ISと火拳   作:ふぇふぇふ

3 / 3
お願いします>_<


第2話

-エースside-

 

今、エースは、IS学園1年1組のドアの前にっている。織斑・・・じゃない織斑先生が入ってからだいぶ経つが、何をしているんだ?なにやら中は騒がしいが・・・

 

 にしても、護衛か、今まで一度もそんなことしたことないが、大丈夫だろうか・・・まぁいい。

すぐになれるさ。とにかく織斑先生の弟を護ればいいだけの話だ。

 

 「ポートガス、入ってこい」

 

エースは教室の中に入り、教壇に立った。

 

 「自己紹介しろポートガス」

 

初めは肝心だ。そういえば、小さい頃よくルフィやマキノと練習したな。よし、いっちょやったるか。

 

 「おう。俺の名前は、ポートガス・D・エース。織斑一夏の護衛としてここに入学することになった。これからよろしくな」

 

 沈黙が続く・・・俺なんか変なこと言ったか?と考えていると・・・

 

「護えい~!?」

 

 

みんな、驚いた顔でこちらを見る。・・・

 

 「ああ、そこにいる織斑一夏が世界初の男性搭乗者になって、政府が、護衛をつけることに

したんだってさ。それで、選ばれたのが俺っていうこと。まぁ、織斑先生の推薦だがな」

 

 というと、みんな織斑先生へと視線を向ける

 

 「まぁ、そういうことだ。それじゃ、時間もきてるからポートガス席に着け。お前の席は、織斑の後ろだ」

 

 言われたままに席へ向かい着くと、織斑一夏が後ろを向き小声で言ってきた。

 

「知ってると思うけど織斑一夏だ。よろしくなポートガス」

 

 

「ああよろしく。それと、エースでいい。そっちの方が慣れてるからな」

 

「分かった。じゃあ、俺も一夏でいいから。改めてよろしくなエース」

 

「よろしく、一夏」

こうして一時間目の時間を迎えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・これは、さすがにきついな」

 

一時間目のIS基礎理論が終わり、今は、休み時間。エースはぐったりしていた。

 

IS学園では、コマ限界までIS関連教育をするため、入学当日から普通に授業がある。

 

「ぐぅー」

腹減ったー。早く飯食いたいなと思っているところ、前にいる一夏が声をかけてきた。

 

「エース今の授業の内容分かったか?俺は、全く分からなった」

 

 どうやら、一夏の方もだいぶきているようだ。疲労の顔が伺える。まぁ、一夏はそれだけじゃないようだが。

 

「お前と同じだ一夏。にしても、お前はそれだけじゃないだろ、俺より醜いぞ」

 

「ああそのことか、実はな女子からの目線でめいっていてな・・・ってお前はなんともないのかよ!?」

 

「ん?別になんともないが・・・」

 

一夏は、きょとんとした表情でこちらを見ていた。 

 

首をかしげるエース。なぜ、そんなにしているのか理解していないような表情だった。

 

「いや、普通に周りが女子しか居なくて、こんなに見られてたら「ちょっといいか」・・・えっ?」

話に割り込んだ声の方を見るとそこには、黒髪のポニーテールで織斑先生ほどではないが、少し目が鋭い女子が立っていた。

 

 「箒?」

どうやら、一夏の知り合いのようだ。

 

「少し一夏と話がある。借りてもいいか?」

 

「いいぞ、そんなに大した話じゃなかったしな。それじゃ、後でな一夏」

 

ふぅー、あとは時間がくるまで寝ておくか。少しは、空腹を誤魔化せそうだし。とエースは、目を閉じた。

 

 

 

 

 

2時間目のチャイムが鳴り授業が始まった。エースは、チャイムと同時に起きた。

そして、授業が進んでいくが、どうも、集中することができない。元からエースは勉強が得意な訳ではない。それから、目の前がだんだんと暗くなりねてしまった。

 

 

 

 

 

・・・気がつくとエースは、海が見える丘にいた。目の前には小さい頃のルフィが縮こまって泣いていた。

 

・・・夢か、しかもサボが死んだときの記憶だな。

 

 すると、ルフィがこちらに向かって涙声で言ってきた

 

 「・・・・・エースは死なねぇでくれよ・・・・!」

 

 エースはルフィの頭を叩き・・・

 

 「バカ言ってんじゃねェよ!!おれの前にてめェーの心配しやがれ!!!おれより遥に弱ェくせによ!!!」

 

そして、エースは、真剣な形相になった。

 

「いいか覚えとけルフィ!!!おれは死なねェ!!!」

 

ああ、そうだ、あの時俺はああ言ったんだよな・・・

つくずく、不甲斐ない兄だぜおれは・・・

 

そして、頭に、打撃をくらい目が覚めた。

 

 

 

すると、目の前には、怒った織斑先生が立っていた

 

「何をしている、馬鹿者。今は授業中だ。さっさと起きんか」

 

 「すみません。」

 

「分かったならいい。山田先生、続きを」

 

さっきの打撃、覇気まとっていたよな・・・まあ、いいか。

 

 授業が再開した。

 

 

 

 

2時間目が終わり、休み時間に入った。また、俺と、一夏が会話していると。

 

「ちょっと、よろしくて?」

 

声のする方を向くと今度は、金髪でいかにもお嬢様みたいな雰囲気の女子が立っていた。

 

「「なんだ?」」

 

「まあ!なんですの、その返事。わたくしに話しかけられるだけでも光栄なのですから、それ相応

の態度というものがあるんではないかしら?」

 

はぁー、と心の中でため息をつくエース。これが、織斑先生から聞いていた女尊男卑か?なんだか、

天竜人みたいな奴だな。まあ、でもあいつらは、庶民の空気すら嫌う奴らだったから、少しはましか。まあいい、寝よう。そして、何か言っていたようだが、俺は気にせず次の授業が始まるまで寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 




ありがとうございました。
できるだけ、早く更新出来るように頑張ります。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。