ネタ系ローカルアイドル since 2019   作:松浦南北

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予定通り、4月30日の収録回を公開します。今回は千歌ちゃん視点とします。


名松線と特急ひのとりは未来ずら!!

花丸「楽しみずら~!!」

 

私「花丸ちゃん落ち着いて」

 

仲喜「でも久々の近鉄特急だもんな」

 

私は仲喜くん、花丸ちゃんと3人で近鉄名古屋駅に来ていた。これから近鉄に乗って自粛要請を完全に無視して松阪まで行くんだ♪もちろん、梨子ちゃんには反対されたけどね…。

 

仲喜「というわけで、乗るのは…えーっと…アーバンライナーだな」

 

白い車体にオレンジの帯をもつアーバンライナー。この車両も名阪甲特急から撤退して乙特急専用になるらしい。

 

私「じゃあ乗ろうか!」

 

2人「うん!!」

 

こうして私たちの旅は始まった。

 

【OP♪Aqours『HAPPY PARTY TRAIN』♪】

 

列車は青空のを俊敏に往く。そして津まで無停車なんだ♪

 

私「そういえば由美ちゃんはどこにいるの?」

 

仲喜「アイツは自粛要請でやる気がなくなって家に引きこもってる」

 

花丸「えっ…そんな…オラの由美ちゃんが…」ポロポロ

 

仲喜「マル…泣くな…由美ちゃんは死んでないんだから」

 

花丸「うるさいずら!!」シャキーン!!

 

花丸ちゃんはかばんの中に入っていた小太刀を取り出した。

 

花丸「仲喜くん!!あなたは近鉄がKTだからキチガイだとか言ったよね!?オラはそれを許していないずら!!」

 

仲喜「それがどうしたって言うんだよ!!」

 

花丸「由美ちゃんの大好きな近鉄を馬鹿にするな!!そういう人は最低ずら!!」

 

仲喜くんのキチガイ発言はちょっと許せませんなぁ…。

 

私「花丸ちゃん、確かに、仲喜くんの近鉄キチガイ発言は最低だと思う」

 

花丸「そうでしょ千歌ちゃん!?」

 

私「でもそれで刀を振り回そうとする花丸ちゃんこそ犯罪者の極みだと思うよ」

 

花丸「それはごめんなさいずら…。でも仲喜くんのことは一生許さないずら」

 

仲喜「俺もマルのことは大嫌いだよ」

 

花丸「ふふっ、お互い様だね」

 

仲喜「だな」

 

ある意味やばいぞこれ…。

 

〜※〜

 

津駅到着。

 

花丸「千歌ちゃんは近鉄に乗るのは何回目?」

 

私「私は4回目かな。1回目はけいはんな線が開業したときに果南ちゃんが連れて行ってくれたの。2回目は阪神なんば線開業時に美渡姉が連れて行ってくれた時。3回目は家族で志摩観光ホテルに行ったとき。でこれが4回目」

 

花丸「なるほど」

 

仲喜「俺には聞かないのかよ」

 

花丸「近鉄にキチガイとか言う最低野郎に聞く気はないずら」

 

仲喜「マジかよ…」

 

後で由美ちゃんに聞いたが、あのロケまでに一度しか乗ったことが無かったらしい。嫌いとは一言も言っていないそうなので仲喜くんこそ真のキ●ガイだということが丸わかりだ。

 

そして次に乗る列車だが、名古屋線のレア車1400系1407Fだった。後ろは1230系列だった。作者然り、私然り、ダイヤさん然り日立のインバータ車に当たる率高いね…。

 

〜※〜

 

松阪駅到着。赤白ツートンの6つの連なった巨体は宇治山田方面へと去っていった。

 

私「…で、これからどうする?」

 

花丸「名松線に乗ろうよ!」

 

私「いいね!!」

 

というわけで名松線ホームにやってきた。ステンレス製の1両編成の列車が止まっていた。

 

【挿絵表示】

 

花丸「未来ずら!!未来ずらよ!!」

 

私「これのどこが未来なのさ」

 

仲喜「俺も同感」

 

どこからどう見ても、また、音を聴いても古さが目立つ。このキハ11形は1999年製で、さらにエンジンもカミンズのN14-Rと一世代古いエンジンだから仕方がない。

 

私「さあ、出発するよ!!」

 

全員「おー!!」

 

名松線は平野部を軽快に走っていく。緊急事態宣言の影響もあってか、駅に停車しても誰も乗り降りしないからドアを開けている時間も短い。バスみたいに通過してもいいのにね。

 

昼食を食べているうちに家城駅に到着。

 

【挿絵表示】

 

キセルしても…ばれないよね。そう思った私は大馬鹿だった。

 

なんと!!お金も払わずに降りて折り返そうとしたら全員そろって乗務員さんに怒られたのだ!!

