前回の、
俺・ダイヤ・果南「ドタバタ逃避行!!」
果南「Re:Express!!」
小田原に着いた俺たちは、散策をして昼食に寿司を食べた。
そして、サントムーン柿田川でマンゴースイーツを嗜み、エディオンで買い物をする。
しかし、旅が終わると聞いた瞬間にダイヤが落ち込んでしまった。何かあったのだろうか…?
〜※〜
果南「ダイヤ、どうしたの?元気がなくなったけど」
ダイヤ「別に…何でもないのですが…」
ダイヤは頬のほくろをポリポリ掻いていた。これは怪しい。
俺「またその癖か。ここで言っちゃったほうが楽になるかもよ?」
ダイヤ「…笑いませんか?」
俺「まあ、事と次第によっては」
果南「笑うなんてするわけないじゃん」
ダイヤ「では耳を貸してください」
ダイヤは耳元で話す。
俺「…なるほど。とりあえずあのフードコートの椅子でゆっくり話そうか」
果南「私も相談に乗るよ」
ダイヤ「ありがとうございますわ…」
〜※〜
俺「あなたがADHDやアスペルガー症候群かもしれないんだって?」
ダイヤ「はい。そのせいで実は大学に行ってからものすごくいじめられていまして…」
【ダイヤ 回想】
私「やめてくださいまし!!」
同級生A「浦の星の元生徒会長だからって威張るんじゃねぇよ」
ボコッ!!
同級生B「廃校の生徒会長って無能な馬鹿じゃねぇの?」
ドガッ!!
同級生C「それにスクールアイドルなんて何の取り柄にもならないわよ、この発達障がい者!!」
バキッ!!
私「ピギャアアアアアア!!誰か助けてーーーー!!」
【ダイヤ 回想 終了】
ダイヤ「ってことがありましたの…」
果南「それで由美にヤンデレに?」
ダイヤ「ええ…」
俺「そうか…いやさ、実はAqoursのみんなには黙っていたんだけど、俺もADHDとアスペルガー症候群を抱えてて小学校時代や中学時代の一時期いじめられたことがあるんだ。成績の良さから一目置かれるようになったし不登校にはならなかったけど。それとそれが理由で今手帳は持ってないけどヘルプマークも持っているんだよ…。でも魔導師の資格を持っているから世間からは一目置かれてる。まあ俺としては何か取り柄を見せるべきだと思う」
果南「私も同じことは思っていたんだ。ADHDやアスペルガー症候群じゃないかって。私だって小学校時代や中学時代はダイヤや鞠莉、千歌や曜ちゃんがいなかったら友達もほとんどできなかったかもしれないし」
ダイヤ「皆さんもそうでしたか。でもこのような無能な私を由美と果南さんは許してくれるんですの?」
俺「当たり前だよ!!俺にとってAqoursのみんなは人生の一部。それなしでは今の俺がいなかったんだからさ」
果南「ダイヤは幼馴染だから許さないわけがないでしょ?」
ダイヤ「由美、果南さん…愛していますわ!!うわぁぁぁぁぁぁぁん!!」メソメソ
果南「ハグゥ~…♥私も愛してるよ…♥」ナミダボロボロ
ダイヤは泣いてしまった。俺も果南も涙をこらえきれなかった。
~※~
泣き止んだところでサントムーン柿田川駅に戻る。
俺「しかしそいつら許せねえなぁおい。ウイング団にIPアドレス特定させてハッキングさせようかな…」
ダイヤ「助かりますわ。あの方たちはTwitterやLINEでも私のことを危険人物扱いしてきますから」
俺「名前は追々教えていただけると助かります」
ダイヤ「了解ですわ」
俺「…で、この後どうする?」
ダイヤ「お父様とお母様には『お盆まで遊んできなさい』と言われたので今から名古屋に一緒に戻ろうと思いますわ」
果南「私も『お盆までいいよ』って言われてるし同行するよ」
俺「了解!じゃあ次の快速乗るぞ!!」
ダイヤ・果南「うん(はい)!」
やってきたのはG1000系リニューアル車5両編成+2代目G3200系3両編成の計8両編成。どちらも数日前に登場したばかりのバイモード車だ。
果南「なんか前5両は古そうだね」
そう思うのも無理はない。なぜなら普通鋼製車体だからだ。
ダイヤ「由美、撮ろうと思っていませんか?」
俺「当たり前だよ!」
ダイヤ「私は認めません!!」
俺「えっ?」
ダイヤ「あなた愛してくれると言ったでしょう!?だったら私だけを見ていただきたいのですわ♥」
俺「もうわかったよ…果南もなんか言ってよ」
果南「私も写真撮影は許せないかなぁ…」
この地獄は家に帰るまで終わりそうにないです…。
