ネタ系ローカルアイドル since 2019   作:松浦南北

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今回は樽見鉄道に乗りに行きます。ついでに養老鉄道にも乗ります。今回は作者の体験談が基です。
視点はデフォルトの高海千歌とします。

※写真が全部デバイスから飛び、かつ挿絵機能が半分死んだので今回以降は写真かなり少なめで行きます。


樽見鉄道と淡墨桜、そして…

私「…で、今日は何をするの?」

 

梨子「根尾谷の淡墨桜を見に行きたいの」

 

2020年4月8日の朝、私は梨子ちゃん、由美ちゃんと3人で金山駅に来ていた。

 

由美「でも曜ちゃんがいないけど…」

 

梨子「月ちゃんとお出かけだって」

 

私「仲喜くんは?」

 

由美「東京の下宿先の下見に行ったってさ」

 

私「じゃあ3人で、全速前進~!!」

 

3人「ヨーソロー!!」

 

曜ちゃんのセリフパクったけど…いいよね。

 

~※~

 

さて、まずは金山駅から普通列車に乗って名古屋駅に出る。名古屋までは後続の新快速より普通列車のほうが先着するからだ。

 

やっぱり313系のモーター音とクロスシートの座り心地は最高だよね♪

 

そして名古屋駅到着。そのまま2番ホームで後続の新快速を待つ。

 

その後、乗り込んだら大垣まで一本で行ける。さあ、旅の始まりだ!!

 

【OP♪葉加瀬太郎『Bon Voyage』♪】

 

木曽川の流れも平和、岐阜の街並みも平和。長良川も揖斐川も呑気に歌っていた。

 

大垣到着。さあ、樽見鉄道に乗ろう。

 

7番線ホームに、水色に赤帯をした1両編成の列車がとまっていた。

 

これに乗って樽見駅まで行く。

 

日産ディーゼルの6気筒エンジンの音が身に沁みる。

 

車窓には桜並木が流れていく。そして本巣駅でオレンジ色のラッピング車両とすれ違った。

 

私「ねえ梨子ちゃん」

 

梨子「なあに千歌ちゃん?」

 

私「梨子ちゃんは仲喜くんのことをどう思ってるの?」

 

梨子「大親友以上恋人未満って感じ。でも仲喜くんは鈍感さんだからその手前の友達だって思いも伝わらないの」

 

私「わかるよ梨子ちゃん。由美ちゃんにはワカラナイカモシレナイケド…♥」

 

由美「うぐっ…」

 

ふふっ♥由美ちゃんも朴念仁なんだから♥

かわいいよ♥由美ちゃんの怯えてる顔♥

 

そして美濃神海駅にて赤白ツートンのラッピング車両とすれ違った。

 

さらに山を抜けたら樽見駅に到着。

 

【挿絵表示】

 

駅を出るとなぜかカモシカがぽつねんと突っ立っていた。

 

【挿絵表示】

 

由美「つぶらな瞳…かわいいなぁ…」

 

私「だよね…」

 

梨子「帰りの列車なくなるから早く行くわよ!!」

 

2人「はーい!!」

 

というわけで歩いて15分。根尾谷・淡墨公園に到着。

 

金山駅の売店で買ったおにぎりとからあげを食べよう。

 

【挿絵表示】

 

でもやっぱり淡墨桜の木は立派だ。

 

梨子「こうして岐阜の奥地にみんなで来られて私幸せ♥」

 

由美「それは俺もだよ。曜ちゃんや仲喜くんにも見せてあげたかった」

 

私「私だってそう…。こうしてみんなでいられるかけがえのない時間を…大切にしたいんだから!!」

 

【♪スピッツ『空も飛べるはず』♪】

 

※都合上歌詞を載せることができませんでした。

 

この日のためにゲリラライブ用のダンスを考えていたのでライブは成功した。

 

〜※〜

 

そして樽見駅に戻り、帰りの列車に乗る。

 

帰りは快速列車。1両編成。赤白ツートンのラッピング車両だった。

 

同じく今回もハイモ295タイプ。

 

【挿絵表示】

 

快速列車は本巣まで一部の駅にしか停車しない。だからそれだけ早く大垣に戻ることができる。

 

〜※〜

 

大垣駅到着。

 

梨子「まずここさぁ、カフェ…あるんだけど…一杯お茶していかない?」

 

私「いいよー♪」

 

由美「もちろんさ♪」

 

そしてカフェに行ってコーヒーを1杯飲む。…えっ?私がコーヒー?驚いたでしょう。

 

実はこの2年でコーヒー嫌いを克服したんだ♪まだブラックは飲めないけど、クリームと砂糖両方入ったものなら飲めるようになったよ♪

 

由美「しかしこのレモンスカッシュは美味しいなぁ」

 

梨子「もう、由美ちゃんったら子どもなんだから」

 

全員「あはは…」

 

こういうときに由美ちゃんはコーヒーにしない。なぜなら、飲み残したときの後悔が大きいからという話だった。

 

実際よく考えたらコーヒー豆自体も途上国で生産されて、低価格で取り引きされているから、飲み残したときの罪悪感を感じるというのは正しい考えなのかもしれない。しかし、その1杯が地球を救うと考えたので私は苦手を克服したんじゃないかと思う。

 

さて、そんなよもやま話は置いておいて、

 

梨子「これからどうする?」

 

私「そうだねぇ…養老鉄道の車庫と西濃鉄道両方見たい!!」

 

梨子「それ…行ける?」

 

由美「大丈夫でしょ。本数はそこそこあるし」

 

梨子「じゃあ行こう!!」

 

というわけで行ってみよう。

 

〜※〜

 

