軽之田ロイヤルアウトレットで自由行動をしていると、紫色の髪のお姉さんに声をかけられた。
??「ねえ由美ちゃん、ちょっといい?」
俺「希さん…」
彼女の目のハイライトはない。確実にヤンデレだ。
希「ウチと一緒についてきてくれる?」
俺「それは…無理です」
希「…なんで?なんでなの!?」
俺「あたしは元スクールアイドルの人と…」
すると希さんはディープキスをしてきた。
希「うるさい口にはこうやで?うふっ♥ウチの初めて、由美ちゃんにあげちゃった♥」
すると勇輝くんが駆けつけてきた。
勇輝「希さん!私の由美ちゃんを返してください!!」
すると…、
希「ウチの大事な由美ちゃんを渡すなんて嫌や!!近づかんで!!」
ドカッ!!バキッ!!ドゴッ!!
希さんは勇輝くんを殴って彼の意識を失わせた。
希「さあ、ウチの家に行くよ♥」
俺「嫌です!」
希「い い か ら 行 く よ?」
希さんはそのまま思いっきり俺の腕を引っ張った。
俺「嫌だぁあああぁああああ!!!!」ズルズルズル
抵抗しても無駄でした。というか希さんってこんなに怖い人だったっけ…?
〜※〜
列車内にて。
俺「なぜ名古屋行に?」
希「だって静岡県の駅にはひかりやこだましか止まらんやろ?のぞみ号以外に乗るって言ったらウチは嫉妬しちゃうんよ」
俺「それからなぜあたしを誘拐したのですか?」
希「実は…」
すると希さんは語りだす。
〜※〜
ウチはコメット団が結成された時から由美ちゃんの大ファンになった。そしてAqoursの後援会になってからはより親近感が増したんや。
それはえりちや穂乃果ちゃん、花陽ちゃんににこっち、真姫ちゃんと一緒。今挙げたみんなが仲喜くんに嫉妬をして1回ずつ誘拐したことは知ってるやろ?
それでウチもみんなが羨ましくなってついつい一番の推しだったあなたを誘拐してしまったんや。
〜※〜
俺「それで現在に至るって訳ですか」
希「だから、ウチのことも愛してほしいんや!!お願い♥」
俺「わかりました」
〜※〜
希さんの家に着くと、まずは彼女の得意料理のうどんを振る舞ってくれた。
俺「希さんの作るうどんは最高ですよ!!恐らく麺屋μ'sで売り出したらバカ売れ間違いないでしょう」
希「そう言ってくれて、ウチも幸せや♥」
食べ終わると、突然眠くなった。
あれ?意識が遠のくぞ…?
俺が完全に寝落ちしたとき、希さんが黒く笑うのが見えた。
〜※〜
目が覚めると、午後8時。しかし、手錠と足枷をつけられて動けない。
希「おや?もう起きたんやね」
俺「これを外してください!!」
希「嫌や。ウチはここまでしたかったんよ」
俺「これ、明らかに犯z…」
すると希さんはまたディープキスをしてきた。もちろん、目は光っていない。
希「うるさい口にはこうやって言ったやろ?ああ、幸せや♥」
俺「このままあたしをどうするんですか?」
希「このままウチとずっと暮らすんや。生きてる間も死んでからもずっと一緒やで♥」
そう言った直後に、
ピンポーン♪
呼び鈴が鳴った。
ガチャ
希「えりち、何しに来たん?」
絵里「私は由美を解放しに来たのよ!!希!あなたはそんな人じゃないわ!!もうやめて!!」
希「もう…えりちはずるいよ…」
その後、俺は絵里さんと希さんの手によって完全に解放された。
〜※〜
希さんの家を出ると、ダイヤと勇輝くんが待っていた。
由美「うわあぁあぁぁあん!!怖かったよおぉおおぉ!!」
ダイヤ「由美、心配したのですよ…」ポロポロ
勇輝「無事で本当に良かったですわ…」ポロポロ
そして俺たち3人が泣き止んだところで、
俺「今回は本当にありがとう、ダイヤ、勇輝くん!」
ダイヤ・勇輝「本当に心配になりましたからね!!」
俺「それから協力して助けて下さり、本当にありがとうございました、絵里さん!」
絵里「由美が無事で本当に良かったわ!!でも由美」
俺「なんですか?」
絵里「さん付け禁止!」
俺「…えりち、本当にありがとう!!」
絵里「ハラショー!」
4人「あはは…」
こうして今回はお開きとなったが、帰りの快速列車の中で、
ダイヤ「由美、希さんに誘拐された罪は重いですわよ?」
俺「もしかして、危険を察知できていないから怒ってる?」
ダイヤ「違います。あんなにべったりな様子を聞いて私は嫉妬をしてしまいました。ですから、相応の罰ゲームを受けてもらいますわよ♥」
俺「罰ゲームって…」
ダイヤ「それは後で発表しますので、楽しみにしていてくださいね♥」
勇輝くんは傍観していただけだが、果たして俺は無事今日自分の布団で寝られるのだろうか…?