深夜のコンビニバイトは忙しい時もある。   作:秋涼

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お久しぶりです。
記憶が薄れてきたのでコープスパーティ全種類やり直してます。


後悔

どうしてこうなってしまったんだろう

 

息を切らしながら、必死で階段を駆け下りる。

大分距離があるにも関わらず、こっちに向かってくる足音は物凄く早く、どんどんこっちに近づいてくる。

 

 

ほんのちょっと前まで皆で生徒会室の掃除を笑いながらやっていたのに。

原因は分かっている、私が面白半分に提案したおまじないのせいだ。

 

裕也がいつも守るように近くにいるあの子が珍しくいなくて舞い上がり

ネットで見たおまじないをしてすこしでも裕也との距離を縮めたかった。

 

黒崎に裕也とあの子は付き合っているのかと聞いたら付き合っていないという。

裕也はあの子と一緒にいるとまったく表情が違う為、あの子のことが好きなのは明らかだ

あの子自体は儚げな美少女でとてもいい子だけど、裕也の笑顔を彼女でもないのに独占しているせいか嫉妬でトゲトゲしい態度をとってしまう。だから今回はチャンスだと思った。

 

そして、おまじないが終わった後、地震が起こり、気付いたらこんなところに居た。

 

 

裕也、恵美、片山、大川、島田と一緒に行動していたけど、

校舎の仕掛けで片山が足を怪我してしまい、誰かの介助がないと歩けなくなってしまった。

仕掛けに一番はやく気が付いた裕也が片山を引かなければ彼の足はなくなっていたかもしれない、そんな仕掛けだった。

 

もう少しで外に出られるかもというところで大きなハンマーをもった大男のような化け物に出会ってしまった。

 

 

「俺にまかせろ、はやく行け!」

 

裕也が化け物に向かって転がってるバケツを化け物に投げると化け物は裕也に向かっていく。私はみんなと一緒に逃げていたが、逃げるのに必死で気がついたら私一人になっていた。

 

皆を探してさ迷っていたら、あの化け物と同じハンマーを持った、金髪の不良がいた。

ハンマーには血がこびりついていて、あぁ彼もあの化け物の仲間だと思った。

見つからないように様子を伺っていたが、すぐこちらの方を向いて、目が合った。

 

 

階段を駆け降りたあと、廊下を走る。

後ろを向くとハンマーを持った金髪の男が階段の踊り場と階段を使わず飛び降りてくるのが見えた。上に登る階段と降りる階段の間にある手すりに手を置いて手を軸にして遠心力を利用してそのまま一階に降りてくるとか明らかに人間の身体能力ではない。

そして1階へ着地し、こちらへ駆けてくる。着地したときも音があまりならないのも恐怖を煽る。

 

早く、早く逃げないと

あのハンマーで殴られて死ぬ自分が脳裏をよぎる。

 

「あ……」

 

突然くる浮遊感、見てみると足のある所に床がなかった。

後ろを気にしすぎて、前をよく見ていなかった。

ハンマーに殴られて死ぬよりはましかな、とどこか他人事でそんなことを思い、私は意識を閉ざした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あぶねぇ……」

 

 

間一髪で落ちそうになってる他校の女子生徒を掴むことができた。

とっさに服を掴んでしまった襟の部分が首に食い込んで気絶してしまったらしい。今、暴れられても困るのでそのほうが都合がいいかもしれない。

引き上げて軽く怪我等がないか確認するが、多少擦り傷があるだけなので身体的には問題はなさそうだ。

 

逃げるから追ってしまったが、冷静になってみると血濡れのハンマー持ってたらそりゃ怖いか。

それでも話を聞いてもらうならそれしかないから仕方ないか。

問題は精神のほうだな、この空間は場所も相まって、恐怖や絶望など精神的に追い込んでその負の感情を糧にするような空間だと感覚的に感じる。

すこしでもこの空間の干渉を受けないようにしなくてはならない。

普通に行動できるなら俺も守れるし、ケアも出来るが、気絶してる人間を担いで行動するのは避けたい。

古そうな学校だから宿直室とかあれば布団とかあればいいなと気絶している女子生徒を俵担ぎで担ぐ

スカートが短いのでパンツが丸出しになっているがまぁ、我慢してもらおう。

 

2階の扉をほぼぶっ壊して中を確認したが、拠点に使えそうな部屋はなかったので1階を探すことにする。

しばらく歩いていると、リン、と鈴の音が聞こえた。

 

鈴の音は店長が管理する神社にいくと聞こえる音と一緒だった。

境内に鈴は賽銭箱にある大きな鈴しかないはずなのに聞こえてくる音だった。

この空間には相応しくない、清浄を感じさせる音は廊下の奥から聞こえてきたようだ。

 

音は一回だけ聞こえただけで、2回目は聞こえてこなかったが鈴のしたほうへ歩いていく。

歩いていくと赤い扉が見えたと同時に扉の前に何かがいるのが見えた。

 

 

良く見ると扉の前に人形が座っており、その人形は少し前に自分がやっていたゲームの恰好した人形だった。

 

「メリーさんじゃないか」

 

声を掛けると人形がこちらを向き、物凄い勢いでこちらに飛んできた。

 

「ブッ!……」

 

顔面に突っ込んできたメリーさんをもろに食らう

女子生徒を担いでいる方とは別方向の肩に乗り自分の頬に頬ずりしている。

 

「なんでここにいる?」

 

メリーさん相手に俺はスマホかメール越ししかメリーさんの言葉は聞けないので、スマフォを取り出そうとすると

自分がスマフォを紛失していることに気付く。上着にはいってたっけ?

ハンマー使って粉砕しているときにそのまま一緒に粉砕してしまったのかもしれない。

ヤバイ、こともに製作費という項目でバイト代を接収されると思うと憂鬱になる。

 

「悪いメリーさん、スマフォなくしたみたい」

 

メリーさんは仕方ないなぁというポーズをしたあと、メリーさんは赤い扉を指さしたあと

チョキ出して髪をポニーテールにした。

 

「ユイがいるのか?」

 

そう聞くと首を振り、しばし考え込んでいる仕草をしたあと説明するのが面倒くさくなったのかさっさと行けと背中に飛んで自分を押してくる

促されるまま紅い扉を開けると畳とテレビが置いてある部屋が見えた。

中に入ったあとメリーさんはそのまま扉の外へいき、俺に向かって手を振ったあと扉を閉めた。

ビックリした表情でこちらを見ている着物姿の人を尻目に部屋を観察するとところどころに百足が印されたお札が要所、要所に貼ってあるのが見えた。まだ緩そうなところがあるので自分が持っているお札で強化してやるか、一から結界を張るのは苦手だが、強化するなら俺もできる。

 

「君は……」

 

「ちょっと待ってください。この人を寝かせてやってくれませんか」

 

押し入れの奥から着物姿の男性は布団を取り出して引いてくれた。

俺は気絶している彼女を降ろし、男性から話を聞くことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




送信者 メリーさん
タイトル ミツケタ

でビビる委員長
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