 

乗務員A「松阪からの運賃をお支払いください」

 

3人「わかりました…」

 

330円追加で取られちゃった…トホホ…。

 

さて、松阪に戻ろう。列車は発車し、約1時間半に及ぶ名松線の旅は終わった。

 

【挿絵表示】

 

そのまま津駅に移るけど、

 

花丸「どっちで行く?」

 

仲喜「俺はJRだな」

 

私「私もJRがいい。仲喜くんのこととかは関係ないけどなんとなくディーゼルに乗りたいんだ」

 

花丸「決まりずらね」

 

というわけでそのまま反対側のホームに移ろう。

 

【挿絵表示】

 

この2両編成の気動車に乗って津駅に行こう!!

 

私「1!」

 

花丸「5!」

 

仲喜「16!」

 

私「Aqours!!」

 

全員「サーンシャイーン!!」

 

【挿入歌♪Aqours『未体験HORIZON』♪】

 

この区間も広大な平野を抜けていく。六軒駅はまさに地方の駅という感じだった。天竜浜名湖鉄道を偲ばせる、そんな出で立ちの駅だった。

 

津駅到着。

 

私「この後どうする?」

 

仲喜「伊勢鉄道行く?」

 

花丸「仲喜くんの意見は後回しずら。オラは津駅の周辺を巡りたいずら」

 

私「じゃあ何もなかったら伊勢鉄道に乗ろうか」

 

花丸「それなら了解ずら♪」

 

出てみたはいいものの…、

 

 

 

 

 

何もない。

 

 

 

 

もう一度言おう。

 

 

 

 

 

何もない。

 

 

 

 

 

仕方ないね。伊勢鉄道乗ろうか。

 

【挿絵表示】

 

あまり聞き慣れないローカル線気動車用のドアチャイムを鳴らしてドアが閉まると、本日3度目(*1)のカミンズサウンドが車内に響く。

 

東一身田で下車。もちろん周りに何かあるわけがない。

 

花丸「帰りの列車しばらく来ないから歩くしかないずらね…」

 

私「そうだよね…仲喜くん、どこまで歩く?」

 

仲喜「ちょっと待ってね…」

 

ピロリーン♪

 

そこには「高田本山駅」と出ていた。そこまで歩こう。

 

〜※〜

 

高田本山駅到着。列車はビュンビュン通過するばかり。

 

通過する列車は伊勢志摩ライナーやアーバンライナー、3ドアクロスシートの5200系が主だった。

 

そしてしばらくすると2両編成の電車がやってきた。これでやっと乗れる♪

 

そして津駅に戻ると…、

 

あの新型プレミアム特急ひのとりがやってきた。

 

花丸「未来ずら〜!!」

 

私「だよね〜♪」

 

こんな感動に浸っているうちに発車してしまう。乗り込もう。

 

【挿絵表示】

 

車内はたいへん明るく、上質な旅を味わえる。

 

私「花丸ちゃん、仲喜くん、実は車内でインスタントコーヒーやココアが飲めるんだって。一緒に行く?」

 

2人「もちろん!」

 

そしてお金を払ってお湯を入れ、マドラーでかき混ぜて少し冷ます。うん。やっぱり上質な空間で味わうオトナの苦味は最高だ。

 

仲喜「このココア美味しいなぁ…」

 

花丸「紅茶も最高ずら♥」

 

3人別々だが、ゆったりしたひとときを過ごした。

 

〜※〜

 

名古屋駅到着。外から見てもダークレッドに輝く車体が素敵だ。

 

【挿絵表示】

 

そして伊勢志摩ライナーとの2ショット。これはいい思い出になるぞ。

 

そして特急ひのとりが発車したことで私たちの旅は終わりを迎えた。

 

その後、近鉄のKTにキ●ガイとかいうキ●ガイ仲喜くんを近鉄に1回でも乗るロケに二度と誘わないことを決めたのは言うまでもない。

 

でも特急ひのとりは一生に一度乗らないと損する逸材だから名古屋から大阪に移動する時はぜひひのとりに乗ってみてね♪

*1
1度目は名松線の往復、2度目は紀勢線のキハ25を数えた。




なんか…俺の作品の近鉄ネタ本当に多いな。
※私も同じルートを辿りました。私は名古屋駅で旅を終えたあと、黄金駅付近の陸橋でDF200やHC85系の撮影をしていたのは内緒w
次回は迷列車で、南海電鉄のあの吊り掛け電車とします。
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