〜※〜
車内にて。
果南「ここまで2年半か…色々あったね…」
俺「そうだな」
ダイヤ「Aqoursが始まったのは2018年の4月」
俺「コメット団が始まったのも2018年4月」
ダイヤ「私は最初、スクールアイドルを認めませんでした」
俺「俺は最初からコメット団の一員だった」
ダイヤ「5月に私とあなたは出会います」
俺「あのときは初めて沼津に行った日だった。仕事での依頼も兼ねていた」
ダイヤ「それから約2ヶ月後に私も果南さんもAqoursメンバーに加入。果南さんと鞠莉さんのわだかまりが解けたからでした」
果南「あのとき千歌がいなかったらあのときのAqoursは9人にならなかったと思う」
俺「その間ものぶにゃんと戦いながら楽しくやっていたものだ」
ダイヤ「鞠莉さんと果南さんが『ちゃん』付けで呼ばれるようになってから私はメンバーの皆さんに嫉妬してしまいました」
果南「でも私それ聞いて笑っちゃったからね」
俺「俺も一貫して君のことは『ダイヤさん』と呼んでいた」
ダイヤ「それからしばらくして『ダイヤちゃん』の声を聞けるようになりました」
俺「俺が君を呼び捨てにしたのはごく最近になってから」
ダイヤ「冬には函館で踊り、2019年春のラブライブ大会でも優勝」
俺「その頃になってウイング団が改名をした」
ダイヤ「その後、劇場版でイタリアへの逃避行も行いましたわね」
果南「まさか鞠莉のお母さんがあそこまで追ってくるなんて…」
俺「俺は受験に向けた準備を始めていた」
ダイヤ「4月になってから、Aqoursとコメット団の交流が本格化しましたわ」
果南「確か由美と初対面のときはその頃だったと思う」
俺「なんか…俺と君たちって対照的だなぁ」
ダイヤ「そうですわね」
果南「だよね」
俺「令和になる前から中部高速鉄道の施設に招待したり、曜ちゃんと岳南鉄道に乗りに行ったりした」
ダイヤ「令和に入って初めて由美はルビィや私と旅をしましたわね」
果南「愛知環状鉄道も楽しかったよ」
俺「やっぱりダイヤや果南といると心が落ち着くんだと思う」
ダイヤ「それから大喜利やチカリーグなんてのもありましたわね」
俺「本当にテレビ局の皆さんには感謝しきりだよ」
ダイヤ「その後新型コロナウイルスが大流行して自由に行動できなくなりましたわ」
俺「このとき俺は詰んだと思った」
ダイヤ「でもあまり気にしないで何でもやってしまうから今の私たちがいるのではありませんか?」
俺「まあ、そうだね。さっきも言ったけどAqours無しでは俺のこの2年半は語れないからね」
ダイヤ「由美には本当に感謝していますわ。これからも良き友として、末永くよろしくお願いいたしますわ♥」
果南「私も感謝している。広い世界に連れ出してくれたのは由美のおかげなんだから♥」
俺「もちろんさ♥」
こんな会話を続けて気がつくともう東赤池駅まで来ていた。
俺「どこまで乗る?」
果南「終点の名古屋駅まで乗ろう」
俺「じゃあそうしよう」
この後、疲れた体にさらに追い打ちをかけることになることをまだ誰も知らない…。
【ED♪柏木広樹 feat. 葉加瀬太郎『Caçador -abertura-』&『Caçador』♪】
名古屋駅到着後のこと。すでに夜6時だった。もう帰って寝たいくらいにヘトヘトだった。
俺「もう体が持たない…」
ダイヤ「しかしここまで来たからには何かしたいですわね」
俺「どうしよう…夕食…」
果南「どうせなら焼き肉を一緒に食べない?」
俺「でも胃がもたれる…」
ダイヤ「あなた、肉を食べないと生ミイラから脱却できませんわよ?」
果南「酒は飲まないよね?」
ダイヤ「当たり前です!まだ由美は18で私もあなたも19ですもの」
俺「じゃあ行くか!」
ダイヤ「それでこそ私の由美ですわ♪」
結局逃げられないわけですか…。
この後、俺たちは焼き肉をがっつり食べた。
果南「美味しいでしょ」
俺「そりゃそうだよ」
ダイヤ「胃がもたれてもあなたなら食べられますわよ!!」
案の定胃がもたれたのは言うまでもない。
代金は割り勘にし、そのまま●ロンブックスに立ち寄り、同人誌を買って10時頃に帰宅。
帰宅直後、俺はすぐに寝てしまい、聡平いわく「次の日の昼の3時まで目を覚まさなかった」そうな…。要は記憶がない。
次回は以前もらったリクエストの再投稿になります。