深夜のコンビニバイトは忙しい時もある。   作:秋涼

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15話になってはじめて登場するオリ主がいるらしい。

誤字報告、感想ありがとうございます。大分間が空いてますが読んでいただけてうれしいです。


間一髪

「お前さえいなければ!先生を助けに行けたのに!!!」

 

女の子がしちゃいけない形相でこちらに突っ込んでくる女子生徒。近くには霊障で気絶していると思われる女子生徒。同じ制服を着ているので友達だろうか?

 

いや、取材に行くと言ってた田久地から連絡が途絶えたので田久地がお世話になっている

ルポライターの家に行ってみれば、なんかおかしい反応があったので無礼も承知で駆けこんでみれば、2人があまりいいとは言えない結界に引きずり込まれそうになってれば誰でも助けるでしょう。

 

結界は中心を思いっきり蹴りつけたら壊れたらしく、今のところは問題がなさそうだ。

しかし、いやにこちらに掴みかかってこようとする子と気絶している子に執着があるようだ。今は自分がいるから大丈夫だが、離れたらこれはまた取り込まれるな。

 

こんなときにユイがいればすぐなんだが、どうしてこんなことになったのかを彼女から聞き出さなきゃいけない。

 

おっと

 

「逃げるな!」

 

どっから取り出したのかカッターまで持ち出してきた。

よく見るとこの子は大分精神が侵食されるな……対処するのもあれだし、寝てもらうか

 

「うっ!……」

 

飛びかかってくるあいだに内臓などを傷付つけないように衝撃だけ体に浴びせ気絶させる。とりあえず2人の安全確保からしなきゃいけないのだが、様子見するだけだったのでカチコミ用の装備しか持ってない。

 

しょうがない……多分この辺りに住んでたと思う彼に電話することにした。

 

もしもし、御簾徒くん?オレオレ、元気?

ちょっと持ってきてほしいものがあるんだ!

 

 

 

 

 

 

「なるほど、多重閉鎖空間っていうんですね。どうりで探し回っても見つからないわけだ」

 

気絶しているポニーテールの女子高生を寝かした後。着物姿の男性、鬼碑忌さんに色々情報を教えてもらった。

 

「あぁ、ユイ君や君がこの部屋に貼ってくれた結界のおかげでここだけ空間が固定されているようだが、一歩外に出たらどの空間に繋がっているか分からない。

実際、ユイ君が出たすぐに扉をあけたら目の前にいるはずのユイ君がいなかったからね。

 

「ランダムで違う空間にでるってことですかね。これは扉リセマラして生存者回収してくるしかなさそうか……彼女が起きたら水をあげて、話をしてもらってもいいですか?俺は他の生存者を探してきます。」

 

「すまない、本当は私もいくべきなのだろうが……」

 

「いやいいですよ、適材適所です。その子を一人にするのもあれですしね」

 

「じゃあ行ってきます。」

 

部屋の収納の襖の奥に通路があるのを彼女を寝かせる為に布団を出したときに発見したのでそこから出ることにする。

 

「……何してるんだい?」

 

「布団を出したときに奥に通路があるのが見えたんですよね。安全確認ついでに生存者を探してきます。」

 

「そうか、気を付けて」

 

ハンマー片手に奥に進むと鉄製の梯子が一つだけ掛かっている部屋に出た。

ここから上に上がれそうだが、なんか色々臭い所だな。

梯子を上っていると上のほうからぎぃ、ぎぃとなにかが軋む音が聞こえる。

さらに上がっていくと人の呻き声が聞こえてくる。

 

急いで上がってみると篠原が首を吊っていた。

 

「なにやってんだ!篠原!」

 

「ぐ……が…」

 

目が充血し始めてる。このままではまずい。

 

彼女の下に潜り込んで肩車の体制をとる。篠原はなんとか呼吸ができるようになったのか呼吸をしながら咳き込んでる。

 

「篠原、呼吸が落ち着いたらゆっくり自分にまきついてる縄を外せ、ゆっくりでいいから」

 

返事はなかったが、落ち着いたのかシュルシュル縄を解く音が聞こえたのでしばらく大人しくしておく。

 

緊急だった為、意識してなかったけど。篠原の太ももに顔が挟まっている状態。やわらかいやら良い匂いがするやらで落ち着かなくなってきた。でももうちょっとだけこうしているのもいいかもしれない。

 

「その……岸沼、もう降ろして……」

 

「おう、大丈夫か?どうしてこういう状況になった。」

 

篠原を降ろして尋ねると、言いにくそうにしている。

 

「歩美と喧嘩して別れたあと、仲直りしようと直美にあったら様子がおかしくて……力が物凄く強くて首に縄をつけられてそのまま……」

 

「そうか……中嶋の事はまかせろ、とりあえず安全なところに行こう。近くに避難場所があるんだ。」

 

「ひぃ、いや!一人にしないで」

 

「ついてくるだけで一人じゃないだろ?しょうがないな背中にしがみついてろ」

 

まぁ死にかけてたんだ、恐怖もあるだろう。

首吊りの後遺症やらもあるかもしれないので、医療知識があるかわからないが鬼碑忌さんに篠原のケアと様子を見てもらおう。篠原の状況はわりと間一髪のタイミングだった。

他の奴らも心配だ。俺は篠原を落とさずようにしっかりと梯子を下りることにした。

 

 




女子高生を襲う、謎の人物何者なんだ。

それにしてもコープスパーティの人たち、変換がめんどうな苗字の人おおすぎない?w
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