まず大垣駅からマルーン色の列車に乗る。そして西大垣駅にて下車。京急カラーの元近鉄車と東急からやってきたギンギラギンのステンレス車両が車庫にいた。

 

【挿絵表示】

 

【挿絵表示】

 

そして対向列車がやってきたので大垣駅に戻る。由美ちゃんが1年前に養老鉄道にルビィちゃんたちと乗ったときに出会ったギンギラギンのステンレス車両7712Fだった。

 

※都合上写真を載せることができませんでした。

 

大垣駅に戻ると、反対側にとまっていたのは7703Fだった。これもステンレス車両。

 

※こちらも都合上写真を載せることができませんでした。

 

これに乗って東赤坂駅に出よう。そこから徒歩で美濃赤坂駅に出られたらいいね♪

 

【挿絵表示】

 

歩きながら桜並木を撮影したり、

 

【挿絵表示】

 

ミ●ストップで買ったソフトクリームを食べたり、

 

ハーメルンの他作家さんの小説を読んだりしていると…、

 

 

 

ポッ!!

 

汽笛が聞こえてきた。これはやばい。西濃鉄道見られないかも。

 

その予感は的中した。

 

時刻表を確認したらすでに美濃赤坂駅を去っており、さらに踏切を見に行ったら、

 

【挿絵表示】

 

列車はいなかった。

 

諦めて美濃赤坂駅から帰るか。

 

しかし、悲劇はこれで終わりではなかった。

 

美濃赤坂駅に到着したものの…

 

列車はいない。

 

その上40分後まで来ないことがわかった。

 

このとき、私は由美ちゃんに対する怒りが爆発した。

 

私「ねえ由美ちゃん」

 

由美「何だよ?」

 

私「あのとき、『西濃鉄道は見られる』って言ったよね」

 

由美「それがどうしたんだよ?」

 

私「楽しみにしていたのに…なんで…」ポロポロ

 

私の怒りは本気だった。

 

私「なんでそれに合わせて歩いてくれなかったの!?」

 

由美「アンタもアンタでミニス●ップ行こうとか言ったじゃないか!!」

 

私「ソフトクリーム食べようって言ったのはあなたでしょ!?」

 

梨子「どうしよう…」

 

由美「それに桜並木の写真を撮ってたじゃないか!!アンタにも非があるんだから認めて謝れよマジメに!!あくしろよ!!ふざけんなよてめえ!!」

 

もうこれは耐えきれない。とうとう行動に出た。

 

「もういい!!由美ちゃんなんて!!」

 

 

 

バッチーン!!

 

 

 

「大っ嫌い!!」

 

 

 

 

 

由美「じゃあわかったよ。俺はそこのホームから落ちて死んでくる!!千歌っちは勝手に帰ってろ!!」

 

そう言って由美ちゃんはホームの方面に消えていった。

 

すると…、

 

梨子「千歌ちゃん」

 

梨子ちゃんの声は怒っていた。

 

梨子「由美ちゃんに謝ってきなさい」

 

私「嫌だ…もう一生あの人とは関わりたk…」

梨子「いいから謝ってきなさい!!」

 

梨子ちゃんはものすごい剣幕で怒鳴った。

 

もちろん、「大嫌い」とか「関わりたくない」とか言うのは本心じゃないので本当は謝りたかった。しかし、心のモヤモヤが取れず、私は由美ちゃんに会いに行こうともできなかった。

ところが、待つことなど許されないものだった。由美ちゃんに会いに行かなければ本当に自殺してしまうかもしれない。というのも彼女は過去数回自殺未遂を起こしているから余計に警戒しなければならない。

 

結局、

 

私「もういい…」

 

そう言って私は梨子ちゃんの前から逃げ、ホームに向かった。ホームの端の方で由美ちゃんは泣いていた。スマホも地面に置いてあるけど、由美ちゃんが地面に叩きつけた痕がある。

 

私「由美ちゃん…」

 

由美「…なんだよ。俺はもう帰らない。電車が発車するときに俺はここに飛びこむんだよ…」

 

私「…ごめん!!」

 

由美「えっ?」

 

私「…なんか、冷静に考えたら私も悪かったなって」テヘペロ

 

由美「やれやれ…千歌っちはいつもこうなんだから。こっちもごめん…死んでくるなんて言って…。こんな心の弱いあたしでも…千歌っちは受け入れてくれますか?」

 

私「もちろん♪」ニッコリ

 

梨子「無事で良かったね♥」

 

全員「あはは…」

 

さて、帰りだが…、

 

由美「バスで帰りますか」

 

全員「賛成ー!!」

 

それまで時間があるので本屋で立ち読み。そしてやってきた名阪近鉄バスで大垣駅まで戻った。

 

ここでもトラブルが。

 

由美「げっ、両替していないや」

 

そう。バスで両替ができなかったの。それでも由美ちゃんはできる限り慌てて払って…、

 

由美「10円足りない…」

 

運転手A「じゃあこれでいいです」

 

由美「ありがとうございます!!」

 

その後、由美ちゃんはしばらく罪悪感に苛まれ、動けなかったのだった。

 

〜※〜

 

由美「…さてと、そろそろ帰ろうか」

 

2人「うん!!」

 

こうして帰路につく。金山駅到着により、私たちの旅は終わりを迎えた。

 

春の樽見鉄道に乗って淡墨桜を見に行くのはすごくきれいだからみんなも行ってみてね♪




作者はブラックコーヒーをあまり飲めません。缶コーヒーを買うときも微糖にしています。
次回は明知鉄道に乗りに行きます。次回でAqours初期メンバー全員が由美と中小私鉄に乗りに行くことになります。

※この話もpixivに転載予定でしたが、トラブルにより退会しているのでpixivで見ることはできません。
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