづらいのですが・・・』

 

「どうかしたのか。」

Z.O.Eに問いかけると想定外の事態になっていることに気がついた。

 

『燃料がビンゴです。このままだと島まで帰れません。』

 

燃料計はすっからかんになりかけていることを示し、予備の燃料も少ししか残っていない。

このままだと墜落する。

 

 

「マジか・・・ん?」

 

燃料をどうするか悩んでいると離脱しようとしていた筈のイーグルが近づいてきた。真横について速度を合わせて来た。

 

グリペンはどうしたのかと思ったら、イーグルの後ろに飛んでいた。戦術データリンクかなにかで一時的にグリペンの進路をコントロールしているのだろう。

 

 

『無線で呼び掛けが入っています。』

「繋いでくれ。」

 

このタイミングで無線、真横のイーグルとしか考えられない。

 

『了解、通信回線オープン』

 

俺はイーグルにどう俺達の事情を説明するか考えながら無線を起動した。

 

 

一瞬のノイズの後に人懐っこそうな明るい声が響いた。

 

≪そこの不明機、聞こえてる?所属と階級を答えて、武装解除して。さもなくば撃墜するよ。≫

 

この声、イーグルに間違いない。

さてここからどうするか・・・

 

「こちらSol1あー・・・何処にも所属していない。というかわからない。」

 

≪え?わからない?どういうことなの?≫

 

「気づいたらこの機体に乗っていたんだ。ついでに言うと自分の事を思い出せない。」

 

(とりあえず記憶喪失という形にしよう。「いきなり異世界から来ました。」なんて言ったらこいつを取り上げられて、頭の病院にLet's Goだろうしな。)

 

 

≪記憶そうしつ・・ってやつなの?じゃぁその機体は?≫

 

「こいつはXー02S Strike Wyvern 超高性能の試作機らしいぞ。それと燃料がなくなりそうなんだ。出来れば補給とそちらの基地に案内してくれないか?」

 

≪うーん・・わかった。案内してあげるね!えっと・・・名前どうする?≫

 

(こっちでの名前か・・・そうだな。三本線のエンブレムなのだからこの名前で行くとしようか。)

 

「そうだな。TACネームはトリガーだ。」

 

≪オーケー!トリガー、私はFー15J イーグルだよ!しっかりついて来てね!≫

 

「了解、道案内よろしく。イーグル。」

 

 

こうしてザイを屠った翼竜は、彼女らの基地に向かうことになった。

翼竜の中ではトリガーは原作キャラにどうやって事情を説明するのか考えながら、イーグルに着いていった。

 

 

 

 

 

 




主人公の名前はトリガーになりました。まぁエンブレムをウォードックから三本の爪痕に変えたので、しっくり来ないなぁと思ったので。

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